不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今宵から明晩に掛けて・・・
こんばんはです。

本日の東彦星さま(黒田東彦日銀総裁)の講演は、
景気も物価も基調として緩やかに回復しとるでぇー
というお気楽な見解を示しつつも、
何かあれば量・質・金利の3次元での追加措置に動きまっせー
という相反するような代り映えのしない定番ギャグだけに留まったことで、
残念ながら市場はシカト・・・七夕に棚ボタともならず・・・
相変わらず商いは盛り上がらずないまま、日本株は続落しております・・・

そもそも大して期待もしてなかっただけでなく、
金融政策の限界論が世界的なスタンダードとなっているのですが、
Brexitを口実に英中銀とECBと足並みを揃え、
ドルの資金供給だけでなく金融政策でも協調する姿勢を強く示せば、
多少は市場が反応するのかとも思いましたが・・・

何やら明日の9時30分からは、
懲りずに東彦星銀行、財務省、金融庁の3者が集合し、
モーニングを食うそうです・・・

まさか参院選を前に、為替介入か何かをやらかすつもりなのでしょうか・・・
黒い金融政策と同様、為替介入も短期的な下支え効果にしかならないので、
さっさと規模も含めた具体的な財政政策を打ち出すのならば、
意味のある会合にもなりますが、黒光り銀行も参加している時点で、
財政政策ネタを提供することは無いということでしょうから、
やはり為替介入、ドル資金供給、金融政策ネタあたりなのでしょうね。

とは言え、週末に投開票が迫っているだけに、
今さら市場を動かしたところで参院選には影響しない・・・
いや、むしろあからさま過ぎて逆効果になり兼ねない・・・
くらいのことは、さすがに安倍ちゃんもわかっているとは思いますけど、
何かやらかすのでしょうかね・・・

それとも参院選対策とかではなく、安倍トラダムスが大予言した通り、
リーマンショック級の事態に備えての3者会合であるならば・・・

明日の雇用統計が良からぬ結果となり、米景気の失速懸念が強まることを、
事前に雇用統計の結果を知っているイエレンおばさんから
「FRBとしても利上げ姿勢を頓挫どころか利下げも視野に入れざる得ない」
と黒ちゃんに対してリークの電話があり、
黒ちゃんからの提案で急遽3者会合が招集された可能性も・・・(笑)
(ちゃっかりな米国は別世界な強さも感じたりしますけどね)

それともBrexitの震源地である英国が、
ここ数日の間にポロポロと出てきている不動産ファンド騒動が、
どうにも抑え切れずにドミノが始まったとの連絡を英中銀から受けたのか・・
もしくはECBから欧州金融機関の破綻は避けられずとの連絡を受けたのか・

いやはや、これらの安倍トラダムスの大予言なシナリオではなく、
参院選を前にした単なるKYな3者会合であることを願うばかりですが、
なんにせよ海の向こうではBrexit騒動の余波が燻る中で、
明日には米利上げのサジ加減を占う雇用統計を控え(今夜はADP雇用も)
我が国でも明日はSQを控えている中での唐突な3者会合なだけに、
ちと不気味ではあります・・・

当然ながら英国の不動産ファンド騒動や欧州金融機関の破綻懸念を含む、
Brexit騒動が収まり、雇用統計が堅調な結果となって、
米景気は堅調という見方と共に米利上げ観測へと傾くことで、
Brexit騒動以降のリスクオフモードによる世界的な債券高が収まり、
売られていたポンド(ユーロも)と金融機関株も買われ
安全資産として買われていた最強円と金が売られ、
市場のリスクON/OFFスイッチであるドルと原油も買われ、
というリスクオフからの巻き戻しとなれば・・・

我が国は明日がSQということもあり、
09年4月以来の低水準な裁定買い残、過去最高水準近くの円買いポジ、
これが後押しする形で円売り・先物買いという国内の巻き戻しとなります。
(一応、週末の参院選で安倍ちゃんが勝利すれば追い風にもなるでしょう)

一方、残念ながら安倍トラダムスの大予言通りな展開となれば、
債券買い、円買い、金買い、ポンド売り、原油売り、ドル売り、
金融機関株売りを含む株売りというリスクオフモードが続くことに・・

そうなれば市場を鎮めることが最優先ですから、
まずは各国政府と中銀の対策に掛かってくることになりますが、
一応、来週から米欧の企業決算、再来週からは国内企業決算、
という株価の根幹でもある業績イベントは続きます。
米国企業はドル高の影響は織り込んでいる可能性もありますが、
我が国はさすがに円高の影響による下方修正は避けられないだけに、
バリュー面での水準そのものが引き下がる可能性もありますからね・・・

まぁとにかく、明日の3者会合での出方によって、
雇用統計を前にして現状のリスクの度合いが窺えるかも知れませんが、
以上のような読みは私の勝手な妄想に過ぎないのも事実なので、
来週以降の展開については、雇用統計を含む海の向こう次第ということからも
まずは明日の雇用統計を見極めてから動くのが無難です。
そして市場の動きから判断するのであれば、
先に述べたリスクオフで動いた面々が巻き戻されることです。
今のところ落ち着いている銀行間金利とCDSも見ておきましょう。
(銀行間金利は足元でやや上昇していますけど・・)

ちなみに足元では英中銀、ECBによる追加金融緩和の示唆によって、
ポンド安(ユーロ安も)、英欧の債券高は容認されている面もありますが、
明日に関しては容認せずに見ておきましょう。

ということなので、明日のスタンスについては、
特に変更はないですけど、明日は週末なので改めて書きますと・・・

非常に簡潔ではありますが、持ち越し短期勝負の方、
中長期勝負の方、新興・中小型勝負の方を含め、
今夜のADP雇用、明日のSQと三者会合を経て、
巻き戻しの動きになったとしても、その日限りの勝負以外は、
明晩の雇用統計を見極めてから動いた方がいいでしょう。

そして市場の動きから判断する目安としては、しつこいようですが、
買われている各国の債券、円、金、
売られていたポンド、金融機関株を含む株
これがが巻き戻しの動きとなり、ドルと原油も買われ、
銀行間金利とCDSは落ち着いたまま(VIXも)
というのが理想的な動きでおますので、
明日に関しては、理想の動きとならない限り、慎重に構えておきましょう。


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