不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
七夕だけに東彦星さまの棚ボタくらいしか・・・
こんばんはです。

明日は七夕でおます。

それに合わせてなのか、我らが東彦星さま(黒田東彦日銀総裁)が、
明日の日銀支店長会議で挨拶を行いますので、
安倍ちゃんマンから選挙前の株価暴落を食い止めろとの命を受け、
Brexitでも欧州の金融危機でも口実に、
何か口撃が炸裂してもおかしくない気もしますが・・・
言うだけはタダですからね(笑)

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じゃあ織姫様は誰?ってことにもなりますが、
明日はイエレンおばさんの講演も無いので、
メルケルおばさんが急転直下でドイツ銀行に救いの手を差し伸べるとか、
元シンクロの選手らしくラガルドおばさんが、
天の川を華麗に泳ぐかの如く南欧諸国に対して・・・これは無いか(笑)

まぁ織姫様はともかく、本日の14時以降の動きを見ていると、
あからさまにクジラが潮を吹いた様な債券売り・株買いの動きもあっただけに
参院選を前に東彦星様も何か言ってもおかしくはないのかなと・・・。

もはや黒い金玉政策だけでなく、世界的には金融政策自体に対して、
効果は限定的との見方がスタンダードになりつつあるだけに、
東彦星さまが口撃したところで、中長期的な効果は期待出来ないでしょうけど
先週にはカニカニカーニー率いる英中銀が緩和姿勢を示し、
ドラギえもん率いるECBも動くとの観測も高まっているので
東彦星さま率いる黒光り銀行も動くぞ!と示唆をすれば、日英欧の協調策だ!
という解釈も出来ますので、短期的には効果を発揮するかも・・・。

果たして七夕に登場する東彦星さまは、
何か甘ーい言葉を囁くのか・・・(甘)天の川だけに・・・

そして週末の米6月雇用統計を前に、今夜の米5月貿易収支、
米6月ISM非製造業、FOMC議事要旨、
明晩のADP雇用を経て米利上げ観測が高まれば(明日は原油在庫も)、
結果的にイエレン織姫様が登場した!
なんてムリクリな解釈も出来ますけど(笑)

ん?そうです、お察しの通り、私が七夕に掛けてほぼ言いたかったですから、
少なくとも明日の東彦星さまには大して期待はしておらず、
何か言えば・・・七夕だけに短期的な棚ボタくらいにはなるかと・・・

おあとがよろしいようなので、これにて失礼します・・・

という訳にはいきませんので、真面目に書きますが、
繰り返し書いている通り、23日のBrexit騒動以降は、
英国を始めとする各国の株価「指数」だけが巻き戻したに過ぎず、
リスクオフで買われていた各国の債券、円、金はそのままであり、
売られていたポンド、欧州を始めとする金融機関株もそのままでしたので、
株価「指数」の巻き戻しが止まってしまうと、
単なるリスクオフモードに戻っただけとなります。

ただし騒動の当事国である英国の中央銀行が金融緩和を示唆したことで、
英国の株高と債券高、ポンド安だけは正当化?容認?
されたと言えなくもないですし、
(もちろん世界中の大半が納得はしてないでしょうけど、口実としてね)
ECBも英中銀に追随する姿勢を示したことで、
ユーロ圏各国の債券高、ユーロ安は正当化された言えなくもないのですが、
それら以外が巻き戻しの動きにならないことには、
単にリスクオフモードが継続しているだけということになるので、
昨日からの株安を含め、世界的な債券高、円最強高、金玉高、金融機関株安
これらが継続している限り、何ら安心できる状況では無いと言えます。

特に欧州金融機関の株価は危うい水準にまで沈んでいるので、
いくら銀行間金利がリーマンショック時のような動きになっていなくとも、
マイナス金利等の異常な金融政策や直近のドル資金供給によって、
症状を無理矢理に抑えているだけであり突然死も有り得る・・・
というくらいに見ておいた方がいいでしょう。

さらに市場のリスクオン・オフスイッチとなりがちな原油が、
これまではBrexit騒動にも動じず、意外にも堅調を維持してましたが、
遂に昨夜からリスクオフモードに参戦したて来たとも言えます・・・

そんな原油の足を引っ張っているのが、
過度なポンド安、ユーロ安によるドル高とも言えますので厄介ではあります。
だからこそ米利上げ観測が高まることになって、
現在の米債券高・ドル高というアテにならんドル高ではなく、
米債券安・ドル高というポジティブなドル高となれば、
原油は厳しいままかも知れませんが、円最強高は和らぐ可能性がありますので
そうなれば結果的にリスクオフモードも和らぐ・・・
との期待もあるのですがね・・・

まぁとにかく、これまでに無い不気味な・・・というか、
深刻な症状が現れないまま、市場だけが壊れたような動きなので、
それがユーロ圏と我が国による異常な金融緩和のせいなのかも知れませんが、
得体が知れない動きと言わざるを得ないです。

しかも各国が協調して財政出動に動いたわけではなく、
現状は各国中銀のドル資金供給(痛み止め)、
英欧日による金融緩和(ドーピング)の示唆・・・
つまり金融政策だけに留まっていることが、
得体の知れなさを助長しているとしか思えないだけに厄介でおます。

さらに忘れつつあるEU離脱ドミノ懸念については、
市場参加者の心理や市場の落ち着きとは関係の無い各国の国民次第ですから、
これまた計り知れないものではあります・・・

従って、以上のようなややこしい背景の動向を窺うのも重要ではありますが、
シンプルに市場の動きから判断するならば、
繰り返し書いているので聞き飽きたでしょうけど、
Brexit騒動をきっかけに加速したリスクオフモードによって、
世界的に買われている各国の債券、安全資産扱いの円と金が売られ、
リスクオフで売られていた金融機関株、ポンドが買われるとともに、
株価も薄商いではなく、商いを伴って買われないことには、
アテにならんと見ておいた方がいいでしょう。
そして昨夜からは原油も崩れ始めたので、
原油も戻さないことにはアテにならんと言えます。
できればドル高・米債券高ではなくドル高・米債券安とともにね。

以上はあくまで理想ですから、割り切るのであれば、
先にも述べた通り、英欧日の金融緩和を期待した英欧日の債券高、
ポンド安、ユーロ安に対しては目を瞑って波に乗るのもアリですが、
円最強高という基調が続いている限り、
足元の良好な国内の需給環境からの巻き戻しも起きないですから、
割り切って波に乗るにしても、くれぐれも御注意ください。

ちなみに裁定買い残は09年4月以来の低水準、信用買い残は13年以来、
シカゴ投機筋の円買いポジは過去最高水準近辺まで積みあがっており、
空売り比率は本日(過去三番目の高水準)も含め高水準が続いており、
きっかけさえあれば、巻き戻しの余地が大きいという現状も継続中です。

きっかけが先に述べた今夜から七夕のイベントなのか(明日は原油在庫も)、
それとも週末の米雇用統計後の米利上げ観測の高まりなのか、
我が国では週末がSQと参院選なだけに注目でおます。
ただし昨日も書きましたが、来週からは米欧企業決算が始まり、
再来週からは国内企業決算も始まるだけに・・・
良い意味での結果期待は薄く、もし良い意味でリバウンドしたとしても、
賞味期限は短そうですが・・・

以上の通り、これまでに無い得体の知れない動きが続いておりますが、
明日のスタンスについては、週初に書いた通り変更は無いので割愛します。

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