不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
株価だけの巻き戻しが終わると・・・
こんばんはです。

本日は再びマンションの売却の為に不動産屋と会っていたので、
Brexit騒動による心理面も含めた影響や国内の事情も聴いたのですが、
騒動が起きた直後は、どこもかしこもワイドショー等で騒いでいたこともあり
明らかに問い合わせ等が減ったそうですが、
マーケットと同様、マスコミ等の騒ぎが落ち着くと共に、
すぐに回復したそうです(笑)

なんだかんだ言っても大きな買い物は、
心理面が影響するもんなんだなと改めて思うばかりです。

そして都市部に関してはバブってるとの見方のようで・・・
首都圏と近畿圏のマンション発売は足元で失速が続いているだけに、
意外な気もしましたが、実際に公示地価を見ると上がっていただけに、
地価に関してはバブリーなんでしょうかね・・・

ちなみに黒ちゃん渾身のマイナス金利の効果については、
あまり変化は見られないそうですが、そんなことより気になったのは、
マイナス金利で収益悪化も懸念される銀行が、
最近は住宅ローンの審査基準をかなり甘くしていると言っていたので、
まさか日本版サブライムの種が撒かれているのか・・・
という気がしなくもないですが(笑)

さてさて、そんな小耳に挟んだ良からぬ懸念は置いとくとして、
本日の日本株はSQ前の火曜日もへったくれもなく、
売買代金は今年3番目の低水準となる1.57兆円という激薄商い・・・
薄商いでの反落という好意的な見方も出来なくはないですが、
海の向こうを含めた国内外の市場の動きを見ていると、
好意的に見るとか見ないとか言うよりも、
よくわからない不気味な動きが継続しております・・・

ちなみに海の向こうの動きを見ていると、
やはり今回のBrexit騒動は米英の陰謀でんな(笑)

米国はともかく、英国がEUからトンズラするための茶番劇やったの?
と言いたくもなるばかり・・・(笑)

政治的にもEU離脱の中心人物だったジョンソン前ロンドン市長は、
党首選への出馬を辞退し、野党党首に至っては辞任してけつかる始末ですから
一体、何だったんだ・・・ちゅう話です。

そんな政治的な推測に過ぎない陰謀論は置いといたとしても、
市場の動きを見ると御存知の通り、米英の株価は騒動前の水準をぶち抜き、
米国に至っては見方を変えると、利上げに踏み切ったにも関わらず、
米債券は堅調なまま(ドル安のまま)・・・つまり低金利のままであり、
利上げによる副作用を最小限に抑えながら、地均しをしているとも言えます。

英国も何だかんだ言っても米国に続いて利上げを視野に入れていた国ですから
先週に騒動を受けて英中銀が金融緩和に舵を切ったとは言え、
お荷物のEUからトンズラ出来たという見方はできます・・・

しかも騒動以降、最も悲鳴を挙げているのはEU各国の金融機関であり、
南欧重債務国でもあり、それを抱えるEU諸国なわけですからね・・・

いやはや・・・結局、得をしているのは米英という気がしてならないです。

そして繰り返し書いている通り、市場の動きとしては、
Brexit騒動でのリスクオフに見舞われたものの中で、
戻して(巻き戻して)いるのは株価「指数」だけであり(しかも薄商い)、
南欧以外の債券は堅調ななままであり、
安全資産扱いの円、金は依然として堅調なままであり、
金融機関の株価は世界的に売られたままであり(特に欧州はドイヒー)、
ポンドは英中銀の金融緩和への舵切りはあれど売られたままですからね・・・

結果的に株価「指数」の戻りが正しいのであれば、
後を追うように債券、金、円が売られ、金融機関株、ポンドは買われ、
いわゆる全て巻き戻しの動きになるのでしょうけど、
現時点では債券、金、円、金融機関株、ポンドの動きが正しく、
株価「指数」はアテにならん戻りだったということになりそうですが・・・

少なくとも米英だけはアテになったとしても、
欧州と我が国はアテにならん戻りだったということになりそうであり、
そうなると結局は、金融緩和をやっている国がアカンというよりも、
マイナス金利をやっているような国がアカンと言わんばかりでもあります。

一応、金融緩和に舵を切った英国の今後次第では、
マイナス金利ではなく、金融緩和自体がアカンとなるかもしれませんが
英国が他のEU諸国や我が国のように崩れずに踏ん張れば、
残念ながらマイナス金利に対する全否定と言わんばかりになりそうであり、
Brexit騒動は当事国の英国なんかよりも他のEU諸国・・・
特にマイナス金利を行っているユーロ圏、スイス、スウェーデン、
(デンマークは堅調ですが・・・)
同じくマイナス金利を行っている我が国、
そしてそれらの国の金融機関の方が問題だと論点が移りそうではあります。

ただし今のところはリーマンショック時のように、
銀行間金利が沸騰したり、CDSが急騰したりといったことは起きてないので
信用不安ではないと言えるのですが、
足元では金融機関株がリーマンショック後の水準を下回ったり、
水準近くまで売られているものが散見されるにも関わらず、
銀行間金利やCDSが落ち着いているということは、
異常な債券高も含め、マイナス金利が症状を抑えている?
という好意的な解釈が出来る反面、
薬漬けの廃人と化しているので、蝕まれているのに自覚症状が無い?
症状を見えなくしているだけ?もしかして手遅れ?手詰まりなの?
という良からぬ見方も出来ますからね・・・

以上の通り、信用不安のような症状は見えないにも関わらず、
市場の動きとしては、株以外がリスクオフモードのままという状況であり、
何ともよくわからない・・・得体の知れない・・・動きだと言わざるを得ず、
Brexit騒動が終わったとは言えない・・・と言うよりも、
Brexit騒動をきっかけにした余波が収まったとは言えない状況であり
なんともこれまでには無いような気味の悪い動きが続いております。

ということで、真相のわからない陰謀論はともかく(笑)
市場の動きで判断するしかないので、
Brexit騒動でのリスクオフによって、
買われていた債券、金、円が売られること・・・
売られていた金融機関株が買われること・・・、
株価も「商いの伴った」戻りとなること・・・
つまりこれらが巻き戻しの動きとなるまでは、
まだBrexit騒動もしくは余波は収まっていないと見ておきましょう。
できればドルと原油、金融緩和に舵を切ったポンドも買われることが、
理想的な巻き戻しではありますけど、米英のちゃっかりな動きを見ると・・
理想的な動きは期待しない方がいいのかも(笑)

いやはや・・・なんだかマーケットはぶっ壊れたのか?
という気がしなくもないですが、週初の記事でも書いた通り、
今週の海の向こうでは、Brexit騒動の行方も重要ですが、
米利上げのサジ加減を占う雇用統計を始め米経済指標はテンコ盛りであり、
我が国では週末にSQと参院選も控えているので、
良好と言わざるを得ない足元の国内の需給環境とも相まって、
国内外共に株価だけではない巻き戻しとなることを願うばかりですが、
来週以降は米企業決算、欧州企業決算、再来週からは国内企業決算、
といった決算ラッシュが始まるだけに、
巻き戻しが継続する環境としても明るいとまでは言えませんけどね・・・

ちなみに超目先としては、今夜は米5月製造業新規受注、NY連銀総裁講演
明日はイオンを始めとする小売企業の決算、中国の外貨準備高、
欧州では独5月製造業新規受注、ECB政策理事会(金融政策発表なし)
スウェーデン中銀政策金利発表、中東諸国ではラマダン明け、
米国では米5月貿易収支、米6月ISM非製造業、FOMC議事録
明後日の場中は黒ちゃんの講演、6月オフィス空室率、5月景気動向指数
といったところです。

ということなので、明日のスタンスについては、
週初に書いた通り特に変更は無いので、詳細は割愛します。

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コメント

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A | URL | 2016-07-05-Tue 19:21 [編集]
わたしも離脱は決まってたことなのかなぁと。踊らされるはいつも国民と株価ですね。笑
Aさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-07-05-Tue 19:29 [編集]
> わたしも離脱は決まってたことなのかなぁと。踊らされるはいつも国民と株価ですね。笑

ほんとに壮大な茶番劇だったのかと・・・思わざるを得ないですw
だけに市場の動きが掴み辛いですw

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