不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
Brexit騒動が収束したとしても・・・な今週
おはようございます。

世界を驚かせた英国のEUトンズラ騒動から本日で10日が経過・・・
これまで起きた何チャラショックや自然災害、テロとは異なり、
得体の知れない(自分ではわからない)リスクだったこともあり、
わからないものには手を出さず・・・と屁をこいて見ていただけなのですが、
結果的にはすっかり乗り遅れているゴリラ男・・・

それでもまだ騒動が収束したとは思えないながらも、
御縁が無かったと自分に言い聞かせてみたりと、
どうも釈然としないモヤモヤが続いております。

とりあえず週末時点の状況としては、昨日の記事を御参照頂くとして、
まずは今週のスケジュールからご覧ください。
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国内 海外
4(月) 日銀短観「企業の物価見通し」(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
6月マネタリーベース(8:50) 豪5月住宅建設許可件数(10:30)
トルコ6月消費者物価(16:00)
日ロ安保協議(モスクワ) ユーロ圏5月生産者物価(18:00)
返還不要の給付型奨学金制度の ロシア1-3月期GDP・確定値(1日or4日)
 創設に向けた検討チーム初会合
消費者庁が徳島県移転の課題などについて 欧州議会本会議(4-7日)
 検証する試行勤務を開始(4-28日) ドイツ取引所とロンドン証券取引所(LSE)の
 合併の是非をめぐりLSE株主が投票予定
新月(20:01) ANIME EXPO 2016(ロス:1-4日)
日銀、米ドル資金供給オペ期間(30-8日) ラマダン(断食月 :6/6-7/5)
サッカー欧州選手権(6/10-7/10)
ファストリ6月国内ユニクロ売上高(15:00)
(休場)
小売企業決算ラッシュ(来週まで) 米(独立記念日)、インドネシア、トルコ(短縮)
コロンビア、ベネズエラ
(決算)
キユーピー、わらべや、キユソ流通
アークス、フジ、4℃HD、ジャステック
5(火) 日銀・需給ギャップと潜在成長率(14:00) フィリピン6月消費者物価(10:00)
2市場信用取引残高(16:00) 人民元基準値発表(10:16)
人民銀の公開市場操作(10:16)
閣議、閣議後会見(なし) 豪5月貿易収支(10:30)
人工知能と人間社会に関する懇談会(9:30) 豪5月小売売上高(10:30)
「長期地球温暖化対策プラットフォーム」 中国6月財新サービス業PMI(10:45)
 検討会初会合(10:00) 仏6月サービス業PMI・改定値(16:50)
「トモダチ作戦被害者支援基金」創設について 独6月サービス業PMI・改定値(16:55)
 小泉元首相が記者会見(13:00) ユーロ圏6月サービス業PMI・改定値(17:00)
英6月サービス業PMI(17:30)
10年債入札(12:45) ユーロ圏5月小売売上高(18:00)
米7月IBD/TIPP景気楽観指数(23:00)
(決算) 米5月製造業新規受注(23:00)
アスクル、ハニーズ、丸栄、バイク王
サンエー、ケーヨー、アオキスーパ、天満屋ス 豪準備銀政策金利発表(13:30)
トーセイ、イーサポート、エスプール カーニー英中銀総裁、金融安定報告書(18:30)
フロイント、マルカキカイ、暁飯島、川口化 NY連銀ダドリー総裁講演(27:30)
 ※ハト派、投票権有
欧州議会本会議(4-7日)
米議会再開
オバマ大統領がクリントンの応援遊説スタート
ラマダン終了(断食月 :6/6-7/5)
(決算)ヤムブランズ
(休場)
インドネシア、トルコ、UAE、カタール
スロバキア、チェコ、ベネズエラ
6(水) 6月車名別新車販売台数(11:00) 中国6月外貨準備高
日銀・基調的なインフレ率を 人民元基準値発表(10:16)
 捕捉するための指標(14:00) 独5月製造業新規受注(15:00)
米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
プログラム売買状況(15:30) 米5月貿易収支(21:30)
加5月貿易収支(21:30)
金融審市場ワーキンググループ(15:00) 米6月マークイット非製造業PMI・改定値(22:45)
販促ワールド2016(6-8日) 米6月ISM非製造業景況指数(23:00)
FOMC議事要旨(27:00) ※6/14-15分
(決算) API米週間原油在庫統計(29:30)
イオン、ベルク、イオン北海道、イオン九州
MV西日本、MV北海道、MV九州、CVSベイ ECB政策理事会(金融政策発表なし)
ABCマート、ジーフット、ウエルシア、壱番屋 欧州議会本会議(4-7日)
イオンモール、イオンディライ、イオンファン ケリー米国務長官がジョージア、
東京個別、サーラ、BS11  ウクライナ、ポーランド訪問(4-8日)
不二越、技研製、トランザク 国連事務総長が訪中(6-10日)
NASAがISSへソユーズMS-01を打ち上げ
ビルロワドガロー仏中銀総裁講演(15:30)
スウェーデン中銀政策金利発表(16:30)
ポーランド中銀政策金利発表(16:45)
フローデン・スウェーデン中銀副総裁講演(20:00)
タルーロFRB理事講演(22:00)
 ※ハト派、投票権有
フローデン・スウェーデン中銀副総裁講演(23:00)
ラマダン明け
(休場)
印、シンガポール、インドネシア、マレーシア
フィリピン、トルコ、エジプト、クウェート
サウジ、UAE、カタール
 ※イスラム諸国はイド・アル=フィトル
7(木) 6月外貨準備高(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50) 人民銀の公開市場操作(10:16)
6月都心オフィス空室率(11:00) 独5月鉱工業生産(15:00)
5月景気先行指数CI・速報値(14:00) 仏5月貿易収支(15:45)
5月景気一致指数CI・速報値(14:00) 仏5月経常収支(15:45)
投資主体別売買動向(15:00) スイス6月消費者物価(16:15)
ECB理事会議事要旨 ※6/2分
日銀支店長会議(9:00) 英5月鉱工業生産(17:30)
 ※黒田日銀総裁挨拶(9:30) 香港6月外貨準備高(17:30)
 ※7月地域経済報告(さくらリポート)(14:00) アイルランド1-3月期GDP・改定値(19:00)
 ※宮野谷日銀大阪支店長会見(15:15) 米6月チャレンジャー人員削減数(20:30)
IoT Technology West 2016(7-8日) 米6月ADP雇用統計(21:15)
販促ワールド2016(6-8日) 米新規失業保険申請件数(21:30)
メキシコ6月消費者物価(22:00)
七夕 米5月JOLT労働調査(23:00)
英国立経済研究所(NIESR)6月GDP(23:00)
(IPO) EIA米週間天然ガス在庫(23:30)
ピースリビング ※東京プロマーケット EIA米週間原油在庫(23:30)
(決算) ダイセルブルーム・ユーログループ議長が
セブン&アイ、ファミリーM、ワンダコーポ  オランダ議会で証言(16:30)
乃村工、C&R、KG情報、グランド 欧州議会本会議(4-7日)
SHIFT、メディアドゥ、日プロセス、トーセ JAPAN EXPO 2016(パリ:7-10日)
OSG、大有機、三光合成 オバマ大統領がポーランド、スペイン歴訪
 ※NATOサミット出席のため
(決算)サムスン電子
(休場)
インドネシア、マレーシア、フィリピン、トルコ
中東イスラム諸国はイド・アル=フィトル
8(金) 5月国際収支・経常収支(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
5月国際収支・貿易収支(8:50) 独5月貿易収支(15:00)
6月上中旬分貿易統計(8:50) 独5月経常収支(15:00)
6月貸出・預金動向(8:50) 仏5月財政収支(15:45)
5月毎月勤労統計調査(9:00) 仏5月鉱工業生産(15:45)
6月企業倒産件数(13:30) 英5月貿易収支(17:30)
6月景気ウォッチャー調査(14:00) ブラジル6月消費者物価(21:00)
米6月雇用統計(21:30)
閣議、閣議後会見(なし) 加6月失業率(21:30)
民泊の指針作成に向けた官民検討会議発足 米石油掘削リグ稼働数(26:00)
IoT Technology West 2016(7-8日) 米5月消費者信用残高(28:00)
販促ワールド2016(6-8日) シカゴIMM通貨先物ポジション(6/28時点分)
オプションSQ NATOワルシャワサミット(8-9日)
オバマ大統領がポーランド、スペイン歴訪
(決算) 約56社  ※NATOサミット出席のため
島忠、吉野家、プレナス、キリン堂、ポプラ ユンケル欧州委員長、トゥスクEU大統領、
ヤマザワ、東武ストア、エコス、スーパーV  オバマ米大統領が会談
チヨダ、マックハウス、フェリシモ、ANAP JAPAN EXPO 2016(パリ:7-10日)
久光薬、オンワード、AFC-HD、トーヨアサノ
明光ネット、Jグループ、ネクステージ (休場)
ポケットC、AIT、1stコーポ インドネシア、アルゼンチン、
サムティ、Fブラザース、和田興産 中東イスラム諸国はイド・アル=フィトル
創通、ブロッコリー、メディ工房、ウィズ
デザインワン、シリコンスタ、ドーン
マニー、ワキタ、マルゼン、岡野バル、NPC
9(土) NATOワルシャワサミット(8-9日)
オバマ大統領がポーランド、スペイン歴訪
 ※NATOサミット出席のため
G20貿易相会合(上海:9-10日)
JAPAN EXPO 2016(パリ:7-10日)
10(日) 参院選投開票 中国6月消費者物価(10:30)
鹿児島県知事選挙 中国6月生産者物価(10:30)
名取、常総、新座、印西、綾瀬、河内長野、
 羽曳野各市長選投開票 G20貿易相会合(上海:9-10日)
オバマ大統領がポーランド、スペイン歴訪
 ※NATOサミット出席のため
JAPAN EXPO 2016(パリ:7-10日)

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以上の通り、今週の海の向こうの焦点としては、
米利上げの方向感を占う上で重要な週末8日の雇用統計を始め、
月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークであり(ISM製造業は発表済)
引き続きBrexit騒動の動向と影響、それに対する各国政府・中銀の対策
といったところが焦点となる一週間でおます。

その他の海の向こうの注目イベントや焦点としては、
昨日投開票の豪総選挙の結果を受けての5日の豪準備銀行金融政策委員会
我が国と同じマイナス金利国であるスウェーデン中銀政策金利発表(6日)
7日の米週間原油サジ加減在庫統計、8日の米石油掘削リグ稼働数、
といったところです。

得体の知れん中国としては、
日々の人民元のサジ加減動向(継続中の人民元安動向)と6日の外貨準備高、
経済指標では5日の財新版サービス業PMI、10日のCPI&PPIです。

日程的なものとしては、明日が新月であり米国市場休場、
6-7日に掛けてはラマダン明けといったところです。

国内の注目イベントや焦点としては、雇用統計と同日であるSQ、
10日の参院選が最も大きなイベントではありますが、
国内の消費動向を占う上で重要である明日のファストリ月次(決算は14日)
週を通しての小売企業決算ラッシュ、8日の5月毎月勤労統計調査、
その他の経済指標としては、7日の5月景気動向指数とさくらリポート、
8日の5月国際収支と6月景気ウォッチャー調査、
黒銀の金融政策動向を占う上では、4日の日銀短観「企業の物価見通し」、
5日の日銀・需給ギャップと潜在成長率、債券バブルの中での10年債入札
7日に日銀支店長会議での黒ちゃんの挨拶といったところです。


以上が国内外の今週の焦点と注目イベントですが、
昨日の記事でも書いた通り、Brexit騒動については、
私の見方とは異なり、収束したと言わんばかりに、
売られていた株価は日欧中を除き、英米を始め世界的に急回復しており、
原油も週末に反発しておりますが・・・

騒動の際にリスク回避という理由で買われていた「債券」「金」「円」は、
依然として買われており、同じく「ポンド」も売られたままなのも事実であり
さらにドイツ銀行を始めとする欧州の金融機関だけでなく、
我が国を含め世界的に金融機関の株価は低迷したままであり、
これらの動きを見ると、リスクオフからの全ての巻き戻しとは言えず、
株価「指数」だけの巻き戻しであり(原油は少し)、
アテにならん動きと言わざるを得ないです・・・

ただし英中銀の金融緩和観測をきっかけに世界的な緩和観測もあるので、
債券と通貨の動きについては正当化されるような空気になっており、
VIX、銀行間金利、CDS等には緊張感もないので、
アテにならん株高とも言い切れないところはあります・・・
正当化されないものとまでは言いませんが、
シックリこないのは継続している「金」と「円」の堅調ぶりでおます。

現在は金融政策には限界があるという見方が世界的なスタンダードであり、
財政出動こそが必要と言われているからこそ、
やはり個人的にはBrexit騒動が収束したとは思えないのですが・・・
(思いたいだけやろ!というツッコミは受け付けません(笑))

とは言え、実際にBrexit騒動が収束したとしても、
騒動前の国内懸念は払拭されていないので
海の向こうも米利上げの行方が焦点であることに変わりなく、
現在の米利上げ観測後退によるドル安圧力が継続するのかが焦点でおます。

そして雇用統計を始めとする米経済指標が堅調な結果となり、
利上げ観測が高まっての米債券安・ドル高(円安)となれば、
日本株には追い風となります。

足元の需給環境としても裁定買い残は09年5月以来のカラカラな低水準、
昨日発表された28日時点でのシカゴ投機筋の円買いポジは過去最高水準近辺
(ドル買いポジは低水準、ポンド売りポジは高水準)
24日時点の2市場信用買い残は2.36兆円という好環境であり、
大トリの雇用統計と同日にはSQを控えていることからも、
利上げ観測が高まっての米債券安・ドル高(円安)となれば、
円売り先物買いの巻き戻しが本格化する可能性が高いと言えます。

さらに10日投開票の参院選で自民党が勝利すれば、
世界中が政治的に混乱している中では、
我が国だけが安定しているという見方になると共に政策期待の口実にもなり、
選挙前に控えていた為替介入、黒い金融政策への観測も高まる可能性はあり、
そして11日のアルコアから始まる米企業決算についても
2月以降のドル安傾向を追い風に好決算と言わなくとも、
悪化せずに底打ちを確認できる内容となれば、
更なる利上げ観測となって円安も進み、国内の巻き戻しには追い風となります

一方、雇用統計を始め米経済指標が低調な結果となり、
米利上げ観測後退による米債券高・ドル安(円高)が継続することになれば、
11日から始まる米企業決算だけでなく、
20日の安川電から始まる国内企業決算も含めた決算見極めモードとなる上に
企業想定為替レートを大きく下回る現在の為替水準のままだと
下方修正ラッシュを覚悟する必要があります。

つまり雇用統計等が堅調な結果となって米利上げ観測モードとなり、
円安が進んだとしても・・・
国内企業決算ラッシュ時に新たに発表される企業の想定為替レート次第では
下方修正(業績悪化)の織り込みにはならないと見ておいた方がいいです。

(だからこそ追加金融緩和や為替介入での小手先な円安誘導もアリですけど、
 本格反発を望むならば財政出動が必要といえるのですが・・・。)

ということで、Brexit騒動が収束したとしても、
我が国が大規模な財政出動の具体策をぶち上げるなり、
黒い金融政策や為替介入による円安にでもしない限り(選挙前で可能性薄)
海の向こうの米利上げのサジ加減次第ということですから、
米利上げ観測が高まれば、国内の巻き戻しが起きることになり、
米利上げ観測が後退となれば、国内の巻き戻しは起きないということです。

そして利上げのサジ加減がどちらになろうとも、
時間軸としては、ひとまず企業決算まで・・・と見ておきましょう。

以上が小難しい背景となりますが、
小難しい背景に捕らわれず、シンプルに市場の動きから判断するのであれば、
先にも述べた現在の市場の動きからも・・・

理想としては・・・株が戻すだけでなく、商いも伴った戻しとなり、
Brexit騒動で売られていたポンドが買われ、金融機関株も買われ、
さらに原油とドルも買われると共に、
リスク回避で買われていた債券(特に米債券)、円、金、が売られ、
これら全てが巻き戻しされることです。
国内としても金融機関、外需大型株、コア30が買われることです。

理想ではなく割り切りとしては・・・
先週の英中銀をきっかけとした世界的な金融緩和観測モードだと受け止め、
現状のポンド安、債券高は無視して、株価の戻りだけに乗るのもアリですが、
日本株については円安とならないことには危ないと言わざるを得ないです。

慎重に構えるならば・・・
理想的な巻き戻しの動きになるまでは、屁こいて寝ておくのが無難です。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、割り切り勝負をするのは自由ですが、
Brexit騒動が収束していたとしても米利上げのさじ加減次第ですから
米利上げ観測の高まりと共に理想的な巻き戻しの動きとなるまでは、
その日限りの勝負にとどめておくのが無難でおます。

数年単位で腰を据え、王者の風格で新たに参戦する方については
個別次第ながらも買い時ではありますので、御自由にどうぞ。

すでに腰を据えて王者の風格で参戦済の方については、
結局は単独で戻しているとも言える株価が崩れてしまえば
単なるリスク回避モードに逆戻りということですから、
先に述べた市場の動きも見ながら、くれぐれも御注意を。

中小型・割安等の個別物色については、
以上のスタンス毎の判断も参考にしながら動いて下さい。

新興市場については、以上のような小難しい背景はともかく、
シンプルに見ておけばいいでしょうけど、
マザーズ、JQは共にBrexit騒動前水準を回復しながらも、
多少なりとも商いを伴っているのは週末だけですから、
せめて週末以上の商いを伴う上昇が継続しない限り、
リスキーな勝負は控えた方がいいでしょう。
そして小難しい背景はともかくと言いながらも、
Brexitショックの際にはド派手な下げに見舞われたのも事実ですから
先に述べた国内外の市場の動きくらいは横睨みしておきましょう。

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