不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
新たな秩序も感じたりする週末状況
こんにちはです。

本日もゴリゴリ筋トレの前に、
朝からモーニングを食いに近所の吹き溜まり喫茶店ヘ行くと、
当ブログでお馴染みの往年の仕手おやじでもある大証2部おやじが、
推定年齢70後半にも関わらず、相変わらず朝からカツカレーを食いながら
「始まりの終わりや」と訳の分からんことをしきりにつぶやいておりました。

それを言うなら「終わりの始まり」やろ!とツッコミたくもなりましたが、
いかんせん本日は席が離れていたこともあり、
何に対して「始まりの終わり」だと言っていたのかは、
いつも言っている中国に対してなのか、
それとも今回のBrexit騒動に対してなのかは不明なままです。

少なくともここ数日の様子を見ている限りはテンションが高いので、
自身のフィールドである仕手株等はうまくいっているのでしょう。

さて英国のEUトンズラ騒動から約1週間が経過し、
週末時点の世界の市場をざっと見渡してみると・・・

★株式市場

 騒動の当事者である英国は騒動前の水準をぶち抜くどころか、
 年初来高値を更新する悪ふざけを見せており、
 米国もダウは騒動前の水準まで回復し、SP500とナスダックについても
 ほぼ騒動前の水準近くまで回復しております。

 資源国・新興国はそもそもBrexitショック自体が軽微でしたが、
 ほとんどの国が騒動前の水準を回復しております。

 一方、騒動前の水準を回復していない国としては、
 英、スイス、デンマーク、ノルウェー以外の欧州各国、ユーロ圏各国、
 イスラエル、騒動とは別世界で低迷しているだけの中国、
 そして我らが日本です(笑)

 我が国は先進国の中でも戻りが鈍く、商いも低迷しております・・・

★債券市場

 騒動の当事者である英国、利上げをしたクセに・・・の米国を始め、
 欧州各国、資源国、新興国、中国、日本も含め世界的な債券高が進行中・・

 騒動直後はリスク回避の債券高・株安だったものが、
 一昨日の当事者である英中銀とECBのドーピング(金融緩和)観測を機に
 かつてのドーピングモードである債券高・株高となっております・・・
 
★為替市場

 騒動の当事者である英国のポンドは、
 英中銀のドーピング観測を機にポンド安が進行しているものの、
 騒動によるポンド安懸念という解釈だったものが、
 輸出大国でもないのに何故か好感されるポンド安に変身しております(笑)
 
 そして週末時点では、利上げ済のドルまでが下げており、
 円>ユーロ>ドル>ポンドという構図となり、相変わらずの円最強高・・
 資源国・新興国通貨はドル安のおかげで落ち着いております。
 別世界の中国はサジ加減な人民元安がゴリゴリと進行中です。

★商品

 週末時点の状況としては・・・
 騒動で買われていた安全資産の金の堅調ぶりは継続しており、
 騒動でやや売られていた原油は反発しており、
 その他の鉱物・資源も堅調ではありますが、
 それ以外の穀物等の商品は軟調でおます。

★その他

 ビックリ(VIX)指数の低下は継続中、
 銀行間金利については月末要因でやや上昇していたものの、
 緊張感を持つ程の水準ではなく、CDSについても大きな動きはなく、
 これらは金融不安が起きると上昇する面々なだけに、
 今のところは平和な動きと言えます。


以上の通り、
騒動の際にリスク回避という理由で買われていた「債券」「金」「円」は、
依然として買われており、
同じ理由で売られていた「ポンド」も売られたままなのですが・・・

売られていた株価は日欧中を除き、英米を始め世界的に急回復しており、
原油も週末に反発しております・・・

これらの動きを見ると、リスクオフからの全ての巻き戻しとは言えず、
株だけの巻き戻しであり(原油は少し)、
アテにならん動きと言わざるを得ないのですが、
英中銀の金融緩和観測をきっかけに世界的な緩和観測にもなったことで、
債券と通貨の動きについては正当化されるとも言えますし、
VIX、銀行間金利、CDS等には緊張感もないので、
アテにならん株高とも言い切れないところです・・・

正当化されない・・・とまでは言いませんが、
シックリこないのは「金」と「円」の堅調ぶりということです。

ということで、金融政策には限界があり、財政出動こそが必要と思うだけに、
個人的には騒動が収束したとは思えないですが、
現状は以上の動きを見ながら立ち回るしかないのかなという中途半端な・・
いや、まさに「始まりの終わり」というよくわからない状況です(笑)

それにしても、以上の週末時点の動きを見ていると、
英国は最初から離脱するつもりやったのでは・・・
結局は米英の好き勝手に振り回されてるよな・・・
そして米英に代わってとも言える金融緩和に励んできた結果、
薬漬けの廃人と化してしまった我が国とユーロ圏は米英に見捨てられ、
米英は新興国と手を携えていくつもりなのでしょうか・・・
米国はイランやキューバとも仲直りをしており、
何か新しい世界の秩序を作ろうとしているのでしょうか・・・
という疑念も沸いてくる市場の動きでおます。

そういう意味では中国、ロシア、サウジ等の親米だった産油国、
これらの国々の今後の動きや立ち位置は注目と言えますね。

以上を踏まえつつ、来週の立ち回りについては明日の記事で書きます。

引き続き、良い週末をお過ごし下さい。

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コメント

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せと | URL | 2016-07-02-Sat 18:13 [編集]
おつかれさまです。

「始まりの終わり」は思わず笑ってしまいましたが、よくよく考えると深い言葉のような気もしますv-291
せとさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-07-02-Sat 21:45 [編集]
> おつかれさまです。

おつかれさまです。

> 「始まりの終わり」は思わず笑ってしまいましたが、よくよく考えると深い言葉のような気もしますv-291

まさにBrexitショックからのリバウンドが始まるのかと思いきや、
終わったという見方も出来なくはないですねw

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