不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
動きとしては巻き戻しですが・・・
こんばんはです。

昨夜の海の向こうは米英欧を始め商いの伴った大幅な株安とゴリゴリ債券高、
為替市場は円最強高、ポンド安(円>ドル>ユーロ>ポンド)、
商品は安全資産の金が買われる一方、原油、その他商品は売られ、
動きとしてはBrexit騒動後のリスク回避な動きが継続し、
Brexitリスクに対する得体の知れない「うねり」が続いていたことで、
朝方は我が国も恒例の日本株最弱モードで始まり、
15000円を割る場面もありましたが、
人民元のサジ加減な基準値の発表後あたり(10時15分頃)から、
突然の如くクジラの潮吹きのような買いが・・・(笑)

15000円を死守するためのクジラ買いのようにも思えましたが、
本日はちょうど人民元基準値発表の時間帯に定例の閣議が開かれており、
その後には黒ちゃんも参加した経済財政諮問会議が開催され、
要人たちの口撃が入りやすい日ではありましたが、
見事に安倍ちゃん、黒ちゃん、閣僚たちが揃い踏みでの口撃の乱れ撃ちとなり
さらに二階のおっさんがまさかの20兆円の財政出動を要請・・・
との報道もありましたので、
結果的にクジラによる15000円潮吹き防衛隊の仕業だったのか?
まさかの為替介入?、それとも口撃や財政出動観測に反応しただけ?
いずれにせよ蓋を開けてみないことにはわからないのですが、
朝方のズルズルなリスクオフモードの動きには歯止めとなりました。

もしクジラが買っていたとするならば、
7月29日に公表されるGPIFの運用報告を含め物議を醸すでしょうし、
クジラではなくまさかまさかの為替介入だったならば(無いでしょうけどね)
明後日の30日に発表される財務省の6月為替介入実績にて真相が判明し、
出来るわけがないとタカをくくっていた節もある市場へのインパクトとしては
今後の睨み効果も含めて大きくなると言えます。

個人的にはクジラ買いや為替介入といった歪な支えではなく、
言うだけはタダの口撃での買いだったことを願うばかりですが・・・
理想としては、まさかの20兆円という財政出動期待での買いですが、
本日の商いは昨日(2.3兆円)とほぼ同水準の2.35兆円の薄商いであり
物色面でも自動車をはじめ外需大型株、銀行、金融、コア30が売られ、
一方で昨日と同様、内需、ディフェンシブ、中小型、新興市場が買われ、
本日の空売り比率も再び上昇しており(42.2%)、
残念ながら政策を期待する海の向こうからの日本買いと言うには程遠く、
クジラや介入といった歪な支えを警戒しての買戻しに過ぎないと言えます・・

それにしてもリーマンショック時には中国が約50兆円の財政出動を行い、
それが収束へ向かうきっかけとなっただけに、
我が国がほんまに20兆円の財政出動をやるのであれば、
少なくとも世界最弱状態の日本株だけが独歩高となってもおかしくはないです

さらに日本だけでなく世界中が協調してのBrexit対策として、
一時的な痛み止めに過ぎない協調介入ではなく、一斉に財政出動となれば、
リーマンショック時の50兆円どころではない規模になるでしょうから、
いくら得体が知れないBrexitリスクであっても、
さすがに歯止めとなる可能性はありますが・・・

ちなみにBerexitショックで暴落となった24日時点の裁定買い残は、
なんと6.61億株(約9000億円)、2市場信用買い残は2.36兆円、
さらにシカゴ投機筋の円買いポジは過去最高水準近辺ですから
いつ巻き戻しが起きてもおかしくない状況であるのも事実です。
ただしあくまで仮需に過ぎないですから、単に日本に愛想が尽きたとか、
新たな円高局面入りなだけとなれば、新規の売りを含む実需の売りが入り、
巻き戻しも起きず、ズルズル下がることは十分にあり得ますけどね。

そして財政出動観測は我が国だけの話に過ぎないですし、
現状は参院選の真っ只中であろうとも海の向こう次第であり、
現在の主役は海の向こうでの得体の知れないBerxitリスクですから、
海の向こうが落ち着くなり、巻き戻しの動きとならない限り、
いくら足元の国内の需給環境が良かろうとも、
国内の巻き戻しも長続きはしないでしょう。

ということなので、海の向こうの巻き戻しの動きとしては、
売れらていたポンド、ゴリゴリに買われていた最強の円、
同じくゴリゴリに買われていた各国の債券と安全資産の金、
これらが巻き戻す動きとなれば、
国内の巻き戻し(円売り先物買い)にも繋がると見ておけばいいでしょう。

そして単なる巻き戻しではなく、本格反発へと転じるのであれば、
Brexit懸念が各国の協調策等で払拭され、
国内の政策期待も高まることが重要ではありますが、
動きとしては上記の巻き戻しと共に商いの伴った株高となり、
原油も戻し、理想としてはドル高となることではありますが、
さすがに現状は米利上げ観測となるには無理があるので、
ドルが戻さなくとも冒頭で書いた構図が逆転する円最弱が「継続」するならば
本格反発へと転じるベターな動きと判断してもいいでしょう。
国内目線では冒頭で書いたコア30等が切り返すことも重要です。

何やら引け後の欧州時間に入ってから、
海の向こうは本格反発とは言えませんが、巻き戻しの動きにはなっており、
国内の巻き戻し(円売り・先物買い)の動きにも繋がっております。

本日から明日に掛けてはBrexit対応でのEU首脳会議が開催されており
ECBフォーラムも明日まで開催されていることで要人発言も多く、
今夜は英中銀も緊急オペに動いていたりと、
明日までがBrexit対応における初動のヤマ場といえますので(国内も)
得体の知れないリスクの拡がりという「うねり」に歯止めが掛かり、
懸念も払拭されることになればいいのですが・・・

現実は英国が離脱を撤回するなり、他国での離脱機運がトーンダウンするなり
そして離脱するにしてもリスクの拡がりは食い止められる・・・
という協調策でも出て来ないことには、まだまだ安心は出来ないです・・・
一応、明日はFRBのストレスレストの結果も公表されます。

以上の通りなので、現状の動きとしては本格反発では無くとも、
一応、国内外共に巻き戻しの動きにはなってるので、
短期勝負ならば割り切って波に乗るというのもアリですが、
それ以外についての明日のスタンスとしては、
まだまだ安心するには程遠いので、週初に書いた通りでおます。

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