不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
英国のEUトンズラ祭から一夜明けた週末状況
こんにちはです。

本日は米国のベラトールという総合格闘技イベントにて、
柔道の金メダリストである石井慧が大物のランペイジ・ジャクソンと闘い、
残念ながら2-1の判定で敗退・・・

輝かしい柔道の実績を投げ打って飛び込んだ格闘技の道ですが、
未だ花は開いておらず、厳しいと言わざるを得ない状況が続いております。

ただし柔道時代もセンスは人並以下と言われ、重量級の中では体格も小さく、
ゴリラの様な外国人相手に勝てるはずもないと散々言われながらも、
狂ったように一日10-12時間の猛練習を休まずに続け、
日本人らしい華麗な一本柔道では無かったものの、
勝負に徹する闘い方と外国人にも負けないフィジカルを鍛え上げた結果、
気が付いたら五輪代表を勝ち取り、本番の五輪の舞台では、
世界中のゴリラが集まる中、最も小さい身体にも関わらず、
真っ向勝負でガッチリと組み合っても力負けをせず、
むしろ相手を消耗させて仕留めながら勝ち上がり、
金メダルを獲得するような選手です・・・

未だに信じられないですけど、格闘技においてもセンスは感じられず、
ヘビー級で戦うには体格も厳しいと言わざるを得ないのですが・・・
(打撃もあるわけですからね・・・)
自分を追い込むことが出来る選手ですから、
格闘技の世界に移ってからも尋常ではない練習を積んでいるようで、
強い相手を求めて世界中で練習と試合を続けているので、
このまま続けていれば、いずれは花が開くのかも・・・

まぁ様々な賛否のある選手ではありますが、
お察しの通り、フィジカル至上主義(前提主義)の私としては、
石井慧をエコ贔屓で応援しているということです。

そんな私の個人的な格闘技話や格闘技感は置いといて・・・
というか、マーケットにおいては、需給が全ての面はありますが、
過去に積み重なった現時点の需給環境に限っては、
新規のゴリラなマネーが参戦してきた時点で吹っ飛んでしまうのも事実なので
私としてはマーケットにおいても、足元の需給環境は重視しながらも、
パワー(商い)を最も重視しており、だからこそ新規のパワーであったり
パワーそのものが膨らむタイミングはいつなのかを探るために、
イベントを重視しているということです。

小難しく言ってますが、簡単に言えばフィジカル至上主義者です(笑)
ちなみにコンディションが業績やマクロを含むファンダメンタルズであり、
時間が持久力、バランス(重心)と心理が需給という感じです。
そしてこれら全てとテクニカルをぶち壊せるのがパワーということです。
結局は筋肉バカな考え方とも言いますが、
市場では資金力のある者のサジ加減次第が現実ということです。

さて、英国のEU離脱が決まったことで、大嵐となった週末ですが、
先頭を切って大嵐に立ち向かった我が国は、昨日も書いた通りではありますが
パワー(商い)を伴った大幅安となり、
下げ幅はITバブル崩壊後の2000年4月7日以来となる、
約16年2カ月ぶりの大きさという大惨事となりました。

為替市場においても一時は1ドル99円台に突入する場面もあり、
現在はやや戻してはいるものの、相変わらず株価は世界最弱なくせに円は最強
という恒例の腑に落ちないリスク回避な円高は継続しており、
債券も急騰というよりも相変わらず黒いドーピング効果もあって堅調であり
歪な動きが続いている我が国という感じです。

一夜明けたシカゴ日経平均先物の清算値も15120円まで戻しておりますが
1ドル102.2円、1ユーロ113.4円という円最強ぶりは継続中であり
企業想定為替レートの厳しい水準である1ドル105円、1ユーロ120円
にも程遠いですから、数字上の割安感もアテにならない状況です。

従って唯一の好環境と言えるのは需給面だけですが、
安倍ちゃんの政策期待や黒ちゃんの政策が盛り上がるなり、
神の手(お上の手)の為替介入でもない限り、
需給面での巻き戻しが起きるのは海の向こう次第という状況は継続中です。

ちなみに本日発表された21日時点のシカゴ投機筋の為替チンポジですが、
以外にも先週から円ロングはやや減少しておりましたが、
(ドルロングは大幅増、ユーロショートは微増、ポンドショートは大幅増)
さすがに昨日の円ゴリラっぷりの動きからも、
恐らく過去最高水準近くまで円ロングは積み上がっているでしょうから、
依然として巻き戻しの余地は大きいと言えます。

裁定買い残についても22日時点で7.47億株にまで減少しており、
昨日の暴落からも1兆円は割っているでしょうから、為替ポジも含めると、
依然として円売り先物買いの巻き戻し余地が大きいと言えます。
信用買い残については、17日時点ながら2.44兆円ではあり、
空売り比率も昨日まで高水準が続いております。

以上の通り、週末時点の国内環境としては、
政策期待等の材料や業績を含む割安感はほぼアテなりませんが、
需給面だけは、昨日の暴落による追証等の傷が癒えるには時間を要すものの、
巻き戻しはいつ起きてもおかしくない需給環境ではあります。

週末時点の海の向こうについては、先頭を切った日本に続き、
Brexitの大嵐を迎え撃ったわけですが・・・

株式市場においては、そもそもの混乱の原因でもある利上げを行った米国、
現在の騒ぎの張本人である英国は、比較的底堅い動きとなり(約3-4%安)
結局は利上げ路線でもあるこの二カ国かよ・・(英国の今後はともかく)
実は始めから離脱して抜け駆けするつもりやったんちゃうか?
と疑いたくもなるばかりですが、
独等の高格付けな欧州各国が約6-8%安だったことに比べると
なんとも胡散臭さを感じるばかりではあります。
ちなみに南欧重債務国は、ギリシャ、スペイン、伊の12%安をはじめ、
厳しい下げに見舞われており、
一方、資源国・新興国は米英よりも下げ幅が小さいものが多いです。

やはり米英が、金融緩和による薬漬けで廃人と化している日欧を見捨て、
新興国・資源国と手を取り合って行くのか・・・
米英に代わって金融緩和に励んだというのに・・・理不尽なことです(笑)

そんな個人的な見方はともかく、下げ幅についても各国で差はありますが
世界的に商いの伴った大幅安ではありますので、
傷が癒えるのにはそれなりに時間も要するでしょうから、
商いを伴った株高が継続するまでは単なるリバウンドに過ぎないでしょう。

為替市場については、騒ぎの中心であるポンドはやや戻したものの、
円最強>ドル>ユーロ>ポンドとなっており、
まさにBrexit祭でのリスク回避な構図が継続しており、
資源国・新興国については、ドル高でやや通貨安に見舞われております。
こうして見ると、日本株が最弱なのは当然である一方、
ユーロ圏にとってはBrexitの影響はともかく、
皮肉なことに通貨安は追い風でもありますけどね。

債券市場については、騒ぎの張本人である英国、利上げ路線な米国も含め、
世界的なゴリゴリな債券高となっており、米国の利上げ観測が吹っ飛ぶと共に
いわゆるBrexit祭でのリスク回避な債券買い・株売りという状況です。
ちなみに南欧重債務国だけは債券安となっていることからも(トルコも)、
Brexitの連鎖が広がるのは南欧だということを示す動きと言えます。
ただしCDSを見ると、英国も急上昇しているので、
張本人の英国も含めたBrexitリスクは継続していると言えます。
そして銀行間金利については、未だ沸騰はしておりまへん。

商品については、ドルと共に市場のリスクオン/オフスイッチだった原油は、
大幅反落となっており、その他の商品もドル高が重石という面もあり下落、
一方で安全資産の金は急反発となっており、
これまたBrexit祭でのリスク回避な構図でおます。

世界の常識も理屈も通じず、別世界な動きをしている中国は、
足元では債券高となっていることで、トリプル安の構図は崩れつつありますが
人民元安は絶賛継続中であり、株価も日本と競り合う最弱ぶりを発揮しており
得体のしれない不気味さは継続中です。
Brexitリスクの影響が飛び火して、
大本命に躍り出ないことを願うばかりです。

以上の通り、週末時点の市場の動きとしては、
Brexitによって大嵐が吹き荒れたものの、
先週初からの「残留」を期待していた動きを帳消しにしただけとも言えますし
銀行間金利やCDS等にも緊張感は乏しいとも言えますが、
動き自体はリスク回避モードが継続しているのは事実なので、
まだまだ警戒モードと言わざるを得ない状況です。

何やらG7声明やら各国中銀による協調策、欧州各国も対策に動いているので
これらが功を奏することを願うばかりですが・・・
昨日も書いた通り、今回の件だけはね・・・

まぁまぁ本日はこれにて失礼します。

引き続き良い週末をお過ごしください。

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コメント

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結局ドイツの一人勝ち
fukunopapa | URL | 2016-06-26-Sun 01:01 [編集]
すごい相場でしたね!
”世界的なゴリゴリな債券高” 債券が落ち着かないとこの相場は期待できませんね。
例年7月から9月末までは下落相場、超短期で様子見でしょうか。
ところで、バングラ食堂の近況、楽しみにしてます。
fukunopapaさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-06-26-Sun 01:45 [編集]
> すごい相場でしたね!

久しぶりにアドレナリンが噴き出しましたw

> ”世界的なゴリゴリな債券高” 債券が落ち着かないとこの相場は期待できませんね。
> 例年7月から9月末までは下落相場、超短期で様子見でしょうか。

ポンド、債券、金、円、原油、ドル、どこから動くのかという感じです
できれば債券はまだ動いて欲しくはないですけどね。
良からぬ扉が開かないためにもw
いつまで続くのやらという感じです。

> ところで、バングラ食堂の近況、楽しみにしてます。

先週は書きましたので、また今度書きます。

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