不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
海の向こう次第な国内だけに・・・
おはようございマッチョ

先週はFOMC、黒光り銀行会合が開催されましたが、
両会合共に新たな一手を打たなかったこともあり、
市場の主役はBREXITという状況が続いており、
世界的な債券高、円買い(スイスフラン買い)、金玉買い、
それらに対する世界的な株安、ドル安(ポンド安)、原油安、
と言ったいわゆるリスクオフモードな動きも続いておりましたが・・・

週末だけは、皮肉なことに英国で起きた議員銃撃事件をきっかけに、
EU残留派が盛り返すとの観測が高まったり、
各国政府や中銀が協調してのBREXITに対する備えを進めていることで、
BREXITへの懸念が一時的に和らいだという観測をきっかけに、
リスクオフモードからのプチ巻き戻しが起きているという感じです。

このまま巻き戻しが継続すればいのですが、
主役のBREXITの結果が判明する英国民投票は、
今週23日ですから(延期観測も出ておりますが・・・)、
それまでは国民投票に対する観測も日替わり定食となりそうですから、
週末だけのプチ巻き戻しだけで終わってもおかしくない状況でおます。

とりあえず週末時点での世界の市場をざっと見渡したところ・・・

株価がヘッポコなのは中国、中東産油国、マレーシア、
チームマイナス金利の日本、スイス、スウェーデン、南欧(特にポルトガル)
そして主役の英国といったところです。

債券がヘッポコ(売られている:金利上昇)なのは、
中国、中東産油国、ポルトガル・・・。

通貨については、資源国・新興国はドル安のおかげもあって通貨高なので、
資金流出の症状は見当たらず落ち着いておりますが、
中国は人民元安が絶賛継続中です・・・(トリプル安基調も)
そして利上げを視野に入れているくせにドル安、
同じく利上げを視野に入れているくせにBREXIT騒動のせいでポンド安、
そんな理不尽な米英のせいで、金融緩和真っ只中にも関わらず、
日本、ユーロ圏、スイス、スウェーデンと言ったマイナス金利国は、
通貨高に見舞われているという釈然としないお仕置きを食らっております。
やはり先日も書きましたが、結局は米英という気がするばかりですけどね

そんな愚痴はともかく、各国のCDSも見渡してみると、
主役の英国は足元で上昇しているものの、そもそもの水準が低いので、
危機感は大して感じられないです。
そもそもの水準が高い面々では、ギリシャは足元では落ち着いており、
ポルトガルの上昇っぷりの方が、債券も危ういだけにやや気掛かりです。
その他の我が国を含む先進国、資源国・新興国は、
これといって大きな動きは見られないです。

ちなみに銀行間金利についても、ドル、ポンドを始め変わらず落ち着いており
全く緊張感は感じられまへん(中国のSHIBORも落ち着いている)

そして個人的に重視している米債券、ドル、原油については、
週末はリスクオフモードからの巻き戻しによって、
米債券安(英、南欧を除くユーロ圏も)、ドル安(ポンド反発)、
原油は7日ぶりに反発(安全資産の金は8日ぶりに反落)となり、
理想的な米債券安・ドル高・原油高ではなく、ベターな動きだったものの、
米株は鬼商いでの下落となっております。

ただし米国はMSQだったので、昨夜の米株の動きについては、
ややアテにはならないと言えます(VIXもほぼ横ばいです)。

そんなアテならないながらも米株が軟調だったせいもあり、
我が国にとってはベターな動きだったものの円安にはならず、
シカゴ日経平均先物は15550円とやや軟調に帰って来ております。

以上の通り、週末は海の向こうがプチ巻き戻しとなったこともあり、
騒ぎの割には緊張感が薄いというか、
そもそもBREXIT騒動の前からでっせ・・という気もしますが、
緊張感が薄いと言うことは、ほんまに英国がEUから離脱することになると、
まだ緊張感が高まる(リスクオフが加速する)余地が大きいとも言えます。

逆に言えば、EU残留という結果になれば、何事も無かったかのように、
リスクオフモードからの巻き戻しが加速する余地も大きいと言えます。
いかんせん足元の需給環境だけは良好ですからね(国内外ともに)。

ということで、長々と週末時点の状況を振り返って参りましたが、
これを踏まえつつ、今後のスケジュールも加味しながら、
今週のスタンスを書き進めて参ります。
っつうか、結局のところ大トリの英国民投票次第なので、
それを見据えながら足元の動きに合わせて動くしかないんですけどね(笑)

まずはいつも通り、今週のスケジュールから御覧ください。
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国内 海外
20(月) 5月貿易統計(8:50) 英6月ライトムーブ住宅価格(8:00)
5月白物家電国内出荷(10:00) 人民元基準値発表(10:16)
5月全国百貨店売上高(14:30) 独5月生産者物価(15:00)
5月コンビニエンスストア売上高(16:00) ユーロ圏4月建設支出(18:00)
行政事業レビュー「公開プロセス」(8:30) キャメロン英首相がBBCに出演し
IMFが対日4条協議についての会見(15:00)  BREXITに対する発言予定(現地19日)
 ※4条協議とはIMFが年一度行う 英国議会再開
   加盟国との経済状況についての協議 ドラギECB総裁、欧州議会証言(24:00)
黒田日銀総裁講演(16:50)  ※21日の可能性も
民泊サービスのあり方に関する検討会 ラウテンシュレーガーECB理事講演(25:30)
 ※中間報告案取りまとめ ポルシェがVWの配当をめぐり協議
原子力規制委員会臨時会合 EU外相理事会
 ※高浜原発の20年運転延長を認可予定 米・イスラエル国防相会談
ラッセル米国務次官補、訪日(19-21日) 原子力供給国グループ(NSG)総会
 ※日米印高官協議出席のため ミネアポリス連銀カシュカリ総裁講演(25:15)
 ※??派、投票権なし
満月(20:02)
ナイジェリアが変動相場制へ移行
(株主総会) ※14社 ギリシャ国債大量償還(約50億ユーロ)
日本郵船、三越伊勢丹、他  ※月末に掛けて
 ※178億ユーロの支援合意済なので無風
(決算)あさひ 米上院で銃規制4法案採決
米2年債入札(26:00)
イタリア10年債入札
ラマダン(断食月 :6/6-7/5)
サッカー欧州選手権(6/10-7/10)
(休場)
ギリシャ、キプロス、ウクライナ、ルーマニア
アルゼンチン
21(火) 日銀金融政策決定会合議事要旨(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
 ※4/27-28分 人民銀の公開市場操作(10:16)
4月全産業活動指数(13:30) 豪準備銀行金融政策会合議事要旨(10:30)
5月全国スーパー売上高(14:00) 豪1-3月期四半期住宅価格指数(10:30)
5月粗鋼生産速報(14:00) スイス5月貿易収支(15:00)
2市場信用取引残高(16:00) 英5月財政収支(17:30)
香港5月消費者物価(17:30)
閣議、閣議後会見 独6月ZEW景況感調査(18:00)
与野党党首が日本記者クラブで討論(13:00) ユーロ圏6月ZEW景況感調査(18:00)
スポーツを成長産業に育成するため、 ウクライナ1-3月期GDP(22:00)
 競技団体の収益力向上を目指す官民会議 API米週間原油在庫統計(29:30)
PHOTONEXT 2016(21-22日) リプトンIMF筆頭専務理事会見(15:00)
トルコ中銀政策金利発表(20:00)
夏至 ハンガリー中銀政策金利発表(21:00)
イエレンFRB議長、議会証言(上院)(23:00)
(IPO)ストライク、AWSホールディングス 米金融安定監視評議会(FSOC)会合(29:30)
 ※イエレンFRB議長ルー財務長官が出席
(株主総会) ※93社 OECD閣僚理事会(21-23日)
オリックス、ゆうちょ銀、日本取引所、ヤフー 国連貿易開発会議
デンソー、住友化、三井物産、他 EU大使級会合 ※対ロ制裁延長協議
(決算)アークランドサカモト、日ヘルスケア 英中銀が2回目の臨時オペ(18:00)
 ※1回目6/14、3回目は28日予定
ドラギECB総裁、欧州議会証言(24:00)
 ※20日の可能性も
独憲法裁判所がECBの
 OMT(債券買入策)に対する合憲性判断
EU首脳会議(21-22日)
米5年債入札(26:00)
(決算)フェデックス、アドビ・システムズ
22(水) 4月毎月勤労統計・確報値(9:00) 人民元基準値発表(10:16)
5月民生用電子機器国内出荷(14:00) 南ア5月消費者物価(17:00)
5月ショッピングセンター売上高(14:00) ポルトガル4月経常収支(19:30)
プログラム売買状況(15:30) 米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
米4月FHFA住宅価格指数(22:00)
日露平和条約締結交渉 米5月中古住宅販売件数(23:00)
 ※北方領土問題等 ユーロ圏6月消費者信頼感・速報値(23:00)
3D・バーチャル リアリティ展(IVR)(22-24日) EIA米週間原油在庫(23:30)
医療機器 開発・製造展(MEDIX)(22-24日)
機械要素技術展(M-Tech)(22-24日) タイ中銀政策金利発表(16:30)
設計・製造ソリューション展(DMS)(22-24日) イエレンFRB議長、議会証言(下院)(23:00)
PHOTONEXT 2016(21-22日) 米政府の社会保障基金管理委が年次報告
 ※ルー米財務長官会見(23:30)
参院選公示 ※7/11投開票 パウエルFRB理事講演(27:30)
 ※中間派、投票権有
(IPO)ジェイリース コロンビア中銀政策金利発表(31:00)
OECD閣僚理事会(21-23日)
(株主総会) ※123社 アジア欧州会合(ASEM)文化相会合(22-24日)
日産自、日立、東芝、神戸鋼、JAL、KDDI
ソフトバンク、野村HD、かんぽ生命、他 EU首脳会議(21-22日)
カーニー英中銀総裁演説
オズボーン英財務省演説
ECB政策理事会(金融政策発表なし)
 ※TLTRO(貸出条件付き
  長期資金供給オペ)の第2弾を開始
 ※ギリシャ国債を適格担保として扱う
  特例措置再開決定見通し。もしくは7/6
欧州議会本会議(22-23日)
台湾でアップルの30年債が取引開始
独30年物連邦国債追加発行入札
米30年物インフレ連動債(TIPS)入札(24:30)
米2年物変動利付債入札(26:00)
米7年債入札(26:00)
(株主総会)VW
(決算)レナー、ベッドバス・アンド・ビヨンド
(休場)マレーシア、クロアチア
23(木) 対外対内証券売買契約等の状況(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
6月日経製造業PMI・速報値(11:00) 人民銀の公開市場操作(10:16)
4月景気先行指数・改定値(14:00) シンガポール5月消費者物価(14:00)
4月景気一致指数・改定値(14:00) 仏6月企業景況感指数(15:45)
投資主体別売買動向(15:00) 仏6月製造業PMI・速報値(16:00)
仏6月サービス業PMI・速報値(16:00)
木内日銀審議委員挨拶(10:30) 独6月製造業PMI・速報値(16:30)
木内日銀審議委員会見(14:00) 独6月サービス業PMI・速報値(16:30)
ユーロ圏6月製造業PMI・速報値(17:00)
メディカルショージャパン& ユーロ圏6月サービス業PMI・速報値(17:00)
 ビジネスエキスポ 2016(23-25日) アイルランド1-3月期GDP(19:00)
3D・バーチャル リアリティ展(22-24日) 米新規失業保険申請件数(21:30)
医療機器 開発・製造展(MEDIX)(22-24日) 米5月シカゴ連銀全米活動指数(21:30)
機械要素技術展(M-Tech)(22-24日) 米6月マークイット製造業PMI・速報値(22:45)
設計・製造ソリューション展(DMS)(22-24日) 米5月新築住宅販売件数(23:00)
米5月CB景気先行指標総合指数(23:00)
20年債入札(12:45) EIA米週間天然ガス在庫(23:30)
米6月カンザスシティ連銀製造業指数(24:00)
沖縄慰霊の日
英国でEU残留の是非を問う国民投票
(IPO)バーチャレクス・コンサルティング  ※日本時間24日の12時頃に結果判明
(東京プロマーケットIPO)コンピュータマインド  ※週末に延期とも
ECB拡大理事会 ※Brexitに備えて
(株主総会) ※234社 欧州議会本会議(22-23日)
シャープ、三菱重、日本郵政、大戸屋、他
上海協力機構首脳会議(23-24日)
(決算)オプトエレクト、シーズメン OECD閣僚理事会(21-23日)
アジア欧州会合(ASEM)文化相会合(22-24日)
フィリピン中銀政策金利発表(17:00)
ノルウェー中銀政策金利発表(17:00)
ヌイSSM議長講演(17:15)
ウクライナ中銀政策金利発表(20:00)
ダラス連銀カプラン総裁講演(32:00)
 ※ハト派、投票権なし
FRBがストレステストの結果公表
(決算)マイクロン テクノロジー、カーニバル
24(金) 金融政策決定会合における主な意見(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
 ※6/15-16分 オランダ1-3月期GDP・確定値(13:30)
5月企業向けサービス価格指数(8:50) 仏1-3月期GDP・確定値(15:45)
気象庁3カ月予報(14:00) 独6月IFO企業景況感指数(17:00)
米5月耐久財受注(21:30)
英国でEU残留の是非を問う国民投票の ブラジル5月経常収支(22:30)
 結果判明予定(未明-12:00頃) 米6月ミシガン大消費者態度指数確報値(23:00)
閣議、閣議後会見(なし) 米石油掘削リグ稼働数(26:00)
行政事業レビュー(12:30) シカゴIMM通貨先物ポジション(6/21時点分)
全国信用金庫大会
 ※中曽日銀副総裁挨拶(15:36) ユーロ圏各国中銀総裁による電話会議
財務省、国債市場特別参加者会合(16:00)  ※Brexit対応、23日の結果次第
3D・バーチャル リアリティ展(22-24日) ユンケル欧州委員長、トゥスクEU大統領、
医療機器 開発・製造展(MEDIX)(22-24日)  シュルツ欧州議長がブリュッセルで会合
機械要素技術展(M-Tech)(22-24日)  ※Brexit対応
設計・製造ソリューション展(DMS)(22-24日) EU閣僚級会合 ※対ロ制裁延長決定見通し
メディカルショージャパン& 国際決済銀行(BIS)年次総会
 ビジネスエキスポ 2016(23-25日)
上海協力機構首脳会議(23-24日)
大西宇宙飛行士がロシアのソユーズで アジア欧州会合(ASEM)文化相会合(22-24日)
 国際宇宙ステーション(ISS)へ飛び立つ 原子力供給国グループ(NSG)総会最終日
(株主総会) ※426社 ドナルド・トランプ米大統領候補が訪英
京セラ、新日鉄住金、三菱自、パナソニック ローマ法王、アルメニア訪問(24-26日)
三菱商事、住友商事、伊藤忠、丸紅
みずほ、そーせい、サイバダイン他 (決算)ナイキ
(決算) (休場)
高島屋、パルコ、ダイユーエイト、ジンズメイト スウェーデン、フィンランド、バルト三国
瑞光 ベネズエラ
25(土) SAMURAI ISLAND EXPO'16(25-26日) EU緊急首脳会議 ※英国を除く
 ※Fintech、VR、MediTech、SportsTech 国際決済銀行(BIS)年次総会
  AI、ロボット、ドローン、IoT、セキュリティ アジアインフラ投資銀行(AIIB)
  BrainTech、宇宙、BioTech、等  第1回年次総会(25-26日)
メディカルショージャパン& ローマ法王、アルメニア訪問(24-26日)
 ビジネスエキスポ 2016(23-25日)
(株主総会) ベネッセ、他17社
26(日) SAMURAI ISLAND EXPO'16(25-26日) スペイン議会再選挙
 ※Fintech、VR、MediTech、SportsTech 国際決済銀行(BIS)年次総会
  AI、ロボット、ドローン、IoT、セキュリティ アジアインフラ投資銀行(AIIB)
  BrainTech、宇宙、BioTech、等  第1回年次総会(25-26日)
世界経済フォーラムサマーダボス会議
(株主総会) ワタミ、他7社  (天津:26-28日)
拡張パナマ運河開通
ローマ法王、アルメニア訪問(24-26日)

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以上の通り、大トリは23日の英国でのEU離脱の是非を問う国民投票です。
何やら銃撃事件を受けて、延期するとの観測もありますが、
現時点ではハッキリしていないので、
予定通りに行われることを前提に書き進めて参ります。

そんな主役で英国民投票に直接関わるイベントの中で、
本番の23日を前にしてのイベントとしては・・・

 19日 キャメロン首相のBBC出演
 20日 ドラギECB総裁の議会証言 ※21日の可能性も
 21日 英中銀の臨時オペ
 21日 EU首脳会議(22日も)
     独憲裁がECBのOMTに対する合憲性判断
 22日 ECB政策理事会(金融政策の発表が無い通常の会合)
      ※TLTROの第2弾を開始予定
     英中銀総裁と英財務相の演説、
     欧州議会本会議(23日も)

 23日までの日替わりの世論調査もあります。

23日の当日には・・・

 ECB拡大理事会、昨日からの欧州議会本会議

国民投票後である24日以降には・・・

 24日 ユーロ圏各国中銀総裁による電話会議
     ユンケル欧州委員長、トゥスクEU大統領、シュルツ欧州議長会合
 25日 EU緊急首脳会議

日程はハッキリしていないBrexit対応のイベントは・・・

 日米欧中銀による協調策
 週末の国際決済銀行総会出席のために日米欧以外の中銀総裁の集合

以上が主役である英国民投票に備えた欧州を中心としたイベントですが、
他にも今週は重要なイベントがあります。

23日の英国民投票までの重要イベントは・・・

 20日 黒ちゃん講演、米2年債入札、満月
 21日 閣議、閣議後会見、党首討論、今週の株主総会ラッシュスタート
     独&ユーロ圏のZEW指数
     イエレンFRB議長の半期に一度の議会証言(上院)
     米5年債入札、フェデックス決算
     米金融安定監視評議会会合※イエレンおばさんとルー財務長官出席
 22日 参院選公示、
     VW株主総会、独30年債入札、
     イエレンFRB議長の半期に一度の議会証言(下院)
     米住宅指標、米週間原油在庫、米7年債入札

23日の当日は・・・

 余計なことを言わないか心配なレジスタンス木内の講演
 国民投票を前にした我が国の20年債入札
 欧州のPMI祭、米新規失業保険、米新築住宅、米CB指数
 FRBがストレステスト結果公表

国民投票後である24日以降は・・・

 24日 中曽日銀副総裁講演、
     三菱UFJの件もあるだけに注目と言える国債市場特別参加者会合
     独IFO指数、米5月耐久財受注、トランプ訪英(謎です)
 26日 スペイン議会選再選挙、ダボス会議(28日まで)

     
以上の通りなので、黒ちゃんの講演やイエレンおばさんの議会証言は、
主役のBrexitにも配慮するお喋りとなりそうですが、
まさかのものとしては、21日の米金融安定監視評議会会合、
国民投票当日(23日)のFRBストレステスト結果公表です。
あとはBrexitに備えて日程をズラした米債入札の3連発、
国民投票当日(23日)の我が国の20年債入札
といったところが、英国民投票までの重要イベントではありますが、
英国民投票までだけの右往左往イベントという扱いにはなりそうです。

そしてBrexitに直接関係するイベントとしては、以上の通りであり
21日の独憲裁によるECBのOMTに対する合憲性判断が、
まさかの違法判断ってことになると、ECBの腕を縛ることになるので、
22日のECB政策理事会とBrexitを前に不気味ではありますけど、
それ以外は本番の23日を挟むように、かつて見たこともない程に備えており
悪く解釈すれば・・・それだけ深刻な事態を招くからとも言えますが、
好意的に解釈すれば・・・準備は万端とも言えます。

果たしてどっちなのでしょうか(笑)

先日も書いた通り、EUから離脱となった場合の影響は、
諸説入り混じっておりますが、結局のところはわからないということですから
リーマンショック時のサブプライム問題と同様であり、
得体が知れないという信用不安を招く条件には合致しているだけに、
やはり用心に越したことはないでしょう。

結果的に何事も無かったかのように通過し、巻き戻しが加速したとしても、
それは御縁が無かったと割り切った方がよさそうです。

ちなみに昨日発表された14日時点のシカゴIMM通貨先物ポジを見ると、
再び円買いが積み上がっており、15日以降の為替市場の動きから推測すると
過去最高水準近くにまで積み上がっている可能性は高いと言えますので、
巻き戻す余地はかなり高いと言えます。
裁定買い残は15日時点で1.2兆円弱という民主党時代以来の低水準なので
為替のポジも含めると円売り・先物買いという巻き戻しの余地は大きく
高水準な空売り比率についても燃料にはなりますので、きっかけさえあれば、
巻き戻しがいつ起きてもおかしくない国内の需給環境と言えます。
(信用買い残も10日時点で2.55兆円です)

ただしいつも書いている通り、現在の為替水準では、
企業の想定為替レートを割っており、
PERやEPS等の数字上の割安感はアテにならなくなっいるだけでなく、
(現状の日本株のPER12.9倍を口実にしても長くは続かないです)
安倍ちゃんの政策期待も参院選まではゼロという状況が続くでしょうから、
国内からの巻き戻しのきっかけとなるのものとしては、
為替介入という神の手か黒い巨砲というドーピングしかないので、
それが無ければ、残念ながら海の向こう次第となります。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
週末の海の向こうからのプチ巻き戻しによって、
国内の巻き戻しも継続しているならば、
23日の国民投票までという目線で割り切り勝負するのもアリですが・・
今週は23日までにも右往左往イベントは多いので、
23日の英国民投票の結果が判明するまでは、
その日限りの勝負に留めるのが無難です。

ちなみに国内発の材料が出ない限り、
23日まではこれまでに繰り返し書いてきた通り、
超シンプルに判断するならば為替次第(円安が続くこと)ですが、
個人的には米債、ドル、原油の動きで判断すればいいと見ているので
理想は米債券安、ドル高、原油高となることであり、
ベターはいずれかの2つが満たされることです。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
数年単位で構える方は、仕込み時ではありますが、
23日の国民投票結果を見極めてからでも遅くはないです。
数年単位ではない方についても見極めてから動いた方がいいでしょう。
ズンドコな結果になると、需給面からも下値は限定的とはいえ、
調整自体は長引くでしょうからね・・・

新興市場については、見ての通りの状況ですから、
もはや23日の国民投票云々も関係なく、
シンプルに5月以降の下落局面での商いを上回る商いでの上昇が続くまでは
下げゴリモードが継続していると判断し、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。
一応、追証売り懸念も残っているでしょうからね。

個別、割安狙いの方については、仕込み時の銘柄も増えつつありますので、
常にウォッチして動きを把握しているならば、
海の向こうの事情も関係なく、自由に勝負すればいいですが、
一応、今週は23日以降に世界的なリスクオフとなるのかどうかくらいは、
横睨みしておきましょう。

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