不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
FOMCと黒光り銀行会合後の動きを見ながら
こんばんはです。

英国でキャメロン首相のヅラを離脱させるかの是非を問う国民投票を控え、
東スポのような新聞の世論調査も含めた調査結果に一喜一憂する毎日であり、
もはや蓋を開けてみないことにはわからない接戦状態のようですから、
大勢がどちらかに偏らない限り、もうええやろ・・・とは思うのですが、
それを口実にデカイ金を動かす輩が居るだけに困ったもんです。

まぁ市場が懸念する離脱となった場合、
どれほどの規模で影響があるのか、どれほどの範囲まで影響があるのか、
具体的な数字等は諸説入り混じっており、結局はわからないですから、
サブプライム問題と同様、得体の知れなさはありますので、
信用不安を招く要素として十分とも言えますが・・・

想像を膨らませれば、EU崩壊の引き金になるとも言えますし、
さらにユーロ圏(通貨ユーロ)の崩壊という懸念までが「台頭」すると、
ギリシャを始めとする南欧ゴロツキ重債務国では、
緊縮財政に疲れた国民から離脱の声が挙がり、そんな世論を受けた南欧各国は
ここぞとばかりに離脱をチラつかせながら債務免除を求めることになり、
ユーロ圏は崩壊しなかったとしても、
南欧でソブリンリスクが再燃してもおかしくないですからね・・・

市場の動きを見ていると、世界中がリスク回避の債券高となる中、
一昨日から南欧重債務国の債券は売られつつあるだけに、ちと不気味です・・
明日はユーロ財務相会合、明後日はEU財務相理事会が開催され、
予定通りならばギリシャ支援合意となりますが、まさかね・・・
ちなみに23日の英国民投票の後には、26日にスペインの再選挙もあるので
まさか緊縮派の現政権が敗れ、反緊縮派が勝利すると厄介ではあります・・

なんだか英国のEU離脱騒動をきっかけに欧州の騒ぎが拡大しつつありますが
財政が統一されておらず、実質的には金融政策しか打つ手がないユーロ圏が
やはり本命なのか・・・というオチにもなりそうではあります。

まぁそんな先の心配への連想ゲームをはじめ、
EU離脱となった場合に得体の知れなさもあるBrexit問題は
騒動の真っ只中であり、結果が出るまでは方向感も見えそうにない状況です。
一応、国民投票前後には、ECBが資金供給の準備をしていたり、
EU各国の首脳も集まる予定なので、
Brexitに対する備えも着々と進んではいるようですけどね。
何気に明日には英中銀とスイス中銀の金融政策決定会合もあります。

そんな中、本日の日本株は反発となりましたが、相変わらずの薄商いであり、
何より今夜は世界のマネーの流れと水位のサジ加減を握っているFRBが
金融政策(米利上げのサジ加減)を協議するFOMCが開催され、
FRB議長であるイエレン・オブ・ジョイトイの会見もあります。


yle.png

そして明日には我らが黒ちゃん率いる黒光り銀行の金融政策決定会合があり、
結果は昼前後に発表されますので、今日の反発は無視しておきましょう。


kro.png

ちなみに現在の日本株と為替の水準を見ると、
14年10月の黒い巨砲第二弾が全否定されている水準でもありますから、
笑てる場合やないで・・・とツッコミたくもなります。
(個人的にはよくやってると思ってますけどねw)

そして7月の参院選を控える安倍ちゃんにとっても
唯一実行されていると言われていた三本の矢の一本目(金融政策)すらも、
折れとるがな・・・とも言われかねないですし、
かと言って、2本目と3本目の矢、新3本の矢に対する市場の期待は、
現状ではゼロと言っても良い状態(反応)なだけに、
長期的な効果は無かろうと、選挙までの短期的な効果に過ぎなくとも、
黒ちゃんに黒い巨砲を乱れ撃ちさせることで円安へと誘導し、
円安くらいしか材料の無い日本株を無理矢理にでも押し上げよう・・・
とする可能性は無きしもあらずですけど、
来週はBrexit劇場ですからね・・・

ん?もしかして?まさか・・・効果がなかろうともへったくれもなく
明日は黒い巨砲をぶっ放し、英国民投票後には安倍ちゃんが為替介入を・・
という二段攻撃は有り得るかも知れないですね
もしくは明日の黒い巨砲は無かったとしても、
Brexit劇場に為替介入には動く・・・
という備えをしている可能性は十分にあるかも・・・

そんな介入はともかく、我が国に円安誘導への企みを実行されると、
好ましくないドル高に見舞われる可能性もあるイエレンおばさんとしては・・
先手を打つようにハンマー(利上げ姿勢を弱める)でぶん殴ってくるかも・・

まぁでも時系列としては、黒ちゃんのほうが後になりますので、
武道大国らしく「後の先(ごのせん)」という後出しジャンケンで応戦すれば
イエレンハンマー(ドル安圧力)をかわせるかもしれないですけど・・・

とにかく今夜のイエレンFRBが利上げに対する姿勢をどう示すのか・・・
そして明日の黒ちゃんは、黒い巨砲をぶっ放すのか・・・、
それとも落ち武者のように頭に第一の矢を突き刺さし、
ハシゴも小脇に抱えて会見に登場するのか・・・

Brexit劇場が控えているだけに、どちらも動かないでしょうけど、
結果がどうなるのかと言うよりも、
市場の動き(反応)がどうなるのかが注目です。

ご存知の通り、Brexit劇場の過熱をきっかけに、
世界的に債券が買われ、株が売られ(VIXも上昇)、
安全資産の金玉が買われ、なぜかいつも安全資産扱いの円も買われ、
いわゆる典型的なリスクオフな動きとなっており、
特に我が国を含め債券はゴリゴリ過ぎる堅調ぶりなだけに、
来週にBrexit劇場が控えていようとも、
日米の金融政策イベント(FOMCと黒銀会合)の結果がどうであろうとも、
両会合をきっかけに債券が動く(巻き戻す)可能性は十分にあります・・・
そうなると為替も株も原油を始めとする商品も動くでしょうからね・・・

我が国としては、超シンプルに見るならば、とにかく円安にさえなれば、
結果的に業績懸念が薄れると共に数字上では割安感が増すことになるので
足元の良好な国内の需給環境からも、円売り先物買いという巻き戻しが起こり
薄商いであろうとも株高となります。

ちなみに本日発表された13日時点の裁定買い残は、
民主党政権時代以来のびっくりな8.79億株(約1.25兆円)です。
見方によっては単に・・・止めておきます(笑)

もう少し視野を広げてシンプルに見るならば、米債、ドル、油の動きに注目し
米債券安、ドル高、原油高となることが理想ですが、昨日も書いた通り、
最近はいずれかの内、2つが満たされていれば円安となりがちです。
一方、最悪の動きとしては、米債券高、ドル安、原油安となることです。

そして出来ればですけど、さらに視野を広げて、
英国をはじめとする欧州の債券(CDSも)、資源国・新興国の通貨、
原油以外の商品くらいは横睨みしておくのが好ましいですけどね。

ちなみに本丸の英国と欧州を中心に見なければいけないんじゃないのか?
というツッコミもあるでしょうけど、説明すると長くなるので割愛しますが、
結局のところ市場は力と時間が支配していると思っているので、
海の向こうは米国を重視しておけば、全ての事象が反映されるいう見方です。

ということで、明日のスタンスについては、特に変わりはないですけど、
FOMCと黒銀会合があるので、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通り、FOMCと黒銀会合を経て、
結果がどうなろうとも、米債券安、ドル高、原油高のうち2つが満たされ、
円安となっていれば、我が国は巻き戻し(円売り先物買い)へと繋がるので、
来週のBrexit劇場までという目線でならば、
世論調査での乱高下リスクを覚悟の上で、割り切って勝負するのはアリです。
くれぐれも2つ以上が満たされていなければ、
その日限りの勝負に留めておきましょう

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
足元の需給面、現状の数字的なバリュー面では、下値は限定的なので、
数年を含めた長い目線ならば勝負すればいいですが、
FOMCと黒銀会合を経て、最悪の米債券高、ドル安、原油安となれば
来週のBrexit劇場を見極めてからの参戦にしましょう。

これまで撤退せず、王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりもないですが、
くれぐれも最悪パターンとなれば、撤退することを考えた方がいいでしょう。

新興市場については、昨日書いた通りなので、
シンプルに昨日の商い上回るような商いを伴った上昇が連続するまでは、
リスキーな勝負を挑むのは控えておきましょう。
本日は反発したものの商いは十分ではなく、
追証売り懸念も一応残っているので、まだまだ危ういと言わざるを得ないです
(相変わらず個人の立ち回りの上手さは感じられますけどね)

個別目線、中小型割安狙いの方については、
特に変更はないので割愛します

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