不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
得体が知れなくなりつつある週明け
こんばんはです。

本日の日経屁均株価は3.51%安(582円安)・・・
しかしながら売買代金は1.85兆円程度ですから、
何チャラショックのような緊張感はなく、
優香ショック程度ではあります・・・有価だけに・・・

そんなしょうもないことを言いながら、笑っていたいものなのですが、
なんだか英国のキャメロン首相のヅラが外れる・・・ではなく、
EUからのトンズラ騒動であるBREXITの話題が大きくなっており、
かつてのギリシャ騒動の様に、世論調査に一喜一憂する展開となっております

これまで散々報じられてきたことなので、
市場での備えとしては出来ていると思うのですが、
これだけ話題が大きくなると、それを口実に動かす輩が居るのも事実ですし、
かと言って、国民投票さえ通過すれば落ち着くのかと言えば・・・

よくよく考えてみると、リーマンショックの要因となったサブプラム問題は、
撒き散らされた腐ったミカンがどれだけの規模なのか・・・
どこまで撒き散らされたのか・・・という点が当初はわからず、
市場が最も嫌う得体の知れなさ(実態を掴めないこと)へと繋がり、
信用不安を招く結果となっただけに、英国がEUを離脱するとなった場合、
ダメージの規模はどの程度なのか・・・ダメージの範囲はどこまでなのか・・
という点では、さまざまな推計は出ているものの明確にはなっておらず、
サブプライムと同様の得体の知れなさがあるので、
確かに信用不安を招くにはうってつけの材料という見方もできます。

だけに・・・いくらこれまで散々に騒がれていようとも、
サブプライム問題の時も同様だったので、
備えは出来ているだろうと油断するべきではないのかも知れないですね。

おまけに昨夜は米国でテロが発生しており、
テロだけならば、恒例のテロに買い向かうという考えも出来ますが、
皮肉なことにトランプマンへの追い風になるという懸念にも繋がり、
これまたトランプマンが大統領になった場合の影響は?規模は?
という得体の知れなさがあります・・・

ついでに同じく得体が知れない人民共和国である中国は、
休み明けとなった本日は、上海株が大幅安となっており、
トリプル安基調にも変わりはないという状況です・・・

以上の通り、海の向こうでは、
信用不安を招く上で大好物となる「得体の知れない」リスクが、
BREXITを中心に改めて台頭しているので、
話題のジョージ・ソロスなんかよりも、
我らがアベトラダムスの大予言の方が早く、そして正しかった・・・
と言える、リーマンショック級の事態への扉が少しだけ開いているのかも・・

だけに・・・今週のヤマ場である14-15日のFOMC、
15-16日の黒光り銀行会合を通過しても、
残念ながら23日の英国の国民投票までは、
市場の警戒モードが続く可能性が高くなっております。

そしてEU離脱という結果にならなないことを願うばかりですが、
EU離脱回避となったところに、今度は米大統領選の世論調査において
テロの追い風を受けたトランプマンの支持率が急上昇し、
あげくに我が国の参院選の世論調査でも、
安倍ちゃんの支持率が急落なんてことになれば、
新たな世論調査祭りが開催されることになる可能性も・・・

まぁ世論調査祭りのリレー開催という飛躍した展開はともかく、
以上の様な得体の知れないリスクに加え、得体は知れているものの、
ノーマークとなっているギリシャの財政プロレスについても、
ほぼ支援合意見通しの運びとなっておりますが、
どうも引っ掛かっているのは、先日のプーチンのギリシャ訪問です・・・

支援合意予定である16日のユーロ圏財務相会合にて、
左曲がりのダンディ(チプラス首相)がプーチンを後ろ盾にして、
まさかのちゃぶ台返しなんてことになると、
今月20日から月末にはギリシャ国債の大量償還を控えているだけに、
大騒ぎとなってしまいます・・・(ギリシャ債は全く織り込んでないので)

ついでにもう一つ引っ掛かるのは、先日も書いた通り、
欧州はサッカーのビッグイベントがあると騒動を鎮静化しがちなのですが、
ギリシャは現在開催中のユーロ2016には出場していないので、
まさかのちゃぶ台返しの可能性は高い・・・これはほぼ冗談ですけどね。
(ちなみに前回のギリシャ騒動の際は出場してましたけどw)

ということなので、今のところ国内に明確な材料が無い我が国としては、
海の向こうが落ち着かないことにはどうにもならいです。

現在は米債券高・ドル安・油安という最悪のコラボにはなっていないものの、
(19時15分現在、やや危うい動きですけど・・・)
単純に債券買い、金玉買いを始めとする世界的なリスクオフモードであり、
当然の如く恒例のリスク回避での円買い(最強買い)となっているので、
国内の良好な需給環境による巻き戻し(先物買い・円売り)も起きないです。

しかもドル円は115円台、ユーロ円は3年ぶりの119円台となっており
企業の今期想定為替レートは1ドル110円(厳しいところで105円)
1ユーロ120-125円というのが大勢ですから、
企業業績懸念が更に高まることになり、バリュー面においても、
現状の数字的には割安という見方自体がアテにならなくなります。

だからこそ・・・本日参院選公約が発表されようとも、
安倍ちゃんの政策を好感する動きにもならない状況下では、
15-16日の黒光り銀行会合での黒い巨砲(追加金融緩和)、
もしくは安部ちゃんマンの介入を含む為替市場への牽制によって、
無理矢理にでも円安にするか、14-15日のFOMCにて、
イエレンおばさんが利上げに前向きな姿勢を見せることで、
海の向こうから円安にして貰うしか国内の巻き戻しを起こす術はないです
(円安となれば結果的に業績懸念も和らぎます)

かと言って、黒ダヌキが黒い巨砲をぶっ放すのかと言えば、
これだけゴリゴリに債券が買われている(金利が低下している)状況下では
よほどの規模でぶっ放すか、何か斬新な一手でも打たないと、
通常の緩和策では、もはや効果があるとも思えないですからね・・・
(砲撃直後の短期的な反応はともかく)

あとは日経平均が16000円を割れてしまうと、
14年10月末の黒い巨砲が全否定されてしまう水準であり、
安倍ちゃんとしても第一の矢すらも帳消し・・・と言われ兼ねないので、
参院選を前に批判をかわすために、アベクロが共に動く可能性がある・・・
という不純な期待がある程度です(効果はともかくとしてね)
次回の黒い会合は参院選投開票後の7月28-29日だけにね・・・

ただし・・・消費税増税ゴリゴリ推進派の黒ちゃんとしては、
先送りされたことは裏切られたという思いもあるでしょうから、
もはや安倍ちゃんに見切りを付けて動かない・・・
安倍ちゃんも予言通りにリーマンショック級の事態となれば、
国内の問題ではなく海の向こうのせいだという言い訳にもなるので、
黒ちゃんへの圧力や為替介入も含め、何も動かないという見方も出来ます。
(市場の観測自体も今回は何も動かないという見方が大半ですけどね。)

まぁとにかく、国内から一撃が炸裂しない限りは、海の向こう次第であり、
しかも海の向こうは得体が知れなくなりつつある状況ですから、
結局は英国のEUトンズラ国民投票まで厳しそうですが、
今週としては、まずFOMCと黒い会合次第という状況に変わりはないです。

(明日は閣議があるので、もしかしたら太郎ちゃん(麻生財務相)らが、
 閣議後の会見で為替市場への牽制口撃に出るかもしれせんけど・・・)

そしてこれまでの薄商いで織り成されたに過ぎない良好な需給面、
現状のバリュー面に対し、ヘッタクレもクソも無くなるような、
新規の売りイナゴの大群が飛来するリーマンショックの様な事態とはならず
薄商いが続いているならば、下値は限定的であり、
きっかけさえあれば巻き戻しが起きる余地は大きいですから、
FOMCか黒い会合をきっかけに、英国民投票まで巻き戻しが起きる・・・
という短期的な期待は出来ますけどね。

ということで、明日のスタンスについては、
結局のところ昨日書いたスタンスと全く変わらないので、本日は割愛します。

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