不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
来週に目線を移しながらの週末へ
こんばんはです。

三菱UFJの一件から我が国の債券に対するキナ臭い観測も多くなりましたが
現状は大きな動きも無いので、心配ではありますがひとまず置いとくとして、
海の向こうでは足元での米債高をはじめ、
欧州ではECBの社債買入をきっかけなのか債券高となっており、
先進国を中心に債券が買われつつあります。

我が国を始め世界的に株式市場で薄商いが続いていることもあり、
単純に債券買い・株売りとも言えますが、
繰り返し書いているので詳細は割愛するものの、
米利上げのサジ加減を表す米債が買われ始め、ドル安となるだけならば、
米株、資源国、新興国にとってはドル安バンザーイとなりますが、
先月まではドルと原油が足並みを揃えて堅調だっただけに、
足元での米債券高・ドル安な動きに足並みを揃え、
原油安までトッピングされてしまうと、
ドル安バンザーイな面々からも悲鳴が上がり、
そもそもドル安が通貨高という重石になる日欧も含め、
世界的なリスクオフへと陥ってしまいます(債券へ資金が流れます)・・・
そして三菱UFJの一件も後押しする形になるのかどうかはわかりまへんが
恒例のリスク回避で円が買われるということになり(金も)、
我が国の被害が最も大きくなるという恒例のパターンに(笑)

今のところ何とか原油が踏ん張りを見せているので、
海の向こうは世界的なリスクオフでもなく、
一時的な債券買い・株売りモードなのかなという程度であり、
ドル安バンザイ基調も崩れたと言うには程遠いレベルではあります。

とにかく繰り返し書いている通り、直近の市場の動きからも、
米債が買われることが最も良からぬこと招くリスクが高いのですが、
既に買われていることもあり、現在は原油が崩れてしまうことの方が、
良からぬことを招くきっかけとなりそうではあります・・・

そんな中、本日の引け後からはドルがやや反発しているものの、
米債券高が維持されているので、ドルの反発もアテにならんと言えますし、
さらに原油がやや売られているだけに、
米債券高・ドル安・原油安という良からぬ揃い踏みの兆しも感じられます。

ちなみに本日の我が国ですが、朝から不穏な米債券高ではありましたが、
先に述べたような理由で騒ぎ立てているのも私だけかも知れないので、
単純に見れば、一日を通して米債券高・ドル安による円高が重石となり、
日本株も軟調に引けております。
明日にはMSQを控える中で、相変わらずの薄商いですから、
仕方ない動きとも言えます・・・
そして先にも述べた引け後からの良からぬ動きもあり、
リスク回避なのか円最強な動きとなっており
先物もさらに掘り進んでおります・・・。

さすがに1ドル105円を割ってしまうと、
トヨタ始め厳しく設定している企業の想定為替レートすらも割ってしまうので
国内企業の業績懸念が改めて意識されてしまい、
数字的なバリュー面での下支え効果も削られてしまいます・・・
そして円高となれば、円売り・先物買いという国内の巻き戻しも止まる・・
という悪循環となりますので、この悪循環を止めるのは、
もはや聞き飽きたでしょうけど、安倍ちゃんの政策期待が高まり、
日本買いと言えるような商いの伴った株高となるか、
もしくは黒ちゃんの政策期待や安倍ちゃんの為替介入等のチラ見せによって
無理くりに円安圧力を掛けるしかないのですが、
現状は政策期待をはじめ国内独自の材料はなく、
足元の良好な需給面での巻き戻ししか無いので、
結果的に巻き戻しも海の向こう次第という状況が継続中です。

従って、明日はMSQという国内の需給イベントを通過しますが、
以上の通りな状況であるだけでなく、
来週はFOMCと黒銀会合という金融政策イベントを控えているので、
(一応、週明けの13日に自民党の選挙公約が正式に発表されますけどね)
国内の巻き戻しも過度に期待しないほうが良さそうです・・・。
今晩から週末までのイベントについても以下の通りですからね。

 ・今晩 独4月国際収支、ドラギECB総裁講演、
     米新規失業保険申請件数、米30年債入札

 ・明日 メジャーSQ、閣議、会社四季報発売日前の週末、中国休場
     ワイトマン独連銀総裁講演、コンスタンシオECB副総裁講演
     米6月ミシガン大消費者態度指数速報値、石油掘削リグ稼働数

 ・土日 中国経済統計(日曜発表)

明日の閣議後会見でひょっとこハム太郎(麻生財務相)ら閣僚が、
為替市場への牽制や政策に絡む口撃でもするか、
上記のイベントをきっかけに利上げ観測が再燃し、米債券安・ドル高となれば
期待薄ながら我が国の巻き戻しが再び始まることにはなりますけど・・・
(もちろん原油が崩れないことも前提ですけどね)

もはやいっそのこと、来週のFOMCまで低調な方が、
動きとしてはわかりやすいんですけどね・・・

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、明日のMSQを通過し、
安倍ちゃんの政策期待が高まらず、薄商いであろうとも、
海の向こうが米債券高、ドル安、原油安という最悪の揃い踏みとはならず、
米債券安・ドル安・円最弱、もしくは期待薄ながら、
理想的でもある米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高、円安)となるならば
円売り先物買いという国内の巻き戻しが継続すると見て、
来週のFOMCまでという目線で、割り切って波に乗るのはアリですが・・・
先にも述べた通り、現状は国内外共に危うい動きなので、
来週のFOMCまではその日限りの勝負に留めるのが無難ですけどね。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
足元の需給面、現状の数字的なバリュー面では、下値は限定的なので、
数年を含めた長い目線ならば勝負すればいいですが、
先にも述べた通り、米債券高、ドル安、原油安となれば、
世界的なリスクオフとなり、現状はやや危険なオイニーも漂っているので
安倍ちゃんの政策期待、黒ちゃんの政策期待、もしくは業績回復期待等で、
商いの伴った上昇となるまでは、現状はただの巻き戻しに過ぎないと見て
来週のFOMCと黒銀会合までは、慎重に構えるというのが無難ですけどね。

これまで撤退せず、王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、本日は呆れるほどの乱暴な動きが散見されましたが、
皮肉なことに元気の証でもあります・・・(笑)
しかも本日は商いの伴った続伸となり、
買いのパワー優勢と言えるのが直近目線だけでなく、
19日以降という目線でも優勢と言える本日の商いだったので、
明日も本日と同水準程度の商いを伴った続伸となれば、
シンプルに本格反発入りと言えます。
さらに物色面でもそーせい、ジグソー、ブラン等の暴落組が戻すなり、
マザーズ先物上場を控えて時価総額上位銘柄や新たな牽引役も堅調であれば
理想的な動きではありますので、マザーズの先物上場(7月19日)までは
好循環な波に乗るというのもアリですが、明日も続かなければ、
まだ危うい状況に変わりはないと言えるので、慎重に動いた方がいいです。

個別目線、中小型割安狙いの方についても同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
世界的なリスクオフとならない限り、小難しい国内外の背景には囚われず、
個別判断で勝負するのは自由でおます。
一応、ドル、原油、米債の動きだけは横睨みくらいはしておきましょう。
ちなみに今週も来週も政策・テーマ絡みのイベントは多いです。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。



スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.