不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
改めて足元を見つめながら、目先も見据えながら
こんばんはです。

明日で日経とTOPIXはイチモツちんこ表で言う所の三役好転となり、
3日時点の信用買い残も2.54兆円と低水準、
空売り比率の解釈は様々ながら、6日までの高水準から7日以降は減少傾向、
6日時点の裁定買い残はアベノミクス開始前以来の低水準である11.7億株
シカゴIMM通貨先物ポジは、直近ではドル売り・円買いではあるものの、
昨年までの水準から比較すれば、ドル買い・円売りの余地がかなり大きい、
企業想定為替レートは概ね1ドル110円、1ユーロ120-125円ながら
現状のEPSという数字だけを見れば割安とも言える。

以上の通りなので、テクニカル面、需給面、バリュー面を見る限り、
何チャラショックやセルイン何チャラが起きようとも、
下値は限定的だと言わざるを得ず、
下げるにしても、円高進行と共にバリュー面での下支え水準が切り下がり、
ジリ安になるかチチクリ合い(もみ合い)が続くのか・・・という感じです。

じゃあ上に行く材料は?ということになりますが、繰り返し書いている通り、
安倍ちゃんの政策期待、黒ちゃんの政策期待(もはや効果は怪しいけど)
企業業績の上振れ期待、もしくは米国を始めとする海の向こう頼み、
と言ったところになります。

現状は足元の呆れるほどの薄商いを見ればわかる通り、
安倍ちゃん政策を始めとする材料を期待した日本買いと言うには程遠いので、
ほぼ需給面での大人の都合な巻き戻しだけと言わざるを得ないです。
あとはせいぜいバリュー面での下支え効果があるとも言えますが、
1ドル110円を割っていると、業績の上振れ期待にはならないですからね。
(1ドル105円だとか、社内レートは違うんだという意見もありますがw)

そして唯一の好材料(好環境)である巻き戻しについても、
国内に材料が見当たらないだけに、現状は海の向こう次第であり、
実質的には米利上げのさじ加減次第という状況ですから、
昨日を含め繰り返し書いている通り、市場の動きから読み取るならば、
超シンプルにはドル安、原油安になると危ないと見ておけばいいですが、
これらの動きの鍵となるのは、米利上げのさじ加減を反映する米債券が、
利上げ先送り観測な債券高になると危ないと見ておけばいいでしょう。
(一応、株安・債券高というリスクオフ視点も含みますのでね)

つまり海の向こうは、米債券高・ドル安・原油安が揃い踏みとなれば、
我が国だけでなく世界的にも最悪パターンということであり、
どれかが欠けていれば、世界的には御都合解釈(ドル安バンザイ)
となる可能性はありますが・・・
我が国目線では、ドル安・円最弱となればいいのですが、
ドル安・円高となるだけで重石となってしまいます。

そういう意味では、黒ちゃんの政策や安倍ちゃんの為替介入への期待が、
円安圧力となり、国内の巻き戻し(円売り・先物買い)も加速し、
結果的に円安での業績上振れ期待にも繋がり、バリュ面での旨味も増す・・
という手っ取り早い好循環にはなりますけど、
ご存知の通り、もはや金融政策の効果に対しては、
世界的にも限界だというコンセンサスが出来上がっているので、
せいぜい市場で短期的に反応するだけに留まりそうですから、
やはり安倍ちゃんの財政面での政策期待・・・というか信認が高まらないと
日本買いと言える商いの伴った株高にはならず、
海の向こう次第での巻き戻しとバリュー面での下支えしか期待出来ないです。

やや気掛かりなのは・・・
三菱UFJが国債市場特別参加者の資格を返上するという話であり、
今日のところは債券市場に大きな影響は見られませんでしたが、
今後、他行も追随する動きとなれば、
黒ちゃんのノーパンじゃぶじゃぶ(金融緩和)の効果が、
たださえもはや効果は限定的だと言われているのに、
さらに効果が削がれるという見方が拡がり、円高懸念どころか、
現状ではオカルトチックな債券暴落が現実化する扉が開いたのか・・・
という見方が出来なくもないですから、明日の5年債入札も含め、
今後の債券の動きがちと注目ではあります。

まぁ、良からぬ扉が開いたのかどうかという話は頭の片隅に置いとくとして、
昨夜は海の向こうの鍵を握る米債券が債券高となり、
ドル安も進みましたが、原油安もコラボする最悪パターンとはならず、
原油は50ドルを超える堅調ぶりを維持したことで、
米株・資源国・新興国はドル安バンザイな御都合解釈となっております。

そして本日の我が国は、米債券高となったことで、
昨日までの米債券安だからこそのドル安・円最弱とはならず、
素直にドル安・円高となりましたが、米債券高が足踏みしていることや、
中国の貿易統計が好意的に解釈されたことも加わったことで円高も止まり、
SQ前の水曜日らしく、大人の都合で切り返しての高値引けで終えております
(株価との連動性も高い景気ウォッチャー調査の先行き判断DIが、
 相変わらずの50割れながら4か月ぶりに改善したというのもあったり、
 寄り前の1-3月期GDPの2次速報が上方修正された・・・
 というのも口実になったのかも知れませんけどね。)
ただし相変わらずの薄商いですから、本日も単なる巻き戻しに過ぎないです

以上の通りなので、安倍ちゃんの政策を期待する日本買いとならなければ、
効果は限定的な黒ちゃん政策、現実的には需給面での巻き戻ししか期待できず
それもまた海の向こう次第というのが現実ですから、
引き続き、米債券、ドル、原油の動きを見ながら立ち回るしかないので、
(米債券高・ドル安・原油安とならないことを見ながら)
結局は来週のFOMCと黒光り銀行会合が目先のヤマ場となりますが、
超目先(今週)のこれらに絡むきっかけとなりそうなイベントとしては・・・

 ・今夜 米4月JOLT労働調査、週間原油在庫、米10年債入札

 ・明日 4月機械受注、中曽日銀副総裁挨拶&会見、5年債入札
     休場中の中国で中国5月CPI&PPI

 ・明晩 独4月国際収支、ドラギECB総裁講演、
     米新規失業保険申請件数、米30年債入札

 ・週末 メジャーSQ、閣議、中国休場
     ワイトマン独連銀総裁講演、コンスタンシオECB副総裁講演
     米6月ミシガン大消費者態度指数速報値、石油掘削リグ稼働数

 ・土日 会社四季報発売前の土曜日、中国経済統計(日曜発表)

という感じなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、安倍ちゃんの政策期待が高まらず、薄商いであろうとも、
海の向こうが米債券高、ドル安、原油安という最悪の揃い踏みとはならず、
昨日のような米債券安・ドル安・円最弱、もしくは期待薄ながら、
理想的でもある米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)となるならば
円売り先物買いという国内の巻き戻しが継続すると見て、
割り切って波に乗ればいいでしょう。
くれぐれも週末はMSQなので、乱高下リスクは覚悟の上で・・・。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
先にも述べた通り、足元の需給面、現状の数字的なバリュー面では、
下値は限定的なので、数年を含めた長い目線ならば勝負すればいいですが、
これまた先にも述べた通り、米債券高、ドル安、原油安となれば、
世界的なリスクオフとなる可能性はあるので、
安倍ちゃんの政策期待、黒ちゃんの政策期待、もしくは業績回復期待等で、
商いの伴った上昇となるまでは、現状はただの巻き戻しに過ぎないので
慎重に構えるというのも無難ですけどね。
(週末にはMSQ、来週はFOMC、黒銀会合もあるので・・・)

これまで撤退せず、王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、本日はそれなりに商いの伴った続伸となり、
シンプルに見れば、直近ではまだ買いのパワーが優勢と言えますし
マザーズ先物上場を睨んだ大人の都合な動きも感じられます。
しかしながら5月18日安値までの商いに比べると、
19日以降の商いとしてはまだ十分とは言えないので
シンプルに18日安値までに匹敵するくらいの商いを伴った上昇が連続するか
これまで牽引してきたそーせい、ジグソー、ブラン等の暴落組が戻すなり、
マザーズ先物上場を控えて時価総額上位銘柄や新たな牽引役が現れるまでは
まだアテにならない反発と見て、持ち越し等のリスキーな勝負は避け
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
いつか見た光景のようなオイニーは払拭されていないのでね・・・。

個別目線、中小型割安狙いの方についても同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
日本株を含めセルイン田中邦衛の様な世界的なリスクオフとない限り、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
一応、ドル、原油、米債の動きは横睨みくらいはしておきましょう。
ちなみに今週も来週も政策・テーマ絡みのイベントは多いです。

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