不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
何も変わらぬまま雇用統計へ
こんばんはです。

一昨日の安倍ちゃんマン会見が、政策期待が高まることなく終わったことで、
日本買いを招く(商いを伴う上昇)材料が無くなってしまい、
需給面での巻き戻しとバリュー面での下支えに期待するしかなく、
材料面では海の向こう頼みという状況となる中で昨夜は、
ドラギナイト(ECB理事会)と油ギッシュナイト(OPEC総会)開催され
米国では雇用統計の前哨戦となるADP雇用リポートが発表されました。

ドラギナイト(ECB理事会)については
ドラギえもんがサプライズで秘密道具(追加の金融緩和策)を出すこともなく
その後に行われたドラギえもんの会見においても、
追加キンタマ緩和を匂わせるハミ金ユルフン姿で登場することもなく、
かと言ってハシゴを小脇に抱えて登場することもなかったので、
会見も含め市場の観測通りの結果だったと言えます。

dra1.png

ただしユーロはドルと円とは違い、足元の需給面での動きが少なかったので、
ドラギナイトで何もなかろうとも、動くきっかけにはなったようで、
昨夜からユーロは巻き戻しとも言えるユーロ安が進行しております。

油ギッシュナイト(OPEC総会)については・・・


zou.png

象さんとオケツ・・・ではなく、

opec.png

増産凍結・・・は見送られ、これまた市場の観測通りではあったのですが、
気掛かりだった過去最高水準にまで膨らんでいた原油の買いポジの巻き戻しは、
発表直後だけは見られたものの、米サジ加減原油在庫の発表をきっかけに、
すっかり元通りとなっており、結果的には無風通過となっております。

一応、ナイジェリア等の地政学リスク、
カナダの石油精製施設の事故、米国の恒例のドライブシーズン突入、
サウジがつゆだくな大幅増産はしないと言ったとか・・・
という要因もあると言えばありますが、
いつ巻き戻しが起きてもおかしくない足元の需給環境には変わりないので、
原油と共に世界のリスクON/OFFスイッチの一つであり、
世界の主役材料である米利上げのサジ加減で動くドルは、
原油価格にも大きく影響するだけに、米利上げのさじ加減が、
原油の巻き戻しが起きるきっかけとなる可能性も高いと言えます。

そんな米利上げのさじ加減を決めるイエレンおばさんが、
最も重視する経済指標の一つである今夜の雇用統計を前に、
昨夜はADP雇用リポートが発表されましたが、
イマイチな結果ながらも、これまた市場予想通りではありましたので、
これが動くきっかけにまではなりまへんでした。

しかしながら週初からの米債市場での利上げ先送り観測な米債高は継続し、
それに相反する利上げ観測な基調(ドル高)が続いているドルは、
ドラギナイトをきっかけとしたユーロ安もあり、横ばいながらも継続しており
米債とドルの利上げ観測を巡るチグハグな動きも継続しているわけですが、
利上げのさじ加減の目安(織り込み具合)となるのは米債ですから、
現状では次回FOMC(14-15日)での利上げ先送り観測が、
昨夜のADPの結果を受けても、さらに高まりつつあると言えます。

今夜発表される雇用統計についても、そもそも市場予想自体が低くなっており
おまけにベライゾンのストライキが影響するとも言われており、
低調な結果に対する準備万端・・・いや、言い訳が揃いつつありますので、
発表直後は恒例のお祭り状態と化すでしょうけど、結果的には無風通過となり
月曜のイエレンおばさんの講演に委ねられるという展開になりそうですが・・

yel1.png

今頃、すでに入手している雇用統計の結果を見ながら、
月曜日にどんな言葉責めをしてやろうかしら・・・
いやいや、私の檜舞台であるFOMCまでお預けにしてやろうかしら・・・
と企んでいそうです。

そんなイエレンおばさんの週末の悪趣味な企みはともかく、
今夜の雇用統計に対しては、言い訳が揃っているとは言え、
低調な結果だということになれば、
次回FOMCでの利上げ先送り観測になるということですから、
やや利上げ観測な動き(ドル高)となっているドルは、
利上げ先送り観測な米債に合わせるようにドル安となる可能性は高いとも・・
そして日本株には円高という重石が乗っかることになってもおかしくないです

以上の通りなので、今夜の雇用統計については、
市場予想通りに低調な結果になろうと、ドル安リスクはあるということであり
本来ならばドル安が追い風となるはずの原油についても、
足元ではドル高と共に買いポジをパンパンに膨らませて来ただけに、
セオリーに反しようとも、ドル安をきっかけに崩れる可能性はあります。
そして我が国には円高という重石が届く可能性もあるということです。

当然ながら、今夜の雇用統計が市場予想を上回る堅調な結果となれば、
理想的ではあり、以上のようなリスクが起きる可能性も低いと言えます。
あわよくばリスクオンも・・・期待薄ですけどね。

いやはや、今夜の雇用統計が無風通過となり、
イエレンに委ねられるのか・・・それともドル安のきっかけとなるのか・・・
はたまた堅調な結果となるのか・・・もはや週末なので待つのみです。

ちなみに本日の日本株は、
冒頭でも触れた通り、現状は海の向こう次第であり、
そんな海の向こうは以上の通りですから、
相変わらず閑古鳥だけが異常繁殖し、商いが膨らむこともなく(2兆円割れ)
チチクリマンボーする(揉み合う)しか無かったと言えます。
新興市場は少しだけ明るい兆しも感じられましたけどね

とにかく商いが膨らまないことには、海の向こうのさじ加減次第ですから、
もはや政策でも何でもウンコでもいいので、
商いの伴う株高となる口実(材料)なり、きっかけが欲しいもんです。

本日は週末なのでこれにて失礼します。

良い週末をお過ごしください。

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