不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
結局は海の向こう次第のまま、海の向こうのヤマ場へ突入
こんばんです。

安倍ちゃん会見から一夜明け、大幅安となった日本株・・・
「売るールルルル」という蛍の声と「じゅん・・・」という声と共に


kuroitagoro.png

彼の影もチラついたりしますが、相変わらずの薄商いなので(2.09兆円)
安倍ちゃんの会見(政策)に対する失望と言うよりも、
これまで単なる需給面での巻き戻しと言える薄商いで上げた分、
会見をきっかけに売られているだけ・・・という感じでおます。

ただし昨日と本日は薄商いながらも2兆円を超える商いでの下げなので、
明日以降、さらに商いを膨らませての下げが続くようであれば、
セルイン田中邦衛・・・セルインじゅ~ん・・・となる可能性もあります。
(くどいようですがセルインじゅ~んは某画伯のパクリネタではなく、
 私の先出しオリジナルネタですのであしからず・・どうでもいいってw)

ただし、かつてのセルイン何チャラや何チャラショック前に比べると、
我が国の足元での需給面、バリュー面では良好と言わざるを得ないので、
下値は限定的であり、底割れするとは思えないですけど、
かと言って、国内の株高材料は安倍ちゃんの政策(黒銀も含む)、
もしくは業績の上振れ観測が高まることくらいしか無いだけに、
現状の為替水準では、業績の下振れ懸念にまではならないですが、
少なくとも上振れ観測にはならないので、
昨日の安倍ちゃん会見が頼みの綱だったと言えます。

しかしながら御存知の通り、安倍ちゃんマン会見では、
政策の内容はそれなりに判明しているものの、肝心の規模はお預けとなり、
実質的には消費税増税の先送りだけとなったので、
安倍ちゃんの政策期待は空振りに終わり、
政策に期待するような商いの伴った日本買いとはならず、
冒頭で書いた通りとなっているだけであり、
つまり海の向こう次第という状況が継続しているだけと言えます。

そういえば消費税増税の先送りについては、
いつも「やれやれ」と言っていたIMFや格付け機関(S&P)が、
容認する見解を示すという謎の行動もありますが、
これは肩書重視で意見を求めた安倍ちゃんの成果なのかも・・・(笑)

そして一部では本日の下げは「佐藤ショック」だとも言われていたように、
(そうだとは思いませんけどね)
確かに黒光り銀行の金玉政策決定会合でいつも反対するロンリー木内くんは、
会合の場での反対は吉本新喜劇で言う定番のズッコケ扱いと化していますが、
会合以外の場で木内くんが発言すると、たまに木内ショックも起きるので、
今回も黒光り銀行の多数決で決められたものと異なる意見を発言すると、
佐藤ショックだと言われても仕方ないですし、
次回の会合で反対者が増えるという懸念にも繋がるとも言えるのでしょう。
(FRBやECBのメンバーではよくある話なんですけどね(笑))

ただし突飛なことを言っているわけでもないですし、
安倍ちゃんマンが消費税増税の先送りを表明したばかりということもあり、
ついでに黒光り銀行も物価の達成目標を先送りにするつもりなのか・・・
そうなると次回の会合では黒い巨砲(追加緩和)をぶっ放さないのでは・・・
という連想ゲームも出来なくはないですから、
佐藤ショックという要素も多少はあったのかも知れないです。

昨日も書いた通り、百貨店の5月月次は低調であり、
5月の新車販売も低調だった一方(米国でも両方の結果が低調です)、
本日発表されたデフレの権化であるユニクロの5月月次は堅調だったので、
デフレに逆戻りの兆しが窺えるとも言えるだけに、
黒光り銀行の物価目標先送り観測を後押しするとも言えますが・・・。

素直に受け取れば、デフレの兆しを払拭するために、
黒い巨砲をぶっ放すとの期待が高まるとなりますけどね。

まぁとにかく、安倍ちゃん会見から一夜明けても、
結局は会見前までの日本株を取り巻く環境に変わりが無いということであり
上にも下にも動くきっかけとなるのは海の向こう次第・・・
という状況が続いているということですので、
以下の今夜以降のイベントが、動くきっかけ候補となります。

まず今夜は・・・

・原油の買いポジが過去最高水準に膨らんでいると共に高止まりしている中で
 ザ・シークな人達を中心に産油国が集う油ギッシュナイト(OPEC総会)


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・ドルや円に比べると需給面での変化が小さかったユーロの総元締めであり、
 サプライズ好きなドラギえもん率いるドラギナイト(ECB理事会)

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・明日の雇用統計を控えての前哨戦となり、
 海の向こうの主役であるイエレンおばさんの利上げのサジ加減を占う上で、
 手掛かりにもなるADP雇用リポート

・イエレンおばさんの愛犬でもあるNY連銀総裁を始め3人の連銀総裁講演

明日は・・・

・太郎ちゃん(麻生財務相)の曲がった口での口撃、政策期待再び・・・
 という淡い期待もある寄り前の閣議

・我が国の実質賃金を含む所得の確認となる4月毎月勤労統計調査

・中国の堅調と思われる財新版サービス業PMI

・FRBが保険会社に対する規制案を巡る公開会議(注目度はゼロですが)

・大トリの雇用統計を始めとする米経済指標(ISM非製造業、貿易収支等)

週明けは・・・

・イエレンおばさんの講演(FRBが発表する労働市場情勢指数も)

他にも明日は、S&Pとフィッチが米格付け見通しを発表(予定です)、
5日の日曜日は、新月、参院選にも影響があるといえる沖縄県議選、
英国のEUトンズラ騒動にも絡むスコットランド議会選
相場への影響は低いですが、何気に注目なスイス国民投票、
といったのもあります

以上の通りなので、これらよりも先に控える10日のMSQ、
14-15日のFOMC、15-16日の黒光り銀行会合、17日の米MSQ
20日-月末に掛けてのギリシャ大量償還、21ー22日のイエレン議会証言
22日の参院選公示、23日の英国のEUトンズラの是非を問う国民投票、
月末のFRBのストレステスト結果公表、7月10日の参院選投開票、
7月11日からの米企業決算、7月下旬からの国内企業決算、
といった日程を見据えて、
今夜以降の目先のイベントをきっかけに方向感が決まってくるでしょうから、
サプライズでドラギバズーカをぶっ放し、油ギッシュナイトで減産が決まり、
改めて国内で政策期待も高まり、雇用統計を始め米経済指標が堅調となれば、
原油価格が更に上昇し、米利上げ観測な動きも継続するので、
世界的なリスクオンとなり、我が国も商いの伴った株高となります(笑)

え?んなアホな?

おっしゃる通り、あまりにも都合が良すぎるシナリオですから、
原油が崩れず、米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)さえ継続すれば
政策期待の剥がれた我が国を海の向こうが引っ張ってくれることになり、
少なくとも週初まで続いていた薄商いでの巻き戻しは再開するので、
欲張らずにせめてこちらのシナリオになることを願うばかりです。

まぁでも足元の地合いを見ると、原油は買いポジの巻き戻しリスクは高く、
ドラギもサプライズなしというのが大半の予想であり、
米国も結局はFOMCまでは煮え切らない展開が続きそうであり、
中国や英国のリスクも含め、海の向こうはアテにならない可能性が高いので、
今夜以降の目先のヤマ場への期待は禁物と構えておいた方がいいでしょう。
セルイン田中邦衛(じゅーん)という事態までは無いと思いますけどね。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、今夜のドラギナイトと油ギッシュナイトがポジティブであれば、
明日の雇用統計は予想が低いこともあるので、勝負してみるのもアリですが、
ポティブでなければ、その日限りの勝負に留めておきましょう。

以上のような小難しい背景等は置いといて、シンプルに考えるならば、
米利上げ観測と共に為替の巻き戻し(ドル高、円安)が継続しているか、
先月のようにドル安であろうとも円最弱の動きとなっているならば、
薄商いであろうと円売り先物買いという国内の巻き戻しが継続すると見て、
割り切って勝負するというのもアリですが、くれぐれもお気を付け下さい。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
足元の需給面、バリュー面からも下値は限定的ですから、
数年を含め長い目線ならば、勝負すればいいです。

今夜からのヤマ場以降という目線で勝負する方は、
明日の参戦判断だけは、持ち越し短期勝負の方と同様の見方で動きましょう。

これまで撤退せず、王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、何かとキナ臭い、胡散臭いネタが蔓延し、
いつか見た光景・・・前夜・・・のようなオイニーもしますが、
シンプルに見れば、直近ではまだ買いのパワーが優勢と言えますし
マザーズ先物上場を睨んだ大人の都合な動きも感じられます。
しかしながら18日安値までの商いに比べると、
19日以降の商いとしてはまだ十分とは言えないので
シンプルに18日安値までに匹敵するくらいの商いを伴った上昇が連続するか
これまで牽引してきたそーせい、ジグソー、ブラン等の暴落組が戻すなり、
マザーズ先物上場を控えて時価総額上位銘柄や新たな牽引役が現れるまでは
まだアテにならない反発と見て、持ち越し等のリスキーな勝負は避け
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
一応、先にも述べた通り、国内外共にヤマ場へ突入しているのでね。

個別目線、中小型割安狙いの方についても同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
本日からのヤマ場以降にセルイン田中邦衛の様な世界的なリスクオフとなり、
足元の需給面、バリュー面も凌駕するパワー(商い)によって、
行き過ぎな動きにでもならない限り、小難しい国内外の背景には囚われず、
個別判断で勝負するのは自由でおます。
言っても今週は政策イベントウィークでもありますから(週末に閣議決定)、
政策&テーマ株にとっては話題が豊富ではありますのでね。

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