不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週は岐路であり、ヤマ場としては1-3日
おはようございます・・・いや、こんばんはです?

夜にゴリゴリの濃いコーヒーを飲んでしまったことで眠れなくなり、
そのまま記事を書いてしまったので、真夜中の更新となります。

さて、先週は安倍ちゃんマン渾身の赤福・真珠サミットが開催され、
政策期待が高まるかなと淡い期待もしていたのですが、
見ての通り、連日で2兆円割れという薄商いが続いており、
政策期待で外国産のイナゴが飛来することもなく、閑古鳥だけが異常繁殖し、
東京市場はヒッチコック状態と化しております。

ただしシカゴ投機筋の為替チンポジ、裁定買い残、信用買い残等、
足元の需給環境だけは良好だった上に、
先々週末にはSQと45日前ルール該当日も通過となり、
先週にはTOPIXの11月高値の裏(日経は6月1日)・・・
といった需給要素も絡む節目も通過し、
さらに米国で利上げ観測が高まっただけでなく、市場の動きとしても、
先週からリアルな利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)となったことで、
政策期待での商いは膨らまずとも、揉み合いから脱したとは言えなくとも、
大人の都合も含む需給面での巻き戻しだけは続いていたという状況です。

そんな巻き戻しによる円安が進んだことで、
先週末に一巡した国内企業決算と共に出揃った17年3月期見通しに対しても
減益見通しながらバリュー面での数値的には割安ではあるので、
閑古鳥ならぬ閑散に売りなしという下値の堅さにも繋がっているのでしょう。

ただしこのままだと、国内では需給面での巻き戻しくらいしか、
日本株を牽引するものが見当たらないという現状ですから、
政策期待が高まるなり、業績が上振れるとの観測でも広がらない限り、
国内独自要因での商いの伴った株高となるのは難しく、
円高に振れてしまうとバリュー面での下値の堅さもフワフワになります。

従って日本株は為替だけを見ておけばというシンプルな見方でもいいですが、
現状は為替を動かすのは海の向こう次第であり、
海の向こうは実質的にイエレンおばさんの利上げのさじ加減次第なので、
巻き戻しが継続するのかしないのかというのもイエレンおばさん次第・・・、
米利上げのさじ加減次第という現状です。

ちなみに昨日発表された24日時点のシカゴIMM通貨先物ポジを見ると
ユーロのポジには大きな動きがなかったものの、円買ポジは大きく減少、
ドルは6週間ぶりに買い越しへと転じており、
ドル高円安という巻き戻しが一気に加速している状況ですので、
今週の盛り沢山なイベントを考えると、目先は反動もありそうですが・・・
昨年の水準までという目線ならば、巻き戻しの余地はまだまだあるので、
今後も米利上げ観測な動きが継続し、安倍ちゃんの政策期待も高まり、
更に黒光り銀行の政策期待も加われば、
まだまだ巻き戻しが加速する余地は十分にあると言えます。

そんな巻き戻しに影響する米利上げのさじ加減を決めるイエレンおばさんが、
講演も行った週末時点の状況としては、我が国は以上の通りですが、
海の向こうについては、昨日も少し触れた通り、
イエレンおばさんの講演を受けて、
足元のリアルな利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)は継続しており、
米株は相変わらずの薄商いでアテならないながらも堅調を維持しているので、
米国は利上げできるほどに堅調なんだ・・・
というイエレンおばさんのさじ加減と市場の解釈が一致している動きです。
ちなみにビックリ(VIX)指数は13.12と低水準であり、
安全資産の金玉も続落中でおます。

そして利上げのさじ加減次第である基軸通貨ドルとともに、
市場のリスクON/OFFスイッチでもありながら、
ドル高(利上げ)が重石にもなる原油についても、
利上げの影響を克服したと言うより、地政学リスクや足元の需給面であったり
2日にOPEC総会を控えているという日程的な要因もあり、
足元では利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)ながらも堅調であり、
原油以外の商品についても、利上げの影響を克服したとまでは言えませんが、
概ね堅調であり、落ち着いております。
ただし景気の鏡でもある銅が軟調なのは気がかりではあります・・・

そんな銅の上客でもある中国は、ドル高(利上げ)が重石になるだけでなく、
独自の奇病も抱えており、トリプル安基調も継続しております。
変態独裁政権のせいで真の実態はわかり兼ねますが、
銅も含め市場の動きだけでも不穏であることに変わりなく、
もはや財政出動効果の賞味期限は切れたと言ってもおかしくないのですが・・
最近は市場からやや忘れられた感もあるので、そういう意味では、
何チャラショックのきっかけになる第一シード国であるとも言えます。

同じくドル高(利上げ)が重石になる資源国・新興国についても、
足元では利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)によって通貨安が進み、
やや警戒水域に近づいている国も散見されつつありますが、
債券と株も含めると、まだ落ち着いているとは言えます。
先に述べた中国、トルコ、南ア、メキシコ、中東産油国は、
他に比べるとキナ臭さは強いですけどね。

そして株価だけで見れば、中国、南欧重債務国、中東産油国、イスラエル、
日本を含むチームマイナス金利国の弱さが目立ちますので、
何らかの問題があることを素直に表している面々とも言えるんでしょうね・・

まぁ安倍ちゃんマンも「リーマンショック前にクリソツ!」と言っており、
実際に米国が利上げに踏み切るとともにマネーの水位と流れは変わり、
そもそも利上げは正常化と言う名の負荷ではありますから、
健康体の国には筋トレ効果にはなりますが、
中国や安倍ちゃんの言う新興国等の不健康な国にとっては重石ではあります。

一方、日欧はドーピング(金融緩和)を過剰投与することで、
不健康をごまかしている状態ですから、
ごまかしている間に病巣を治療できなければ副作用だけが残り、
副作用にも耐えられない身体ということですからね。

そして米大統領選という安保政策を含む政治面、経済面でも岐路も迎え、
抜け駆け2大国の一角である英国も利上げを視野に入れているだけでなく
何かが起きることを知っての備えなのか、EUからのトンズラの動きもあり、
中東も相変わらずのきな臭さですから、
そりゃあいずれは何か起きることは間違いないですし
常に頭の片隅では備えておくべきですが、じゃあいつ起きるのか?
かと言って、何か起きるぞと言い続けるだけならばいつかは当たりますし、
現状の動きからは過度な警戒をしてもキリが無いに等しいので、
ひとまず安倍トラダムスの大予言は置いといて、週末時点の状況を踏まえつつ
今後のスケジュール等も加味しながら、今週の動きを占ってまいります。
まずはいつも通り、今週のスケジュールから御覧ください。
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国内 海外
30(月) 4月商業販売統計(小売売上高)(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
4月自動車大手8社の生産・販売・輸出実績 仏1-3月期GDP・改定値(15:45)
仏4月消費支出(15:45)
安倍首相が消費税についての見解表明? スウェーデン1-3月期GDP・改定値(16:30)
 ※もしかして衆院解散についての見解も? ギリシャ1-3月期GDP・改定値(18:00)
 ※結局は1日に会見となりそうです。 ユーロ圏5月消費者信頼感・確定値(18:00)
民進、共産、社民、生活の野党4党党首会談 独5月消費者物価・速報値(21:00)
 ※安倍内閣不信任決議案の提出協議 チリ4月銅生産(22:00)
ジャイトリー印財務相訪日(29-4日)
社保審年金数理部会(10:00) セントルイス連銀ブラード総裁講演(9:35)
原子力規制委・検査制度の見直しに関する  ※タカ派、投票権有
 検討チーム初会合(13:00) メルケル独首相講演値(24:00)
次世代火力発電の ユンケル欧州委員長講演(24:00)
 早期実現に向けた協議会(14:00) トゥスクEU大統領講演(24:00)
産業構造審・バイオ小委員会(15:00) 中東平和プロセスサミット(6月第1週に延期)
(決算) (決算)ズベルバンク
DyDo、アイケイケイ、東和フード、ナガノ東
(休場)米、英、コロンビア、ベネズエラ
31(火) 4月全世帯家計調査・消費支出(8:30) 人民元基準値発表(10:16)
4月失業率(8:30) 人民銀の公開市場操作(10:16)
4月有効求人倍率(8:30) 豪1-3月期経常収支(10:30)
4月鉱工業生産・速報値(8:50) 豪4月住宅建設許可件数(10:30)
4月建設機械出荷(12:00) 仏5月消費者物価・速報値(15:45)
5月自動車生産(13:00) タイ4月経常収支(16:30)
4月新設住宅着工戸数(14:00) 独5月失業率(16:55)
4月建設工事受注(14:00) ポーランド1-3月期GDP(17:00)
2市場信用取引残高(16:00) ユーロ圏4月マネーサプライM3(17:00)
5月日銀当座預金増減要因と ユーロ圏4月失業率(18:00)
 金融調節・速報(19:30) ユーロ圏5月消費者物価・速報値(18:00)
外国為替平衡操作の実施状況(19:00) イタリア1-3月期GDP・改定値(19:00)
ポルトガル1-3月期GDP・改定値(20:00)
閣議、閣議後会見 インド1-3月期GDP(21:00)
 ※熊本地震復旧予備費を閣議決定見通し 南ア4月財政収支(21:00)
 ※5/16週に決められた 加1-3月期GDP(21:30)
  「ニッポン1億総活躍プラン」 米4月個人消費支出(PCE)(21:30)
  「日本再興戦略2016」等、 米4月コアPCEデフレーター(21:30)
  経済財政運営の指針「骨太の方針」は 米4月個人所得(21:30)
  この日に閣議決定見通しだったが、 ブラジル4月財政収支(22:00)
  6月初旬(週末?)に先送りするとも 米3月ケース・シラー米住宅価格指数(22:00)
自民党の「教員の長時間労働の 5月ミルウォーキー購買部協会景気指数(22:00)
 是正に関する議員連盟」が 米5月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
 土日は部活休養日にする等の方針を 米5月CB消費者信頼感指数(23:00)
 馳浩文科相に提出 米5月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
ジャイトリー印財務相訪日(29-4日)
ビスコ伊中銀総裁講演(17:30)
国交省からスズキに対し、燃費測定方法等の OECDフォーラム(31-1日)
 詳細について再報告を求められている期限 COMPUTEX TAIPEI 2016(31-4日)
国際食品見本市「SIAL ASEAN 2016」(31-2日)
MSCI指数構成銘柄の入れ替え実施日
(決算)VW
2年債入札(12:45)
(決算)
パーク24、菱洋エレク、トリケミカル
ACCESS、はてな
1(水) 1-3月期法人企業統計調査(8:50) 韓国4月経常収支(8:00)
4月日経製造業PMI・改定値(11:00) 人民元基準値発表(10:16)
5月日銀当座預金増減要因と 中国5月製造業PMI(10:00)
 金融調節・実績(13:00) 中国5月非製造業PMI(10:00)
5月新車販売台数(14:00) 豪1-3月期GDP(10:30)
日銀・基調的なインフレ率を 中国5月財新製造業PMI(10:45)
 捕捉するための指標(14:00) スイス1-3月期GDP(14:45)
プログラム売買状況(15:30) 仏5月製造業PMI・改定値(16:50)
4月&15年度税収実績(15:30) 独5月製造業PMI・改定値(16:55)
ユーロ圏5月製造業PMI・改定値(17:00)
通常国会会期末 ※安倍首相会見も 英5月製造業PMI(17:30)
 政策の閣議決定が31日ではなく、 米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
 6月初旬(週末?)に見送る予定なので、 ブラジル1-3月期GDP(21:00)
 この日の会見は消費税ネタのみ? 米5月マークイット製造業PMI・改定値(22:45)
東京都議会再開 米5月ISM製造業景況指数(23:00)
 ※舛添知事の所信表明演説(辞任?) 米4月建設支出(23:00)
林経産相が米国訪問(1-2日) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)(27:00)
日米韓首席代表会合 米5月新車販売台数(29:00)
 ※北朝鮮問題協議 API米週間原油在庫統計(29:30)
ジャイトリー印財務相訪日(29-4日)
スチュワードシップ・コード及び OECD閣僚会議(1-2日)
 コーポレートガバナンス・コードの  ※2016年世界経済見通し発表(17:00)
 フォローアップ会議(10:00) OECDフォーラム(31-1日)
原子力規制委臨時会議(17:30) ASEAN世界経済フォーラム東アジア会議
 ※関電の安全性向上に関する取組み   (マレーシア:31-2日)
COMPUTEX TAIPEI 2016(31-4日)
花王 社長会見(9:45) 国際食品見本市「SIAL ASEAN 2016」(31-2日)
日立IRデー ラウテンシュレーガーECB理事講演(16:00)
アイスランド中銀政策金発表(22:00)
大手百貨店5月月次売上高
小売企業の5月月次売上高発表ラッシュ開始 中国工商銀行が理財商品の販売中止、
 既存商品の延期中止を開始
日経の12月高値の裏(期日)
(決算)マイケルコース
(決算)伊藤園
2(木) 5月マネタリーベース(8:50) 韓国1-3月期GDP(8:00)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
5月消費者態度指数(14:00) 人民銀の公開市場操作(10:16)
投資主体別売買動向(15:00) 豪4月貿易収支(10:30)
豪4月小売売上高(10:30)
佐藤日銀審議委員挨拶(10:30) ユーロ圏4月生産者物価(18:00)
佐藤日銀審議委員会見(14:00) 米5月チャレンジャー人員削減数(20:30)
経団連定時総会(14:00) 米5月ADP雇用リポート(21:15)
 榊原経団連会長会見(16:30) 米新規失業保険申請件数(21:30)
林経産相が米国訪問(1-2日) EIA米週間天然ガス在庫(23:30)
第3回「震災対策技術展」大阪(2-3日) EIA米週間原油在庫(23:30)
ジャイトリー印財務相訪日(29-4日)
ECB理事会
ファストリ5月国内ユニクロ売上高(15:00)  ・金融政策、政策金利、経済予測発表(20:45)
 ・ドラギECB総裁会見(21:30)
10年債入札(12:45) パウエルFRB理事講演(21:35)
 ※中間派、投票権有
(IPO)タカラレーベン・インフラ投資法人 NY連銀ダドリー総裁講演(24:30)
  ※東証インフラファンド市場の上場第1号  ※ハト派、投票権有
ダラス連銀カプラン総裁講演(26:00)
(決算)  ※ハト派、投票権なし
ファースト住、サーラ住、ダイサン、アルチザ OPEC総会
泉州電、巴工業、ピープル、不二電 OECD閣僚会議(1-2日)
ASEAN世界経済フォーラム東アジア会議
  (マレーシア:31-2日)
COMPUTEX TAIPEI 2016(31-4日)
国際食品見本市「SIAL ASEAN 2016」(31-2日)
スペイン5年債入札
3(金) 日銀当座預金増減要因・6月見込み(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
4月毎月勤労統計調査(9:00) 中国5月財新サービス業PMI(10:45)
トルコ5月消費者物価(16:00)
閣議、閣議後会見 仏5月サービス業PMI・改定値(16:50)
 ※31日に見送った政策を閣議決定? 独5月サービス業PMI・改定値(16:55)
おおさか維新の会が参院選公約発表 ユーロ圏5月サービス業PMI・改定値(17:00)
スキーバス事故対策検討委が最終案公表 英5月サービス業PMI(17:30)
第3回「震災対策技術展」大阪(2-3日) ユーロ圏4月小売売上高(18:00)
ジャイトリー印財務相訪日(29-4日) 米4月貿易収支(21:30)
米5月雇用統計(21:30)
(決算) 米5月マークイットサービス業PMI改定値(22:45)
鳥貴族、ティーライフ、山岡家、モロゾフ 米5月ISM非製造業景況指数(23:00)
ハイレックス、三井ハイテク、ゼネラルパ 米4月製造業新規受注(23:00)
共和工業、エイケン工業 米石油掘削リグ稼働数(26:00)
ユークス、アマガサ、クリムゾン シカゴIMM通貨先物ポジション(5/31時点分)
シカゴ連銀エバンス総裁講演(16:45)
 ※ハト派、投票権なし
ヤンソン・スウェーデン中銀副総裁講演(18:15)
ブレイナードFRB理事講演(25:30)
 ※ハト派、投票権有
FRBが保険会社に対する規制案をめぐり、
 公開会議を開催
アジア安全保障会議(3-5日)
G20農業相会合
COMPUTEX TAIPEI 2016(31-4日)
4(土) ジャイトリー印財務相訪日(29-4日) クリーブランド連銀メスター総裁講演(16:00)
 ※タカ派、投票権有
ビスコ伊中銀総裁講演(22:00)
ビルロワドガロー仏中銀総裁講演(22:00)
アジア安全保障会議(3-5日)
米民主党大統領選のバージン諸島党員集会
COMPUTEX TAIPEI 2016(31-4日)
台湾株式市場が特別取引
中国・天安門事件から27年
香港民主派が追悼集会
5(日) 新月(12:00) スイス国民投票
 ※月額約30万円支給するベーシックインカム
沖縄県議選投開票   の是非を問う
熊本地震復興方針を話し合う有識者会議が スコットランド議会選挙
 最終提言を発表 米民主党大統領予備選挙(プエルトリコ)
ペルー大統領決選投票
メキシコ地方選挙
アジア安全保障会議(3-5日)

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現状の海の向こうは、米利上げのさじ加減でマネーの流れ(市場の動き)が
右往左往する敏感な状態だという中で、以上の通り今週は、
週末の雇用統計を始めとする月初恒例の米経済指標ラッシュウィークであり
ただでさえ特盛つゆだくという状況にも関わらず、
ドルと共に市場のリスクON/OFFスイッチとなる原油についても、
2日には注目のOPEC総会が控えており、
さらに何だかんだ言っても昨年10月以降は、
市場の転機となりがちでもあるドラギナイト(ECB理事会)まで控えており
海の向こうは2-3日がヤマ場と言えます。

他にも連日に渡るFOMCメンバーの講演、
FRBが開催する保険会社への規制案を巡る公開会議、OECD閣僚理事会
中国ではPMI祭、中国工商銀の理財商品打ち止め、
欧州ではVW決算、何気に注目なスイス国民投票とスコットランド議会選など
海の向こうは2-3日のヤマ場も含め、メガ盛りつゆダクダクです。

国内でもついに安倍ちゃんの政策期待が高まるのか?
消費税はケチな先送りなのか?それとも凍結なのか?
まさか安倍トラダムスの予言通り、リーマンショック前水準まで減税なのか?
(2年半延期で決まりとの報道が既に出てますけどね)
そしてこれらの政策と共に衆院を解散するのか?
といったものに絡むイベントが上記の通り、1-3日に控えております。

他にも国内消費を確認する4月消費支出と1日以降から発表が続く小売月次、
指数絡みの要素もあるユニクロの月次、所得を確認する毎月勤労統計調査、
高額消費の減速が続いているのか確認する百貨店の5月月次と新車販売台数、
米英中が住宅バブルとも言われる中、
マイナスキ金玉を実施中の我が国の新設住宅着工と工事受注、
足元で一服の動きもある設備投資関連指標の鉱工業生産指数、
黒ちゃんの政策期待にも影響する法人企業統計と佐藤日銀審議委員講演
金融政策効果と副作用を確認するとも言える国債入札、
選挙への影響面では沖縄県議会選、東京都議会再開での舛添知事辞任観測、
日程的なものとしては月末、MSCIの銘柄入れ替え、1日の日経高値期日
5日の新月といったものがあり、1-3日の政策的なヤマ場も含め、
国内も特盛つゆだく状態と言えます。

とは言え、結局は冒頭で書いた通りの状況ですから、
これらのテンコ盛りイベントをきっかけに・・・

海の向こうでは米国で利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)が、
加速するのか、一服するのか、それとも利上げ先送り観測へと転じるのか、
足元で堅調な原油は、そんな利上げの方向感と共にOPEC総会を経ても、
堅調を維持できるのか、一服となるのか、それとも失速することになるのか、
これら海の向こうの2大材料以外のECB理事会、中国などなどから、
良からぬ爆弾が炸裂するのか・・・というのが焦点です

国内では政策期待・・・いや、安倍ちゃんの発表する政策そのものを好感し、
(黒光り銀行は政策「期待」)
単なる巻き戻しだけでなく、商いの伴った株高となるのかというのが焦点です
そして政策期待が空振りに終われば、参院選もしくは1Q決算あたりまでは
セルイン田中邦衛(じゅーん)を含め厳しい状況が続く可能性はあります。
(日本株は需給面、バリュー面からも、余程の円高にでもならない限り、
 薄商いでもみ合いが続くだけで、下値は限定的だと思ってますけどね
 そして安倍ちゃんの政策が評価されなければ、次回の黒銀会合も期待薄・・)

つまり焦点自体は先週から変わっていないということです。

とりあえず以上の通り、あまりにも今週はイベントが多いので、
どれが焦点に響くきっかけになるのか・・・わからない部分もあるのですが、
一応、国内外共に1-3日がきっかけイベントのヤマ場と言えるので
改めて1-3日の重要イベントを並べると以下の通りです。

 1日 通常国会会期末を受けての安倍首相会見(詳細はスケジュール参照)
    東京都議会再開 舛添知事辞任も?
    大手百貨店の5月月次売上高、小売の5月月次発表ラッシュ開幕
    1-3月期法人企業統計調査、5月新車販売、
    日経平均の12月高値の裏

    中国政府版5月PMIと財新版5月製造業PMI、
    中国工商銀の理財商品打ち止め開始
    OECD閣僚会議1日目(16年世界経済見通しも発表)
    米5月ISM製造業、ベージュブック、米5月新車販売

 2日 10年債入札、
    佐藤日銀審議委員講演、
    ユニクロ5月月次売上高

    OPEC総会
    ECB理事会とドラギ会見(経済予測発表も)
    ADP雇用リポート
    NY連銀総裁を始めFOMCメンバー3人の講演

 3日 安倍ちゃんの骨太政策が閣議決定見通し(詳細はスケジュール参照)
     ※31日の可能性もあるし、1日の会見で発表される可能性も
    4月毎月勤労統計調査

    中国財新版5月サービス業PMI
    米5月雇用統計
    米4月貿易収支、米5月ISM非製造業、米4月製造業受注
    FRBが開催する保険会社への規制案を巡る公開会議

といったところでおます。


ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、今週はどこで動いてもおかしくないのですが、
ヤマ場としては1-3日ということを意識しながらも、
引き続き小難しいことは考えずシンプルに動くのであれば、
米利上げ観測な動きと共に為替の巻き戻し(ドル高、円安)が継続しているか
先月のようにドル安であろうとも円最弱の動きとなっているならば
円売り先物買いの巻き戻しが継続すると見て、
割り切って勝負するという立ち回り方でもいいですし、
政策期待と共に商いが膨らむのであれば、アホになって波に乗ればいいです。

ただし政策期待が高まらず商いが膨らまなければ、
海の向こう次第で振り回される危うい状況に変わりはないので、
割り切らずにその日限りの勝負に留めるのが無難ではあります。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
足元の需給面、バリュー面からも下値は限定的ですから、
数年を含め長い目線ならば、勝負すればいいでしょうし、
今週のヤマ場以降という目線でも勝負してもいいとは思いますが・・・
今週のヤマ場を通過したにも関わらず、政策を好感する動きにもならず、
商いも膨らまず、空振りに終わってしまうようだと、参院選まで
もしくは1Q決算までは厳しい展開となり得る覚悟だけはしておきましょう。
(安倍ちゃんの政策が評価されないと次回の黒銀会合も期待薄・・・
 次回のFOMCは期待というかヤマ場ではありますけどね)
さらに現状の中途半端な薄商いでの堅調ぶりのままヤマ場へと突入すれば、
一服となるリスクはもちろんのこと、下値は限定的ながらも、
セルイン田中邦衛(じゅーん)な展開もあり得ますのでね

これまで撤退せず、王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、直近では買いのパワーがまだ優勢とも言えますし
マザーズ先物上場を睨んだ大人の都合な期待もありますが、
18日安値までの商いに比べると、19日以降の商いは十分とは言えないので
シンプルに18日安値までに匹敵するくらいの商いを伴った上昇が連続するか
これまで牽引してきたそーせい、ジグソー等の暴落組が戻すなり、
マザーズ先物上場を控えて時価総額上位銘柄や新たな牽引役が現れるまでは
まだアテにならない反発と見て、持ち越し等のリスキーな勝負は避け
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。

個別目線、中小型割安狙いの方も同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
今週のヤマ場以降にセルイン田中邦衛の様な世界的なリスクオフとなり、
足元の需給面、バリュー面も凌駕するパワー(商い)によって、
行き過ぎな動きにでもならない限り、小難しい国内外の背景には囚われず、
個別判断で勝負するのは自由でおます。
言っても今週は政策イベントウィークでもありますからね。

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