不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
「神の手」よりも「お上の手」と「イエレンのサジ」な週末
こんばんはです。

新興市場では本日発表されるブランジスタの「神の手」が話題沸騰ですが
本日はガンホーがストップ高となっており、材料もあるのでしょうけど、
子分であるアリババとスプリントに不正会計疑惑もあるハゲバンクが、
それらの穴埋めとして「髪の手」を使ったのか・・・
なんて穿った見方もしたくなります(笑)

さて、そんな「神の手」や「髪の手」よりも気になるのは「御上の手」です。

本日は赤福・真珠サミットが閉幕し、場中には安倍ちゃんマンが

「リーマンショック前にクリソツやがなボケナス!」
「だから消費税先送りじゃ!シバクぞ!」
「改めてアベノミクスはゴリゴリやる言うとるやろアホンダラ!」
「G7各国も財政出動で合意した・・・と思うんやで!」
「それらを含めて30日に会見するんじゃ!」
「もしかしたら衆院解散もあるかも知れまへんで~!」

といった様々な観測報道が飛び交う一方、
市場ではイナゴではなく閑古鳥が飛び交う事態となり、
後場にはサミットの閉幕を受けて安倍ちゃんマンが会見を行ったものの
更に閑古鳥が大群で押し寄せるヒッチコック相場となり、
まーーっったくと言っていいほど株価は反応もせず・・・
股間も商いも全く膨らむことなく、今年最低となる1.65兆円で引けており
政策期待はもちろんのこと先取りする動きすらも全く感じられず・・・

好意的に見れば、出尽くしのような動きにはならず、
閑散に売りなしだったので、政策期待が高まる余地は残っていると言えます。
解散の「か」の字の前に、閑散の「か」の字を考えてくれ・・・
という市場からの悲鳴も聞こえたりはしますけどね・・・

それにしても安倍ちゃんマンは伊勢志摩サミットが始まってから急に、
一発ギャグのように「リーマンショック前のようだ」と繰り返しておりますが
安倍ちゃんの言っている商品や新興国も含め、
確かにリーマンショック前水準にまで低迷しているものはあり、
現状の世界的な株価の薄商いと米国以外の債券買い等、香ばしさもありますが
そんなものはホジクリ返せば他にもいくらでもありますし、
逆の見方ではリーマンショック前水準に回復しているものもあるわけですから
どうにでも結び付けて言える話であり、予言するのも自由ですけど・・・

少なくともリーマンショック前のように、
騒ぎの大きくなっていた腐ったミカン(サブプライム)事件の様なものはなく
当時騒ぎになっていた銀行間金利、CDS、債券等は落ち着いており、
現状では信用不安と言うには程遠い状態ですから、
IMFのラガルドおばさんやG7の他国、新興国をはじめ肝心の市場からも、
「リーマンショック前?ハァ?」と言われても仕方ないです。

一応、安倍ちゃんマンの肩を持つならば、
腐ったミカン(サブプライム)に似ているベタなものとしては、
中国の理財商品があり、来週は1日に中国工商銀行が御上の命を受けてなのか
理財商品の新たな販売を中止し、既存商品の延期も中止するそうですから、
もしかすると中国からPM2.5とともに腐ったミカンの腐敗臭が、
プーンと漂ってくるかも・・・
ご存知の通り、今更な話なんですけど、市場の受け止め方次第ですからね。

他にも中国の理財商品を含みますが、中国、米国、英国の不動産バブル懸念
世界的なエネルギー関連企業も含む資源に絡む腐ったミカン、
米国の自動車サブプライムローンや奨学金問題での腐ったミカンもあるので、
米国が6月に利上げに踏み切ることで腐敗臭が漂う可能性はありますけど・・
腐ったミカンではないにせよ英国のEUトンズラ国民投票も控えており、
ギリシャも支援がほぼ決まったとは言え、6-7月には大量償還が控えており
中東のキナ臭さも継続しており、
はたまた我が国を含む各国の中銀破綻説なんてものもあり、
確かにサブライムという個人から始まった雪だるまが、
ギリシャ等の国という規模の雪だるまとなり、
次は雪だるまが中銀に届く・・・という順番的には言えなくもないです。
すべて御上を含む上に上にツケを回してきたとも言えるわけですからね。

というようなことも含め、何があってもおかしくはないですが・・
つまりどうにでも結び付けて言える話であり、キリが無いということです。

しかしながら安倍ちゃんマンも
「リーマンショック前にクリソツ」だと言うのであれば、
消費税の先送り(2年?)というケチなことはせず、
リーマンショック前の5%にまで戻すくらいじゃないとね・・・

本日の市場の無反応ぶりを見ている限り、先送りでは反応しそうにないので、
せめて凍結にしないと市場は許さないようにも思えますし、
それこそ板に貼り付けない兼業投資家であるサラリーマンがショックを受ける
サラリーマンショックくらいの下げはあるかも・・(言いたかっただけです)

とは言え、足元の需給面、バリュー面といった国内環境は良好なので、
下値は限定的だと見ておりますし、、
市場は消費税以外にも財政出動を待ち望んでいるのも現実なので、
消費税を減税や凍結ではなく先送りというケチな程度になったとしても
ケチな財政出動ではなく太っ腹(大規模)な財政出動をぶっ放せば、
市場は許してくれそうではありますけどね。

まぁその辺も含めて当初は、国会化期末の1日に安倍ちゃんが会見を開き、
発表すると言っておりましたが、何やら30日に発表予定だと言っております

財政政策は31日に閣議決定なので、1日に発表されるのかも知れませんが
30日は消費税についてのみ発表するのでしょうか・・・
いや・・・あえて国会会期末の前々日・・・
つまり2日残して会見を開くということは、
もしかして衆院の解散をやるつもりなのでしょうか・・・
そうなると先送りする程度では民進党とも被ってしまうので、
消費税増税凍結・・・いやまさかの減税という後出しジャンケンを打ち出し、
衆院を解散するつもりなのか・・・(笑)
そのために安倍バズーカを二段攻撃で発射するつもりなのか・・・

ちなみに本日発表された4月の全国消費者物価を見ると足踏みしており、
先行きの5月東京都区部消費者物価では鈍化しているとも言えるので
物価コントロールが本業である黒だぬきが、安倍ちゃんへの援護射撃も兼ねて
6月15-16日の会合で黒い巨砲をぶっ放すことになれば、
アベクロの三段砲撃にはなりますからね・・・

以上の通り先行きに対して、「神の手」や「髪の手」でもなく、
アベクロによる「御上の手」を前提にしたほぼ妄想に近いシナリオですが、
現時点では政策の三段攻撃期待どころか、
捕らぬ狸の皮算用という算段すらも高まっていないのが現実ですから、
まずは一発目となる30日の安倍ちゃん会見が焦点となりそうです。

ただしあくまで国内事情ですから、現状の世界が注目しているのは
今夜講演を行うイエレンおばさん(FRB議長)の手・・・
つまり利上げのさじ加減がどうなるのか・・・というのが目先の焦点であり、
足元で観測だけでなく市場の動きとしても台頭している利上げ観測に対して、
冷や水を浴びせるような利上げ先送り姿勢を打ち出すと、
足元で起きていた為替が主導する巻き戻しの動きも止まる可能性が高いです。

しかも今夜の米国は明日から三連休となる週末であり、
過剰に動く要素があるだけに、
イエレンおばさんが小さなスプーン(サジ)ではなく、
大きな柄杓と桶を持って現れ、
打ち水のように冷や水を浴びせないことを願うばかりです。
米国が休場となる週明けの30日の安倍ちゃん会見にも、
円高という冷や水の影響が及ぶ可能性があるので、イエレンおばさんには、
足元の利上げ観測な動きを踏襲する発言にして頂きたいものです。

ということで、本日は週末なのでこれにて失礼します。

来週の見通しについては、改めて精査した上で書きます。

良い週末をお過ごし下さい。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。




スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.