不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
政策祭が盛り上がらぬまま週末へ
こんばんはです。

本日は病院へ行っていたこともあり、
寄りから1時間、引けの1時間だけしか見られなかったのですが、
再び売買代金は2兆円割れとなる1.9兆円のピロピロ商い・・・

今週は政策祭だと言っておきながら、一向に商いは膨らまず、
政策祭も期待も感じられない動きのまま、明日は週末を迎えます・・・

ただし連日のように書いているので割愛しますが、
足元の良好な需給環境による為替主導の巻き戻しの余地は、
未だ大きいことに変わりはなく、
そんな巻き戻しの動きを後押しすることになり、
世界の金融市場でのサジ加減のサジでもある米金融政策は、
昨夜のFOMC議事要旨を受けて、さらに利上げ観測が高まっており、
先週までの米債券高ドル高というチグハグなアテにならないドル高ではなく、
今週から始まった米債券安ドル高というリアルな利上げ観測な動きが加速し、
円売り、先物買いという巻き戻しの動きには追い風な状況が続いております。

とは言いながらも、1ドル110円を突破したにも関わらず、
本日は2兆円割れの薄商いだけでなく、日本株は横ばいで終えており、
政策期待どころか巻き戻しすらも止まっとるんちゃうのか?
更に企業の想定為替レートで大勢を占める1ドル110円を維持していれば
業績面での不安は払拭されるんじゃないのか?
同時に世界的に見て日本株の割安感が意識されるんじゃないのか?
というツッコミを受けても仕方のないくらいにショボイ動きの日本株・・・

確かに今日のところは、ツッコミ通りの動きだと認めざるを得ないのですが、
かと言ってセルインメイや523ショックのような動きになるのかと言えば、
しつこいようですが足元の需給環境とバリュー面は、
過去に比べるとかなり良好だと言わざるを得ないので(日本株の出遅れも)、
いくらドル高が重石である米株、原油、商品、資源国・新興国が、
今週から始まったリアルな利上げ観測な動き(米債安ドル高)を受けて、
悲鳴を上げたとしても、需給とバリュー共にかつての様に行き過ぎたとしても
我が国はショック安とはなりそうにはなく、
きっかけ待ちのもみ合いが続くか、もし下げたとしても、
逃げ場のある1Q決算までのダラダラ下落程度でしょうね。

だけに、きっかけとなるのに最も有力なものは政策だと見ていたのですが、
残念ながら現在のところは、値動きだけでなくピロ商いを見てもわかる通り
政策期待は高まったとは言えず、巻き戻しの動きだけという状況です・・

今週の目線では、遅くとも本日の産業競争力会議を経て、
政策期待が高まると見ていたのですが、
現在の為替と先物の動きを見ればわかる通り、政策期待は感じられまへん・・

明日はおしゃべりさん太郎(麻生財務相)が会見をする閣議もありますし、
来週の26-27日には伊勢志摩サミットも控えており、
月末には今週決まった政策の閣議決定と6月1日の国会期末を控えているので
まだ政策期待が高まる機会は残っているとも言えますが、
明日と明後日はG7財務相・中央銀行総裁会議が仙台で開催され、
米金融政策のサジを握っているイエレン・オブ・ジョイトイをはじめ、
しきりに日本の円安誘導な政策に対してケチを付けているルー米財務長官が
本日から来日しているので、余計なことを言う可能性はありますからね・・・

そして今夜はフィッシャーおじさん(FRB副議長)、
イエレンの犬(ダドリーNY連銀総裁)の講演があり、
米景気の先行指標であるフィリー指数とCB指数も発表され、
ウォルマートをはじめとする米小売企業の決算もあります。
週末である明日は今更な百貨店売上高とコンビニ売上高はいいとしても、
明晩は一応、米SQであり、明後日の土曜日は満月でもあります。

ということで、以上のような日程が残っている中で、
足元では利上げ観測な動き(米債安ドル高)が続いている反動懸念もあるし、
我が国はピロ商いでの巻き戻しだけという心許ない状態ですから、
政策期待も含む日本買いを示す商いが膨らまないことには巻き戻しも加速せず
結果的に円安による業績を含むバリュー面での先行き期待も膨らまない・・・
とも言える本日の動きだったので、目先としてはややリスクがある状況です。

従って、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
引き続き小難しいことは考えずシンプルに、
為替の巻き戻し(ドル高、円安)が継続しているか、
先月のようにドル安であろうとも円最弱の動きとなっているならば
円売り先物買いモードが継続すると見て、割り切って勝負するのもいいですが
(最近の麻生組長等の言動、サミットや参院選を控えている事情を考えると、
 意外と日米にとって波風の立たない後者になりそうな気もしますが)
先にも述べた通りなので、シンプルに明日も商いが膨らまないようであれば、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
数年を含めた長い目でならば、勝負すればいいでしょう。
ただし先に述べた1Q決算までというリスクは覚悟の上で。

伊勢志摩サミットと参院選までの勝負目線でも、
足元の需給面、バリュー面、そして政策面からも上目線に変わりはなく、
勝負をすればいいと見ておりますが、現状は先にも述べた通りなので、
勝負するのは明日ではなく、週明けの方がいいでしょう。

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、本日は牽引銘柄が主導する形で反発しており、
7月のマザーズの先物上場を睨んだ動きなのかという期待もあったり、
意外と追証売りらしき動きも大して見られまへんでしたが、
戻りは乏しく、昨日の商いからは大きく減っての心許ない反発であり、
まだ追証売り懸念は残っているので、アテにならない反発と見ておきましょう
従ってこれまで牽引してきた暴落組(時価総額上位銘柄)が戻すなり、
もしくは新たな牽引役が現れるなりしながら、
いつも通りシンプルに商いの伴った上昇が連続するまでは
持ち越し等のリスキーな勝負は避け、日銭稼ぎに留めておくのが無難です。

個別目線、中小型割安狙いの方も同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
今週の政策イベントの中身は、新興市場銘柄に該当する政策が多く、
テーマに絡む民間のイベントは今週も来週も多いというのもありますからね。

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