不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
よからぬ爆弾や新興の崩落はあるものの、巻き戻しだけは継続中
こんばんはです。

いやはや不正祭の様相ではありますが・・・

私としては東京五輪の不正送金疑惑が気になるばかりであり
ある意味では聖域のように扱われているJOCは、
私が競技をやっていた頃からよく耳にしていたこともあり、
闇が深く、叩けば埃が出てくるのも間違いないのですが、
五輪が楽しみで仕方なく、何としてでも開催して頂きたいと思う私としては、
不正の追求は五輪組織委までにして、今はパンドラの箱(JOC)は開けず、
そっとしておいて頂きたいという身勝手な感情もありますが・・・(笑)

それよりも本日は、自動車メーカー各社が国交省に対して、
燃費測定方法等についての社内調査報告書の提出期限だったので、
まさかとは思っていましたけど、残念ながら・・・

osamu1.png

ウォンバット・・・ではなく、
ウォンテッドのようになってしまった鈴木修会長率いるスズキの不正疑惑です

会見を少し見た限りでは、燃費自体は誤差の範囲のようであり、
測定方法だけが、国から求められていたやり方とは違ったらしく、
悪意も無かったとは言っておりますので、
明日以降、大きな騒ぎへと発展しなければいいのですが・・・
それこそトヨタを始めとする他メーカーもってことになったら、
不正の程度や中身はともかく、日本のモノ作りの象徴である自動車業界に対し
国内だけでなく世界でのイメージダウンは避けられず、
下手をすれば自動車だけでなく、日本のモノ作りそのものに対しても、
懐疑の目で見られ兼ねないですからね・・・

ただでさえ自動車を始めとする外需企業の今期見通しが、
円高の影響等で減益だと判明したばかりであり、トヨタの章夫ちゃんも
「潮目が変わった」なんて言ったばかりという状況ですから、
くれぐれも三菱自とスズキだけで終わってくれることを願うばかりです。

これまであった他業種での不正騒動を見ていると
三番目以降が名乗り出る頃には、騒ぎが沈静化していることはよくありますが
さすがにボスキャラのトヨタ、ホンダや日産、好調なスバルまで・・・
なんてことになると、他業種の騒動のようにはいかないでしょうからね。
(ちなみに週末にはタカタの国内基準での追加リコールも発表予定です)

いやはや・・・さて、そんなまさかと思っていた爆弾が爆発したものの、
今のところは小型爆弾で済んでおりますが、
個人的に中型?くらいの爆弾になるかもと思っていた4月訪日外客数は、
円高であろうと熊本の震災があろうと中国が4月から関税を引き上げようと、
そんなこともヘッタクレもなく、単月で過去最高の客数を記録しており、
またしても私だけが過度に心配していただけの様な結果となりました。

ただし客数ではなく、すでに頭打ちしている消費額については、
本日は発表されなかったどころか、3か月に1回しか発表されず、
次回は6月に発表とのことなので、私の勘違いであり、失礼ぶっこきました。

そもそも市場は客数しか材料視しないので、頭打ちが続いていようとも、
無視される可能性も大きいですが、ひとまず本日の客数については、
前年比での伸び率がやや鈍化しているものの、堅調な結果だったと言えます。

一応、足元では「3月」の国内消費支出と実質賃金が伸びている一方、
百貨店各社の「4月」月次が前年割れとなっており、
4月から国内消費が失速しているのか、デフレ型消費へと変わっているのか、
それとも訪日客が減少しているのか、という切り分けが出来ていなかったので
訪日客の消費額を知りたかったんですけどね・・・
まぁ発表がなかったので仕方ないです。

ちなみに市場目線では本日の爆弾でもあった「1-3月期」のGDP速報値は
輸出に分類される訪日客消費(インバウンド)が貢献したことに加え、
国内の個人消費も伸びたことで、市場予想も上回る堅調な結果となり、
2期連続のマイナス成長という定義上のリセッション入りは回避されました。

前期までGDPを牽引していた設備投資が弱かったので、
(明日の3月機械受注は今更感が増したとも言えます。悪いという意味で)
先に述べた百貨店の4月月次も加味すると、4月以降(4-6月期)は、
個人消費も含め大丈夫なのかという懸念は残ったままですけど、
ひとまず個人的な爆弾懸念のあった4月訪日客数、
市場目線での爆弾懸念のあった1-3月期GDPはともに、
本来あるべき健全な結果となりました。

ただし現在の市場は、キヨハラってることもあり不健全ではあるので、
健全な指標が出てくると、黒魔術師の追加麻薬だけでなく、
安倍ちゃんマンの政策期待(規模)や消費税増税先送りの期待が削がれる・・
という不健全な解釈をする面があるのも事実ということもあり、
本日は政策期待が高まる様な熱には繋がらず
売買代金も2.3兆円程度に留まりました。

結果的に日経、TOPIXともに失望を招くこともなく、
ほぼ横這いとなりましたが、薄商いの中でスズキ爆弾が破裂したこともあり、
終始不安定な動きを繰り広げる一日でおました。

ただし為替と債券は、株価の不安定ぶりとは違って落ち着いており、
何より海の向こうでは、足元で利上げ観測なドル高だったにも関わらず
肝心の米債券は不気味に利上げ先送り観測な債券高が続いていたものが、
あくまで昨夜から現在までという短い期間ではありますが、
ドルが米債券の方に寄せていくのではなく、
米債券がドルに寄せていく動きとなり、わが国にとっては都合が良く、
繰り返し書いている為替の巻き戻し(ドル高、円安、ユーロ安)を加速させる
ドルと米債が共に利上げ観測(ドル高・米債券安)な動きとなっており、
国内での巻き戻し(円売り先物買い)にも追い風な動きとなっているので
利上げ観測な動きが重しとなる米株、原油、商品、資源国、新興国、中国が
少々軟調になろうとも、世界的には出遅れている上に割安でもある日本株は
スズキ爆弾の波及懸念であったり、政策期待の高まりは不十分ながらも、
素直に利上げ観測な動きが追い風となり、
足元での良好な需給環境による大人の都合な巻き戻しだけは継続しそうであり
現在も継続中と言えます。

一応、本日の菊池桃子も出席した一億総活躍国民会議だけでなく
今夕の経済財政諮問会議、明日の産業競争力会議を経て、
保育所対策、少子化対策を含めた珍三本のチンコ・・・ではなく、
新三本の矢?何本目?かの矢と言われる安倍ちゃんマン渾身の政策が、
伊勢志摩サミットと参院選に向けて、取りまとめられるので(閣議決定は月末)、
規模次第ではありますが、政策期待が高まる余地はあります。
芸人のフリのように、やらないとも言っている消費税増税先送りについては、
いつ発表するのかわかりまへんけど、国会の会期末は6月1日であり、
その後には安倍ちゃんマンの会見もあります。
ちなみに黒魔術師会合は6月15-16日でおます。

以上の通りなので、政策面での下支え効果が高まる余地だけでなく、
現状の大人の都合な需給面でも巻き戻し余地は大きいことに変わりなく、
利上げ観測な動きや繰り返し書いている需給面での節目も通過しており、
(明日は11月高値の裏ではあります)
国内企業決算が一巡したことでのバリュー面での旨みもありますので、
目先のヤマ場であった本日を通過しても、日経及びTOPIX等の主力株は、
需給面での巻き戻しは継続し、
徐々にそれ以外の面が乗っかってくる(押し上げ材料になる)と見ております

一方、信仰・・・ではなく新興市場については、
淡い期待もあったのですが、本日は今年三番目の商いを伴った下げだけでなく
ここまでの大幅安となってしまうと、最近は個人の立ち回りが巧みとは言え、
さすがに追証売り圧力が続きます。
証券会社によっては違うものの、急落から4営業日目が強制決済となるSBI
までとは言いませんが、比較的多い2営業日(明後日)までは、
追証売り圧力があると見ておきましょう。
そしてこれまで牽引してきたそーせいやジグソーの崩落だけでなく、
チャート的にもマザーズはWトップを形成しており、
イチモツチンコ表でも遅行線が下抜け間近ではありますので、
現状は厳しいと言わざるを得ないです。

まぁ7月にはマザーズの先物が上場することもあるので、
時価総額上位・・・結果的にはこれまで牽引してきた暴落組が戻すなり、
牽引役を取って代わるような主役銘柄が現れるまでは厳しいでしょう。

ということなので、明日のスタンスについては・・・

新興市場は以上に書いた通りとなるか、
シンプルに商いの伴った上昇が連続するか、追証圧力が収まるまでは、
持ち越し等のリスキーな勝負は避け、日銭稼ぎに留めておくのが無難です。

個別目線、中小型割安狙いの方も同様ですが、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
今週の政策イベントの中身は、新興市場銘柄に該当する政策が多く、
テーマに絡む民間のイベントは今週も来週も多いというのもありますからね。

新興市場、個別、中小型以外の方については・・・

持ち越し短期勝負は、引き続き小難しいことは考えずシンプルに
為替の巻き戻し(ドル高、円安)が継続しているか、
先月のようにドル安であろうとも円最弱の動きとなっているならば
円売り先物買いモードが継続すると判断して割り切って勝負してもいいです。
(最近の麻生組長等の言動、サミットや参院選を控えている事情を考えると、
 意外と日米にとって波風の立たない後者になりそうな気もしますが)

そしてできれば足元の需給面、バリュー面、政策面と言う下支え材料の変化、
先に述べた米債とドルの動きも見ながら勝負するのが好ましいですけどね。

当然ながら以上の様なシンプルな巻き戻しの動きとはならず、
下支え材料も無視される動きならば、その日限りの勝負に留めておきましょう

ちなみに以上の様な動きが変化するきっかけとなる今夜以降のイベントは、
昨日と週初の記事でも御参照ください。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
企業想定為替レートの大勢である1ドル110円となるまでは、
安心できないのも事実であり、1Q決算まで・・・1Q決算次第では・・・
というリスクもありますが、数年を含めた長い目で勝負するならば、
懲りずに今週も仕込むチャンスと見ております。

伊勢志摩サミットと参院選までの勝負目線でも、
先に述べた通り、足元の需給面、バリュー面、そして政策面からも、
上目線に変わりはないので、勝負をすればいいでしょう。
ただし持ち越し短期勝負の方と同様、シンプルな巻き戻しの動きとはならず、
下支え材料も無視される動きならば、目先のヤマ場は明日まで続きますので、
明日以降を見極めてから参戦すればいいでしょう。

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の様な見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

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