不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
麻生組長の無差別乱射で加速する巻き戻し
こんばんはです。

昨夜未明に発表されたパナマ文書は不気味ではありましたが、
ちと気になっていた各国の政治家や市場に影響力のある要人の名前は無く、
これと言って市場をザワつかせることもありまへんでした。
ただし今後、租税回避自体に世界的な規制強化の流れが出てくるようだと、
単純に業績への懸念ということにはなりますので、
今すぐにどうこうはないでしょうけど、
一応、来週のG7財務相・中央銀行総裁会議や伊勢志摩サミットにおいて、
過剰に取り上げられると、市場への影響も多少はあるかも・・という感じです

さて、そんな来週のG7財務相・中央銀行総裁会議は仙台で開催され、
我らが麻生組長はホスト国の財務相として出席するだけでなく
我が国はアニメ・漫画大国でもあり、自らも漫画好きと公言しているだけに、
どんなコスプレで参戦するのかも興味深いところではありますが・・・

そんことより来週のG7や再来週の伊勢志摩サミットを控えているだけでなく
世界的にも通貨安競争への批判が強まっていようとも、
知るかボケナス!とばかりに我らが麻生組長は、
曲がった口で為替介入を示唆する口撃をマフィアの様に乱射中・・


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以前までは少々の口撃では、「あ、そう」くらいにしか反応しなかった市場が
今回も心の中では「あ、そう」と思いながらも、
あまりにも執拗な乱射ぶりに反応せざるを得なくなっているという感じです。


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安倍「太郎パイセン、ベシャリ過ぎでっしゃろ~」
麻生「あんたがヤレっちゅうたがなぁ~ かなんなぁ、もぉ~www」

なんて二人の声が聞こえてきそうです。

という冗談はさておき、
そもそも繰り返し書いている通り、シカゴのヤクザな通貨先物ポジションは、
アベノミクス開始以来初となる円買い越しに転じており、
ドルも先々週から売り越しに転じ、ユーロショートも2年ぶりの低水準であり
需給的にはドル買い、円売り、ユーロ売りという巻き戻しの余地が、
足元ではかなり大きくなっていたので、先週末の雇用統計をきっかけに、
マネー流れの水位を決める基軸通貨ドルの国である米利上げの方向感が、
明確にはならずとも、巻き戻しに動くきっかけとなったところに、
麻生組長が口を尖らせながら機関銃を持って現れ、
売ろうものなら蜂の巣にするぞ!
と言わんばかりに無差別乱射事件を引き起こしたので、
外国人がロケットランチャーで対抗しようとしても、
無差別乱射による集団心理には太刀打ちできなくなり、
外国人たちも大人の都合である45日前ルールの該当日(13日)に向けて、
集団心理と歩調を合わせた巻き戻しに走っているような動きでおます。

さらに我が国では13日にSQを控えており、
足元では裁定買い残が6日時点で13.44億株という2兆円割れどころか
1.8兆円台というアベノミクス開始以来の低水準ですから、
45日前ルールの該当日である13日に向けた為替の巻き戻しと共に、
同じく13日のSQに向けて、いわゆる円売り先物買い・・・
という大人の遊び(都合)も加わり、巻き戻しが加速しているのでしょう。

これだけならば、心の中では「あ、そう」と思っているかもしれませんが、
週初の記事でも書いた通り、13日の金曜日は国内企業決算が一巡し、
17年3月期見通しと共に、17年3月期の予想EPSも明確になるので、
13日の時点で大勢の想定為替レートである1ドル110円を超えていると、
「割安」という口実までがトッピングされるだけでなく、
決算が出揃ったことで「出尽くし」「織り込み済み」
という口実にもなり兼ねないです。

さらに13日の金曜日には安倍ちゃんが補正予算を閣議決定し、
震災対策が盛り込まれていることで、野党との協力も合意済みですから、
(これは野党を素直に褒めてあげないといけませんね)
来週17日にも国会ですんなり成立する予定な上に、
伊勢志摩サミットに向けて、新たな財政政策も出てくる予定です

そして日柄的にも・・・TOPIXで言えば、
来週が昨年11月高値の裏(期日)ではありますし、
日経は厳密に言えば高値は昨年12月ではありますけど、
ほぼ11月高値からのもみ合いでの12月高値ですから、
両指数ともに来週が昨年11月高値の裏と言えるでしょう。

ついでに言えば、黒光り銀行が買うと公言している設備・人材投資のETFが
19日に2本上場するというのもあったり、
テクニカル面でもイチモツチンコ表では遅行線が週末までに上抜き、
三役好転になる可能性も近づいております。

以上の通りなので、需給面を含む今週のヤマ場である13日以降については、
私としては上目線ではあるのですが・・・

このまま麻生組長の乱射をきっかけとする巻き戻しによって、
13日の金曜日まで突っ走ってしまうと、
さすがに短期的にはジェイソンが逆襲をしてくるでしょうし、
13日の金曜日までという今週内についても、
一応はSQ週であり、明日はいわゆるSQ前の水曜日でもあるので、
目先の材料をきっかけに敏感な反応をしてもおかしくはないです。

と言うのも、麻生組長の乱射による為替の巻き戻し主導ではあるのですが、
総本山の米国・・・つまり米利上げ姿勢をダイレクトに反映する米債券が、
堅調(米金利低下)なままであり、ドルの堅調ぶりとはチグハグな動きなので
現時点でのドル高については、需給面での巻き戻しという大人の都合はあれど
米金融政策(利上げの方向感)を反映した動きという後ろ盾がないまま、
ドル高が続いているとも言えます。

最終的に米債券がドルを追いかける動きとなるか、
もしくは先月のようにドル安であろうとも円最弱となるか、
それともこれら大人の都合な需給等もへったくれもなくなるような、
新規マネーの流入を含むパワー相場での押し上げとなればいいのですが、
現時点では総本山の米債の動きがドルとは逆方向なので、
ドルの方が戻ってくる可能性もあるやや心許ない巻き戻しだということです。
しかも13日の金曜日には、米GDPの7割を占める消費の指標であり、
前月まで低調が続いていた米小売売上高の4月分が発表されるので、
現状の米債券高(米利上げ先送りな動き)を裏付けるような低調な結果だと
先週末の景気の遅行指標でもある雇用統計は、
やっぱり低調だったんだ・・・次回も低調になるのでは・・・と解釈され、
利上げ先送り観測が高まり、ドルの重石になり兼ねないですからね。
当然ながら小売売上高が堅調であればいいのですが・・・
(ちなみに13日は欧州のGDP祭もあります)

とりあえずそういう状況なので、
基本的には13日まで割り切り目線で立ち回ればいいのですが、
過敏に反応する(きっかけとなる)かもしれないSQ週であり
現時点では米債が付いてこないやや心許ない巻き戻しではありますから
超目先のイベントとしては・・・

今夜の米国は雇用統計よりも過去のデータである3月JOLT労働調査、
米3年債入札、大統領予備選、Wディズニーとアラガンの決算、
足元のドル高でやや売りが目立ちつつある資源国・新興国通貨と原油、
明日の我が国は3月景気動向指数、てんこ盛りの国内企業決算、
とくに業績懸念の原因でもある外需企業の親玉であるトヨタ決算、
明晩は米サジ加減原油在庫、米10年債入札、週末の米小売売上高発表を前に
百貨店のメーシーズと総合スーパーのJCペニーの決算、
明後日の寄り前はブラックマン・デー(黒田デー)を引き起こした、
4月27-28日の黒光り銀行会合での主な意見、為替材料な3月国際収支、
といったところです。

以上を踏まえての明日のスタンスとしては、特に変更はないですけど・・・

持ち越し短期勝負の方については、
心許ないながらも現状の為替の巻き戻しが継続しているか、
もしくは先月のようにドル安であろうとも円最弱の動きとなっているならば、
円売り先物買いモードが継続すると判断し、米債を横睨みしつつも、
13日までの割り切り目線で勝負するのはありです。
以上の動きが止まれば、13日まではその日限りの勝負に留めておきましょう

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
数年単位で勝負するならば、今週は仕込むチャンスではありますし、
伊勢志摩サミットと参院選に向けての勝負目線でも、私は上目線なので、
13日以降ダメならば潔く撤退するという姿勢で勝負をするのはアリですが、
持ち越し短期勝負の方と同様、巻き戻しの動きや円最弱の動きが止まれば、
13日が参戦チャンスと見て構えておきましょう

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので、
以上の見方を踏まえながら御自由に立ち回ってください。

新興市場については、先にも述べた繰り返しになりますが、
シンプルな判断基準として、これまでの上昇局面での商いと同水準、
もしくは上回るほどの商いを伴った下げが連続するまでは、
上昇局面で商いが膨らむという買いパワー優勢状態が継続していると判断して
マザーズ先物の上場も見据えつつ、割り切って勝負をすればいいでしょう。
昨日は4月26日以来の商いを伴った反発となり、
本日は反落ながらも昨日を下回る商いですから、
買いのパワーが優勢と見ておけばいいのですが、
今週末はそーせい、ジグソーを始め、新興主力の決算も大盛りであり
決算をきっかけに空気が一変する可能性はありますので、
パワー(商い)だけでなく決算後の動きにも目を配っておきましょう。
そして主力大型株や海の向こうと同様、
目先のヤマ場としては13日と見ておきましょう。

個別目線でも同様のシンプルな判断基準は必要ですが、
今後も相変わらず政策やテーマ絡みの官民イベントは多く(来週は多いです)
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
くれぐれも決算シーズン入りとなったので、決算跨ぎだけは御注意ください。
中小型割安狙いの方も同様です。


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