不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
6日と13日の金曜日を見据えつつ、まずは明日
こんばんはです。

日本のボクシング界で井上尚弥、山中慎介と並ぶ至宝であり、
具志堅用高が持つ防衛記録に迫っていた内山高志が破れてしまい、
今ではおバカキャラと化している具志堅の偉大さを改めて感じるばかり・・・

一方、「ちょっちゅなく(躊躇なく)」
という具志堅ギャグを繰り返す我らが黒ちゃん(黒田日銀総裁)は、
28日に行われた黒光り銀行会合でも具志堅ギャグを繰り返すだけに留まり、
追加策というメガトンパンチを繰り出すこともなかったことで、
それが原因・・・とは全く思いませんが、少なくともきっかけ(口実)となり
日本株はブラックマン(黒田)デーと言わんばかりの暴落に見舞われ、
28日の日経平均株価は624.44円安の16666.05円となりました

もはや東京ならぬ「投機用市場」と名称変更した方がいいのでは?
と思わされながらGWへと突入することになったのですが、
週末の29日はお気楽に休場となる中、
いつ出てくるのかとやきもきしていた米財務省の半期為替報告書が発表され
相変わらずジャイアンのような身勝手な内容だとあきれるばかりですが、
ついに我が国を為替政策の監視リスト国へとぶち込んでくれたことで、
IMF等から容認されつつもあった為替介入という睨み効果が剥げ落ちた・・
という観測でドル円が106円台前半まで加速すると共に、
(ユーロ円は121円台突入)
シカゴ日経平均先物は15860円とさらに堀下げて帰ってきております。

しかしながら我らが太郎ちゃん(麻生財務相)は、
GW中の米国へのカチコミを控えているにも関わらず、
米為替報告書によって為替介入ができへんなんてことはないわいシバクぞ!
と威勢よく言っておりますので、明日からの米カチコミを含む外遊中に、
為替介入に踏み切る、もしくは口撃を繰り出す、
という男・麻生太郎っぷりを見せる可能性はあり得ます。
米国で返り討ちになったら知りませんけど・・・(笑)

まぁいつ繰り出すのかわからない男・麻生の仁義なき戦いはともかくとして、
黒銀会合と共に28日には国内企業決算が一発目のピークを迎え、
一昨日の記事でアップした外需企業の今期想定為替レートを見ればわかる通り
1ドル110円、1ユーロ120-125円というのが大勢であり、
しかも今期見通しが二桁減益予想となっているのも大半なわけですから、
少なくとも現時点ではユーロ円はともかくドル円は110円まで戻すなり、
今後も続くてんこ盛りな企業決算で挽回できないと(期待は極めて薄いです)
外需の業績懸念という重石は軽減されないと言えます。

もしくは概ね今期見通しが増益見通しとなっている内需の業績が、
どこまで外需の重石を相殺してくれるのか・・・
それともGW明けに発表予定の安倍ちゃんの景気対策が外需の重石を相殺・・

というように、どれかが業績懸念を和らげるものにさえなれば、
裁定買い残は足元でやや増加しているものの、
2.5兆円にも至っておらず、アベノミクス開始以来の低水準圏内であり、
昨日発表された26日時点のシカゴIMM通貨先物ポジションについても
ドル売り、円買い、ユーロ売りの各ポジは高水準な積み上がりとなっており
巻き戻し(ドル高、円安、ユーロ安)の余地がかなり高い状況に変わりなく
足元での国内の需給環境だけは良好であることは事実なので、
大人の都合な円売り先物買いに転じる可能性は十分にあり
需給面での下値は限定的だと見ておりますが・・・
(ひとまず4月安値辺りかなと)

残念ながら冒頭でも書いた通り、週末の為替市場の動きを見る限り、
黒光り銀行会合をきっかけに巻き戻しが終了どころか、
さらに円買い先物売りが加速しているという状況であり、
そんな黒光り銀行会合以降の急速な動きで負った傷も大きいでしょうから、
中期的にはバリュー面でも需給面でも下値は限定的ではありながらも、
目先としては追証売りも含めて厳しい状況と言えます。
特に明日は連休の合間だけに、週末に負った大きな傷の影響だけでなく、
逃げるという心理も強く働き、投機用ではなく東凶市場と化しそうですが・・

以上の通り、せっかくのGWが台無しのような動きになっておりますが、
最近の記事を見ればわかる通り、結果論ではありますが、
最近は攻めゴリラではなく早売りチキン野郎となっていたので
4月安値からのリバウンドの波には半分程乗っただけでトンズラしてしまい
今回の暴落にも巻き込まれることはなかったのですが、
リバウンドも暴落も屁をこいて見てただけというつまらん約半月でおました。

まぁでもこの時期は本決算ラッシュのシーズンなので、
じっくりと企業決算に目を通すには良い機会であると共に、
次の参戦機会を窺うにはちょうどいい時期だと割り切っておきましょう(笑)
そういう意味ではこれまでにも繰り返し書いておりますが、
13日の金曜日が国内外共に節目となりそうですが・・・(後述します)

ちなみに投機用(東京)市場が屁こいて休んでいた週末の海外状況は・・・

自己都合である利上げのサジ加減で世界を振り回している米国市場は、
米債券高、ドル安という利上げ先送り観測な動きとなりましたが、
それが追い風にもなる米株は、28日までは軟調ながらも薄商いだったものが
週末にも関わらず商いを伴っての続落となり、VIXも上昇しており、
ドル安を好感する動きも感じられない不穏な動きでおます。

同じくドル安が追い風になる原油も、ほんの一服ながら小幅反落となり、
安全資産の金は5日続伸と共に1年3カ月ぶりの高値を付けており、
セルインメイのようなオイニーがしないでもないです。
(銅をはじめその他商品は堅調であり、
 債券にもこれといって不穏な動きは感じられないですけどね)

同じくドル安が追い風にもなり、商品市況の影響も強い資源国・新興国は、
ドル安のおかげで通貨高は継続しており、債券も落ち着いておりますが、
株価はやや一服モードではあります。
(フィリピンの通貨と債券の不穏な動きは継続中です)

同じくドル安が追い風ながら、独自の病も抱える中国は、
株価は低調ながらも落ち着いており、債券も人民元も落ち着いております。
足元では信じるか信じないかはあなた次第ながら、経済指標は回復しつつあり
政策効果が表れているという解釈もできます(笑)
ちなみに本日発表された中国の政府版PMIは50を超えております。

我が国と同様、ゴリゴリの金融緩和真っ只中であり、
ドル安によって通貨高が重石となるユーロ圏は、
低調な企業決算が続くところにユーロ高が重なり、
日米と同様、商いの伴った株安となっております。
財政問題が再燃しているギリシャ、政局不安のスペイン、
両国ともに債券を含めて意外と落ち着いております。

以上の通り、資源国、新興国、中国は、比較的落ち着いていると言えますが、
日米欧の先進国は、黒光り銀行会合をきっかけに、
セルインメイの扉が開いたような動きも感じられなくはないです。
そして我が国はきっかけとなった黒光り銀行会合の当事国でもあるからなのか
世界的には単なる投機用市場だからなのか、
株価は世界最弱な動きとなる一方、円最強というお馴染みの様相となっており
それが業績懸念を拡大させるありがくない裏付け材料にもなっております。

以上を踏まえつつ、今後のスケジュールも加味しながら、
今週の展望を占うと言いたいところですが、我が国はGW真っ只中であり、
今週は明日と週末(6日)だけしか投機用(東京)市場は開いておらず、
しかも米国は週末に雇用統計を控える月初恒例の経済指標特盛ウィークなので
まずは明日の立ち回り方をどうするのかというのが焦点ではありますけどね。

今週のスケジュールについては、昨日の記事にアップしておりますが、
追記しておりますので、改めて御参照ください。

見ての通り、今週の米国市場では、
週末に雇用統計を控える月初恒例の経済指標特盛ウィークだけでなく、
低調続きな米企業決算も続き、FOMCメンバーの講演も大盛ですから、
米利上げのサジ加減が(ドルの方向感)が日替わりで右往左往しそうな週です

米利上げのサジ加減次第な原油・商品、資源国、新興国にとっても同様です。

中国については本日発表された政府版PMIの影響は軽微でしょうから、
今週は利上げのサジ加減次第な面もありますが、
イベントとしては3日と5日の財新版PMIと8日の貿易収支が注目であり
米国の半期為替報告書に対して、あえて挑発的な人民元誘導を行うかも・・・
という可能性も無きにしも有らずなので、
まずは明日の人民元基準値の公表は注目と言えます。

欧州はギリシャ財政騒動に歩み寄りが見えておりますが(5日に審議開始)
英国のEUトンズラ懸念も5日の議会選やロンドン市長選で再燃しそうであり
ダークホースとしてはスペインで再選挙の懸念が増しております(明日期限)
そして我が国と米国と同様、低調続きな企業決算は今週も大盛であり、
これらの懸念材料に対して、明日に講演を控えるドラギのおっさんが、
どこまで火消しできるのかという感じです。

あっ、5日にはカリアゲくそ野郎の国が、36年ぶりに労働党大会を開催し、
それに向けて火遊びをする可能性はあります。

我が国での今週の注目イベントとしては、
安倍ちゃんマン、太郎ちゃんマン、黒ちゃんマンが外遊中に、
為替介入等の市場への牽制や政策に対する期待が高まる可能性はあり、
それによる為替を始めとする市場の反応が注目ではありますが、
株価の根幹でもある企業決算は明日も6日も発表されますし、
一発目のピークとなった28日のてんこ盛りな企業決算に対して、
現状の為替水準でどういった反応を示すのか・・・
さらに指数寄与度の最も高いファストリが週末の6日に月次を発表し、
同じく指数寄与度の高いハゲバンクも自身の決算は来週10日ではありますが
不正会計疑惑が囁かれているスプリントが明後日3日に決算を発表し、
今更ながら常に疑惑が囁かれているアリババの決算は5日予定なので、
指数という意味では指数寄与度三兄弟のファナックの下げ止まりと共に、
これら2兄弟の6日以降の動きには注目です。
一応、7日の土曜日は新月でもあります。

以上の通り、目先としては、
ブラックマン(黒田)・デー以降の暴落を受けての明日が、
傷がどこまで深くなるのかという意味で最も気がかりではあり、
動くきっかけとなるイベント的なヤマ場としては週末の6日が重要ですが、
先にも少し触れた通り、SQ&国内企業決算一巡、
45日前ルールの該当日でもある(15日は日曜日なので)13日の金曜日が
最も大きなヤマ場と言えますので・・・

太郎ちゃんが明日以降、思い切った為替介入等をすることで、
巻き戻し(円売り先物買い)を誘発し、
業績懸念が吹き飛ぶほどの円安水準にまで戻るなり(目安は1ドル110円)
安倍ちゃんがGW明けに市場が好感する豪快な政策を出す・・・
との具体的な期待が高まらない限り、明日は少々の自立反発があろうとも、
目先の追証売り懸念は残りますので、連休跨ぎをするような勝負は控え、
様子見なり、その日限りの勝負に留めておくのがいいでしょう。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

3連休跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については
以上のような動きにでもならない限り、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
連休中に上がったとしても、御縁が無かったと割り切った方がいいです。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
数年単位で勝負するならば、明日は仕込むチャンスと言えますが、
そうでなければ短期勝負の方と同様の判断で見ておきましょう。

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方については、
もはやつべこべ言うつもりはないので御自由にどうぞ。

新興市場については、シンプルな判断基準として、
これまでの上昇局面での商いと同水準、
もしくは上回るほどの商いを伴った下げが連続するまでは、
上昇局面で商いが膨らむという買いパワー優勢状態が継続していると判断して
マザーズ先物の上場も見据えつつ、割り切って勝負をすればいいでしょう。
一昨日は薄商いでの反発、昨日は薄商いでの反落となり、
パワー面では未だハッキリしておりませんが、
先行銘柄等の動きからも、やや危うい空気と言わざるを得ないので、
明日が商いを伴っての下落となれば、一旦は撤退するのが無難でおます。

そして海の向こうも含めた主力大型株が、
商いを伴ったリスクオフとなれば、新興は別世界だとも言ってられないので、
明日がそのようになれば、早めにさっさと撤退しておく・・・
という姿勢でも構えておいた方がいいでしょう。

個別目線でも同様の姿勢やシンプルな判断基準は必要ですが、
今後も相変わらず政策やテーマ絡みのイベントは多く(GW中は無い)、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
くれぐれも決算シーズン入りとなったので、決算跨ぎだけは御注意ください。
中小型割安狙いの方も同様です。


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