不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
まずはリンゴ、ゴリラ、ラッパとなるか・・・
こんばんはです。

ビシビシ自動車(三菱自動車)の燃費不正問題は90年代からって・・・
もはや慢性化していたのでしょうから、根が深そうですなぁ・・・

三菱自動車だけならばまだしも、それだけ歴史があるとなれば、
他の自動車メーカーは大丈夫なのかという目が向くのはともかくとしても
三菱グループそのものに疑惑の目が向けられてもおかしくないですからね。

しかも本日は三菱重が主導した初の国産ステルス戦闘機が初飛行を迎えており
まさかステルス機能にまで不正があり、色んな意味で隠し切れなかった・・
なんてことになったら笑い話にもなりまへん。
おまけに豪潜水艦の受注競争に負けたのも今回の不正が遠因やったり・・・
なんてことにもなり兼ねないです。

とりあえず独VWの不正を見ている限り、
現時点では車以外の独製品の品質に対して、
疑心暗鬼が拡がっているという程ではないので、三菱製品はともかくとしても
メイドインジャパンの全製品にまで疑惑の目は向きそうにないですが、
親亀こけりゃじゃないけど、万が一、トヨタでも不正が見つかった日にゃあ、
子亀が全て転ぶでしょうし、不正が無くとも疑惑の目を向けられるだけで、
子亀は転んでもおかしくないだけに、三菱自動車に対しては、
財閥系であろうと歴史があろうと我が国恒例の特別扱いをするのではなく
全ての膿を絞り出し、キッチリけじめを付けさせて頂きたいものです。
(東芝のような会計上の不正よりも、こういう不正の方が罪深いですからね)

もしメイドインジャパンに傷が付いてしまうと、
国内消費の穴埋め役でもある爆買いの中国人を含むインバウンドどころか、
最近賑わっている越境ECにも影響し、影響ECになりかねないですからね。
(越境ECというセンスゼロなネーミングは何とかならんのかいな・・・
 という個人的などうでもいい思いもありますが・・・(笑))

そして最近はパナマ文書しかり、ウィキリークスのようなハッカー集団が、
データを盗み出すことで発覚することも多いですから、
今回の三菱自動車の件は外部からの指摘ではあったものの、
今回の件をきっかけに、こういった集団が日本企業の不正を暴こうと、
本気で標的にするようだと、良からぬものが出てくるかも知れないですからね
まぁ不正を行っていたのが三菱自動車だけであることを願いますが・・・


さて、そんな良からぬ連想ゲームが拡がりそうな国内独自の悪材料を
また一つ抱えることになった日本株ですが、
今夜(NY引け後の明朝)のアップル決算から始まる今週のヤマ場入りまでは
28日の黒光り銀行期待や安倍ちゃんマンの政策期待もあって、
本日まではアホになれモードが続くのかとも思いましたが、
残念ながらアホにはならず続落のままでヤマ場入りすることに・・・

ただし昨日も含めて商いは薄く、ゴリラ売りモードではないので、
手控えという感じではありますが・・・

一方、新興市場については、独走状態だったマザーズは、
昨日まで商いを減少させながらの2日続落でおましたが、
本日は商いをやや膨らませての3日続落となっており、
本日で反落となったJQについても商いが膨らんでおり、
両市場の売買代金を合わせると活況の目安である3000億を超えているので
新興市場については本気売りの扉が開いたとも言える商いではあります。

そんな新興市場のイナゴの大群が、
国内で循環するように主力大型株へと移動すればいいのですが、
イナゴの大群が新興から移動したとは言えない薄商いですから、
目先としてはやはり今夜からのヤマ場次第であり、
まずは明朝のアップル決算がどうなるか・・・
それを日出る国として迎え撃つことになる日本株がどう動くのか・・・

アップル決算については、すでに低調な見通しが出回っており、
株価自体も足元では主要3指数に比べて軟調に推移し、出遅れているので、
もしかしたら出尽くし?という期待も無きにしもあらずですが、
ドイヒー過ぎる決算となれば、ついにリンゴが木から落ちたということで、
リンゴ・・・ゴリラ(売り)・・・ラッパ・・・
まさに売りゴリラな進軍ラッパが鳴り響き、
米株全体が万有引力の法則に従って落下することになりかねないです。

まぁお察しの通り、ほぼ言いたかっただけですけど、
かつてのインテルショックのようにアップルショックとなれば、
日出る国として迎え撃つ日本株への影響も避けられないでしょう・・・

さらに今夜はアップル以外にも米企業決算は特盛つゆだくであり、
これらも低調な結果になると、明晩のFOMCを前にして、
利上げ先送り観測が強まるとともにドル安圧力も高まることになります。

これまでの様に円最弱という立ち位置が続けばいいのですが、
素直にドル安円高となって110円を割ってしまうようだと、
昨日から本格化している国内企業決算での17年3月期見通しは、
概ね想定為替レートが1ドル110円が前提なだけに、
さらなる業績懸念の高まりを招くことになり、
我が国がリンゴリラッパな展開になってもおかしくないです。

ちなみに本日発表された国内企業決算については、
企業の規模やインパクトではなく、あくまで社数だけで見る限り、
昨日に続き、17年3月期見通しが増収増益となっている企業が、
意外にも約7割という現実もあります。

当然ながら16年12月期見通しを下方修正したキヤノンとシマノ、
17年3月期見通しを非開示とした信越化学、東京エレク、JFE、
といった図体のデカイ面々の決算の方が、インパクトは強いですし、
言っても昨日のナガモッコリ電産(日本電産)や安川電機といった面々は、
決算において常に優等生と言える結果を残している銘柄ですから、
明日以降のテンコ盛りな国内企業決算についても、
17年3月期見通しが増収増益見通しとなる企業が意外に多いのか・・・
なんて言うのは早計であり・・・っつうか今のところ期待薄でしょうから、
あくまで本日発表された分までの社数という点では、
意外と17年3月期見通しが増収増益となった企業が多かったというだけです

ましてや想定為替レートの110円を割ってしまうことになると、
意外と多かった増収増益見通しすらもアテにならなくなります
(本日下方修正を行ったキヤノンの2-4Qの想定為替レートは、
 1ドル110円、1ユーロ125円でおます)

そして今週のヤマ場は今夜のアップルを含む米企業決算だけではなく、
繰り返し書いておりますが、以下の通り、明日以降も続くことになります。

 ・日本時間27日早朝のアップル決算(他の米企業決算も大盛)
 ・27日引け後のファナックを始めとする大盛な国内決算
 ・27日夜のFOMC結果、ファイスブック等の米企業決算、原油在庫
 ・28日寄り前の大盛な国内経済指標(CPI、消費支出、鉱工業生産等)
 ・28日ザラバに発表される黒光り銀行会合結果
 ・28日引け後の黒ダヌキ会見、国内企業決算の前半戦ピーク、GW前日
 ・28日夜のドイツ銀とVW決算、米1-3月期GDP、大盛の米企業決算
 ・29日 我が国はGW入り、ユーロ圏GDP、米2月消費支出
 ・1日 中国PMI

 ※その他の細かいイベントは週初の記事を御参照ください。

明日は引け後にアップル関連銘柄でもあり、指数寄与度も高いファナック、
それ以外にも、コマツ、日立建機、富士フイルム、京セラ、任天堂、
アドバンテストなどなどてんこ盛りであり(三菱自動車は発表延期)、
明晩は利上げのさじ加減を決めるFOMCの結果発表(イエレン会見はなし)
フェイスブック等の米企業決算、原油在庫を控えており、
GW入り前日となる明後日は、国内企業決算の一発目のピークを迎えると共に
ザラバには日高記者のリークで期待も高まっている黒光り銀行会合を控え、
それ以降も見ての通り、海の向こうだけでなく、
我が国目線でも業績の重石となる円高リスクイベントが多いだけに、
黒ダヌキさんには既に市場で蔓延している追加策ではなく、
サプライズな追加策が求められているとも言えます。
同様に安倍ちゃんマンの政策も求められており、
何やったら久しぶりに為替市場への牽制も求められることになるかも・・・

まぁとにかく、現時点では更なる業績懸念を招く程の円高ではなく、
本日まで発表された決算自体はほんの一部に過ぎないですから、
業績懸念での商いを伴った本気の日本株売りにはなっておりまへんけど、
ただでさえ熊本地震の影響もあるところに、
良からぬ疑心暗鬼が拡がり兼ねない三菱自動車の不祥事もあるだけに、
いくら足元で巻き戻し余地の大きい良好な需給環境があろうとも、
肝心の業績懸念が払拭されないことには、息の長い上昇は期待できないので
だからこそ政策面でのサポートも必須でおます(円安誘導も含む)。

単純に今夜からのヤマ場が全て良い結果になればいいんですけど、
現状ではあまり期待は出来ないですからね・・・

ということなので、明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、今夜から今週のヤマ場入りとなるので、
一発目のヤマ場であるアップル決算を無事に通過すれば、
明後日の黒光り銀行会合までは割り切ってアホになるのもアリですが、
明日は引け後にファナックを始めとする国内企業決算、明晩はFOMCなので
その日限りの勝負に留めるのが無難でおます。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方については、
今夜からのヤマ場に対して楽観をしているのであれば、
リスク覚悟でアホになって参戦するのは自由ですが
慎重に構えるのであれば、指を咥えて見るだけになるかもしれませんが
せめて28日昼前後の黒光り銀行会合結果を見極めてから、
参戦するかどうかの判断を下すのが無難です。
いっそのこと決算を見極めてからの方が更に無難だとは思いますけどね

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方については、
もはやヤマ場を見極めてから動いても遅くないだけの余裕もあるでしょうから
ヤマ場には注意しながらも、参戦&撤退のタイミングはお任せします。
単純に商いの伴った下げが連続するまでは、
王者の風格で構えておくというシンプルな見方でもいいでしょう。

新興市場については、シンプルな判断基準として、
これまでの上昇局面での商いと同水準、
もしくは上回るほどの商いを伴った下げが連続するまでは、
上昇局面で商いが膨らむという買いパワー優勢状態が継続していると判断して
マザーズ先物の上場も見据えつつ、割り切って勝負をすればいいのですが、
冒頭でも書いた通り、本日は商いを伴っての下落となりましたので、
明日も商いを伴って下落するようであれば一旦は撤退した方がいいでしょう。
慎重に動く方は、明日を見極めこともなく早く逃げた方が無難と言えます。

そして今夜からのヤマ場をきっかけに、海の向こうも含めた主力大型株が、
商いの伴ったリスクオフとなれば、新興は別世界だとも言ってられないので、
明日がそのようになれば問答無用で即座に撤退する・・・
という姿勢でも構えておいた方がいいでしょう。

個別目線でも同様の姿勢やシンプルな判断基準は必要ですが、
今後も相変わらず政策やテーマ絡みのイベントは多く(震災絡みも含め)
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
くれぐれも決算シーズン入りとなったので、決算跨ぎだけは御注意ください。
中小型割安狙いの方も同様です。

ちなみに来週はGWなので御上の政策絡みイベントは無く、
企業が休みだからなのか民間のイベントもこれといって見当たらないです。

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