不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
チョベリバ
こんばんはです。

昨日は572円安を演じた日経平均株価が、
本日は598円高というチョベリバ(超リバウンドという意)・・・

売買代金は昨日(2.13兆円)よりも薄商い(2.08兆円)であり、
震災前の高値にも届かなかったものの、ほぼ取り戻しており、
マザーズは断トツで今年一番の商いを伴っての大幅高(7.5%高)となり、
07年1月以来の高値に達すると共に1200p超え・・・
マザーズに至っては、もはやアホになって笑うしかないです・・・

と笑っていたら、欧州時間に入ってから我らが先物くんは、
円安と共に震災前の高値をアッサリとクリアする17000円超え・・・
先週末のヤマ場をきっかけに一服モードだと見ていたところに、
震災まで発生し、現在も余震が続いているにも関わらずでおます・・・

このまま明日も続伸となるようだと、私の見立ては大外れ・・・
という失礼ぶっこきマンボーな展開となりますが
言っても商いを伴った上昇のマザーズを含む新興市場はともかくとしても、
東証1部の売買代金は2兆円そこそこという薄商いでのヒョロ上がりであり
ついでに言えば本日の空売り比率は、3月MSQに次ぐ低水準であり、
MSQを除くと今年最低水準となっており、
その次の低水準が直近高値の3月14日だったことを考えると、
やや天井感も否めないのですが・・・
空売り比率での天井感はあくまで過去の傾向に過ぎず、
低水準そのものは、素直に売り圧力が減ったとも言えますからね。

そして肝心の16年度見通しを含む企業業績については、
先週発表された企業決算の中で最も厳しい想定為替レートだった竹内製作所が
1ドル107円、1ユーロ123円でありながら来期の見通しは、
経常利益 22.8%減、純利益 20.7%減という状態ですから、
現在の1ドル109円程度では業績懸念が払拭されるとは思えないです・・・
(竹内製作所は決算発表後も堅調な展開が続いてますが、
 あくまで16年度見通しを発表したからこそ・・・ですからね)

ただし震災が起きたことで、震災を口実にしたアベクロの政策期待だけでなく
ジャイアン米国から釘を刺された為替介入すらも許される空気はあるので、
業績懸念という重石は軽くなっているとも言えますが・・・

さらに昨夜の海の向こうでは、
産油国会合がドーハの悲劇な結果となり(増産凍結先送り)
原油安となっていたものの、クウェートでストが起きたとか、
サウジの誰かがテキトーな言葉責めをしたことをきっかけに原油が反発し、
おまけに米国の身勝手なドル安も継続していたことで、
金融緩和真っ只中の日欧以外にとってのリスクオンモードとなりましたが、
昨夜に関しては世界的なドル安ながらも円が最弱の動きとなり、
日本が仲間外れにされることもない理想的な展開ではありました。

そんな理想的な動きが本日の東京市場でも継続していた上に
先に述べた震災を口実にしているとも言えるアベクロの政策期待もあって、
足元で継続している巻き戻し余地の大きい良好な需給環境も加わり、
業績懸念を無視した買戻し主導の薄商いでの大幅反発だったと言えます。

従って、すっかり私の見通しが外れる展開となっており、
明日以降も以上のような動きが継続するならば、
買戻し主導のアテにならん薄商いであろうとも、
割り切って流れに乗ればええ・・・と言いたくもなりますが・・・

こうなってくると昨日の記事で書いた明日の引け後から始まる今週のヤマ場が
現在の流れに水を差すきっかけになる可能性が高くなったということです。

今夜というか明朝にはインテル決算という注目イベントもありますが、
現在の世界的なドル安ながら円最弱という展開が続いているのであれば、
やはり国内目線では明日の引け後以降がヤマ場と言えます。
昨日の繰り返しになりますが、明日の引け後以降のイベントとしては・・・

明日の引け後は国内企業決算の先頭を切ることになる安川電機決算、
円高による訪日客の影響を確認する3月訪日外客数、
米国では米週間原油在庫が発表され、米と湾岸諸国の国防相会合

21日はなんだかんだ言っても転機となりがちなECB理事会、
原油絡みでの期待もあるオバマのサウジ訪問
利上げの(ドル高)の影響を確認するてんこ盛りの米経済指標だけでなく、
てんこ盛りの製造業を中心とする米企業決算

22日は満月、ギリシャの財政問題が協議されるユーロ圏財務相会合、
ギリシャ問題だけでなく英国のEU離脱問題も協議されるEU財務相会合
(昨夜からトロイカ債権団がギリシャ入りしており、
 ギリシャ議会においても財政改革案の審議が始まっております)

24日は衆院北海道5区、京都3区補欠選投開票

といったところですから、すっかり見通しを外した私を含め、
明日は指を咥える羽目になったとしても、
引け後から始まる今週のヤマ場に対して備えておいた方がいいでしょう。

今週のメインイベントは21日なので、明日と明後日は慎重にということです
ちなみに今週だけでなく来週も含めたメインイベントは、
来週のFOMCと黒銀会合、日米企業決算でおます。

ということで明日のスタンスとしては、結果的にあまり変わらないのですが

持ち越し短期勝負の方については以上の通りなので、
業績懸念が和らぐほどの円安継続(ドル>円)、
もしくはアベクロの政策期待が高まらない限り、
明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては短期勝負の方と同様なので、乗り遅れる可能性もありますが
明日ではなく21日に打診参戦でもできれば・・・
という程度に留めておきましょう。

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方についても、
もはやつべこべ言うつもりはないですが、
以上の通り、明日の引け後からのヤマ場を頭に描きつつ立ち回ってください。

新興市場については、マザーズは暴騰だけに冒頭で書いた通りであり、
バイイングクライマックスの様相という見方もできますが、
シンプルな判断基準として、これまでの上昇局面での商いと同水準、
もしくは上回るほどの商いを伴った下げが連続するまでは
商いの伴った上昇局面が継続していると判断して、
割り切って勝負をすればいいいいでしょう。

しかしながら海の向こうも含めた主力大型株が、
商いの伴ったリスクオフとなった場合は、
新興は別世界だとも言ってられないので、問答無用で即座に撤退する・・・
という心構えだけは忘れずに。

個別目線でも同様の心構えやシンプルな判断基準は必要ですが、
今週も相変わらず政策やテーマ絡みのイベントは多く(震災絡みも含め)
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのは自由でおます。
中小型割安狙いの方も同様です。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.