不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
そんなパナマなリバウンドが続く中、明日はヤマ場入り
こんばんはです。

連日に渡り、言葉責めを繰り広げているコスプレおじさん(麻生財務相)が、
本日はG20財務相・中央銀行総裁会議出席のためワシントンへ・・・


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見ての通り、久々にかつて世界を震撼させたジャパニーズヤクザコスプレ・・
まさに勝負服でG20にカチコミを駆けようとしております(笑)

そういえばパナマ文書についても協議されるようですから、
もしかするとヤクザも利用するタックスヘイブンという意味でのコスプレ・・
ではなく、単純にパナマだけにパナマ帽やったりして・・・

そんなパナマ・・・

軽くスベったことは置いといて、
伊勢志摩サミットのホスト国である財務大臣でありながら、
かつての様に通貨安批判を一刀両断する為の気合いの現れなのでしょうか・・

もはやG20で何か決まるのか?という薄い期待よりも、
コスプレおじさんがどんな武勇伝を残すのかという方が楽しみではあります。
一応、ルー米財務長官とも会談するようなので、
為替介入に対して承諾を得るという手土産でも持ち帰るのでしょうか・・・

ちなみに左隣に顔を覗かせているのは、
お祭り男の宮川大輔(浅川財務次官)なので、
まさにG20へイッテ、キュウッッーーと言わせ、
ワッショーイ!と日本株を持ち上げるきっかけ祭にでもなればいいけど・・・
(もちろん期待薄であり、ほぼ言いたかっただけです)

そして17日にはドーハでOPEC加盟国・非加盟国の産油国会合も開かれ、
すでに増産凍結ありきのように言われながら原油も上昇してきただけに、
サプライズな減産に合意でもしなければ、
増産凍結だけでは市場が出尽くしと反応する可能性も高く、
ましてや増産凍結すらも合意できなければ、足元で上昇していた原油が売られ
まさに「ドーハの悲劇」となってしまいます・・・

ということなので、14-15日のG20では、
コスプレおじさんのカチコミという国内向けの材料期待はあるものの、
毎度のことながら世界的な材料としての期待は薄く、
下手をすれば得体の知れない材料でもあるパナマ文書問題について、
「そんなパナマ」な材料が出てくる可能性は無きにしもあらずです。

そして油ギッシュ(産油国)会合についても、
サプライズな減産にでもならない限り、
下手をすれば「ドーハの悲劇」な展開になる可能性もあるので、
市場目線ではリスクの方が高いイベントと言えます。

現状は急速な円安進行もあって、
我が国にとってのリスクON/OFFスイッチは為替に目が向いておりますが
(我が国と共に金融緩和真っ只中のユーロ圏も同様です)
米国・資源国・中国を含む新興国にとってのリスクON/OFFスイッチは、
ドル(米利上げの行方)であり、そして原油と言っても過言ではないだけに、
明日が閉幕となるG20と17日の油ギッシュ会合が控える明日の15日は
世界的にも国内的にもヤマ場だと言えます。

他にも15-17日にはIMF・世銀会合もあり、
今夜は原油市場の材料になりがちなIEA石油市場月報、
FOMCの本業である物価指標の米消費者物価、
FOMCメンバー3人の講演、Wファーゴとバンカメの決算、
明日は中国のGDPを始めとする経済統計、
英国ではEU離脱の是非を問う国民投票の選挙期間入り、
英国金融機関に対してパナマ文書関連の調査報告期限、
米国では利上げ(ドル高)の影響を確認するNY連銀製造業景気指数、
鉱工業生産も控えております。

そして・・・米国は明日がSQであり(欧州も)、確定申告期限、
といった需給イベントを控えており、
週明けからは利上げ(ドル高)の影響を確認する企業決算の本格化を控え、
そんな中、昨夜の米株は年初来高値を更新しております。

我が国でも来週20日の安川電機を皮切りに企業決算の本格化を控えており、
足元ではコスプレおじさんの牽制や先週末のSQ等のヤマ場をきっかけに
見ての通り、急速な円安と共に日本株のリバウンドが続いているだけに・・・
上記のイベント等からも明日が目先のヤマ場と言えるでしょう。

ただし急速にリバウンドしたとは言え、
足元の需給環境(主に仮需)としては、繰り返し書いている通り、
巻き戻しの余地がかなり大きいという良好な需給環境なのは事実であり、
特に為替が本気で・・・というか一気に円安へ巻き戻すことになるならば、
裁定買い残は12年10月以来という低水準だけに、
米国を始めとする世界が少々リスクオフになろうとも、
国内的な大人の事情による円売り先物買いモードが加速し、
日本株だけがガラパゴス的に買われるという可能性は無きにしもあらずです。

まぁでも現状と乖離している上にもはやどうでもいい今期のPERですら、
15倍を超えており、ましてや昨日と一昨日に書いた、
竹内製作所とスター精密の17年2月期見通しを見てもわかる通り、
肝心の来期は減益見通し必至であり、
来週から国内企業決算の本格化を控えている状況では
バリュー面でガラパゴス的に買われる魅力は薄いと言えます。

ちなみに竹内製作所、スター精密に続き、
来週から本格化する外需企業の決算&来期見通しの目安となる古野電気が、
本日は決算と共に17年2月期見通し(前年比)を発表しております。

売上  4.1%減
営業 34.7%減
経常 52.4%減
純利 58.1%減

想定為替レート 1ドル110円、1ユーロ125円

見ての通りなので、竹内製作所やスター精密のように、
個別としては織り込み済という反応になるかも知れませんけど、
少なくとも外需全体の来期見通しは厳しいと言わざるを得ない現状なので、
日本株の来期PERで見るとバリュー面での旨みは乏しいです。
(2月期決算の小売企業の17年2月期見通しは概ね増収増益です)

ということなので、バリュー面での魅力が乏しい中、
動くきっかけとなる世界的なイベントが重なる明日以降のヤマ場を迎え、
大人の事情な需給面での巻き戻しが主導するリバウンドが継続するのか・・・
それとも一旦終了となるのか・・・と言う状況ですが、後者と見ております。

従って明日のスタンスとしては、基本的に変わりまへんけど・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通りなので、明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。
もしリバウンドが継続したとしても、御縁が無かったと割り切りましょう。

以上のような小難しい国内外の背景とともに考えるのではなく、
シンプルな国内目線だけで考える(判断する)ならば、
ドル>円という構図さえ維持していれば
米国を始め海の向こうが少々軟調になろうとも、
需給面での巻き戻し主導でガラパゴス安だった日本株のリバウンドは続き、
一方、再び円高に見舞われれば、リバウンドは一旦終了となるので
その日限りの勝負に留めましょうということです。
とにかく業績懸念が払拭されないことにはね・・・

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては短期勝負の方と同様ですので
もはや焦って参戦する必要もなく、明日以降のヤマ場を見極めましょう。
どうしても参戦するならば、16年度見通しが出ている銘柄にしましょう。

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方についても、
判断基準としては同様ですが、もはやつべこべ言うつもりはないので、
明日で一旦撤退するなり、明日以降のヤマ場を見極めてから動くなり
御自由にどうぞとしか言えまへん。

新興市場については、マザーズが連日、一昨年以来の高水準な商いとなり、
9年1カ月ぶりの高値に達し、騰落レシオも過熱していたりと、
バイイングクライマックスの様相であり、
一昨日はついに先週末以降と同水準の商いでの反落となりましたが・・・
昨日と本日はまたしても同水準の商いでの続伸となっているので、
シンプルな判断基準では、商いの伴った上昇局面が継続している限りは、
割り切って勝負すればいいということであり、
同水準以上の商いを伴った下げが連続するようならば
バイクラだと判断し、即座に撤退するなり、
その日限りの勝負に留めましょうというスタンスで構えておきましょう。

個別目線でも同様ではありますが、政策絡みのテーマが豊富な上に、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負すればいいです。
来週以降もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いのでね。
中小型割安狙いの方も同様です。

ただし新興市場の指数絡みの銘柄だけでなく、
主力大型株や海の向こうが商いを伴うリスクオフとなれば、
新興や指数絡み以外の銘柄や個別物色においても関係ないとは言えないので、
先に述べた主力大型株を中心としたヤマ場である明日以降リスクオフとなれば
一応、即座にトンズラできるくらいの備えと心構えはしておきましょう。

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コメント

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宮川大輔師匠、お久しぶりです。
スイーツ男子 | URL | 2016-04-14-Thu 19:44 [編集]
マーケット番長さん、こんばんはです。

浅川財務次官のご尊顔を初めて拝見したのは、本ブログでした。
お元気そうで何よりでございます。

さて日経225は、これまでのところ番長さんの予想通り(それ以上かも知れませんね。)の展開に推移しております。

この2日間の値動きを見ますと、たとえは何ですが、便秘気味の人が1週間ぶりにたまっていたものがどっと出たかのような印象を受けます。さぞかしスッキリしたものと思われます。

来週から本格的な決算が始まりますが、織り込み済みとか悪材料出尽くしとかに容易にはならないのでしょうね。

それでは失礼いたします。
スイーツ男子さんへ
マーケット番長 | URL | 2016-04-14-Thu 20:45 [編集]
> マーケット番長さん、こんばんはです。

こんばんはです。

> 浅川財務次官のご尊顔を初めて拝見したのは、本ブログでした。
> お元気そうで何よりでございます。

太郎ちゃんと親しげに話しながら飛行機へ乗り込んでましたw

> さて日経225は、これまでのところ番長さんの予想通り(それ以上かも知れませんね。)の展開に推移しております。

とりあえず新年度入りしてからは、おかげさんで予想通りではありますが、
明日で一服とならなければ、指を咥えることになりそうですw

> この2日間の値動きを見ますと、たとえは何ですが、
> 便秘気味の人が1週間ぶりにたまっていたものがどっと出たかのような印象を受けます。
> さぞかしスッキリしたものと思われます。
>
> 来週から本格的な決算が始まりますが、織り込み済みとか悪材料出尽くしとかに容易にはならないのでしょうね。
>
> それでは失礼いたします。

外国人が本気買いしてくればセルインメイを目指す展開もあり得るかも知れませんが、
少なくとも今回(今年)の本決算だけはたやすくないとは思います・・・
ましてや事前に駆け上がれば上がる程にね。

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