不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
リバウンド継続中ですが・・・
こんばんはです。

本日の市場ではほとんど話題になりまへんでしたが、
消費税増税先送りと財政出動の口実作りである国際金融経済分析会合が、
OECD事務総長という肩書のあるグリアおじさんを招いて開催され、
グリアおじさんは「消費税増税をやりなはれ!」と言っております。

これまで開催された4回の会合では消費税増税先送り一色だったので、
さすがに出来レースだとの批判をかわすために、
今回は異なる意見の要人を招いて開催したのでしょうか・・・
いずれにせよ出来レースなんでしょうけどね(笑)

一方、出来レース会合なのかどうかわかりまへんけど、
市場に流れるマネーの潤滑油でもある原油を巡り、
いよいよOPEC加盟国・非加盟国が17日に集まり、
象さんとオケツ・・・ではなく増産凍結を協議する会合が開催されます。

昨夜はサウジとロシアが増産凍結に合意したという報道を受け、
17日の会合への期待が高まったことで原油を押し上げることになり、
株、債券、為替を含め市場場全体の空気も良くはなっておりますが、
報道通りの結果になったとしても、原油は17日以降も上がるのか・・・
それとも出尽くしとなるのか・・・

現状では需給面から見ても、後者の可能性が高いとは思うのですが、
今夜はOPEC月報、米週間原油在庫、シリア和平協議、シリア人民議会選
明日はIEA石油市場月報、明後日15日は米石油掘削リグ稼働数、
といった油っこいイベントが続くだけでなく、
油にとって重要な為替に影響する米利上げの方向感を占う今夜の米小売売上高
明日の米消費者物価、パウエルFRB理事講演、米30年債入札、
明後日は需要側である中国の経済統計、米国の3つの経済指標、
そして今夜以降も米企業決算は継続してますので、
17日の会合までにこれらのイベントを受けて、
原油がどのように動くか次第ではありますけどね・・・

しかしながら、もし後者の出尽くしな動きになったとしても、
何やらオバマッチョが21日にサウジを訪問するようであり、
ご存知の通り、オバマとサウジの国王を初めとする王族が会うと、
会った直後に敏感な反応をすることは少ないものの、
振り返ると転機になったということが多々あるだけに、
17日の会合をきっかけに出尽くしになったとしても、
意外と21日のオバマ・サウジ会談の睨みが利くかも知れないですし、
21日をきっかけに出尽くしから反転という可能性は十分にあり得るので、
17日の産油国会合へのリスクは意外と低いのかな・・と言えなくもないです
(油だけにオバマが火に油を注ぎに行ったら知りまへんけど(笑))

ただし週初から繰り返し書いている通り、目先のヤマ場である週末は、
油ギッシュ(産油国)会合以外にもイベントは多いことに変わりはなく、
先に述べた油っこいイベントや米利上げの方向感に関わるイベントだけでなく
明日と明後日はG20財務相・中央銀行総裁、明後日からIMF・世銀会合
明後日には英国においてEU離脱の是非を問う国民投票の選挙期間入り
継続しているものとして北のカリアゲくそ野郎の記念日ラッシュでの火遊び、
今夜にもOECDが緊急会合を開くリスクが未知数なパナマ文書問題
といった政治的なリスクイベントもあり、
明後日は米SQ、米国の個人確定申告の期限、
といった大人の都合な需給の節目イベントがありますので、
産油国会合のリスクが軽減されたとしても、ヤマ場として変わりはないです。
週明けからは利上げの影響が注目の米製造業等の決算も本格化します。

そんな今夜以降の海の向こうに対し、
国内においては明日で一巡となる小売をはじめとする2月期決算くらいですが
足元での国内の懸念材料は、何より16年度見通しを含む企業業績であり、
それの大きな要因が円高でもあるわけですから、
結果的に海の向こうのヤマ場が、国内にとってのヤマ場でもあります。

ということなので、週末がヤマ場ではありますが、
本日から警戒期間入りだということに変わりはないです。

そして足元では国内の業績懸念は払拭されておらず、
さすがに本格反発にはならんので、安倍ちゃんが前倒しで政策をぶっ放すなり
業績懸念が払拭されるほどの円安にでもならない限り、
先週末から始まったリバウンドは、
今夜以降の警戒期間と週末のヤマ場までのどこで終了となるのかが焦点です。

本日の日本株としては・・・
麻生くんを始めとする閣僚の為替介入口撃が効いているのか、
昨夜はドル安だったにも関わらずドル>円という構図は維持されており、
資源国通貨は堅調、原油は以上の通り堅調、
米株は商いをやや膨らませての堅調
という都合の良い為替と海の向こうの追い風もあり、
日経平均、TOPIX共に大幅続伸となりました。

物色面でも銀行、鉄、船、車、資源が引き続き買われており、
外国人買いのようにも見えますが・・・
如何せん商いはやや膨らんだとはいえ2.34兆円程度ですから、
円安とともに売り込まれていたセクターの買戻しが主導して、
低水準な裁定買い残(12年10月以来)や信用買い残、
シカゴ投機筋の為替ポジ等の巻き戻しも相まってのリバウンドに過ぎず、
本格反発というには程遠いと言えます。

ただし継続は力なりですから、このまま円安がゴリゴリと進行すれば、
裁定買い残の巻き戻しという大人の都合との相乗効果もあるので、
いずれは業績懸念が払拭されるほどの円安となり、
商いの伴った本格反発へとスライドすることになりますが・・・

来週から米国だけでなく20日の安川電から国内企業決算の本格化を控え、
今週は上記の通りですから、リバウンドが続くのはヤマ場の15日まで、
早ければ今夜か明日で終わりと見ております。
(18時30分現在、さらにリバウンドが続いてますけどね)

ちなみに17年2月期見通しを発表した竹内製作所とスター精密は
昨日書いた通りの見通しながらも、決算を通過しても買われておりますので
20日から本格化する外需製造業の決算発表後への懸念は、
やや和らぎ(織り込まれ)つつある?とも言える動きは感じなくもないです。

ということなので、明日のスタンスとしては、特に変わりまへんけど・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
15日まではリバウンドが続くと見て、リスク覚悟で勝負するのはありですが
慎重に構えるならば、今日でリバウンドサーフィンから降りてない方は、
明日で降りるのが無難です。

以上のような小難しい国内外の背景は置いといて、
シンプルな国内目線だけで判断するならば、
円高一服モードが継続し、ドル>円という構図さえ維持していれば
米国を始め海の向こうが少々軟調になろうとも、仮需面での巻き戻し主導で
ガラパゴス安だった日本株のリバウンドは続くと見ているので、
勝負すればいいということであり、一方、再び円高に見舞われるのであれば、
その日限りの勝負に留めましょうということです。
足元では為替との連動性もやや薄くなりつつありますが、
少なくとも業績懸念が払拭されない限り、
円高で株価がニョキニョキ上がることはないですからね。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては短期勝負の方と同様ですが、先にも述べた通り、
業績懸念が払拭された本格反発ではなくリバウンドに過ぎず、
今夜から警戒期間(プチヤマ場)入りと言えますから、
もはや焦って参戦する必要もなく、ヤマ場の15日まで様子見が無難です。
参戦するにしても、せめて16年度見通しが出ている銘柄にしましょう。

これまで撤退せず、結果的に王者の風格で構えている方についても、
判断基準としては同様ですが、もはやつべこべ言うつもりはないので、
今夜以降の動きを見てから判断してください。

新興市場については、マザーズが連日、一昨年以来の高水準な商いとなり、
9年1カ月ぶりの高値に達し、騰落レシオも過熱していたりと、
バイイングクライマックスの様相であり、
昨日はついに先週末以降と同水準の商いでの反落となりましたが・・・
本日はまたしても同水準の商いでの反発となっているので、
シンプルに商いの伴った上昇局面が継続している限りは、
割り切って勝負すればいいということであり、
同水準以上の商いを伴った下げが連続するようならば
バイクラだと判断し、即座に撤退するなり、
その日限りの勝負に留めましょうというスタンスで構えておきましょう。

個別目線でも同様ではありますが、政策絡みのテーマが豊富な上に、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負すればいいです。
来週以降もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いのでね。

ただし新興市場の指数絡みの銘柄だけでなく、
主力大型株や海の向こうが商いを伴うリスクオフとなれば、
新興や指数絡み以外の銘柄や個別物色においても関係ないとは言えないので、
先に述べた主力大型株を中心としたヤマ場である15日、
もしくは警戒期間入りとなる今夜以降にリスクオフとなるようであれば、
一応、即座にトンズラできるくらいの備えと心構えはしておきましょう。
中小型割安狙いの方も同様です。

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