不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
危うさに変わりない週明け
こんばんはです。

終わって見れば本日の日経は小幅安、トピは小幅高とマチマチであり、
商いもギリギリ2兆円超え程度、空売り比率も高水準ながら(41.9%)
規制アリは1兆円を下回っており、マザーズに至っては、
一昨年12月以来のゴリ商いだった先週末に次ぐゴリ商いでの大幅反発となり
少なくともゴリゴリのリスクオフとまでは言えない圧力と動きでおます。

しかしながらテクニカル的には、日経、トピ共に、
イチモツチンコ表(日足)では遅行線と雲下限を下抜けし、
転換線も下抜け寸前状態なので、三役逆転も間近に迫っており、
そして肝心の国内企業業績への懸念が膨らむ要因でもある為替についても、
ドル円はすでに三役逆転済であるのはもちろんのこと、、
日銀短観の16年度想定為替レートが1ドル117.46円にもかかわらず
本日は111円台前半というかけ離れた水準を推移しているので、
来期を含む業績というファンダメンタルズ面での懸念も払拭されないどころか
4月下旬からの決算シーズンを前にして、懸念が増している状態なので、
テクニカルやファンダメンタルズだけでなく
心理的にも買おうというより業績を見極めようという状況だと言えますが・・

ただし新年度入り初日となった先週末は3月期末までと違い、
商いを膨らませながらの大幅安となり、本日も商いの伴った下げとなれば、
先週末に続く外国人の更なる本気売りがぁぁぁ・・・
という事態になりかねなかったので、
本日が先週末のような下げにならなかったことは、
良かったのかなぁと言えたり、業績見極めモードだと言えたりもしますが、
見方を変えると、TOPIXがプラスだったにも関わらず薄商いということは
下げ局面では大商い、上げ局面では薄商い・・・
という単純に下落モードが継続しているだけという動きですから、
明日以降、商いの伴った上げ局面へと転じるのか、変わらないのか注目です。

私としては業績懸念が払拭されない限り、何ら期待をするつもりがないので
アベクロの為替市場への牽制等やイエレンおばさんのタカ派転換によって、
大きく円安に転じるなり、安倍ちゃんが政策をぶっ放さない限りは、
期待もできないということであり、テクニカルやファンダだけでなく、
心理面でも良くならないと見ております。

従って昨日の記事で書いた通り、
今週はSQLO(エスクロ)、アベクロ、イエクロ、真っ黒(新月)・・・
という4つのクロが揃い踏みする7-8日までは厳しいと見ておりますが、
現状ではこれらの4つのクロで底打ちして本格反発に転じるとも思えず、
せいぜいリバウンドすればいいのかなと見ている程度です。

一応、本日発表されたユニクロの3月既存店売上高は、
前年割れ(99.7%)ではあったものの、思ったよりは悪く無く、
同じく3月月次を発表した他の小売についても、
先週末に発表された百貨店のように低調な結果にはならず(外食はイマイチ)
来期見通しを含む決算についても、業績懸念が増している外需とは違い、
ボチボチの見通しを出しているので、それが国内消費の復活ではなく、
訪日客のおかげであろうとも、数字的には思った程に悪くは無いです。

明日は低調な国内消費の源泉でもあり、実質賃金の低下が続いている、
毎月勤労統計調査が発表され、改善していれば好材料ではあります。
そして安倍ちゃんについても、明日の閣議で16年度予算の前倒し執行に向け
具体的な指示を出す方針であり、
衆院本会議ではTPP関連法案の審議入りとなるので、
今週のヤマ場である7-8日を前に、
政策バズーカでもぶっ放せば・・・という淡い期待はありますけどね。

ちなみに明晩は、イエレンおばさんのハト姿勢要因の一つであり、
利上げの副作用を確認する米2月貿易収支、雇用指標のJOLT労働調査、
内需での利上げの副作用を確認するISM非製造業、
足元で逆風もふいているトランプが注目の米大統領予備選、
といったものが控えているので、安倍ちゃんバズーカがぶっ放されなければ、
明晩の米国次第ながらもドル高に転じる可能性は低いでしょう。
(先週の堅調だった雇用統計とISM製造業を受けても、
 イエレンおばさんのサジ加減(ハト姿勢)が強い状況ですからね)

ということで、明日のスタンスとしては、基本的に変わりはないですが・・・

持ち越し短期勝負の方については、小難しい背景もありますが、
シンプルに国内目線で判断するならば、安倍ちゃんが政策をぶっ放すなり、
円安転換にでもならない限りは、国内の業績懸念が払拭されないので、
少なくとも7-8日のヤマ場までは、多少のリバウンドがあろうとも、
その日限りの勝負に留めておきましょう
(既に来期見通しを発表済である決算期の銘柄を狙うのはありです)

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様ですから、
打診程度に参戦するにしても、7日以降という程度で構えておきましょう。

先週末までに撤退せず、本日も腰を据えている方については、
ひとまず撤退しておくことをオススメします。
需給面等からもショック安の可能性は低いとは言え、
商いを伴った下げになりつつあるだけに、撤退するなら早い方がいいかと・・
そして7日以降に打診参戦するなり見極めるなりすればいいでしょう。

新興市場については、小難しい国内外の背景とは一線を画しますが、
主力大型株が円高と共に商いの伴った株安となるリスクオフモードとなれば、
さすがに新興市場は関係ないと言えないですし、
足元ではマザーズが過去三年間の高値水準に達し、騰落レシオも過熱しており
先週末はこれまでの上昇局面を上回る商いでの下げとなっているので、
シンプルに週明けも同様に商いの伴った下落となれば、
商いの伴った下落局面入りと判断すべきと構えておりましたが、
本日は先週末に匹敵する商いを伴った反発となっているので、
まだ下落局面入りだと判断はしなくてもいいでしょう。
かと言って上昇局面が継続しているとまでは言えないので、
イケイケ勝負ではなく、割り切って勝負するという感じです。

個別目線では政策絡みのテーマが豊富なのも事実ですから、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)が継続し、
常にウォッチして動きを把握している銘柄であるならば、
今後もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いので、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負すればいいですが、
主力大型株が商い伴うリスクオフとなれば、新興市場は関係ないとも言えず、
先にも述べた通り、主力大型株の危うい状況が継続しているので、
持越しの短期勝負については、しばらく控えるのが無難だとは思います。
中小型割安狙いの方も同様です。

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コメント

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へたれ投資家 | URL | 2016-05-21-Sat 09:55 [編集]
マーケット番長さん、はじめまして。
ネットサーフィンをしていて辿り着きました。

1ヶ月半も前の古い記事ですが、4月4日の内容で教えていただきたくコメントいたします。

空売り比率について、規制アリと規制ナシ、ルールは分かっていますが、投機筋の空売り、あるいはそのほかの空売りに関して、規制アリと規制ナシとの関係で、何らかの相関関係があるものなのでしょうか?

ご多忙化と存じますが、よろしくご教授願います。

へたれ
へたれ投資家さんへ
マーケット番長 | URL | 2016-05-21-Sat 10:19 [編集]
> マーケット番長さん、はじめまして。
> ネットサーフィンをしていて辿り着きました。

はじめまして

> 1ヶ月半も前の古い記事ですが、4月4日の内容で教えていただきたくコメントいたします。
>
> 空売り比率について、規制アリと規制ナシ、ルールは分かっていますが、投機筋の空売り、あるいはそのほかの空売りに関して、規制アリと規制ナシとの関係で、何らかの相関関係があるものなのでしょうか?
>
> ご多忙化と存じますが、よろしくご教授願います。
>
> へたれ

相関性があるのかといえばわからないですw
いかんせん歴史の浅いデータなので、
比率の高い低いでも、意見は様々な状況ですから
何ともという感じです。


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