不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週のヤマ場であるエイプリルフールを週末に控え
こんばんはです。

「安」いものを「倍」にするとデフレ脱却を目指しつつも、
本心では「安倍」ではなく「安保」でもある安倍ちゃんマンが、
昨日は16年度予算の成立を受けて会見を開き・・というのは後述するとして
本心の安保ちゃんマンの面では、念願の安保関連法案が施行されました。

それを受けて、何でも官邸団達が官邸前でピクニックを繰り広げ、
いつもの「戦争反対」とか「戦争が始まる」との主張を繰り返しておりますが
シールズとかいう学生たちは何なんでしょうかね・・・親のすねをかじらず、
お上からの奨学金も受けず、自ら学費を稼いで大学に通っているならば、
好きなことを主張するのもアリとは言えますけど、
自分でケツも拭かずに大学に通っているならば、
せめて自らでケツを拭ける社会人になってから、
好きなことを主張しろと言いたくなります(笑)

だけに、その他の社会人や主婦や老人が集まって主張すること自体は、
主張内容の理解はともかくとして、自由にしてくださいとは思いますけど、
学生というのだけはどないやねんという気がしてなりません。
過去の安保闘争でも学生が主役でしたけど・・・
まぁ今夏の参院選から18歳にも選挙権が与えられるというのもあるので、
一概に学生の分際で!なんてことを言ってはいけないのでしょうかね(笑)

とにかく白黒がハッキリする憲法改正の国民投票を、
さっさとやって頂きたいと思うばかりです。
そういえば私の友人である某駐屯地で2番目のお偉いさんを務める自衛官も、
覚悟はとっくに出来てるけど、今の法では犬死になりかねないと嘆いてました

さて安倍ちゃんではなく本心である安保ちゃんとして憲法改正を目指し、
その手段として支持率を得るために経済に注力している安倍ちゃんマンが、
16年度予算案の成立を受けて、昨夕に会見を行いました。

ただの選挙目的であろうとも、政策的には前のめりな姿勢は窺えましたが、
新味のある材料には乏しく、一部で期待されていた消費税への言及もなく、
市場では無反応に終わってしまい(やや失望風な売り)、
そんな中、注目のイエレンおばさん(FRB議長)の講演が行われ、
利上げに慎重姿勢をみせるハト派発言となりました・・・

先々週に行われたFOMCと同様の結果だと言えばそれまでですが、
先週からイエレンジャー達(連銀総裁達)のタカ派発言が続いたことで、
ドル高が進んでいたこともあり、恐らく週末のISM製造業や雇用統計等、
今週に発表される米経済指標が堅調な結果になるのを知った上で、
FOMC結果とは異なるタカ派発言のオンパレードなのかと思ってましたが、
女ボスのイエレンおばさんが慎重なハト派姿勢を維持したということは、
週末のISM製造業や雇用統計を始めとする米経済指標が、
低調な結果になることを知った上での発言という可能性もあり得るだけに、
日銀短観も発表される週末の1日は、リスクが増したとも言えます。
(今夜も雇用統計の前哨戦であるADP雇用リポートが控えてます。)

そんなイエレンおばさんによるハトの着ぐるみを着た講演を受けて、
利上げ先送り観測な米債券高ドル安が加速することになり、
ドル安が足枷の軽減となる原油・商品は上昇し(金も上昇)、
利上げの副作用(ドル高による資金流出)を患っていた新興国・資源国も、
通貨高となり(株高も)、独自の病と共に利上げの副作用も患う中国も堅調、
同じく自らも副作用を抱えていた米国も、薄商いながら株高となり、
米国、原油(商品)、資源国、中国含む新興国は、
利上げに対するハト姿勢によるドル安バンザーイ!な展開に・・・
(VIXも低下)

一方、我が国は昨日も書いた通り、
安倍ちゃんマン会見が無風通過、イエレンおばさん講演がハト姿勢、
という悪い方のシナリオとなったことで、
上記のドル安バンザーイな面々の動きを好感することもなく、
ドル安の加速で円高(円最強)という重石を抱えてしまい、
本日の日経平均は1.31%安、TOPIXは1.55%安で終了・・・

売買代金がギリギリ2兆円という薄商いだったので、
イースター休暇明けの外人がゴリ売りして来たというほどでもなく、
良好な国内独自の環境(クジラ買い、お化粧、アベクロ睨み、仮需等)が
下支えするという淡い期待もありましたが、残念な結果に・・・
というか悪い意味での順当な動きとなってしまったと言えます。

とにかく日本株は、足元での来期を含めた業績懸念が払拭されておらず、
しかも4月下旬からは、3月期決算企業の本決算ラッシュを控えており、
同時に来期見通しも判明するだけに、懸念を払拭する堅調な決算となるか、
せめてこれらの結果が判明することで、織り込み(出尽くし)となるまでは、
円高と共に業績懸念が台頭するのも仕方ない状況です。

そういう意味では、最近の円安に対する日本株の反応薄というのは、
来期見通しと前提となる為替レートが判明してないからこそとも言えます。

となると、4月中旬からの国内企業決算ラッシュまでは・・・
ということになりますが、連日繰り返し書いている通り、
今週末の1日には日銀短観が発表され、足元と先行きのDIも重要ですが、
すでに悪化することは百も承知でもあるので、
決算ラッシュに先んじることにもなる業績見通しの方が重要と言えます。
(前提となる想定為替レートもです)。

当然ながら大幅な減益見通しとなれば、今期予想EPSだけでなく、
来期予想EPSまで低下するとの「観測」が改めて意識されることになります

ただ・・・業績に対する懸念について、市場に耳を傾けてみると、
4月中旬からの決算にばかり注目が集まっており、
事前に目安が示される日銀短観の業績見通しに対しては、
なぜか意外と注目度が低く、私だけが過度に警戒しているのか・・・
それとも市場では短観のDI、設備投資、物価にしか目が向いてないのか・・
という気がしなくもないですけど・・・
そうであるならば警戒薄によるインパクトの拡大懸念はあります。

まぁとにかく昨日の安倍ちゃんマン会見とイエレンおばさん講演が、
悪い方のシナリオとなったことでドル安が進行している状況であり、
日銀短観は明後日週末(1日)の寄り前に発表されるので、
短観の業績見通しや想定為替レートに対して安心できるほどの、
円安にでもなっていない限り、日銀短観を跨ぐリスクは高いと言えます。

しかも明後日の夜には雇用統計とISM製造業が発表され、
イエレンのハト姿勢な発言を裏付けるような低調な結果となれば、
利上げ先送り観測が高まり、ドル安がさらに進む可能性は大いにあり得ます。
明後日には中国のPMIも発表されますし、今夜のADPは仕方ないにしても
明晩には雇用関連指標やNY連銀総裁らの講演もあります。

(何気に国内では明日の引け後に、先々週まで続いていた外人売りが、
 終わったのかどうか確認できる投資主体別売買動向の発表も注目であり、
 財務省が発表する為替介入実績もちびっと注目です。
 明日から核安全保障サミット、4月13-14日にはG20、
 4月中旬には恒例の米財務省半期為替報告書が出てくるので、
 さすがにコッソリ介入は無かったと思いますけどね。)

そしてこれら明後日のヤマ場イベントが全て低調な結果となれば、
米国は11日のアルコアから始まる米企業決算ラッシュにて、
利上げの副作用の影響を見極め・・・というモードとなり、
我が国は4月20日の安川電機から始まる3月期決算ラッシュにて、
短観の業績見通しとの照合を含めた来期見通しの見極めモードとなりそうです

当然ながら日銀短観を含む明後日のヤマ場イベントが全て堅調な結果となれば
逆に日米の企業決算まで突っ走ることになります。
同時にベタなセルインメイとなる可能性も高まることにもなるだけに、
5月以降を見据えるならば、前者のシナリオの方が好ましいですけどね。
これまでにも書いてきた通り、需給面やドル安バンザイな面々の動き等からも
日本だけ弱くとも、ショック安の様な暴落にはならんでしょうからね・・・

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、昨日の安倍ちゃん会見とイエレン講演がドル安シナリオとなり、
追い打ちリスクも高い今週のヤマ場は、明後日の寄り前から幕が開くので、
明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても同様、、
明後日以降を見据えた新たな参戦は控えておきましょう。

すでに腰を据えて参戦している方についてはシンプルに、
9日安値or2月末水準等を割るなり(下値メドは御自由にどうぞ)
円高と共に商いの伴ったリスクオフにでもならない限り、
王者の風格で構えておくというのもいいですし、
今週のヤマ場である明後日を見極めてから動くというのもアリですが、
慎重に構えるのであれば、明日で一端は撤退しておくのが無難でおます。
結果的にヤマ場が全て堅調な結果になったとしても、
それはそれで参戦機会はいくらでもあるということですからね。

新興市場で勝負する方については、
本日のマザとJQを合わせた売買代金は一昨年12月8日以来の大商いとなり
JQだけの売買代金も一昨年12月8日以来の大商いですから、
本日を含む最近の大商いや騰落レシオ、マザは過去三年間の高値水準に達し、
本日の後場からの崩れからも、バイクラなのでは?との見方もありますが、
新興市場はシンプルに商いの伴った下落が「継続」しない限りは、
上昇局面で商いを伴う資金流入の流れが継続している・・・
と判断して勝負をすればいいでしょう。
慎重に構えるのであれば、明日はその日限りの勝負に留めるのが無難です。

個別目線でも政策絡みのテーマが豊富ですから、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)の動きが継続し、
ウォッチして動きを把握している銘柄であれば、
今後もテーマ(政策)に絡む官民イベントや新たな法の施行が多いので、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負すればいいでしょう。
中小型割安狙いの方も同様です。
(ちなみにぜっとえむぴー関連は慎重に・・とだけ言っておきます)

そしてくれぐれも主力大型株が円高と共に商いの伴った株安となる
国内外のリスクオフモードとなれば、さすがに新興市場は関係ないと言えず、
それこそバイクラとなりかねないので
そうなった場合はいち早くトンズラする機敏な姿勢だけは忘れず・・・

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