不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
週末の明日は来週と4月以降も見据えつつ
こんばんはです。

FRB戦隊イエレンジャーの面々(FOMCメンバー)が、
先週のFOMCで判明した追加利上げに対するハト姿勢を全否定するかの如く
今週から急にタカ姿勢に傾いており、もはやハトでもタカでもなく、
ただの風見鶏のようになっております・・・

もしかすると来週末の4月1日に発表される雇用統計が、
利上げを後押しする堅調な結果になることを知っているからこそ、
風見鶏に変身したのでしょうか・・・
同日には米国自らの利上げの副作用を確認するISM製造業も発表されるので
こちらも利上げを後押しする堅調な結果になることを知っているからこそ
慌てて風見鶏に変身しているのか・・・

とにかく4月1日は週末であり、新年度である4月入りであり
(エイプリルフールもw)、
米国では利上げスタンスを占う雇用統計とISM製造業が発表され、
中国では政府版の製造業と非製造業のPMI、財新版製造業PMIが発表され
わが国では大注目の日銀短観が発表されるだけに、
4月1日は国内外ともに注目と言えます。
(各国首脳が集まる核安全保障サミットも31日-1日に開催されます)

上記の経済指標が全て堅調な結果になればいいのですが、
その辺の詳細はまたの機会に書くとしても、我が国の日銀短観についてだけは
現時点においても気掛かりだと言わざるを得ないです・・・

御存知の通り、前回調査(12月)の短観での企業想定為替レートは、
下期1ドル115.65円、通期1ドル115.62円であり、
1月下旬から発表された3Q決算を経たあとは、
概ね115円という見方になっていることからも、
現状の為替水準では今期業績の下方修正懸念だけでなく、
肝心の来期業績も減益懸念が高まりつつあります。

さらに昨日発表された三井物産の下方修正、本日の三菱商事の下方修正然り、
為替だけでなく、昨今の原油を始めとする資源安による業績懸念もあるので
(もちろん逆の面での恩恵もあり、足元では商品高ではありますけどね)
4月1日に発表される日銀短観は、DIや設備投資も重要ですが、
企業想定為替レートだけでなく、業績見通しが大注目でおます。

日程的にも4月下旬から来期見通しの判明する本決算ラッシュを控え、
日銀短観が先行する形で業績見通しを発表するだけに、
現状の為替水準と短観の調査期間から考えても、
期待は出来ないと言わざるを得ないです・・・

マインドを示すDIの悪化だけならまだしも業績見通しの悪化は、
当然ながらパリュー面での旨味が消える連想ゲームの拡大となるので、
それを払拭するには4月下旬から発表される来期見通しが堅調な結果になるか
もしくは連想ゲームが拡大しないくらいの円安とならない限り、
払拭はできないですからね・・・

ということなので4月1日は、海の向こうで雇用統計等々の発表もありますが
国内では日銀短観が発表され、株価の根源である業績(来期)という面が
特に気掛かりだということです。

そして繰り返し書いている通り、
今夏の選挙を意識している安倍ちゃんとしては、
槍玉に上げられがちなGPIFの運用成績(1-3月期)が、
マイナスになることは避けたいこともあり、
最近はアベクロによる為替市場を牽制する動きがあるだけでなく、
クジラ自らも3月一杯は下支えするだろうという期待もあり、
さらに配当取りを含む期末物色、自社株買い等、国内独自の需給環境に加え
これまた選挙目線での消費税増税先送り&減税、
財政出動等の政策期待もあるだけに、足元のシカゴIMM通貨先物ポジ、
裁定買い残、信用買い残といった仮需面での巻き戻し余地とも相まって・・・
という国内独自の好環境が、3月一杯は続く可能性が高いからこそ、
4月1日以降が気掛かりだということです。
(先にも述べた通り、現時点では4月は厳しいと見てます)

とりあえず4月1日以降は置いといて、3月一杯という目線では、
本日は日経、TOPIX共に続落となっただけでなく(引け後も軟調)、
昨日から為替と連動しない不穏な動きがあったり(特に円安に反応しない)、
本日の空売り比率も2月29日以来の高水準となり(41.4%)、
売り圧力が増してきたとも言えますが、
欧米のイースター休暇を直前に控えた薄商いの中で、
先に述べた国内独自の変態な動きがあるからこそとも言えますから、
素直に受け止めず、割り切りのアホ目線で構えておけばいいでしょう。
(新興市場は本日も商いを伴った大賑わいが継続中であり、2部も堅調です)

そして欧米市場がイースター休暇入りとなる週末の明日については、
当然ながら明晩は欧米各国が休場となり(今夜の米債券市場は半ドン)
鬼の居ぬ間ではあり、週明けも米国以外は休場ですから、
国内独自の事情が作用しやすい環境ではありますが、
目先である週明けの寄り前までの注目イベントとしては、
今夜は米国自らの利上げの副作用を確認すると共に、
冒頭で書いた強気な利上げ姿勢に転じた裏付けとなるのか確認することになる
米2月耐久財受注、来週の雇用統計を控えての米新規失業保険申請件数、
明日の寄り前は、黒ちゃんの金融政策の成果とも言える消費者物価、
ザラバ中は参院予算委での集中審議、2年債入札、中国市場動向、
明晩は欧米市場が休場ながらも発表される米10-12月期GDP改定値、
週明けの寄り前は特におまへん。

個人的にはジンバブエの独裁者ムカベ大統領が27日から来日することが
ちょっと気になりますけど・・見てみたいという興味だけですけどね(笑)
あ、ジンバブエ関連銘柄も要チェックかも(笑)

ということで、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
3月一杯目線では、アホになって勝負する姿勢のままでいいでしょう。
小難しい背景や状況は置いといて、シンプルに国内目線で判断するならば
日本株は為替次第という状況に変わりはないので、
昨日書いた為替の動きとなっていなければ(単純に言えば円高であれば)、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様です。
すでに参戦している方についても同様ですが、以上の通りなので、
円高と共に商いの伴ったゴリゴリリスクオフが「継続」するか、
9日安値あるいは2月末水準を割らない限り(下値のメドは御自由に)
少なくとも3月一杯は王者の風格で構えておけばいいでしょう。

新興市場で勝負する方については、先にも述べた通り、
本日も昨日に匹敵する商いを伴った続伸となり、
騰落レシオ等も含めると、バイクラなのでは?との見方もありますが、
商いの伴った下落が「継続」しない限りは、バイクラやなくてバイアグラ・・・、
つまり上昇局面で商いを伴う資金流入の流れが継続している・・・
とシンプルに判断して勝負をすればいいでしょう。

個別目線でもテーマが豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)の動きが継続し、
ウォッチして動きを把握している銘柄であれば、
来週以降もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いので、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負すればいいでしょう。
中小型割安狙いの方も同様です。

ただし私の3月一杯という楽観目線に反して国内外がリスクオフとなり、
円高進行と共に主力大型株が商いの伴った株安となれば、
さすがに新興市場は関係ないと言えず、それこそバイクラとなりかねないので
そうなった場合はいち早くトンズラする機敏な姿勢だけは忘れず・・・

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