不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
シンプルにアホになりながら
こんばんはです。

昨夜ブリュッセルで発生したテロに対する市場の反応としては
発生直後は有事のドル買いを上回る恒例のリスク回避の円最強買いとなり、
安全資産の金が急騰し、我が国の先物を始め欧米株も売られましたが、
その後は新たなテロが発生せず、ある程度の全貌が見えてきたことで、
一夜にして市場は落ち着きを取り戻すと共に発表直後の反応を巻き戻し、
結果的に欧米株はテロに買い向かう動きとなっております。
気がかりなのは薄商いだったことですが、薄商いは昨夜だけではなく、
週初から続いていたことなので、テロが原因と言うよりは、
今週末にイースターを控えた休暇モードと言った方がいいでしょう。

まぁとにかく新たなテロが発生したり、
犯行声明を出したIS掃討に向けて中東周辺でドンパチが拡大したり、
今回のテロをきっかけにシリア難民対策を巡って欧州各国に亀裂が入り、
火に油を注ぐように英国のEU離脱問題も改めて懸念され、
EU&ユーロ圏の崩壊懸念という連想ゲームが拡大・・・
といったことにならなければ、時間と共にテロに対する市場の反応は、
さらに落ち着きを取り戻していくことになるでしょう。

そんな一夜明けた海の向こうの反応を受けた本日の日本株は、
テロに買い向かった欧米株とは違い、日経、トピ共に小幅安となりましたが、
そんことよりも、いくら欧米株が休暇モードやテロで薄商いだったとは言え、
売買代金が今年最低水準の1兆7399億円・・・
という暗黒の民主党時代を思い出すような激薄商いでおます。

まぁでも民主党時代は1兆円割れが常態化し、
閑古鳥がヒッチコックの様に異常繁殖をしていたので、
民主党時代で言えば1.74兆円というのは大商いですけど・・・
株価水準そのものも違い過ぎるので(半分以下)、
株数で比較した方がいいとも言えますし・・・
とにかく本日は株数でなくとも資金の量という点では激薄商いでおます。

一方、マザーズは今年最高の大商いとなり、
JQと2部を合わせても今年2番目の大商いですから、
イナゴの循環は継続しているとも言えます。

そして昨日も書いた通り、足元のシカゴIMM通貨先物ポジをはじめ、
裁定買い残、信用買い残といった仮需面での好環境は継続しており、
クジラ買いや配当を含む期末物色、自社株買い等も含む良好な需給環境に加え
アベクロによる為替市場への牽制の動き(睨み)、
選挙を意識した消費税増税の先送り&減税や財政出動等の政策期待もあり、
国内独自の需給面、政策面での好環境は揃っているので、
3月一杯は少々アホになってでも波に乗ればええという状況は、
現時点でも継続している見ております。

なにやら消費税増税推進派だった黒だるま親方(黒田日銀総裁)までが、
本日は消費税増税のダメージは大きかったと言い始めております(笑)
それって安倍ちゃんプレゼンツの国際金融経済分析会合にて、
ショーンKどころか、ある意味では黒だるま親方よりも、
肩書のある経済学者たちが軒並み消費税先送りを進言したことで、
市場にも先送り論が浸透しつつあるので、
コスプレおじさん(麻生財務相)だけがヒールになるならばまだしも、
黒だるま親方までがヒールと見られてしまうのはよろしくないと思い、
手のひらを返したのか?とツッコミたくもなりますが・・・

まぁでも黒だるま親方としては、消費税増税ありきで動いているので、
先送りないし減税となれば、効果はさらに高まるとの解釈も出来ます。
当然ながら一方では手を緩めるのではないか?という見方も出来ますが、
現在の市場は金融政策の効果は限定的との見方が根付きつつあり、
財政政策に焦点が移っていると共に財政政策を打ち出してこそ、
金融政策の効果も活きてくるとの見方ですから、選挙目的であろうとも
安倍ちゃんがお偉い学者さん達の進言通りに動くとの期待が続いていれば
市場の下支え効果も継続するでしょう。

そして選挙に向けて合体した野合(野党)までが、
財源の根拠なきファンタジーなバラマキ子育て支援策を打ち出すだけでなく、
お前が言うなとも言える消費税増税の先送りだけでなく減税を言い出しており
選挙に向けて先送り合戦ではなく、減税合戦になりそうな気配ですから、
もし先送りでなく減税となれば、かなりポジティブではありますからね・・・

ただしこれらの政策が、いつ打ち出されるのかということが重要ですから、
週初にも書いた通り、少なくとも3月に打ち出されることはなく、
早くても4月下旬頃になりそうなので、
3月中はその他の政策への期待や良好な需給面と共に口実として利用され、
日本株を下支えすることにはなるでしょうけど、
4月以降は一時的に賞味期限が切れそうではあります。

そんな4月以降はともかくとして、3月いっぱいという目先の目線では
ひとまずテロという突発的なイベントが落ち着きつつあり、
市場も落ち着いておりますので、足元では薄商いであろうとも、
低すぎるとも言われているVIX(日経VIも)、高い騰落レシオ等、
薄商いで加熱しとるだけやないか!という見方もあったり、
本日は満月でもありますが・・・先に述べた通りの環境なので、
3月一杯は割り切りのアホになれモードを継続しておけばいいでしょう。

そして以上の様な小難し国内外の背景は置いといて、
シンプルに国内目線で見れば、繰り返し書いている通り、
日本株は為替次第という状況に変わりはないので
先週までの日米欧の金融政策決定会合を経たことで、為替市場が・・・

資源国・新興国通貨(原油・商品も)>ドル>ユーロ>円
もしくは
資源国・新興国通貨(原油・商品も)>ドル>円>ユーロ

という世界的にハッピーな(都合の良い)展開となることが理想ですが、
せめて昨年10月以降のように、

ドル>ユーロ>円、もしくは、ドル>円>ユーロ

というフォーメーションさえ維持しているならば、
アホになれモードが継続していると見ておけばいいです。

とは言え、アホになれモードに水を差すかも・・・後押しするかも・・・
しれない目先のイベントを念のためピックアップしておくと・・・

突発的なリスクイベントとしてはテロのリスクは残っておりますが、
決まっているイベントとしては、今夜の米サジ加減週間原油在庫統計、
明日の国内では日銀金融政策決定会合の主な意見(先週の開催分)
TPP承認案と関連法案を集中的に審議する為の衆院特別委設置
(衆院本会議での審議入りは29日~の予定)
明日の海の向こうは、独のGFK調査、セントルイス連銀総裁講演、
米国の耐久財受注と新規失業保険とマークイットの製造業PMI速報値
そしてグッドーフライデー前日で米債券市場が短縮取引
明後日の国内では2月全国CPI、先行指標である3月東京都区部CPI、
海の向こうは米国、欧州各国をはじめグッドフライデーで休場
といったところです。

ということで明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
今週も含む3月一杯目線は、アホになって勝負する姿勢のままでいいでしょう
小難しい背景や状況は置いといて、シンプルに国内目線で判断するならば
為替市場が先に述べた通りの動きであることが条件ですから、
当然ながら先に述べた通りの動きでなければ(円高となっていれば)、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様です。
すでに参戦している方についても同様なので、
円高と共に商いの伴ったゴリゴリリスクオフが「継続」するか、
9日安値あるいは2月末水準を割らない限り(下値のメドは御自由に)
少なくとも3月一杯は王者の風格で構えておけばいいです。

新興市場で勝負する方については、先にも述べた通り、
本日は今年2番目の商いでの上昇となり(マザーズは今年1番)
騰落レシオ等も含めると、バイクラなのでは?との見方もありますが、
商いの伴った下落が「継続」しない限りは、バイクラやなくてバイアグラ・・・、
つまり上昇局面で商いを伴う資金流入の流れが継続している・・・
とシンプルに判断して勝負をすればいいでしょう。

個別目線でもテーマが豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)の動きが継続し、
ウォッチして動きを把握している銘柄であれば、
今週以降もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いので、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負すればいいでしょう。
中小型割安狙いの方も同様です。

ただし国内外がリスクオフとなり、
円高進行と共に主力大型株が商いの伴った株安となれば、
さすがに新興市場は関係ないと言えず、それこそバイクラとなりかねないので
そうなった場合はいち早くトンズラする機敏な姿勢だけは忘れず・・・

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