不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
長い目線で睨みつつも、目先だからこその環境もあり
こんにちはです。

安倍ちゃんが消費税増税先送り(減税も?)と財政出動の口実作りのために、
先週から国際金融経済分析会合を開き、今週も懲りずに開催する予定ですが、
格付け機関や市場からの財政に対する信認低下を回避するために、
ノーベル経済学賞受賞といった肩書重視の専門家を招き、
着々と口実作りに励んできたわけですが・・・

なんと!まさかのショーンKという偽りの肩書・・・ではなく、
「破滅博士」という肩書を持ったルービニ教授までが、
頼んでもいないのに(推測)、消費税増税は先送りしろ!
と援護射撃をしております(笑)

こうなったら我が国の「破滅女王」と言える紫おばさん(浜教授)も招き、
援護射撃をしてもらえれば、多方面からの万全な口実作りとなりますが(笑)

ぜひ今週開催される第三回国際金融経済分析会合にて、
グルーグマン教授と紫おばさんという奇跡のコラボを見たいものです(笑)

さて先週はそんな安倍ちゃんマン渾身の国際金融経済分析会合だけでなく、
黒光り銀行の金融政策決定会合に始まり、ミニスーパーチューズデー
全人代の閉幕、イエレンナイト(FOMC)、EU首脳会議、米MSQ等々、
盛り沢山な一週間でおましたが、先週末時点の状況を振り返ると・・・

先々週の10日に行われたドラギナイト(ECB理事会)にて、
マイナス金利の打ち止めを示唆するという失言をしてしまったことで、
足元ではユーロ高が続いておりましたが、
週末にECBメンバーやドラギ自らが失言を否定するような発言をしたことで
ユーロ安ドル高となり、それを受けて原油・その他商品は軟調となりましたが
基調としてはドル安が継続しており、原油・その他商品も一服の範疇であり
基調としては堅調を維持しており、利上げの副作用が再燃したとは言えまへん

資源国・新興国は、週末のドル高で通貨安となりましたが、
基調としてのドル安継続と原油・商品の堅調地合いの継続により
足元では通貨高を始めトリプル高が継続すると共に、CDSも低下しており、
利上げの副作用が落ち着くどころか、すっかり堅調な動きとなっております。

同じく利上げの副作用と共に独自の病も悪化していた中国は、
全人代が16日で閉幕となり、新味のある対策は出なかった様な気もしますが
ひとまず株、債券、人民元、CDS、SHIBOR共に落ち着いております。

そんな原油・その他商品、資源国・新興国、中国等、
利上げの副作用を患っていた面々と共に、自らも副作用を患っていた米国は、
週末はドル高になったものの、足元ではこれらの面々と共に
基調としてはドル安バンザイかの如く米債券高・米株高が継続中であり、
週末も米債券高、米株高(MSQで商い増)は継続しており、
VIXも低下しております。

先週のFOMCでは利上げスタンスを緩めたものの市場予想通りであり、
週末はMSQという需給イベントも通過したので、週末の一時的なドル高が、
ECBのマイナス金利打ち止め否定示唆とも相まって、
一時的では無く今週も継続するのかが注目です(週明けの現在は継続中です)
米国はドル高となっても、利上げ出来るほどに堅調なんだ・・・
という都合の良い解釈も出来ますからね

ちなみに週末に発表された15日時点のシカゴIMM通貨先物ポジを見ると、
ドルのロングポジは先週から大して変わっておらず、
依然として04年以来の低水準であり、ドル高余地が大きい状況に変わりなく
ユーロのショートポジも先週から大して変わっておらず、
04年以来の低水準近辺であり(昨年10月のドラギナイト前水準近辺)、
ユーロ安余地が大きい状況に変わりはないです。

そして円については、足元ではアベノミクス相場開始以来初の円買いに転じ、
新たな円高時代に突入か!?とも思わされる動きではありますが、
ドル高余地、ユーロ安余地以上に円安余地が大きいとも言えますし、
15日時点では前回から円ロングが減少しているので、
円安基調に転じる兆し(初動)と言えなくもないです。
現在の為替の動きを見る限り、強引な見方ではありますけどね(笑)

まぁとにかく、現状の為替市場の動きから見ると、
単なる新たな局面入り(ドル安、ユーロ高、円最強高)やないか!
とも言えますが、見方を変えると・・・
需給的にはドル高、ユーロ安、円安の余地が大きいと言えますので、
この通りに動いて円安となれば、低水準な裁定買い残とも相まって、
国内では円売り先物買いのスイッチが入ることになります。
さらに我が国は信用買い残も低水準であり、
1-3月期の運用成績マイナスを回避したいクジラの下支え、
それを後押しするアベクロの為替市場への牽制(選挙睨み)、
国内事情である消費税先送り&財政出動気運の高まり、
期末の配当物色もあります。

そんな為替を含む需給面での巻き戻し余地は置いといて、
以上の様な原油・商品、資源国、新興国といった利上げの副作用な面々と共に
自らも利上げの副作用に見舞われていた米国は、
利上げをしたくせにドル高イヤ~ンな身勝手な姿勢を打ち出したことで、
現状は米国を含む利上げ副作用な面々だけが喜ぶ動きとなっており、
これまで利上げに向かう米国に代わって、
ゴリゴリの金融緩和に勤しんで来た我が国とユーロ圏は、
米国の身勝手なドル安のせいで通貨高が重石となり、
やや戻りが鈍い状況が続いております。

週末はECBのマイナス金利打ち止め否定示唆によりドル高となったことで、
ユーロ安となり、円はまだまだ円高ながら一服する動きも見られ、
ユーロ圏、日本共に株価の戻りは鈍いながらも、
先週からの戻り基調を維持しており、金融政策通りの債券高も継続中です。
(南欧重債務国の債券もCDSも落ち着いております)

以上の通り、週末時点の動きとしては、円高が解消されたというには程遠く、
我が国は為替次第という状況に変わりはないですが、
海の向こうも含め落ち着いた動きで終えており、
先に述べた先週の重要イベントや米MSQ等の通過をきっかけに、
為替の巻き戻し余地の大きさを始めとする良好な需給環境と相まって、
今週も堅調な展開が継続すると見ておりますが・・・

というのも、以上のような現状だけでなく、
伊勢志摩サミット(5月26-27日)を直前に控える時期に、
3月期決算企業の本決算が発表されると共に来期見通しが出揃い、
もし来期減益見通しラッシュなんてことになると、
世界中がセルインメイに陥るならまだしも、我が国だけなんてことになれば、
サミットと選挙を控える安倍政権としては絶対に回避したいでしょうから、
やはり為替だけは意地でも円安方向にゴリ押しする可能性が高いです。

そして先に述べたGPIFの1-3月期運用成績マイナスを回避するために
3月一杯は円安株高をゴリ押しする展開となる一方、
4月に入ってから決算発表シーズン前まではゴリ押しを緩め、
決算での減益見通しリスクを織り込ませ、決算シーズン突入に合わせて、
円安のゴリ押しを開始すれば、もし減益見通しになったとしても、
織り込み済だけでなく上方修正期待という解釈となる可能性もあり、
バイインメイとなってサミットと選挙に向けて円安株高で突っ走る・・・
というシナリオが濃いようにも思えるからこそ、
目先である今週を含む3月一杯は堅調と見ております。

そのためにも理想としては、これまでにも繰り返し書いてきた通り、
資源国・新興国通貨(原油・商品も)>ドル>ユーロ>円
もしくは
資源国・新興国通貨(原油・商品も)>ドル>円>ユーロ
という世界的にハッピーな(都合の良い)展開となることですが、
せめて昨年10月以降のように、
ドル>ユーロ>円、もしくは、ドル>円>ユーロ
となれば、米国とユーロ圏が少々足踏みしようとも、
利上げの副作用な面々が少々悲鳴を上げようとも、
巻き戻し余地の最も大きい我が国がアホになる展開も十分にあり得ます。

シンプルに言えば、円安になることが必須条件ですから、
もしアベクロの健闘も空しく、良好な需給環境も作用せず、
明日以降も円高が継続することになれば、業績懸念も継続することになるので
下手をすると来期見通しの出揃う4末からの決算発表シーズンまで、
低調な展開が続くという真逆の展開となります・・・

しつこいようですが、私としては明るい方向で見ており、
先に述べた通り、少なくとも今週を含む3月一杯は明るく見ております。

特に今週は国内外共にインパクトのある経済指標は乏しく、
国内は週末の消費者物価、海外はユーロ圏のZEW祭とPMI祭、
米国は住宅指標と耐久財受注くらいであり
経済イベントについても、海外はアップルイベントと米大統領選、
ポアオフォーラムくらいという乏しいと言える状況であり、
週末にはグッドフライデーを控えており、休暇モードが強くなるからこそ、
良好な国内の仮需面での軽さや国内独自の期末物色とも相まって、
アベクロによる為替市場への牽制姿勢、クジラたちの下支え、
そして国際金融経済分析会合を含めた政策期待といったものの効果が、
国内では発揮されやすい環境にある一週間だと言えます。
(今週のスケジュールは昨日の記事を御参照ください)

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
明日だけでなく今週も含む3月一杯目線で勝負すればいいでしょう。
ただし日本株は為替次第という状況に変わりが無いのも事実なので
慎重に構えるのであれば、シンプルに円安基調に転じるのを確認できるまでは
巻き戻しの初動とは考えず、その日限りの勝負に留めるというのが無難です。

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様です。
すでに参戦している方については、
以上の通り、少なくとも3月一杯は上目線と見ているので、
円高と共に商いの伴った株安へ転じるとともに
直近安値あるいは2月末水準にでもならなければ(下値のメドは御自由に)
王者の風格で構えておけばいいでしょう。

新興市場で勝負する方については、週末の動きはマチマチながらも、
週末時点では上昇局面で商いを伴う資金流入の流れが継続中と言えますので
商いの伴った下落が続かない限り、勝負をすればいいでしょう。

個別目線でもテーマが豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)の動きが継続し、
ウォッチして動きを把握している銘柄であれば、
今週以降もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いので、
小難しい国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのはアリです。
中小型割安狙いの方も同様です。

ただし私の明るい見通しとは裏腹に国内外がリスクオフとなり、
主力大型株が商いの伴った株安となれば、
さすがに新興市場は関係ないとも言えないので、
そうなった場合はいち早くトンズラする位の機敏な姿勢で構えておきましょう

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