不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
イエレンナイトを経て、三連休前の週末を控え
こんばんはです。

最近のソニーはウォークマンやソニーVRが話題になっているようで・・・
ソニーVRも凄そうですけど、ウォークマンが大ヒットするようだと、
かつてのソニーを彷彿させるものがありますから、
復活のシンボルとしては打って付けではあります。
いっそのこと取って代わられたアップル等の米国勢が凋落し、
日本の家電が大復活するのも期待したくなりますが・・・

そんなお気楽なことを言っている裏では、シャープは見ての通りですし、
本日は遂に東芝が海の向こうでも粉飾の嫌疑を掛けられ、
SECの調査を受けているようで・・・

国内の粉飾騒動では過去3代の社長にまで遡っての不正は認めましたが、
5代まで遡ると・・・東芝社長を退任後、東証の社長を務め、
その後は日本郵政の社長も務めていた西室氏に行き着くことになり、
しかも西室氏は昨日急遽、健康上の理由で日本郵政社長から退いているだけに
なんだか胡散臭くも感じるばかりです・・・

SECの調査対象はウェスチングハウスの件ですから、
西室氏の在任期間ではないですが、容赦の無いSECがほじくり返すことで
過去の不正も炙り出されているのかも・・・
週初には国内の新たな粉飾も発覚してますからね・・・

言っても東証前社長であり、安倍ちゃん渾身の上場となった郵政の社長なので
西室氏がお縄になるようだと、安倍政権としても穏やかではないですからね。
まだ国内の粉飾だけならば、見ての通り特別扱いも出来るのでしょうけど、
SECが動いたとなると・・・国内の特別扱いもへったくれもないですから、
東芝ではなく、政治リスクに発展しないかやや気がかりではあります・・・
当然ながら外国人の日本企業に対する見方が改めて厳しくなる可能性も・・
っつうか、ええ加減に上場廃止にせえよっちゅう話ですけどね。

さてさて、昨夜は世界のリスクの根源でもある米利上げのさじ加減を決める、
イエレン・オブ・ジョイトイ(FRB議長)率いるFOMCが開催されました

yellen116.png

結果はKYな追加利上げには動かず、まさかの手の平返しな利下げにも動かず
6月の追加利上げ、もしくは年内2回の利上げを示唆する結果となり
市場予想通りではあったのですが、景気見通しは前回よりもネガティブとなり
イエレンジャー(FOMCメンバー)の政策金利見通しも、
前回よりもネガティブというかハト姿勢が強くなっております。

それでも・・・今回のFOMC結果をきっかけに
大人の都合な需給面によるドル高基調に転じることで、
これまで繰り返し書いてきた通り・・・

資源国・新興国通貨(原油・商品も)>ドル>ユーロ>円
もしくは
資源国・新興国通貨(原油・商品も)>ドル>円>ユーロ

という世界的に都合の良い展開となるか・・・

ドル>ユーロ>円、もしくは、ドル>円>ユーロ

という昨年10月の様な日米欧にとって都合の良い展開となり、
とにかく国内目線では円安基調に転じると見ておりましたが・・・

見ての通り、日本株の生命線である為替は円高がゴリゴリと進んでおり、
今のところは嘘つきゴリラな展開となっております・・・

ただし先日も書いた通り、昨年10月のパターンであれば、
ドラギナイト(ECB理事会)をきっかけに上昇したものの、
その後のイエレンナイト(FOMC)、黒ダヌキ会合を経ても、
翌々営業日まではもみ合いとなっていたので(同じく連休前でもありました)
今後も嘘つきゴリラな展開が続くとは、い、い、言えませんけど・・(笑)

何より本日は2.2兆円という薄商いですから、
決して腰の入ったゴリゴリリスクオフな動きではありませんし、
昨夜の米株は薄商いながら、ドル安でも好材料という都合の良く上昇となり
原油・商品、資源国・新興国といった利上げの副作用に見舞われている面々は
ドル安バンザイな動きとなっており、リスク資産の金は下落、
VIXも低下しているので、世界的なリスクオフの動きは見られず、
ユルフン(金融緩和)全開状態の日欧が、
ドル安による通貨高が重石になっているという状況です・・・

そして我が国では憲法改正も視野に入れている安倍ちゃんマンが引き続き、
選挙を睨んでの消費税増税先送り&財政出動の口実作りのため、
国際金融経済分析会合を開催しており(来週22日も)、
GPIFの1-3月期の運用成績マイナスを回避するため、
クジラ(GPIF)自らを駆使した様な株価押し上げの動きも見られ、
自社株買いや配当物色等も含めた国内事情もあるので、
懲りもせず、さらなる株安の展開になるとは見ておりません。
(イチモツ均衡表の遅行線も抜けてますからね)

明日は我が国が三連休前の週末であり、欧州ではEU首脳会議、
米国ではクアドラブルウィッチング(MSQ)ですから、
明日は続落となっても仕方ないですが、来週以降は上目線で見ております。

とは言っても、今日の時点では嘘つきゴリラの戯言状態ですし、
今日の後場からの動きとしても、コスプレおじさん(麻生財務相)が、
安倍ちゃん渾身の国際金融経済分析会合での消費税増税先送り機運に対して、
冷や水を浴びせるような発言をしたのがきっかけとも言えますし、
引け後に発表された3月第二週の投資主体別売買動向を見ると、
外国人は統計開始以来最大の売り越しとなっており、
まだ外人の売り姿勢が続いとるやないか!というツッコミもあるでしょうから
現時点の動きだけを見るならば・・・
これまで繰り返し書いている通り、シンプルな国内目線では、
円高が継続している限り、日本株は話にならないというのは事実なので、
来期も含めた企業業績懸念が払拭されるなり(織り込まれるなり)
安倍ちゃんから期待だけでなく、何らかの政策が出てこないと、
仮需面での巻き戻しやクジラの押し上げ、ドル安を好感する米国、
同じくドル安を好感する原油(商品)、資源国・新興国の動きだけでは、
円高を無視した株高となるには心許ないと言わざるを得ないです。

以上の通り、小難しい国内外の背景はありますが、シンプルな国内目線では、
FOMCを通過しても円高が継続というか、加速している状況ですから、
円安基調に転じるまでは、慎重姿勢で構えるしかないです。
円高の継続と共に商いも伴った株安というゴリゴリリスクオフとなれば、
来週以降の明るい目線も消えてしまいます・・・
価格面での節目としては、直近安値(9日)を割るかどうかですね。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

三連休跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、今のところ来週以降の上目線に変わりはないので、
円高株安が続こうとも薄商いであり、9日安値も割らなければ、
押し目の好機と見て、リスク覚悟で勝負をするのもアリですが・・・
国内外の小難しい背景は置いといて、現状の動きとシンプルな国内目線では、
とにかく円高が収まらない限り、その日限りの勝負に留めておくのが無難です

腰を据えて王者の風格で新たに参戦する方についても、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様です。
すでに参戦している方については、
以上の通り、懲りずに来週以降は上目線と見ているので、
円高と共に商いの伴った株安であったり、9日安値を割らなければ、
週明けを見極めてから動いても遅くはないでしょうけど、
円高と共に商いを伴いながら9日安値を割るようであれば、
一旦は撤退するのが無難でおます。

新興市場で勝負する方については、
本日は昨日までと同水準の商いを伴った反落となりましたが、
まだ一日ですから、明日以降も商いの伴った下落が続かない限り、
上昇局面で商いを伴う資金流入の流れが継続していると見ておきましょう
小難しい外部環境の影響は軽微でもありますし、
主力大型株に代わって物色される面もありますからね。

ただし海の向こうも含めて国内外がリスクオフとなり、
主力大型株が商いの伴った株安となれば、
さすがに新興市場は関係ないとも言えないので、
撤退も視野に入れた警戒モードで構えておきましょう。
(一応、明日を含む今後もIPOラッシュが控えており、
 それに備えた換金売りという口実もトッピングされ兼ねないですからね)

個別目線ではテーマが豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による個別への資金流入(循環)の動きが継続し、
ウォッチして動きを把握している銘柄であれば、
来週以降もテーマ(政策)に絡む官民イベントは多いので、
小難し国内外の背景には囚われず、個別判断で勝負するのはアリです。
中小型割安狙いの方も同様です。


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