不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
いよいよ明日のドラギナイトをきっかけに
こんばんは、僕、ドラギえもんです。

さぁいよいよ明日はドラギえもん率いるECB理事会でおます。

果たしてドラギが白目を剥くような展開となるのか・・・


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それとも上を見上げるようなお祭りとなるのか・・・

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ご存知の通りドラギえもんは、どっかの黒光り日銀総裁のように、
何かあればちょっちゅなく(躊躇なく)動きまっせ~
という時期を特定しない曖昧な具志堅ギャグではなく、
時期を特定した具志堅ならぬ具体的に3月の理事会にて、
秘密道具(追加緩和)を使いまっせ~と示唆しているので、
さすがに今回は四次元ポケットから秘密道具を出して、
黒ちゃんの異次元緩和ならぬドラギえもんだけに、
四次元緩和に動くと見ておりますが・・・

まさか四次元ポケットから秘密道具ではなくハシゴを出して、
ハシゴ外しなんてことになると、まさに・・・

ドラギナイト♪ ドラギナイト♪ ドラギナイト♪ 今宵~♪

というSEKAI NO OWARIとなりかねないです・・・

どっかのボケ・・・失礼、冒険じいさん(ジム・ロジャーズ)も
明日の10日にリーマンショック級の暴落が襲う説を唱えており、
いくらお馴染みのポジトークとは言え、ドラギナイトで失望を招いてしまうと
我が国は明後日の11日が大人の都合な需給イベントであるMSQだけに、
過剰な悪乗りが起きてもおかしくはないですからね。

まぁでも、あくまでドラギえもんが事前に示唆したクセに手の平返しをして、
四次元ポケットからハシゴを出すようなことさえしなければ、
悪乗り暴落は起きないでしょう。

一方、当然ながらドラギえもんの秘密道具が、
すでに市場で予想されているマイナス金利の拡大等だけではなく、
先月に合法判断が下されたOMTというこれまで温存して来た伝家の宝刀、
あるいは悲鳴を挙げている欧州の銀行に手を差し伸べる等、
予想を上回る秘密道具を繰り出すことになれば、
素直にドラギナイトフィーバーとなるでしょうけど、
もしサプライズも無く、予想の範囲内の秘密道具だけに留まれば、
事前にドラギえもんが示唆していることからも、
織り込み済(出尽くし)のような反応になるのでは?
という市場の懸念はありますし、G20でも言われていた通り、
もはや金融政策は効果が無いとの見方があるのも事実であり、
私も実体経済への影響としては同感ではありますけど、
市場への影響(反応)が異なることは多々あるので・・・

需給面から見る限り、まさかのハシゴを出すという事態にでもならなければ、
予想の範囲内の秘密道具だけに留まろうとも、
大人の都合での巻き戻しリバウンドにはなりそうです。

と言うのも・・・

昨年10月22日のドラギナイトを振り返ると、
そこでは秘密道具を出さず、12月に出すぞと示唆しただけなのですが、
シカゴIMM通貨先物ポジを見ればわかる通り、
これをきっかけにユーロショートが急速に積み上がり始め、
同じくドルロングも急速に積み上がり始め(9月に12月の利上げを示唆済)
円ショートも急速に積み上がると共にわが国では裁定買い残も積み上げながら
原油(商品)、資源国、新興国等の利上げの副作用の症状はシカトして、
ドラギえもんが示唆していた12月3日のドラギナイトまで
日米欧は株高を演じることになりました。

その後は12月3日のドラギナイトで示唆通りに秘密道具を繰り出したものの
それをきっかけに急速に積みあがった上記の各ポジションが一気に巻き戻され
12月以降からはシカトしていた利上げの副作用も意識する株安局面となり、
12月16-17日に利上げに踏み切ったFOMC、
12月17-18日に補完措置に動いた黒光り銀行会合、
これらを経ても株安局面は止まらなかったものの、
大人の都合な45日前ルールや8月高値の裏でもあった2月12日に、
ひとまず現時点では直近の安値を付けて、現在に至るという状況です。

そして12月3日から一気に巻き戻された各ポジの現状を見ると、
最新の状況である3月1日時点のシカゴIMM通貨先物のユーロショートは
10月22日のドラギナイト直前とほぼ同水準まで減少しており、
ドルロングは10月22日直前水準どころか14年以来の水準であり、
円に至ってはアベノミクス相場開始以来の円買いに転じており、
新たな円高局面入りになっただけと言えばそれまでですが、
巻き戻しの余地としてはかなり大きくなっております。

裁定買い残についても、10月22日直前に約2.4兆円だったものが
12月3日時点で約3.6兆円にまで積み上がり、
最新の状況である3月7日時点では約1.9兆円まで減少しております。
信用買い残も12月時点で約3.3兆円(8月が3.6兆円)あったものが、
最新の状況である3月4日時点では約2.44兆円まで減少しております。

ついでに言えば原油のショートポジも過去最高水準にまで積みあがり、
現在はそれの巻き戻しが起きているという状況です。

以上の通り、仮需の面では巻き戻しの余地が拡大しており、
直近安値である12日以降~現在に至っても大して積み上がっておらず、
10月22日以降の流れからもドラギナイトが転機となりがちなので、
明晩のドラギナイトが10月22日のように、
各ポジの積み上げが一気に始まるきっかけとなる可能性が高いと言えます。

見方によっては明晩のドラギナイトで動く可能性が高いことからも、
動かなかった10月22日のドラギナイトパターンではなく、
動いた12月3日のパターンになるのではという見方もできますが、
需給面では10月22日時点よりも良好だからこそ、
明晩がきっかけになる可能性が高く、しかも我が国は11日がMSQであり、
先に述べた通り、裁定買い残等の国内の需給環境からも、
きっかけになる可能性が高いと言えます。

従ってドラギナイトをきっかけに、ユーロ安、ドル高、円安となり、
国内ではいわゆる円売り先物買いモードとなり、
日米欧の株高になると見ております。

当然ながらドル高となれば、原油・新興国等の利上げ副作用な面々が、
再び悲鳴を挙げることになるのではという懸念も沸きますが、
最近は利上げ(ドル高)に対する耐性も見せており、
20日以降には産油国会合も控えるだけでなく、
ドラギが悲鳴を上げる欧州銀に手を差し伸べるようだと、
利上げの副作用への懸念は和らぎます。
もし副作用が再燃する動きとなったとしても、
昨年10月の様に大人の都合だけで副作用をシカトする可能性もあるので。
(そうなると長続きはしませんけどね)

ただし御存知の通り来週は、14-15日に黒光り銀行会合
15日にミニスーパーチューズデー、15-16日にFOMC、
16日に全人代閉幕、16-17日に安倍ちゃんマンの国際金融経済分析会合
16-17日に英中銀金融政策委員会、17-18日にEU首脳会議、
18日に米MSQ、20日以降にOPEC&非加盟国会合などなど、
盛り沢山のイベントを控えており、特に黒銀会合とFOMCは、
10月のように動かないでしょうけど注目度は高く、
安倍ちゃんの消費税増税延期の口実となりそうな会合も控えているので、
イベント的には10月よりも初動の反応が鈍い可能性はあります。

まぁとにかく明晩のドラギナイトにてドラギえもんが手のひらを返し、
四次元ポケットからハシゴを出すというまさかの展開となれば、
新たな局面入りとも言えるゴリゴリの円高局面となり、
それこそジム・ロジャースな展開になってもおかしくはないですけど、
米国が利上げを諦めることはないでしょうから、
下げるしても暴落と言うよりダラダラと下落トレンドが続く・・・
という展開になりそうですけどね。

そしてドラギえもんが予想を上回る四次元緩和に動くなり、
予想の範疇の三次元緩和に動くだけであろうとも需給面から見る限り、
巻き戻しによる上昇が加速する可能性に賭ける価値は十分にあります。
言っても明日は木曜日ですから、もしダメだったとしても、
週末に撤退という選択肢もありますからね。

ということなので、明日のスタンスとしては、

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
現状の需給環境からも、ドラギナイトに期待して勝負すればいいでしょう。

慎重に構えるのであれば、
明日のドラギナイトとMSQを見極めてから動けばいいですし、
いつも書いている通り、以上の様な国内外の小難しい環境は置いといて
シンプルに国内目線だけで判断するならば、
円高が解消されない限り日本株は話にならないとの見方で、
円高の落ち着きと共に商いの伴った上昇となるまでは、
その日限りの勝負に留めておくというシンプルなスタンスでもいいです。

腰を据えて王者の風格で参戦する方についても、
持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいのですが、
結果的にドラギナイト以降も見据えて動くことになるので、
明日は少なくとも打診程度くらいは参戦すればいいでしょう。

新興市場で勝負する方については、本日も商いの伴った続落となったので、
資金流出の可能性は高くなっているという警戒モードで構えておきましょう。
明日から主力大型株が商いを伴う本格上昇となれば、
資金が流出してもおかしくはないですからね。

個別目線ではテーマが豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による資金流入(循環)の動きが継続し、
ウォッチして動きを把握している銘柄ならば、
外部要因に囚われず個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリです。
中小型割安狙いの方も同様です。
(今週と来週はテーマに絡む御上イベントも多いです。)

ちなみに明日のドラギナイトと明後日のMSQを経て、
もし主力大型株を始め国内外がゴリゴリスクオフモードとなれば、
さすがに新興市場も関係ないとは言えず、影響も避けられまへんので、
新興はウォッチして動きを把握している銘柄以外は、
短期・長期問わず下手に引っ張ることもせず、
容赦なく切ることだけは徹底した方がいいです。
再び資金流入が始まれば、流入の動きがパターン化しているのもあり
待ち構えることも出来ますからね。
一応、来週は12社のIPOラッシュも控えており、
それに備えた換金売りが火に油となる可能性も無きにしもあらずなので。
(個人的にはIPOよりもテーマという気はしますけどねw)


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