不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
来週も見据えた国内外の政策期待は継続中
こんばんはです。

昨日ラスベガスで行われた世界最大の総合格闘技イベントであるUFCですが
メインイベントを務めたコナー・マクレガーは敗れはしたものの、
ついにファイトマネーだけで100万ドルとなり(PPVボーナス等は別)、
Wメインイベントを務めた女子王者のホーリー・ホルムも敗れはしたものの、
ファイトマネーが50万ドルですから、
新興格闘技を景気の先行指標の一つとして見ている私としては、
米景気の先行きは明るいとしか思えないです(笑)
(ちなみに第一試合に登場した日本の石原選手は3.4万ドルです。)

だけに・・・昨日も書いた通り、
UFCが日本から撤退する動きがあるのは、ちと気がかりではありますが、
かつて世界の格闘技界を席巻した日本のPRIDEを運営していた人物が、
年末からRIZINというイベントを興した上に、
米UFCの対抗団体であるベラトールと組んでいるせいで、
UFCが対抗措置という名の嫌がらせをしているのであれば、
日本の景気を悲観しての撤退では無いとも言えますけど・・・

同時に新たな米大統領までが日本に嫌がらせするようだと、
ほんまに景気も悪くなってしまうので、ルビオに頑張ってもらうか、
消去法でヒラリントンに頑張って貰うしかないのかねぇ・・・

さて、そんな格闘技業界が活況な米国では、先週末に雇用統計が発表され、
市場は米債券高、ドル安という利上げ先送り観測な動きとなったものの、
原油安までセットなリスクオフとはならず、原油は堅調だったことに加え、
同じく週末に開幕した全人代で発表された中国の成長率見通しも嫌気されず、
打ち出された政策を好感する動きとなり(上海株は5日続伸)、
雇用統計明けとも思えない静かな週明けを迎えたといえます。

本日の日本株については、利上げ先送り観測なドル安円高が続いていることで
日経平均、TOPIX共に反落となり、TOPIXの下げが大きかったものの
商いは2.1兆円と薄く、空売り比率も先週から続く低水準を維持しており
一方で新興市場の賑わいは継続しており、大きな売り圧力は感じられまへん。
(19時現在は円高が加速中であり、現物の支えもない先物は16830円)

昨日も書いた通り、10日のECB理事会を皮切りに、
11日のMSQ、13日の全人代閉幕、来週14-15日の日銀会合、
15-16日のFOMC、16日の安倍ちゃんマンの国際金融経済分析会合
18日の米MSQ、20日の産油国会合などなど、
金融、財政両面での政策期待だけでなく、国内では自社株買い祭期待もあり、
日米MSQという需給イベントを控えて足元の需給環境は良好というのもあり
ジリジリ下げる可能性は無いとまでは言えないけど、ショック安の様な事態は
余程のサプライズな悪材料が飛び出さない限り無さそうです。
(何やらジム・ロジャースが8-10日の暴落説を唱えているようですが)

安倍ちゃんマンとしても7月に参院選を控えており、
このまま株価が回復しなければ、我々の年金で運用しているGPIFが、
参院選直前に発表する1-3月期の運用成績がマイナスとなってしまいます

GPIFの運用成績だけは、リーマンショック級の事態が発生しようとも、
明らかな外部要因があろうとも、言い訳にすることを国民は許さないですし
野党・マスコミからも格好の政権叩きネタとされてしまうだけに、
安倍ちゃんは何としてでも3月末までには株価を回復させたいでしょうから、
なりふり構わず株価対策を講じて来そうですが・・・

だけに、消費税増税を延期する口実であるリーマンショック級の事態は
起こすわけにも待つわけにも行かないという状況でもあるからこそ、
最近になって株価対策と言える政策を打ち出す姿勢を強めており、
消費税増税の先送り条件も緩める動きが目に付きつつあります。

実際はリーマンショック級の事態が起きれば、
アベクロだけが頑張ったところでどうにもならんのが現実ですけど、
何とか支えよう?予防しよう?という意思は感じられます。

本日、内閣府から発表された1月の景気動向指数を見ても、
現状指数は改善しているものの、基調判断は「足踏み」で据え置いており、
先行指数はアベノミクス相場が始まった12年12月に次ぐ水準まで低下し、
着々と消費税増税を延期する口実が揃いつつあります。

最終的には初会合が16日に開催される国際金融経済分析会合にて、
(伊勢志摩サミットまで複数回開催予定)
消費税増税先送りの口実にする(判断を委ねる)つもりでしょうけど、
明日の10-12月期GDP・二次速報をはじめ2月景気ウォッチャー調査、
その他今週発表される国内経済指標は、あまりにもドイヒーな結果ではなく、
程よく低調な結果になる程度では、アベクロの政策期待が高まると共に、
消費税増税の先送り期待も高まりそうであり、
海の向こうも先に述べた10日のドラギナイト以降の日程からも、
政策期待が下支えとなるでしょう。

一応、明日から明後日の寄り前までの注目イベントをピックアップすると、
明日の寄り前は10-12月期GDP・2次速報、1月国際収支、
場中は中国の人民元基準値発表と2月貿易収支、我が国の30年債入札、
引け後は株価と相関性も高く、円高が加速した2月の景気ウオッチャー調査
独1月鉱工業生産、ユーロ圏10-12月期GDP・改定値、
EU財務相会合、米3年債入札、米大統領予備選挙、
明後日の寄り前については2月マネーストックがある程度です。

ということで明日のスタンスについては、特に変わりまへんけど・・・

持ち越し短期勝負の方については、まず基本的な考え方として、
国内外の小難しい環境を頭に描きつつも、
シンプルに国内目線だけで判断するならば、円高が解消されない限り、
日本株は話にならないとの見方に変わりはないので、
円高の落ち着きと共に商いの伴った上昇となるまでは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難ではあります。
昼間はアベクロの睨みが効いているだけに夜間は・・というのもあるのでね。

ただし、そんなアベクロの睨みを含め、
国内外ともに政策期待が下支えとなるので、
ゴリゴリな利上げ先送り観測(ドル安)よる円高加速とならなければ、
ひとまず10日のドラギナイトまでは割り切って勝負してもいいでしょう。

腰を据えて王者の風格で参戦する方についても、
持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいでしょう。
そして打診を含めて参戦した方についても、
10日のドラギナイト、11日のMSQを機に崩れたとしても、
即座に撤退せず、来週のアベクロイベントを見てから撤退を判断する・・・
くらいのスタンスでも遅くは無いでしょう。

新興市場で勝負する方については、
小難しい海の向こうのリスクの影響は軽微であり、
マザーズは上昇局面では商いを伴うという本格反発な動きが継続しており、
新興市場への資金流入が継続していると見ておけばいいでしょう。
(本日も高水準な商いは維持しております)

個別目線でもテーマは豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による資金流入の動きが継続しているならば、
個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリでおます。
中小型割安狙いの方も同様です。
(今週は週を通してテーマに絡む御上イベントも多いです。)

ちなみにもし主力大型株を始め国内外がゴリゴリスクオフとなれば、
さすがに新興市場も小難しい海の向こうのリスクは関係ないとも言えず、
影響も避けられまへんので、主力大型株がゴリゴリリスクオフとなれば、
確信を持って握っている銘柄以外は、新興は短期・長期問わず、
下手に引っ張ることもせず、容赦なく切ることだけは徹底した方がいいです。
再び資金流入が始まれば、流入の動きがパターン化しているのもあり
待ち構えることも出来ますからね。
一応、来週は12社のIPOラッシュも控えており、
それに備えた換金売りが無きにしもあらずなので。
(個人的にはIPOよりもテーマという気はしますけどねw)


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