不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
雇用統計を経て、今週だけでなく来週も見据え
ウホようございます。

すっかり体調不良でおますが、風邪薬と栄養ドリンクを一気飲みして、
昨日は屁をこいて寝ていたので、何とか気合で少しは楽になりました・・・

さて私のバカゴリラな病はともかく、日本の病が心配にもなる昨今ですが
私が勝手に景気の先行指標としている格闘技において(主に新興格闘技)、
世界最大の総合格闘技団体であるUFCが日本から撤退する動きが・・・
一方、これまで活動を縮小していた新興国では活発化の動きが・・・

日本では昨年の大晦日に総合格闘技イベント(RIZIN)が復活し、
K-1も復活する動きはあるのですが、どちらもかつての様な勢いは無く、
RIZINに至っては世界の潮流からは外れている独自色というか、
本格路線ではなくややイロモノ路線というガラパゴス化が目に付きつつあり、
世界から取り残されている感が強くなっております・・・
まぁこれからは個の時代ですから、ガラパゴスでもいいんですけど(笑)

そんなことを考えつつ、週末時点の世界各国の市場を見渡すと、
これまで資金流出という米利上げの副作用に見舞われていた資源国・新興国は
株・債券・通貨、CDS共にかなりの回復を見せており、
サウジはまだ危うさは残っているものの、
他の資源国・新興国は危うい水準を脱しているとも言える状況です。
これらの国々と共に副作用に見舞われていた原油を始めとする商品も、
足元での回復が継続していると共に資源関連企業、
これらに絡む金融商品を抱えていた金融機関の株価も回復ぶりが目に付きます
(CRB指数、バルチック海運指数、米輸送株指数等も)
ちなみに20日にはOPECと非加盟産油国による会合も控えており、
結果はどうなろうともこういった動きがあるということが重要であり、
原油のこれ以上の下げは許さないという産油国の睨みは効いていると言えます

これらの元凶である利上げを行った米国では週末に雇用統計が発表され、
非農業部門雇用者数は予想を大きく上回る堅調な結果となり、
ゴリゴリの利上げ観測(米債券安、ドル高の動き)となって、
再び利上げの副作用が再発するのでは・・・という懸念も頭を過りましたが、
FRBが重視する賃金等の雇用の質面が改善していなかったことで
インフレ圧力の低下にも繋がり、ゴリゴリ利上げ観測は相殺され、
かといって深刻な景気失速懸念による利上げ先送り観測にもならず、
週末の米国市場は米債券高、ドル安、商いの伴った米株高、VIX低下
現在の市場予測通りのマイルドな利上げ先送り観測な動きとなっております。
そして原油高(商品高)となり、新興国各国は先に述べた通りであり、
米国と資源国・新興国にとっては都合の良い動きとなっております。
(金が堅調を維持しているのはやや気掛かりですが・・・)

一方、金融緩和真っ只中のユーロ圏と我が国は、
雇用統計を受けて米利上げ先送り観測な反応と言えるドル安によって、
金融緩和の意に反する通貨高圧力が掛かることになりますが、
週末はドルが対円では横ばいで終えたことに加え、
米国、新興国、原油(商品)が堅調だったこともあり、
シカゴ日経平均先物は17030円と17000円をキープしております。

ユーロ圏もユーロ高が重石にはなったものの、
南欧重債務国を含むユーロ圏各国の株価は、
商いがイマイチながらも堅調に引けており、
南欧重債務国の債券とCDSも落ち着いております。
(ポルトガルとアイルランドが燻りを感じる動きも少しありますけど)

利上げの副作用に見舞われていながらも、独自の悪材料にも蝕まれる中国は、
G20後に預金準備率引き下げに動いただけでなく、
昨日は株式市場への介入まで行うという常識外(別世界)な行動に出ており
3日からは政商会議が始まり、昨日から13日までは全人代が開催され、
常識外な金融市場での行動以外にも政策期待が高まっております。
実際に上海株を含めた中国市場、CDS、SHIBORも落ち着いております

以上の通り、現在の米国を始めとする世界の金融市場の動きを見ていると、
冒頭でも触れた格闘技業界の動きと同じとは言いませんが、
米大統領候補者達の言動、G20での通貨安競争への牽制、
米国からの牽制に対して無視する様な日本の動きからも、
日本は米国に裏切られた?見限られた?
という感じがしなくも無いと思うのは私だけでしょうか・・・(笑)
(ユーロ圏も同様ですけど)

そんな私の思い込みはともかくとしても、
米国の利上げ先送り観測によるドル安が続くことになると、
日欧は通貨高が重石となってしまうので、
程よい利上げ先送り観測による程よいドル高が理想なのですが、
理想通りにならなければ、今週11日のECB理事会、
来週14-15日の日銀金融政策決定会合にて、
日欧は米利上げ先送り観測によるドル安圧力を押し返すような金融緩和策を
打ち出さないと、日欧だけが取り残される可能性はあります。

現状ではもはや金融政策の効果は限定的との声が世界のコンセンサスですが
かと言って何もやらなければドル安による通貨高圧力に晒されるだけですから
米国の利上げ先送り姿勢が変わらない限り、日欧は動かないよりはマシ・・・
というか、動かざるを得ないです。

そして金融政策というお薬が効果を発揮するためには、
政治側が財政政策という治療や栄養補給を施してこそであり、
すっかり尻に火が点きつつある安倍ちゃんマンが、
今夏の参院選を意識して政策を打ち出しそうなイベントも控えており
中旬には国際金融経済分析会合なるものも開催する予定であり、
消費税増税を先送りにする口実にしそうな匂いもあるので、
金融政策との相乗効果も期待出来そうではあります。

さらにGPIFは自らと安倍ちゃんマンにとっても、
評価損の計上は避けたいところですから、
3月末までは必至のパッチで下支えして来そうな勢いですし、
安倍ちゃんマンもいざとなったら為替介入も辞さないような姿勢も窺える上に
最近は企業側も自社株買いブームの様な動きが強まっており、
EPSの低下懸念を和らげる動きもあるので、
これらの官民一体と言わんばかりの動きへの期待が今後も高まるようだと、
円高という重石が軽くなるとは言えます。

ということで以上を踏まえながら、今週の展望を占って参りますので、
まずはいつも通り、今週のスケジュールからご覧ください。
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国内海外
7(月)2月外貨準備等の状況(8:50)人民元基準値発表(10:16)
1月景気動向指数・速報値(14:00)中国2月外貨準備高
独1月製造業新規受注(16:00)
参院予算委集中審議(8:55)米2月米労働市場情勢指数(LMCI)(24:00)
 ※経済・財政テーマ米1月消費者信用残高(29:00)
 ※首相と関係閣僚が出席
国交省、生産性革命本部初会合全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
 ※産業別IT化ユーロ圏財務相会合
  土木工事にドローン、自動建機活用等EU・トルコ難民サミット
 ※未来型IT化 自動運転技術等国際原子力機関(IAEA)理事会(7-11日)
 ※社会のベースIT化 渋滞解消等強制失踪委員会第10回会期(7-18日)
産構審研究開発イノベーション小委(10:00)米韓合同軍事演習(3月7日-4月30日)
潜水艦「じんりゅう」の引き渡し、ジュネーヴ国際自動車ショー(3-13日)
 自衛艦旗授与式(11:00)ブレイナードFRB理事講演(26:00)
黒田日銀総裁講演(12:40) ※ハト派、投票権有
 ※読売国際経済懇話会にてフィッシャーFRB副議長講演(26:30)
おおさか維新の会憲法改正勉強会(20:00)
 ※橋下氏出席(決算)
民維両党実務者協議アーバン アウトフィッターズ、シェイクシャック
サムスン電子、現代自動車
シャープと鴻海の契約合意予定
ZMPとDeNA合弁ロボットタクシー会社の(休場)インド、スリランカ、ウクライナ
 自動運転実証実験(29日-11日)
サッカー五輪女子最終予選 対ベトナム
(決算)
ピジョン、萩原工業、日ハウス、学情
アスカネット、Bガレージ
8(火)10-12月期GDP・2次速報値(8:50)豪2月NAB企業景況感指数(9:30)
2月貸出・預金動向(8:50)人民元基準値発表(10:16)
2月上中旬分貿易統計(8:50)人民銀の公開市場操作(10:16)
1月国際収支・経常収支(8:50)中国2月貿易収支
1月国際収支・貿易収支(8:50)独1月鉱工業生産(16:00)
2月企業倒産件数(13:30)仏1月貿易収支(16:45)
2月消費者態度指数(14:00)仏1月財政収支(16:45)
2月景気ウオッチャー調査(15:00)スイス2月消費者物価(17:15)
2市場信用取引残高(16:00)ユーロ圏10-12月期GDP・改定値(19:00)
API米週間原油在庫統計(30:30)
閣議、閣議後会見
 ※TPP関連法案の閣議決定見通し全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
フィンランド大統領訪日(8-11日)EU財務相会合
LEDネクストステージ2016(8-11日)大統領予備選挙(ミシガン、ミシシッピ州)
セキュリティ・安全管理総合展共和党大統領予備選挙(アイダホ州)
 「SECURITY SHOW 2016」(8-11日)共和党党員集会(ハワイ州)
国際原子力機関(IAEA)理事会(7-11日)
30年債入札(12:45)WHO緊急委員会
 ※ジカ熱・小頭症・ギランバレー症候群協議
(決算)バイデン米副大統領、イスラエル訪問
クミアイ化、トーホー、日本ビューホロウ豪中銀副総裁講演(8:30)
ポールHD、土屋HD、不二電機、マツモト
米3年債入札(27:00)
(決算)メルク
(休場)ロシア、ウクライナ
9(水)2月マネーストックM2(8:50)人民元基準値発表(10:16)
2月工作機械受注・速報値(15:00)米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
プログラム売買状況(15:30)ブラジル2月消費者物価(21:00)
米1月卸売在庫(24:00)
参院本会議英2月英国立経済研究所GDP予想(24:00)
 ※16年度税制改正関連法案審議入りEIA米週間原油在庫(24:30)
フィンランド大統領訪日(8-11日)
LEDネクストステージ2016(8-11日)全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
セキュリティ・安全管理総合展民主党大統領候補者討論会(フロリダ州)
 「SECURITY SHOW 2016」(8-11日)シリア和平協議再開予定
「大名古屋ビルヂング」全面オープン国際原子力機関(IAEA)理事会(7-11日)
高浜原発再稼働差し止め仮処分で決定マレーシア中銀政策金利発表(19:00)
 ※大津地裁カナダ中銀政策金利発表(24:00)
サッカー五輪女子最終予選 対北朝鮮米10年債入札(27:00)
新月(10:55)(休場)インドネシア
部分日食
(IPO)ブラス
(決算)
イハラケミ、ミライアル、楽天地、ケア21
菱洋エレク、ナ・デックス、アゼアス
ザッパラス、シーシーエス、OSGコーポ
10(木)2月国内企業物価指数(8:50)人民元基準値発表(10:16)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)人民銀の公開市場操作(10:16)
2月都心オフィス空室率(11:00)中国2月消費者物価(10:30)
1月産業機械受注(11:00)中国2月生産者物価(10:30)
気象庁エルニーニョ監視速報(14:00)仏10-12月期非農業部門雇用者改定値(15:30)
投資主体別売買動向(15:00)独1月貿易収支(16:00)
独1月経常収支(16:00)
参院予算委、中央公聴会(9:00)独10-12月期労働コスト(16:00)
ホンダが新型燃料電池車発表(11:00)仏1月鉱工業生産指数(16:45)
LEDネクストステージ2016(8-11日)トルコ1月経常収支(17:00)
セキュリティ・安全管理総合展ノルウェー2月消費者物価(18:00)
 「SECURITY SHOW 2016」(8-11日)米新規失業保険申請件数(22:30)
フィンランド大統領訪日(8-11日)EIA米週間天然ガス在庫(24:30)
米2月財政収支(28:00)
5年債入札(12:45)
NZ準備銀政策金利発表(5:00)
(決算)韓国中銀政策金利発表(10:00)
積水ハウス、テンポス、バルニバーヒ、ECB理事会(21:45)
トップカルチャ、ミサワ、アヲハタ、サトウ食 ※金融政策発表(21:45)
シーイーシー、鎌倉新書、イーブック ※ドラギECB総裁会見(22:30)
シーズHD、コーセル、三井ハイテ、サムコポロズ加中銀総裁挨拶(30:15)
神島化全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
ミャンマー新議会が新大統領を指名
 ※スー・チー氏の就任は次回へ見送り
アイルランド議会が首相指名
 ※実質的な連立交渉期限。物別れは再選挙
共和党大統領候補者討論会(フロリダ州)
米カナダ首脳会談
国際原子力機関(IAEA)理事会(7-11日)
米30年債入札(27:00)
(決算)ダラーゼネラル
11(金)1-3月期法人企業景気予測調査(8:50)人民元基準値発表(10:16)
独2月消費者物価・改定値(16:00)
閣議、閣議後会見仏1月経常収支(16:45)
参院本会議IEA石油市場月報(18:00)
 ※ 地方税法改正案審議入り英1月貿易収支(18:30)
財務省政策評価懇談会(10:00)米2月輸出入物価(22:30)
フィンランド大統領訪日(8-11日)加2月失業率(22:30)
ZMPとDeNA合弁ロボットタクシー会社の米石油掘削リグ稼働数
 自動運転実証実験最終日(29日-11日)シカゴIMM通貨先物ポジション(3/8時点分)
LEDネクストステージ2016(8-11日)
セキュリティ・安全管理総合展全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
 「SECURITY SHOW 2016」(8-11日)国際原子力機関(IAEA)理事会(7-11日)
ペルー中銀政策金利発表(9:00)
東日本大震災から5年ポーランド中銀政策金利発表(20:30)
 ※政府主催東日本大震災5周年追悼式
ドイツ銀行が2015年の報酬詳細を公表
メジャーSQ
(決算)LG電子
(IPO)フィット
(決算)
ドーム、ロングライフ、ウエスコHD
神戸物産、丹青社、TASAKI、トーエル
オーエムツー、メガネスーパー、山岡家
クロスプラス、Hamee、ファーマフーズ
カナモト、3DM、菊池製作、ミロク
エイチーム、gumi、アイリッジ
ソフトウェアS、フリービット、フルスピード
イトクロ、TYO、ユークス、CRE
ADR、コンフォリア
12(土)中国1月小売売上高(14:30)
中国1月鉱工業生産(14:30)
中国1月都市部固定資産投資(14:30)
全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
共和党党員集会(ワシントン)
国際ドローンレース「World Drone Prix」決勝
13(日)自民党党大会全国人民代表大会(全人代)(5-13日)
松本市長選投開票独3州議会選挙
 ※移民問題への民意が初めて問われる
名古屋ウィメンズマラソン大統領予備選挙(プエルトリコ)
米国、カナダが夏時間入り

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これら以外にも再来週には以下の通り、重要イベントが続きます。

3月中旬(予定) 安倍ちゃんマンの国際金融経済分析会合

3月14日(月) 全人代明け、日銀金融政策決定会合1日目、四季報発売

3月15日(火) 日銀金融政策決定会合2日目、黒田総裁会見
         FOMC1日目、米小売売上高、アップル新製品発表会

3月16日(水) FOMC2日目、イエレンFRB議長会見、米消費者物価

3月17日(木) 彼岸入り、EU首脳会議、日銀決済システムフォーラム

3月18日(金) 米MSQ、EU首脳会議、日銀決済システムフォーラム

3月20日(日) OPECと非加盟国会合(4月1日までのどこかとも)


まず昨日から全人代が始まっており、
早速、ブルースリー首相(李首相)が成長率見通しを発表し、
これまでのようなピンポイントな数値ではなく
6.5%~7%成長というレンジでの数値を発表しております。
いまさら下限の6.5%を嫌気するとも思えないですし、
冒頭でも書いた先週から続く傍若無人な下支え策をはじめ、
全人代は13日まで続くことからも財政面での政策期待も継続するので、
今週は政策期待が勝り、8日の貿易収支、10日のCPI&PPI、
12日の経済統計の結果は大して材料視されそうにないです。
やや気になるのは、最近注目度の高まっている明日の外貨準備高でおます。
再び枯渇懸念が高まるようだと、6.5%成長も改めて悪材料視され、
中国市場は問答無用な下支えがあろうとも、
我が国を含む他国が悪材料視する可能性は無きにしもあらずです。

米国については、明日のLMCI、フィッシャー副議長講演、
週を通しての米国債入札はありますが、今週は大きなイベントが無いので、
焦点は来週15-16日のFOMCへと移り、
冒頭で書いた雇用統計を受けての利上げ先送り観測が継続するでしょうから、
米債券高(金利低下)、ドル安が続く可能性があり、
原油(商品)、資源国、新興国、中国、米国(株)にとっては、
好ましい動きではあるものの・・・
これまた冒頭でも書いた通り、日欧にとっては通貨高圧力となるので、
ゴリゴリの利上げ先送り観測ではなく、程よい利上げ先送り観測となり、
ドル安ではなく程よいドル高となることが日欧にとっては最も好ましく、
世界的にも満遍なくリスクが和らぐバランスの取れた動きになるのですが・・

まぁあくまで希望ですから、そうならなければ日欧は、
利上げ先送り観測(ドル安)による通貨高圧力を和らげるためにも、
追加の金融緩和が必要であり、金融緩和効果を発揮するために、
政治が動かなければならない状況となります。

従ってユーロ圏は10日のドラギナイト(ECB理事会)が焦点となり、
そこまで金融緩和期待を繋ぐことが重要です。
一応、前回のドラギナイトにて、10日に動くことを示唆済であり、
現在もドラギの睨みが効いている状況ですから、
10日までに発表される経済指標は、低調であれば期待が高まる・・・
という御都合解釈モードが続きそうです。
気がかりなものは、明日のユーロ圏財務相会合、EU・トルコ難民サミット、
明後日8日のEU財務相会合にて、難民問題での物別れ、英のEU離脱懸念等
相変わらずECBの金融政策とは連動しない機能不全な政治面が露呈すると、
市場の足を引っ張る可能性があるかな・・・という程度です。
13日には難民問題の民意が初めて問われる独3州での議会選もあります。

我が国も金融政策面での焦点は来週14-15日の黒銀会合であり、
政治面でも来週(中旬)と言われている国際金融経済分析会合が焦点ですが、
今週も政治イベントは多く、閣僚達からの牽制発言もありそうですし
ちゃん黒も明日の講演だけでなく、どうせまた国会に呼び出しを食らうので
これらの面々が余程の失言でもやらかさなければ政策期待は継続し、
先週から続くオケツファイヤーな安倍ちゃんの動き、
それをサポートするGPIFや黒ちゃんを見抜いたような動きが、
来週のアベクロイベントに向けて継続しそうです。

そうなると今週に控える国内の経済指標は、明日の1月景気動向指数、
8日の10-12月期GDP2次速報、2月景気ウォッチャー調査、
9日の2月工作機械受注、10日の2月都心オフィス空室率
11日の1-3月期法人企業景気予測調査という感じで、
連日のように重要な経済指標の発表が続くものの、
来週のアベクロイベントに向けた期待が継続していれば、
結果が余程の低調な結果にならなければ、さらに期待が高まる・・・
という御都合解釈モードになりそうです。
(GDPが2期連続マイナス成長という定義上のリセッション入り・・・
 という見方が必要以上に高まると、ちょっぴり気掛かりですが・・・)

そしていつも繰り返し書いておりますが、
足元では信用買い残が13年4月以来の低水準、
裁定買い残はアベノミクス相場開始前(12年10月)以来の低水準
シカゴIMM通貨先物ポジションでは、ユーロショート、ドルロング共に
14年以来の低水準、円は買持に転じて更に増加しており、
円高局面に突入したという見方も出来ますが、
円安余地という見方ではかなり大きいといえますし、
過去最高水準まで積みあがっていた原油のショートポジ、
リーマンショック前以来の高水準な米空売り比率(見方を変えると怖いけど)
我が国も足元では空売り比率が一気に低下しており、
これら仮需を含む足元の需給環境からも、
巻き戻しという大人の都合が継続する可能性は高いと言えます。
さらに週末には大人の都合な需給イベントであるメジャーSQなので、
(米国は来週末がクアドラブルウィッチング(MSQ))
先に述べた政策期待の継続を後押ししそうな大人の都合な需給環境でおます

以上の通りなので、金融政策面での焦点は10日のECB理事会、
来週14-15日の日銀会合、15-16日のFOMCであり、
政治面では国内は今週もありますが、来週の国際金融経済分析会合
中国は13日まで続く全人代、原油は20日の産油国会合、
米国は今週以降も続く大統領選プロレスといったところなので、
多少の上げ下げはあれど、これらのイベントに向けて、
国内外では政策期待が継続すると共に
雇用統計後の利上げ先送り観測な動きも継続しそうですから、
今週としては、明日の中国発の反応はやや気がかりながらも、
10日のドラギナイトが一発目の山場と言えます。
(11日は我が国のMSQでもありますのでね。)

全ての原因は米国の利上げではあるのですが、
昨年からの市場の動きを見ればわかる通り、
何だかんだ言ってもドラギナイトが転換点となることが多いのでね。

そして日本株としては(ユーロ圏も)、政策期待の下支え効果も空しく、
雇用統計後の利上げ先送り観測によるドル安円高がゴリゴリに加速すると
さすがに株価は踏ん張れず、来週のアベクロイベントまでとは言わなくとも、
10日のドラギナイト、11日のMSQまで軟調な動きとなりますが・・・
先にも述べた通り、世界的な政策期待の動きが勝ることになり、
程よい利上げ先送り観測による程よいドル高(油高も)に加え、
良好な足元の需給環境によって、堅調な展開になると見ております。

ということで、明日のスタンスとしては、

持ち越し短期勝負の方については、まず基本的な考え方として、
国内外の小難しい環境を頭に描きつつも、
シンプルに国内目線だけで判断するならば、円高が解消されない限り、
日本株は話にならないとの見方に変わりはないので、
円高の落ち着きと共に商いの伴った上昇となるまでは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難ではありますが・・・

上記にも書いたゴリゴリな利上げ先送り観測よる円高加速とならなければ、
今週は政策期待と共に良好な需給環境による巻き戻しが続くと見て、
ひとまず10日のドラギナイトまでは割り切って勝負してもいいでしょう。
(中国に対する明日の反応はちと気がかりですけど)

腰を据えて王者の風格で参戦する方についても、
持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいでしょう。
そして打診を含めて参戦した方についても、
10日のドラギナイト、11日のMSQを機に崩れたとしても、
即座に撤退はせず、来週のアベクロイベントを見てから撤退を判断する・・
くらいのスタンスでも遅くは無いでしょう。

新興市場で勝負する方については、
小難しい海の向こうのリスクの影響は軽微であり、
マザーズは上昇局面では商いを伴うという本格反発な動きが継続しており、
新興市場への資金流入が継続していると見ておけばいいでしょう。
(年初来高値を超えてバイクラという見方もありますが、
 今のところはバイアグラでブレイクしたと見ておけばいいでしょう)

個別目線でもテーマは豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色による資金流入の動きが継続しているならば、
個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリでおます。
中小型割安狙いの方も同様です。

(今週は上記のスケジュールを見てもらえればわかる通り、
 安倍ちゃんがオケツファイヤー状態だからというのもありますが
 週を通してテーマに絡む御上イベントも多いです。)

ちなみにもし主力大型株を始め国内外がゴリゴリスクオフとなれば、
さすがに新興市場も小難しい海の向こうのリスクは関係ないとも言えず、
影響も避けられまへんので、主力大型株がゴリゴリリスクオフとなれば、
確信を持って握っている銘柄以外は、新興は短期・長期問わず、
下手に引っ張ることもせず、容赦なく切ることだけは徹底した方がいいです。
再び資金流入が始まれば、流入の動きがパターン化しているのもあり
待ち構えることも出来ますからね。


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コメント

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T-factory | URL | 2016-03-07-Mon 00:42 [編集]
桜庭VSシウバ 4はまさかのブラップリング桜庭・所VSシウバ・(田村?)ですか?  おっしゃる通りガラパゴスですね(^-^;

ミーシャVSホルム 痺れました(^^ 
マクレガーネイトもよかったですが、私てきにはファイトオブ
ザナイトは女子でした。

T-factoryさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-03-07-Mon 01:03 [編集]
> 桜庭VSシウバ 4はまさかのブラップリング桜庭・所VSシウバ・(田村?)ですか?  おっしゃる通りガラパゴスですね(^-^;

できるだけ暖かい目で見守ろうとは思うのですが、
さすがに突っ込まざるを得ないラインナップですw

> ミーシャVSホルム 痺れました(^^ 
> マクレガーネイトもよかったですが、私てきにはファイトオブ
> ザナイトは女子でした。

それは私も同意できますし、女子のレベルが本格派過ぎて、
RIZINに恥ずかしさを感じたりもしますw
UFCの放映打ち切りも勘弁願いたいものです。

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