不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
嗅ぎ付けたような海の向こうのゴリラ達
こんばんはです。

日経平均は4.11%高(661円高)、TOPIXは3.75%高・・・

いやはやクリビツテンギョーでおます。

朝からホエールウォッチングをしていたものの、
クジラの動きは感じられなかったのですが、
海の向こうからゴリラの大群が現れたかのように広範囲に物色され、
昼からはクジラまで参戦したような動きもあり、
商いは約2.6兆円程度ではありましたが、
昨日までとはちと景色の変わったような断続的な買いが入っておりました。

動くきっかけとなったのは、
昨夜のISM製造業が節目の50割れながらも市場予想を上回ったことで、
米債券安、ドル高、油高というリスクオンな動きとなったことであり、
それを受けてユーロ圏にとってのリスクオンであるユーロ安となり、
これまで最強ぶりを発揮していた我らが円は最弱の動きとなったので、
シカゴIMM通貨先物ポジを見ればわかる通り、単純に巻き戻しの動きとなり
日本株にとっての大好物である円安になったということです。

それにしても・・・本日の日本株は強い動きだったといえます。

昨日の記事でも書いた通り、尻に火の点いた安倍ちゃんマンが、
口では消費税増税をやると言いながらも、先送りの条件を緩めつつあり、
しかも専門家が世界経済を分析・議論する新たな会議とやらを設置し、
今月中旬には初会合をすると言い出しており、
先送りするための大義名分を得ようとしているのかさえ感じますからね。

民主党ですら、どの口が・・・とは言いませんが、
参院選では時限的な消費税減税(5%)を公約に掲げると言い始めており、
安倍ちゃんとしても先送りするしかないような状況になりつつあります。

さらに2016年度予算案が参院で成立後、
緊急経済対策の具体案を検討するとも言っており、
いよいよ参院選に向けて(伊勢志摩サミットも)
動き出したとも言える言動が目に付きつつあります。

G20においても金融政策の効果は限界に来ていると言われ(市場も同様)、
財政政策との両輪で動き始めてこそという空気にはなっているので、
安倍ちゃんマンと再来週に金融政策決定会合を控える黒ダヌキが、
ついに両輪となって動き出すのか・・・という動きを察して、
海の向こうのゴリラたちが日本に目を向け始めたような本日の動きでおました
本日の空売り比率は今年最低水準となる36.3%ですから、
しつこかった現物売りを含めて様相が変わったかのようではあります。

言っても空売り比率だけでなく、先に述べた為替のポジをはじめ、
信用買い残、裁定買い残、原油のショートポジといった仮需面では、
巻き戻しの余地はかなり大きくなっているのは事実ですから、
海の向こうのゴリラたちの買いによって巻き戻しが加速することになると、
日銀金融政策決定会合&安倍ちゃんマン会議、FOMCのある再来週まで、
イケイケで突っ走るで~!!といういつか見たモードになる可能性はあります
その頃にはサウジの国王がロシアに訪問するとも言っており、
OPEC加盟国と非加盟国の緊急会合なんて話もありますからね。
その前には11日にドラギナイト(ECB理事会)、MSQもあります。

まぁとにかく明日以降、円安進行と共に、
更なる商いの膨らみも伴いながら続伸するようであれば、
上記のイベントを見据えながら割り切って波に乗ってもよさそうです。

しかしながら今日の時点では、大幅高にはなったものの商いはイマイチ足りず
何かあれば今日の分が帳消しになってもおかしくはない足腰ですから、
超目先としては今夜発表される雇用統計の前哨戦であるADP雇用リポート、
油ギッシュナイト(米サジ加減週間原油在庫)、
再来週のFOMCの叩き台となるベージュブック、
米内需は堅調だと言われる中でのコストコをはじめとする米小売決算、
明日は中国の財新版サービス業PMI、政商会議の開幕(全人代は週末)、
米国では雇用関連指標、内需は堅調だといわれる中でのISM非製造業、
明後日は我が国で、低調だった1月消費支出に対して、
1月毎月勤労統計調査はどうなのか・・・
(本日発表されたユニクロの2月月次は何とか前年比プラスとなり、
 その他の小売企業の2月月次もややプラスの方が多かったといえますが、
 閏年で1日多く、天候も冬らしくなった割には・・・という気もします)
そして明後日の週末にはいよいよ雇用統計が発表されます(米貿易収支も)。

以上のような超目先のイベントによって、
今日の上昇分が帳消しにならず、来週以降を見据えた巻き戻しが続くには、
程よく米債券安、ドル高、油高というリスクオンの動きが続くことですから
つまり雇用時計をはじめとする超目先のイベントは、
堅調過ぎると利上げ観測が一気に高まり、
原油や新興国から悲鳴が上がる可能性があるので、
これまた程よく堅調な結果になるとことが好ましいといえます。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

国内外の小難しい環境を考えず、シンプルに国内目線だけで判断するならば
円高が解消されないと日本株は話にならないとの見方に変わりはないので・・
(せめて企業の想定為替レートである115円付近までは戻らないとね)

持ち越し短期勝負の方については、
円高の落ち着きと共に商いの伴った本格反発にならない限りは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難ですが・・・

先に述べた通り、雇用統計をはじめとする超目先のイベントにおいて
米債券安、ドル高、油高を中心とするリスクオンの動きが継続しているならば
割り切って波に乗るのはありです
くれぐれもダメならば即座に撤退するという敏捷性だけは徹底してね。

腰を据えて王者の風格で参戦する方についても、
明日の参戦判断は、持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいですが、
雇用統計をはじめとする超目先のイベントにおいて
米債券安、ドル高、油高を中心とするリスクオンの動きが継続しているならば
割り切って打診参戦するのはアリです。
くれぐれもダメならば即座に撤退するという敏捷性だけは徹底してね。

新興市場で勝負する方については、
小難しい海の向こうのリスクの影響は軽微であり、
マザーズは上昇局面では商いを伴うという本格反発な動きが継続しており、
新興への資金流入が窺えます。
個別目線でもテーマは豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色によるイナゴの動きが継続しているならば、
個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリでおます。
中小型割安狙いの方も同様です。

ただし主力大型株を始め国内外がゴリゴリスクオフとなれば、
さすがに小難しい海の向こうのリスクは関係ないとも言えず、
新興市場への影響も避けられまへんので
主力大型株がゴリゴリリスクオフとなれば、
短期・長期問わず、下手に引っ張ることもせず、
容赦なくぶった切ることだけは徹底して勝負しましょう。


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