不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
おケツファイヤー感もありますが・・・
「ユー、下げチャイナよ」

とジャニー喜多川ならぬ、チャイニー小川(周小川人民銀総裁)が昨日、
預金準備率の引下げに動いたアルヨ・・・

先週末のG20において「通貨安誘導は止めましょう」
「もはや金融政策の効果は限定的なので、各国が財政出動を」
との声明を発表したにも関わらず、
ホスト国自らがいきなり金融政策である預金準備率の引下げに動くとは・・
もはや呆れるばかりですが、このパターンから行くと、
近いうちに利下げに動いてもおかしくないです・・・

そういえば、G20にて我らが黒ダルマ親方(黒田日銀総裁)は、
中国の金融政策は通貨安政策ではないと擁護していましたから、
再来週に控える黒光り銀行会合にて、自らも追加キンタマ緩和に動く気満々で
批判の矛先を自国だけでなく、中国にも向けようとするために擁護したり、
中国の財務相らと親し気に談笑していたのでしょうか・・・

g20.png

もはやキンタマ緩和は効果が無いという空気が充満しつつあるだけに、
3月にどんな一手を打つつもりなのやら・・・

まぁでも、やっとこさ安倍ちゃんマンの尻にも火が点きはじめたようなので、
黒いキンタマ政策だけという片輪走行ではなく、
安部ちゃんマンの財政政策も打ち出されば、
両輪が回って前に進むことも期待できますけどね(遅いっちゅうねん!)。

何やら今日になって安倍ちゃんマンは消費税増税について、
現状では見送るつもりは無いと定番のギャグを披露するものの、
見送りの判断基準には専門家の分析と共に株価動向も含まれると言っており
しかも今月中旬に伊勢サミットを見据えてという名目ながら、
関係閣僚、専門家が世界経済を分析・議論する新たな会議を設置し、
3月中旬に初会合を開くと言っており、黒光り銀行会合が14-15日なので
黒いキンタマ緩和と共に安倍ちゃんが消費税増税の見送りを決断!
なんてこともあり得なくもない・・・

そして足元の株安で懸念されているGPIFの運用報告は、
本日発表された10-12月期分の損益は4.7兆円の黒字だったものの、
4月末~5月頭に発表される予定の1-3月期分は、
このまま株価が戻らないままだと明らかに大幅なマイナスとなり、
参院選を前にして野党、マスコミから格好の餌食にされるネタになるだけに
1-3月期のGPIFの運用報告が出る前に消費税の先送りを決断し、
解散に打って出る可能性はあります(笑)

もしくは単純にGPIFの運用がマイナスにならないように、
株価を上げるために財政政策を打ち出す可能性があるとも言えますから、
いずれにせよオケツファイヤーな安倍ちゃんマンが、
黒ダヌキの痛み止めドーピングによるごまかしだけでなく、
いよいよ治療(財政政策)に動き始めるのか・・・

そうなると・・・というか、そういう空気が市場に流れ始めると、
ひとまず国内の市場環境としては好転することになります。
あくまで市場環境ですから、足踏みしている国内のファンダメンタルズ、
企業業績が劇的に変わるわけでもなく、海の向こうのリスクも同様ですから、
期待がどこまで牽引してくれるのかということです。

実際にいつも書いている通り、国内企業の業績は為替次第ですし、
足元の国内消費は低迷しており、訪日客頼みと言われている状況です・・・

ちなみに本日発表の1月消費支出は前年比3.1%減と5カ月連続のマイナス
1月は中国の爆買い客も含めて訪日客が盛り返していたので、
国内消費の低迷分を訪日客が穴埋めしてくれたとは言えますが、
御存知の通り、円高がゴリゴリに加速したのは2月からですから、
訪日客が減少していないか心配になると同時に、
2月の国内消費は大丈夫なのかという懸念は拭えず・・・
しかも冒頭で書いた通り、チャイナは預金準備率の引き下げに動き、
いずれは利下げにも動きそうですからね・・・

そんな状況を裏付けるかのように、本日は「2月」新車販売台数が発表され、
前年比で6.4%減でおます・・・
トヨタの工場停止という突発的な要因があったとはいえ、
今年は閏年やカレンダー要因もあって実質登録日が3日多かっただけに
低調だと言わざるを得ないです・・・

そしてこれまでに発表された小売各社の「2月」月次売上高も以下の通りです

・既存店売上高が前年比でマイナス

 Jフロント、ハニーズ、ジーンズメイト、チヨダ、パレモ、シベール
 アークランドサカモト、大塚家具、ゼンショー、東和フード、ココスJ

・既存店売上高が前年比でプラス

 三越伊勢丹、H20リテ、高島屋、松屋
 しまむら、ライトオン、ワークマン、西松屋、京都きもの友禅
 ニトリ、クスリのアオキ、ゲンキー、ツルハ、カワチ薬

意外とプラスの企業があるとも言えますが、
天候は1月までよりも2月は冬らしくなっており、
さらに閏年で営業日が1日多いわけですから、決して好調とは言えず・・・

明日も小売各社の「2月」月次売上高の発表が多く、
国内小売の親分格であり指数寄与度も最も大きいファーストリテイリングが、
引け後に国内ユニクロの「2月」月次売上高を発表しますので、
「2月」の国内消費の輪郭は見えてくるでしょう・・・

ちなみに今週末の4日には、実質賃金を始めとする所得が確認できる、
「1月」の毎月勤労統計調査が発表されるので、
本日発表され低調だった「1月」の国内消費支出が、
暖冬が要因なのか、単に所得が減少していることによるものなのか、
といった部分も見えてくるでしょう・・・

だからこそ、効果なしと言われつつある黒だるま親方だけでなく、
安倍ちゃんマンも動くことで、まずは円安にしないことには、
外需だけでなく内需企業の業績も危うくなりますからね・・・

まぁ長い目で見れば、アベクロマジックで押し上げるのではなく、
来期業績の減益が十分に織り込まれたと言える水準まで日本株が下げた後、
消費税も先送りにした方が好ましいという気もしますけどね・・・

なんやったらこの国は輸出大国と言われながらも、
あくまで株価の指数的には輸出企業の占める割合が大きいだけであり、
実態は輸出依存度は微々たるものである内需大国ですから
円高、原油安の方が良いとも言えますけどね・・・
だからといって金融市場の混乱を無視していると実体経済にも影響が及び、
現状では下手をすると安倍政権が倒れかねないだけに、
目先のアベクロの動きに期待した方がいいのでしょうね
ついでに現状の水準で消費税増税も見送ってくれるとベストですけど・・

まぁそんなこんなで、足元で低迷する国内景気という現実とは裏腹に、
市場ではまだハッキリしないものの、ついにアベクロがコラボか!?
という動きもチラつきつつあります。

ということもあってなのかどうかはまだわかりまへんけど、
本日の日本株は小反発となり、現在も円安進行と共に先物は上昇してますが、
本日の商いは約2.1兆円という薄商いでしたので、
アベクロ期待上げと言うには程遠く、
かといって国内外のリスクが払拭されと言うにも程遠く、
言っても為替は1ドル113円台、1ユーロ122円台であり、
業績懸念は払拭されとは言えまへんので、本格反発でないことだけは確かです

かといって、繰り返し書いている通り、
シカゴIMM通貨先物ポジ、原油のショートポジ、裁定買い残、信用買い残、
といった需給面での巻き戻し余地の大きさからのリバウンド相場が、
薄商いながらも継続するのかと言えば・・・

昨日と週初の記事でも書いた通り、
今週は週末の雇用統計を始め変化のきっかけとなる重要イベントが特盛です。

今夜も米利上げスタンスに影響する最近低調続きの米2月ISM製造業、
米国の内需は堅調だと言われながらも足元のマクロ指標では低迷している中、
米2月新車販売が発表され、
今夜から明日にかけてはスーパーチューズデーを控えており、結果次第では、
黒ちゃんの金融政策だけでなく安倍ちゃんにもケチを付けている候補者が、
揃い踏みという結果になり、それこそアベクロ期待が削がれ兼ねないです。

そして明日は中国市場の動向も引き続き注目ですが、
引け後には先に述べたユニクロの2月月次売上高(小売各社も)、
明晩には週末の雇用統計の前哨戦となるADP雇用リポート、
リスクの主役の一つである原油の指標である米週間原油在庫、
再来週に控えるFOMCの叩き台となるベージュブック、
米国の内需が堅調だといわれる中でのコストコを始めとする米小売企業決算。
といった注目イベントが目先だけでも控えております。
(明後日の寄り前は特にありまへん)

ということなので、明日のスタンスについては、特に変わりまへんけど・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、まだアテにならない状況ですから、
円高の落ち着きと共に、商いの伴った本格反発にでもならない限りは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。

(国内外の小難しい環境を考えず、シンプルに国内目線だけで判断するならば
 円高が解消されない限り日本株は話にならないと見ておきましょう。
 せめて企業の想定為替レートである115円付近までは戻らないとね)

腰を据えて王者の風格で参戦する方についても、
明日の参戦判断は、持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいですが、
商いの伴ったゴリゴリリスクオフでなく、
薄商いながらも円安と共に巻き戻しリバウンドが継続しているならば、
アベクロ期待と共に、週末の雇用統計、来週のECB理事会、MSQ、
再来週の日銀会合、FOMCまでを見据えつつ、
ダメならば即座に撤退する覚悟で打診参戦するのはアリです。

新興市場で勝負する方については、
小難しい海の向こうのリスクの影響は軽微であり、
マザーズは主力大型株とは違い、本日も商いを伴った上昇となり、
上昇局面では商いを伴うという本格反発な動きが継続しており、
新興への資金流入が窺えます。
個別目線でもテーマは豊富であり、IPO関連ネタも豊富ですから、
それらへの期待物色によるイナゴの動きが継続しているならば、
個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリでおます。
中小型割安狙いの方も同様です。

ただし主力大型株を始め国内外がゴリゴリスクオフとなれば、
さすがに小難しい海の向こうのリスクは関係ないとも言えず、
新興市場への影響も避けられまへんので
主力大型株がゴリゴリリスクオフとなれば、
短期・長期問わず、下手に引っ張ることもせず、
容赦なくぶった切ることだけは徹底して勝負しましょう。


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