不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
G20だからこそという気もしますが、まずは明日。
おはようございます。

いつか嗅いだことのある様なオイニーも漂う相場が続いておりますが、
かつてと比べれば、情報環境・取引環境の違いもあるせいか、
早い段階でリーマンショック級の嵐が・・・ブラックマンデー級の嵐が・・・
と耳にタコが出来るほどに悲観的なシナリオ唱える人が多いので
(リアルに耳が潰れてタコ状態の私も含めてですけどね)、
心理状態(身構え)だけは備えが出来ている気もします。

バリュー面においても、来期を含めた先行きの業績は全くアテならないものの
かつてと比べれば割安と言える水準ではあります。

そして昨年10月のドラギえもんナイトから急速に積み上がり、
昨年12月のドラギえもんナイトから急速に解消された裁定買い残、
シカゴ通貨先物投機筋ポジションについても、
裁定買い残は昨年9月と同様、一昨年以来の低水準まで解消され、
昨日発表された16日時点のシカゴ通貨先物投機筋ポジションを見ても、
円はアベノミクス相場開始前以来となる最強な円買いに転じているものの
ドルロング、ユーロショートも昨年10月のドラギナイト直前水準どころか
一昨年以来の低水準まで減少しており、
これらの都合だけの大人事情な巻き戻し余地はかなり大きいと言えます。

悪く解釈すれば、最強円高、ユーロ高、ドル安という新たな局面入りとなり、
何チャラショックでもなく、単なる世界的な景気失速と共に下落トレンド入り
と言う見方も出来ますが、足元の米国では利上げ先送り観測ながらも、
手の平返しな利下げに向かう可能性は極めて低いので、
現段階では新たな局面入りではなく、巻き戻し余地が大きいと見ており、
かつてと比べてもこれらの需給環境は良好と言えます。
ちなみに我が国の信用買い残についても、
節目の3兆円も下回り(2.68兆円)、一昨年以来の低水準でおます。

さらに我が国は先々週末に4兆円を超える商いを伴いながら、
直近の安値を付けると共に、8月高値の裏とSQを通過し、
国内企業決算も一巡となり(8月25日安値の裏は残っておりますが)、
15日には国内外に該当する45日前ルールの期限も通過となり、
一昨日の週末には米国のSQも通過しており(欧州も)、
これまた大人の事情に絡む直近の節目も通過したと言えます。

以上のことからも、米利上げを機にマネーの流れ(水位)の変化が起こり、
それがきっかけとなって生じたリスクである原油を始めとする資源安、
ドル麻薬中毒だった資源国・新興国の資金流出といった利上げの副作用、
それに絡む金融商品等が招いた欧州を始めとする金融機関の破綻懸念、
といったものは、かつて嗅いだこともあるオイニーと似ているものの、
先に述べた市場心理や大人の事情な需給環境、市場の動き自体は、
かつてに比べるとリスクに対する備えや耐性は勝っていると言えます。

そして先日も書いた通り、これらの利上げ副作用を始めとするリスクに対し、
産油国は減産にまでは踏み切っていないものの、
これまでのように飛ばし記事等での噂だけで終わるのではなく、
実際に各国が会合を開くというパフォーマンスを繰り広げており、
金融機関のリスクも含めた足元の良からぬオイニー漂う市場に対しても、
ECBは3月にドラギえもんの秘密道具(追加緩和)を使うと示唆していたり
ジャイアン米国では3月の利上げ先送り観測が高まっており、
のび太な我が国ではレートチェックや為替介入、緊急の黒光り銀行会合の噂、
あるいは次回(3月)の黒光り銀行会合での追加金玉緩和の噂、
安倍ちゃんとゆかいな仲間たちからは市場を牽制する発言もあり、
今週後半に控えるG20では協調対策が・・・なんて話もあります。
(通常は全く期待できない会合ですけどね)

実際には我らが黒ダヌキのマイナスキンタマ以外、
何一つ具体的には動いてへんがな・・・というツッコミもありますが、
こういった思わせぶりな噂であったり、思わせぶりな行動に出るということは
いよいよ世界的に危機感を抱いて蠢き始めたとも言えますし、
これ以上の混乱が起きるようだと動きまっせ~
という世界的な各国中銀&政治からの睨みを効かせていると言えます。

(G20が今週末に迫っているからこそ、火種の一つである欧州はともかく
 日米の睨みは・・・という気もしますが、これについては後述します)

そんな中、週末を迎えた一昨日の海の向こうは、
英国がEU首脳会議でまさかのEUからトンズラ(離脱)・・・
キャメロンはヅラだけに・・・というKY(毛無い)な事態とはならず、
米国では利上げ観測が復活しそうな米CPIの結果となり、
足元で堅調だった米債券は、米短期債が売られましたが、
長期債は堅調であり、再燃した原油安が続いていることもあり、
ドル安は継続しております。

米国自らが利上げの副作用に苦しめられていたことからも
米株にとってはドル安万歳なのか、ダウとSP500は小幅続落、
ナスは小幅反発というマチマチながらも踏ん張って週末を終えております。

同じく利上げの副作用に苦しめられていた資源国・新興国についても、
ドル安を好感したのか、各国の株価は崩れることなくマチマチの動きとなり、
通貨&債券も副作用が和らいだような動きで週末を終えております。

ただしまだまだ利上げの副作用から回復したとは言えない水準であり、
サウジ、ロシア、ベネズエラ、コロンビア、ブラジル、
トルコ、インド、フィリピン、ウクライナあたりは特に不穏な水準であり、
CDSも高水準です(先週の印に続き、今週はコロンビアが密かに台頭中)

同じく利上げの副作用もありながら、独自の悪化も続けている変態中国は、
何ら懸念は払拭されておりまへんが、いつも書いている通りです(笑)

そして金融緩和真っ只中のユーロ圏と我が国は、以上の様なドル安のせいで、
日欧のマイナス金利を含む金融緩和は効果なしと言われても仕方ない様な、
金融政策の意に反する通貨高に見舞われており、
円に至っては恒例のリスク回避での安全資産扱いとなり、
最強通貨(円高)と化しております

そんな金融緩和真っ只中の欧州市場の週末は、
債券が金融政策通りの債券高となるものの、業績懸念の高まるドル安ユーロ高
さらに燻りの続く金融機関の騒ぎの要因でもある原油安が続いており、
欧州株は米株や新興国株に比べると大幅に下げて週末を終えております。

欧州の金融機関と共に財政騒動が再燃しつつあった南欧重債務国は、
依然としてギリシャとポルトガルは株安だけでなく、
債券安(債券利回りは高止まり)、CDSも高止まりしたままです。

欧州と同様、金融緩和真っ只中の我が国の週末は、
債券は金融政策(マイナス金利)通りのゴリゴリ債券高となっているものの、
最強通貨の円と化しており、週末の夜間には1ドル112円台の前半、
1ユーロ125円割れ寸前にまで円高が進行する場面も・・・

繰り返し書いている通り、円高が外需企業にとっての重石となるだけではなく
足元で低迷している国内消費の穴埋め役が訪日客ですから、
訪日客の減少に繋がる円高は内需企業にとっても重石となり、
結果として円高が収まらないことには、内外需共に業績懸念となります。

しかしながら週末の夜間は、円高がゴリゴリに進行するものの、
我が国の先物は意外と動じずに踏ん張りを見せており、
もはや円高が悪材料ではないのか?という解釈も出来なくはないですけど
現物が動いてないからこそとも言えますので、まだアテにはならないです。

海の向こうも先週末までのリスクオフな動きである、
ドル安油安が継続していることからも、
さすがにこのまま本格反発へと向かうとは言えないので、
冒頭で書いた通り、かつてのショックと比べた心理面等の現状、
大人の事情な需給環境と節目通過、
世界的な政治と中銀等の蠢きと睨み効果(G20前の日米は疑問ですが)、
これらによる巻き戻しリバウンドしか期待できないという現状です。

ちなみに先週半ば以降は、下落局面で商いを伴うという傾向から脱却し、
一昨日は週末だったとは言え、日米欧共に薄商いでの下落となっており、
良い傾向ではあります。

ということで、以上を踏まえつつ、
きっかけとなるであろう今週のイベントも加味しながら、
明日以降の展開を占って参りますので、
まずは今週のスケジュールからご覧ください。
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国内海外
22(月)1月白物家電出荷(10:00)人民元基準値発表(10:16)
2月日経製造業PMI・速報値(10:35)仏2月製造業PMI・速報値(17:00)
1月全国スーパー売上高(14:00)仏2月サービス業PMI・速報値(17:00)
1月ショッピングセンター売上高(14:00)独2月製造業PMI・速報値(17:30)
1月コンビニエンスストア売上高(16:00)独2月サービス業PMI・速報値(17:30)
ユーロ圏2月製造業PMI・速報値(18:00)
衆院予算委(9:00)ユーロ圏2月サービス業PMI・速報値(18:00)
フィンテック研究会(10:00)イタリア1月消費者物価(18:00)
日立オートモティブSとクラリオンが米1月シカゴ連銀全米活動指数(22:30)
 ひたちなか市の常陸那珂有料道路で米2月マークイット製造業PMI・速報値(23:45)
 自動走行システムの公道実験(22-26日)
各党が衆院選挙制度改革についてイスラエル中銀政策金利発表(23:00)
 見解を大島議長に報告ラウテンシュレーガーECB理事講演(27:00)
日中議員会議サイモン・ポッターNY連銀・公開市場操作
 デスク責任者講演(27:00)
島根県主催「竹島の日」記念式典(13:30)欧州議会委員会会議(22-23日)
 ※酒井内閣府政務官が出席カナダがIS空爆から撤退
モバイルワールドコングレス2016(22-25日)
メガバンク、地銀らが預金金利、
 住宅ローンの引下げを適用開始人民銀がリバースレポによる資金供給の
 頻度を増やすと公言していた期限明け
 ※期限は1/29-2/19
劉・中国証券監督管理委員会新主席が就任
イタリア5年・10年債入札
(決算)HSBC、ハンセン銀行
(休場)ロシア、タイ、スリランカ
23(火)12月毎月勤労統計・確報値(9:00)人民元基準値発表(10:16)
1月食品スーパー売上高(13:00)人民銀の公開市場操作(10:16)
1月チェーンストア販売統計(14:00)シンガポール1月消費者物価(14:00)
1月民生用電子機器国内出荷(14:00)独10-12月期GDP・改定値(16:00)
2市場信用取引残高(16:00)仏2月企業景況感指数(16:45)
香港1月消費者物価(17:30)
閣議、閣議後会見独2月IFO企業景況感指数(18:00)
日銀・市場調節に関する懇談会(17:30)ブラジル1月経常収支(22:30)
石山ゲートウェイ元社長判決(東京地裁) 米12月S&Pケースシラー住宅価格(23:00)
米1月中古住宅販売件数(24:00)
皇太子さま誕生日米2月CB消費者信頼感指数(24:00)
米2月リッチモンド連銀製造業指数(24:00)
満月(3:20)API米週間原油在庫統計(30:30)
1月北米半導体製造装置BBレシオ(32:00)
40年債入札(12:45)
カーニー英中銀総裁議会証言(19:00)
(決算)スリープロ、ヤガミジョーダンSNB総裁講演(20:15)
トルコ中銀政策金利発表(21:00)
ハンガリー中銀政策金利発表(22:00)
フィッシャーFRB副議長講演(22:30)
ミネアポリス連銀カシュカリ総裁講演(22:30)
 ※??派、投票権なし
ヌイECB銀行監督委員長講演(22:30)
コスタ・ポルトガル中銀総裁講演(23:00)
ネバダ州共和党党員集会
アフガン和平4カ国会合
欧州議会委員会会議(22-23日)
WHO事務局長が来月の専門家会合を前に
 ブラジルを訪問し、ジカ熱の現地視察(-24日)
モバイルワールドコングレス2016(22-25日)
サッカー・欧州チャンピオンズリーグ
米2年債入札(27:00)
(決算)
ホームデポ、メーシーズ、トールブラザーズ
BHPビリトン、スタンダード・チャータード
パークソン・リテール・グループ
(休場)ロシア
24(水)1月企業向けサービス価格指数(8:50)人民元基準値発表(10:16)
12月景気動向指数・改定値(14:00)仏2月消費者信頼感指数(16:45)
気象庁3カ月予報(14:00)香港10-12月期GDP(17:30)
プログラム売買状況(15:30)米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米2月マークイットサービス業PMI・速報値(23:45)
衆院予算委、中央公聴会米1月新築住宅販売件数(24:00)
選挙制度改革問題統括本部EIA米週間原油在庫(25:00)
維新の党両院議員懇談会
 ※民主党との合流の有無を決定見通し香港2016年度予算案発表
第1回医療ITソリューション展(24-26日)南ア財務省2016年国家予算発表
国交省が徳島県那賀町にて欧州議会本会議(24-25日)
 ドローンを活用した初の貨物輸送実験WTO一般理事会(24-25日)
北九州市議会が介護ロボット予算をWHO事務局長が来月の専門家会合を前に
 盛り込んだ予算案を提出 ブラジルを訪問し、ジカ熱の現地視察(-24日)
シャープが支援受け入れ先を決定(予定)モバイルワールドコングレス2016(22-25日)
東芝労組が春闘要求書提出サッカー・欧州チャンピオンズリーグ
ホンダ社長会見(11:00)リッチモンド連銀ラッカー総裁講演(22:00)
榊原経団連会長会見(15:00) ※タカ派、投票権なし
シェンブリ加中銀副総裁講演(26:35)
2月権利付最終売買日ダラス連銀カプラン総裁講演(27:15)
 ※ハト派、投票権なし
(IPO)はてな
米2年物インフレ連動債入札(25:30)
(決算)アインHD、プラネット、JHR米5年債入札(27:00)
(決算)
HP、ターゲット、ダラーツリー、ロウズ、TJX
チェサピークエナジー(破綻懸念)
25(木)対外対内証券売買契約等の状況(8:50)シンガポール10-12月期GDP(9:00)
1月外食産業市場動向調査(14:00)人民元基準値発表(10:16)
投資主体別売買動向(15:00)人民銀の公開市場操作(10:16)
独1月消費者物価・改定値(16:00)
月例経済報告関係閣僚会議独3月GFK消費者信頼感調査(16:00)
 2月月例経済報告スペイン10-12月期GDP・改定値(17:00)
木内日銀審議委員挨拶(10:30)スイス1月消費者物価(17:15)
木内日銀審議委員会見(14:30)ユーロ圏1月マネーサプライM3(18:00)
国の債務管理の在り方に関する懇談会英10-12月期GDP・改定値(18:30)
                    (15:00)ユーロ圏1月消費者物価・改定値)(19:00)
第1回医療ITソリューション展(24-26日)ブラジル1月失業率(21:00)
カメラと写真の総合展示会CP+(25-28日)米新規失業保険申請件数(22:30)
米1月耐久財受注(22:30)
2年債入札(12:45)米10-12月期FHFA住宅価格指数(23:00)
米12月FHFA住宅価格指数(23:00)
2月権利落ち日EIA米週間天然ガス在庫(24:30)
8月25日安値期日米2月カンサスシティ連銀製造業指数(25:00)
(決算)ラクーン、ウチダエスコ、INVセントルイス連銀ブラード総裁講演(9:00)
 ※タカ派、投票権有
アトランタ連銀ロックハート総裁講演(22:15)
 ※中間派、投票権なし
SF連銀ウイリアムズ総裁講演(26:00)
 ※中間派、投票権なし
シリア和平関係国外相会議(予定)
欧州議会本会議(24-25日)
欧州議会委員会会議
WTO一般理事会(24-25日)
ジャマイカ総選挙
モバイルワールドコングレス2016(22-25日)
米7年債入札(27:00)
(決算)
ベストバイ、ギャップ、コールズ、
セールスフォース.com、クラフトハインツ
ロイズ・バンキング・グループ
(休場)フィリピン、クウェート
26(金)1月全国消費者物価(8:30)人民元基準値発表(10:16)
2月東京都区部消費者物価(8:30)中国1月70都市住宅価格(10:30)
2月上旬分貿易統計(8:50)仏1月個人消費支出(16:45)
1月自動車大手8社生産・販売・輸出実績仏10-12月期GDP・改定値(16:45)
日銀・基調的なインフレ率を仏2月消費者物価・速報値(16:45)
 捕捉するための指標・速報値(14:00)ユーロ圏2月消費者信頼感・確定値(19:00)
独2月消費者物価・速報値(22:00)
閣議、閣議後会見米10-12月期GDP・改定値(22:30)
第1回医療ITソリューション展(24-26日)米1月個人消費支出(24:00)
カメラと写真の総合展示会CP+(25-28日)米1月個人所得(24:00)
米1月コアPCEデフレーター(24:00)
対北朝鮮への追加独自制裁発動(送金)米2月ミシガン大消費者態度指数確報値(24:00)
高浜原発3号機の営業運転開始米石油掘削リグ稼働数
シカゴIMM通貨先物ポジション(2/23時点分)
(決算)
HIS、ダイドドリ、日駐、内田洋、大和コンG20財務相・中央銀行総裁会議(26-27日)
東和フード、オリバーイラン総選挙
アイルランド総選挙
共和党大統領候補者討論会
国際サッカー連盟(FIFA)臨時総会
パウエルFRB理事、討論会参加(24:15)
 ※中間派、投票権有
ブレイナードFRB理事講演(27:30)
 ※ハト派、投票権有
プラートECB理事講演(27:30)
(決算)RBS、JC ペニー、ヒルトン
27(土)おおさか維新の会が第2回戦略本部会議G20財務相・中央銀行総裁会議(26-27日)
カメラと写真の総合展示会CP+(25-28日)米民主党大統領選サウスカロライナ州予備選
スーパーラグビー
 サンウルブズ×ライオンズ
28(日)尾張旭、対馬各市長選投開票インド2016年度予算案発表
カメラと写真の総合展示会CP+(25-28日)スイス国民投票
ベナン大統領選挙
カボベルデ国民議会選挙
第88回米アカデミー賞授賞式

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以上の通りですが、
特に注目すべき変化のきっかけとなりそうなイベントは以下の通りでおます。

 22日 人民銀の資金供給強化キャンペーン明けと新任の証券トップ就任、
     G20開催地としての週明けとなる中国市場動向、HSBC決算
     意外とマクロ指標は堅調な欧州のPMI祭、米2月製造業PMI

 23日 満月、40年債入札、トルコ中銀会合、
     独2月IFO景況感指数、英中銀総裁講演、スイス中銀総裁講演
     BHPビリトンとスタンダード・チャータード決算、
     フィッシャー副議長講演、米住宅指標&CB指数、米2年債入札

 24日 はてな上場、2月権利取り最終売買日、米2月サービス業PMI、
     米1月新築住宅販売、米5年債入札、週間原油在庫、
     ターゲット&HPの決算
     そして破綻懸念真っ只中でもあるチェサピークエナジー決算

 25日 セントルイス連銀総裁講演、反逆者の木内くん講演、2年債入札、
     2月権利落ち日、ゴリ商いとなった8月25日安値の裏(期日)
     独GFK指数、ロイズ・バンキング決算
     米新規失業保険、米耐久財受注、米住宅価格、米7年債入札

 26日 消費者物価、中国1月住宅価格、独消費者物価、RBS決算
     米10-12月期GDP改定値、米1月個人消費支出・所得、
     パウエルFRB理事講演、ブレイナードFRB理事講演
     プラートECB理事講演、イラン総選挙、石油リグ稼働数、
     そしてG20財務相・中央銀行総裁会議1日目

 27日 米民主党大統領選サウスカロライナ州予備選
     声明が発表されるG20財務相・中央銀行総裁会議2日目

 週を通しては我が国の国会、米小売企業とエネルギー関連企業決算、
 モバイルワールドコングレスを始めテーマ絡みの大小イベント

といったところなので・・・

今週は週末にG20財務相・中央銀行会議が控えており、先にも述べた通り、
世界中がG20に対して期待を抱かせるかのような蠢めきを見せているので、
そこに向けて催促の様な動きとなるのか・・・
それとも期待が下支えする堅調な展開となるのか・・・
どちらになるのかは週明けの明日次第と言えます。

冒頭でも書いた通り、週末はゴリゴリの円高だったにもかかわらず
先物は踏ん張りを見せており、明日の現物も踏ん張りを見せるのかと言えば、
言っても直近安値までの売りは現物主導だっただけに、
為替が戻さないことには、明日の寄りは現物の売りが出ると見ております。

そして現物が落ち着けば、冒頭で書いた足元の環境に加え、
上記の今週のスケジュールからも、G20を見据えた世界的な睨みと期待、
G20開催国としてのメンツもある中国の睨み、
国内のアベクロの脅し(睨み)もあるので、為替(円高)さえ落ち着けば、
木曜日が2月権利落ちと8月安値の裏ということもあり、週半ばまでは、
巻き戻しリバウンドに過ぎないながらも堅調な展開となりそうですが・・・

しかしながら冒頭でも少し触れた通り、G20を控えているからこそ、
騒ぎの中心地の一つである欧州が睨みを効かせるのはまだしも、
米国は現状の利上げ先送り観測なドル安を放置した方が
日欧以外の利上げ副作用に悩む中国を始めとするG20参加国にとっても
自らも利上げの副作用に悩む米国にとっても都合がいいだけに、
わざわざ批判を浴びるようなドル高誘導をしない可能性は高く、
そんなジャイアン米国への配慮も必要なのび太な国(日本)としては、
G20前に為替への露骨な牽制をすると非難轟轟となりかねないので、
今週は円高になろうとも放置するのでは・・・

と市場が見透かしている可能性もあるだけに、
そうなるとアベクロの睨み効果が無くなると共に円高も止まらなくなり、
週半ばまでの巻き戻しリバウンドではなく、
G20に向けた催促相場と化す可能性が高くなりますからね・・・

メンツの国である中国は、何としてでもG20まで支えそうですが・・・
新たに就任する証券トップが、手柄欲しさにキテレツなことをやれば、
それはそれでG20で恥を掻くことにもなりますけど(笑)

まぁとにかく明日次第ですから、為替(円高)と現物売りが落ち着けば、
日米の睨みは効かないと市場から見透かされていないということなので、
週半ば(水曜)までは巻き戻しリバウンドな展開になると見ておきましょう。
当然ながら見透かしたような為替(円高)放置プレーとなれば、
G20に向けた催促相場のような展開になるということです。

ということで明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方は、上記の通りなのでほぼ繰り返しになりますが、
為替(円高)と寄りからの現物売りが落ち着いているならば、
週半ば(水曜)までは巻き戻しリバウンドな展開が続くと見て、
勝負をすればいいでしょう。
落ち着いていなければ、その日限りの勝負に留めておきましょう。

まぁ小難しい国内外の環境を省いて、国内目線だけで超シンプルに言えば、
結局のところは先週までと同様、為替次第ということに変わりは無いです。

腰を据えて王者の風格で参戦する方についても、
打診程度に参戦する方についても、参戦するかしないかの判断は、
持ち越し短期勝負の方と同様でいいでしょう。

新興市場で勝負する方については、
小難しい海の向こうのリスクの影響は軽微であり、
先週末のマザーズは12日の安値を上回る商いでの続伸だったので、
本格反発も期待できる動きではありますが、まずは継続は力なりであり、
上記に書いた通り、主力大型株が催促相場の展開となり、
ゴリゴリスクオフとなれば、さすがに新興市場への影響も避けられまへんので
まだまだ警戒モードを維持しておいた方がいいでしょう。

ただしあくまで新興市場全体としての流れですから、
個別目線では今週はテーマ絡みのイベントも多く、
IPO関連ネタもあって話題は豊富ですから、
それらへの期待物色によるイナゴの動きが継続しているならば、
個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリでおます。
くれぐれもダメならば容赦なくぶった切ることだけは徹底して参戦しましょう


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コメント

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ゴッドハンド | URL | 2016-02-22-Mon 02:32 [編集]
番長様

毎度貴重な記事に感謝いたします。
確かに円高は内需にもジワリと悪影響を出してきますよね

この内需の低迷が日本株にとってどれほど恐ろしいか
いずれ分かりますね。

さすがナイスな処を見ているなぁ~と勉強になりました。
ゴッドハンドさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-02-22-Mon 08:28 [編集]
> 番長様
>
> 毎度貴重な記事に感謝いたします。

ありがとうございます。

> 確かに円高は内需にもジワリと悪影響を出してきますよね
>
> この内需の低迷が日本株にとってどれほど恐ろしいか
> いずれ分かりますね。
>
> さすがナイスな処を見ているなぁ~と勉強になりました。

百貨店各社を始め小売の1月月次は12月よりは良かったものの
1月の訪日客が増加していた割には、イマイチでしたので、
訪日客の財布の紐は・・・という感じもします。
ということもあり、日本株にとってはとにかく円高が解消されないと、
厳しいと言わざるを得ないです。

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