不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
国内外の蠢きも感じつつ
こんばんはです。

本日は日経平均以外のTOPIX、JPX日経400、2部、
マザーズ、ジャスダックの各指数は、昨日の高値を上回る場面もあり、
マザーズに至っては12日を上回る商いとなり、
いよいよバンジージャンプ相場も終わるのか・・・とも思わされましたが、
東証1部の商いは2.7兆円程度であり、
一昨日のリバウンド局面での2.8兆円よりも薄く、
相変わらず上昇局面では商いが減少、下落局面では商いが増加、
というまさにバンジージャンプ相場でのビヨヨーンな揺れが続いており、
未だ本格反発とは言えない状況でおます。

私は昨日からのビヨヨーンリバウンドには乗れなかったので、
お前の願望じゃないのか・・・というツッコミもありそうですが、
フィジカル原理主義者で脳みそ筋肉ゴリラな私が最も重視するパワー面では
本格反発だとは言えないということです。
非力(薄商い)での反発だとしても、せめて継続は力なりですから、
現在のビヨヨーン状態では、力なりとも言えまへん。

何より我が国目線でのシンプルな重石である円高は解消されてないのですから
それこそ重石を吹き飛ばす程のパワーが必要だということです。

とは言え・・・何だか世界中がモゴモゴと蠢いているのも事実です。

市場におけるリスク要因の主役でもあった原油を巡っては、
OPECの緊急会合という噂から始まり、
昨夜はロシア、サウジ、カタール、ベネズエラによる石油相会合が開催され、
さらにイランも交えた会合も開催され、結果的に減産には至らなかったものの
こういう動きが出てきたことが、現在の原油価格に対する危機感の表れであり
産油国が現在の価格は死守しようという意図を感じられるとも言えますし、
市場にとっては何か出てくるのではという観測にも繋がり
下支え材料にはなるのでしょう。

そういえば昨日は最も積み上がっていた大人の事情なポジションの、
権利行使期限だったというのもありますから、
こういった蠢きはタイミング的には良かったと言えるかも知れないですね。

まぁ実際には減産に動いたわけでもないですから、
いつハシゴを外れても(賞味期限が切れても)おかしくない
という心構えだけはしておきましょう。
今夜はアメ公のサジ加減指標でもあるEIAの週間原油在庫も発表されます

ちなみに未だに根強いシェール潰し説だけは謎としか思えないですけど(笑)
現状で誰が得しているのかという面で考えれば、米国としか思えないですし、
オバマ民主党は米国内のシェール会社に対しては、
潰れても構わないとさえ思ってそうですけど・・・ま、いっか。

そんな原油を始めとする資源安に絡み、
リスクの主役の一角として台頭してきたドイツ銀行を始め欧州金融機関も、
ここに来て大丈夫だとの声を挙げたり、実際に行動もしており、
ほとんど傍観だけで緊張感の無かったECBにも動きがチラつき始め、
こういった一連の蠢きこそが危機感の表れとも言えます。
今夜からはEU首脳会議も始まりますので、何か蠢きがあるといいのですが。

そしてこれらの根本原因である利上げを行った米国についても、
FRB戦隊のリーダーであるイエレンジャーを始め、
連銀総裁レンジャーの面々も利上げ先送りを示唆する発言が続いており、
これまた危機感の表れと言えます

我が国についても、先週のもしもしテレホン(レートチェック)に始まり、
為替介入の噂から緊急の黒光り銀行会合開催の噂まで流し、
安倍ちゃんの経済ブレーンである本田のじいさんや山本幸三議員らが、
言葉責めを繰り広げており、底割れするとアベクロが動きまっせ~
と言わんばかりの睨みを効かせております。
裏を返せば危機感の表れとも言える蠢きを続けているということです。

以上の様な危機感を思わせる蠢きが国内外で散見される中、
(かつてのリーマンショック前に似ているとも言えますけどね)
最近はすっかりいじめられっ子と化した我らが黒だるま親方は、
本日も体育館裏(国会)に呼び出され、コロッケパンを買いにではなく
責めだるまな尋問を受けて、火だるま親方と化しておりますが・・・

なんと!

26-27日に上海で開かれるG20財務相・中央銀行総裁会議にて、
日米欧中が協調して対策を協議するんだと言ってました・・・

御存知の通り、何も具体的なことが決まらないのが恒例の会議であり、
いつも「みんなで頑張ろうー!」「気合いだー!」
というアニマル浜口的なオチで終わるというのが定番ですから、
市場参加者のほとんどが期待してないのですが・・・

だからこそ・・・ほんまに協調対策を打つようなことがあれば、
かなりのサプライズではありますけどね(笑)

もはや黒だるま親方とドラギえもんのマイナスキンタマを始め、
日欧のキヨハラシャブシャブ(金融緩和)の効果も薄れつつあり、
ましてや単独で動いても、先日の黒いマイナスキンタマを見ればわかる通り
市場は・・・というか特に株式市場と為替市場は、
効果なしと言わんばかりにシカトしているだけに、
ここで日米欧中が協調対策を打つというのはインパクトとして大きいです。

できれば各国中銀のキヨハラ攻撃(お薬注入金融緩和路線)ではなく、
政治側の対策(協調介入等)も欲しいところですけどねぇ・・・
まぁでも最近の国内外でのモゴモゴな蠢きと同様、
まずは動くということが重要ですから
黒ちゃんの言った通りになることを期待したいものです。
(現状の市場の動きを見る限り、期待感ゼロな動きですけど・・・(笑))

そしてサプライズになるのか・・・失望を招くのか・・・
いずれにせよG20はきっかけイベントとしてのヤマ場にはなりそうですから
来週26-27日のG20までは、アホアホモードで突っ走るのか・・・
という気がしなくもないですけど、
以上の通り、海の向こうでの蠢きによって、
原油とドイツ銀行を始めとする欧州金融機関というリスクは和らいだものの、
(得体の知れんリスクの中国は何ら変わりまへんけど全人代期待w)
米国は自らの利上げ副作用により利上げ先送り観測でのドル安が続いており
これらの面々にとっては都合の良い動きではありますが、
金融緩和真っ只中の我が国にとっては、
重石となる円高が継続していると言えます(欧州にとっても通貨高は重石)

従って、しつこいようですが円高が解消されないことには、
(せめて国内企業の想定為替レートの厳しい設定である115円くらいは)
来期を含む業績懸念は払拭されず、払拭されなくとも割安だと言うならば、
海の向こうが日本よりも割高だと言えるくらいに堅調な展開とならなければ
我が国が割安だとは言えないので、現状では本格反発は見込めないです。
かといって冒頭でも書いた通り、問答無用なパワー(商い)は見当たらず、
本格反発と言える動きではないですからね・・・

ただしパワーが無いなりの継続は力なりを期待するのならば、
先週末でSQ、8月高値の裏を通過し、国内企業決算も一巡となり、
15日には45日前ルールの期限も通過し、
先週末の大幅安での追証売りもほぼ一巡という日程的な節目の通過、
さらに週初にも書いたシカゴIMM通貨先物ポジの偏り、
信用買い残の減少(12日時点で2.68兆円、一昨年11月以来の低水準)
裁定買い残の減少(16日現在で約1.9兆円、昨年9月以来の低水準)
といった大人の事情な需給環境に期待するしかないですから、
まずは期待を後押しすることにも剥げ落ちることにもなる、
目先のきっかけイベントが重要でおます。

昨日も書いたので繰り返しになりますけど、
今晩は欧州で対策も期待される?EU首脳会議一日目、
米国はFRBが大好物な雇用指標の一つである新規失業保険、
利上げの副作用を確認する2月フィリー指数、マインド確認の1月CB指数、
米国の原油サジ加減需給イベントでもある週間原油在庫、
タカ派で投票権のあるセントルイス連銀総裁講演(利上げ観測も)
米消費を確認する意味でインパクトのあるウォルマートとノードストロム決算
何気に注目なアプライドマテリアルズとファニーメイの決算でおます。

明日の国内は指標面では1月百貨店売上高と半導体BBレシオくらいですが
閣議後の閣僚会見での言葉責めは期待できるかも知れません。
中国は人民銀が公言していた資金供給強化キャンペーンの期限(怪しいけど)
欧州はEU首脳会議2日目、週内と言われていた独憲法裁のOMT合憲審議
米国は最近波乱を呼びがちであり、利上げの判断材料である米1月消費者物価
そして大人の事情な需給イベントでもある米SQでおます(欧州も)。

以上の通りなので、明日の米SQという大人の事情イベントまでは、
大人の事情を覆すようなインパクトのあるイベントは乏しいので、
御都合解釈でのリバウンドモードが続きそうではありますけど、
現状は先週末までのドル安油安でもなく、一昨日までのドル高油高でもなく、
昨夜からはドル安・油高という直近においてはチグハグな動きですから、
米SQ通過をきっかけにどちらかに足並みを揃える可能性が高そうです。

我が国にとって好ましいのは、利上げ観測なドル高でありながら、
油高という展開となり、円安という流れになることです。
つまり欧州も同様ですから、日米欧・産油国がハッピーということです(笑)
足元ではドル安が続いているだけに期待もあるのですが・・・
まぁでも、ドル高油高でもなくドル安油安という最悪パターンでもなく、
もしかつての様なドル高で油や新興国が悲鳴をあげると(利上げ副作用再発)
G20も近いだけに、米国にとっては都合が悪いとも言えますからね・・・

結局のところ明日は、需給面ではドル高油高が期待できますけど、
政治的な面も考慮するとドル安の維持が都合は良いとも言えるので、
明日は丁半博打に近いという事ですね(笑)

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
小難しい国内外の市場環境等は頭に描きつつも、
シンプルに国内目線で判断するならば、とにかく円高が落ち着かない限り
日本株は話にならないという見方に変わりは無いですし、
以上の通り、明晩の米国市場は丁半博打に近い上に、
現状はバンジージャンプ相場のユレユレビヨヨーン状態が続いているので、
明日はその日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。
先週末及び昨日に買い向かったままの方についても、
明日は一旦撤退することが無難でおます。
先週末から握ったままの男前な方は余裕もあるでしょうから、
週明けを見てから動いても遅くはないですけどね。

王者の風格で腰を据えて本格参戦する方についても
とにかく円高が落ち着くなり、ゴリゴリの商いを伴った上昇にならない限り、
本格参戦は控えておきましょう。
打診参戦については、ダメならば週明けにブン投げる覚悟ならば、
参戦するのは自由ですが、明日は控えておくのが無難です。
中小型割安狙いの方も同様でおます。

新興市場については、冒頭でも書いた通り、
本日は先週末を上回る商いを伴った続伸となりましたので、
いまだ本格反発とは言えない主力大型株に代わる物色の流れが期待できますが
先週末の様なゴリゴリリスクオフとなると、
小難しい国内外の事情はあまり関係ないとは言え
新興市場全体への影響も避けられず、明晩の米国市場も丁半博打に近いので
明日は週跨ぎでの持ち越し勝負は控えておくのが無難です。

あくまで新興市場全体としての流れですから、
個別目線ではテーマ株やIPO関連と話題は豊富であり、
それらへの期待物色によるイナゴの動きが継続しているならば、
個別の判断で短期でも長期でも勝負するのはアリでおます。
ゴリゴリのリスクオフになるにしても、
G20以降という空気も無きにしもあらずですからね。

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