不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
チャイナ、ドラギナイト等もある今週ですが・・・
おはようございます。

本日は阪神淡路大震災から21年・・・時が経つのは早いですなぁ。
当時は何かと個人的に大変な状況だったところに、ど真ん中で被災したので、
二度とあんな目には遭いたくないと祈るばかりです。

さて、週末はベッキーショックとSMAP解散騒動によって(笑)
リスクオフ真っ只中のとなっているところに、
金曜ロードショーの「天空の城ラピュタ」放映というジブリナイトが重なり、
日本特有の異質な盛り上がりとなったので(盛り下がりでもあるけどw)
「バルス」という呪文と共に出尽くしとなって、
ラピュタの様に飛行石と共に舞い上がるのかとの期待も少しはありましたが、
海の向こうを含めた市場は盛り上がる日本の空気を読むことも無く、
そんなもん知るか!飛行石やなくて重石を乗っけるぞ!とばかり、
無慈悲なリスクオフモードを継続したまま引けております・・・

米国は三連休前ではありましたが、SQだったこともあり、
米株は商いを伴った大幅安となり、VIX指数も上昇(27.02)、
米債はリスク回避のゴリゴリ高、ドルは対ユーロ、対円では軟調だったものの
産油国、資源国、新興国通貨に対しては堅調に推移して引けております・・・

原油についても約12年ぶりとなる30ドル割れ・・・
その他商品も銅を始め概ね軟調なままであり(CRB指数も)、
安全資産の金が買われた程度(銀、小麦等も買われてますけど)・・・

産油国、資源国、新興国についても通貨安だけでなく、
株も債券も含めた資金流出が加速しており(CDSも上昇中)、
特にロシア、サウジを始めとする中東産油国、ブラジル、トルコ、南アは、
かなりドイヒーであり、チリ、コロンビア、メキシコ、フィリピン、タイ、
シンガポールあたりもなかなかのドイヒーっぷりです。
っつうか、新興国、資源国はほとんどの国がですけどね。

そして独裁の習隠蔽政権でもドイヒー具合が隠し切れなくなっている中国も、
当局の意図する(介入等)動きとも言えますが、外貨準備等から見ても、
資金流出を隠し切れない動きのまま週末を終えております。
(CDSも上昇中・・・ブレイク寸前です。SHIBORも高止まり中)

以上の通り、原油、銅を始めとするその他商品、産油国、資源国、新興国、
中国といった面々の症状は、結局のところ米国の利上げによって、
マネーの流れ(水位)が変わったことが原因であり、
(ザックリ言えばドル麻薬中毒)
現時点でも症状は変わらず・・・ではなく悪化しております。

米国自らも製造業を中心に利上げの副作用が現れており、
現在真っ只中の米企業決算に対する業績懸念が増しております。
しかも米GDPの7割である個人消費は堅調と言われていたにも関わらず、
週末に発表されたクリスマス商戦の含まれる米12月小売売上高が、
市場予想だけでなく前年比でもマイナスとなっており、
頼みの綱の個人消費に対する懸念が高まるということは、
所得への懸念と同時に雇用への懸念へと繋がり(企業業績懸念にも)、
イエレンFRBの米利上げへの裏付け材料が揺らぐことになります・・・

ということなので、産油国、資源国、新興国各国が、
金融政策等で資金流出の防衛を図り、米利上げに対する耐久力を付けるか、
米国が自らの都合と原油等の商品と新興国等への配慮によって、
利上げスタンスのサジ加減を緩めなければ、
市場はこれらの利上げの副作用を織り込んだと言える水準まで、
騒ぎ(リスクオフ)を続けることになり、現在も継続中だということです。

そんな利上げの副作用による騒ぎによって、
米債券高だけでなはく、日欧の債券もゴリゴリと買われ、
日米欧はいわゆる債券買い・株売りというベタなリスクオフとなっております

さらに先に述べた対円、対ユーロでのドル安のせいで、
日欧は金融政策(緩和姿勢)の意に反する通貨高が重石となっていることで、
株安を招いているわけですが、これまでに何度も書いてきた通り、
10月22日のドラギナイト(ECB理事会)をきっかけに、
ドル買い、ユーロ売り、円売りの各ポジを急速に膨らませながら、
上記のドル高(利上げ)アレルギーも無視したまま、
日米欧の株高が加速し(我が国では裁定買い残も急速に膨らむ)、
12月3日のドラギナイト(ECB理事会)での小ぶりな追加緩和に対して、
失望と言うこじ付けをきっかけに、無視してきた利上げアレルギーも悪材料に
急速に膨らんだ各ポジの巻き戻しが始まり
年末の利上げに動いたイエレン・オブ・ジョイトイナイト(FOMC)、
透かしっ屁(補完措置)に終わった笑えない黒光り銀行会合を経ても止まらず
現在に至っていると言う状況です。

現時点での巻き戻しの状況については、我が国目線で見ると・・・
裁定買い残は13日時点で10月22日以前の水準には及ばないものの、
17.85億株まで減少し、節目の20億株、3兆円は割っており、
円売りポジはアベノミクス開始以前の低水準どころか、
円買いに転じているという有様ですから(12日時点で更に増加)、
新たな局面に入っとるやないか!という見方も出来ますが、
巻き戻し自体は裁定買い残も含めてかなり進んでいるとも言えます・・・

しかしながら米国と欧州については、ドル買い、ユーロ売りの各ポジ共に、
10月22日以前の水準にも届いておらず、
巻き戻しは不十分と言わざるを得ない状況であり、
こういう動きから見ても、日米欧の債券買い・株売りというリスクオフと共に
定番のリスクオフな円買いも加速しているのでしょうから、
巻き戻しと言う目線で我が国だけが進んでいようとも、
とにかく利上げアレルギーを含めた海の向こうのリスクオフモード自体が、
落ち着かないことには・・・という状況です。

そんなリスクオフと巻き戻しでの円高によって、
3月期決算ラッシュを控える我が国には外需企業の業績懸念だけでなく、
中国の元安誘導も含む円高によって、
国内消費の穴埋め役だった訪日客の減少懸念の高まりと共に、
内需企業への業績懸念も高まっており、
内外需企業業績への懸念というWパンチ状態であり、
PER云々というバリュー面での旨みが通用しなくなっております。
(そもそもこの時期は来期目線ですからね)
さらにゴリゴリの債券高による債券利回りの低下によって、
配当利回りへの妙味・・・という定番の旨みも怪しいと言えますからね。

まぁとにかく我が国は、
円高がなんと落ち着かないことには始まらないので(元安も)、
結果的に海の向こうが落ち着かないことには為替が・・・という状況でおます

だからこそこれらの状況を吹き飛ばすには、
安倍ちゃんマンと黒ちゃんマンの両政策が必要とも言えるのですが、
ここまで海の向こうの症状が進行すると、
国内だけの両政策という薬やメスを入れてもという気もするだけに、
米欧を始めとする世界的な足並みを揃えた治療に当たらないと、
膿を出し尽くす(織り込む)まで・・・

まぁまぁ・・・随分と現状認識が長くなってしまいましたが、
以上を踏まえつつ、きっかけとなる今週のスケジュール等も加味しながら
今週の展望を占って参ります・・・
っつうか、占うも何も、以上が全てなんですけどね(笑)
とりあえずスケジュールからご覧ください。
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国内海外
18(月)11月鉱工業生産・確報値(13:30)人民元基準値発表(10:16)
11月第三次産業活動指数(13:30)中国12月住宅価格(10:30)
12月全国百貨店売上高(14:30)ロシア10-12月期経常収支
参院15年度補正予算案審議(9:00)イラン経済制裁が正式解除予定
 ※安倍首相と全閣僚出席 ※17日までにイランと共同声明発表見通し
日銀支店長会議AIIB設立総会&理事会(16-18日)
 ※黒田日銀総裁挨拶(9:30頃) ※初代総裁を選出予定
 ※地域経済報告(さくらリポート)(14:00)アフガン、パキスタン、アメリカ、中国による
産構審研究開発イノベーション小委(10:00) タリバンとの間の和平に向けた協議
コンビニ・ストアとJETROとのEU外相理事会
 連携推進に関する協議会(18:00)欧州議会本会議、委員会会議(18-21日)
日中韓FTA会合(18-19日)英下院がD・トランプの入国禁止措置を審議
おおさか維新の会の党大会アジア金融フォーラム(18-19日)
世界未来エネルギーサミット/国際水サミット
水星逆行(5-26日) ※18-21日
木星逆行(1/8-5/9)北米国際自動車ショー
 ※報道向け11-12日、一般公開16-24日
(決算)平和REメルシュECB理事講演(17:15)
ブリハ英MPC委員講演(27:30)
(休場)米国
19(火)TPPに対する企業意識調査(13:30)人民元基準値発表(10:16)
12月工作機械受注・確報値(15:00)人民銀の公開市場操作(10:16)
12月首都圏新規マンション発売(15:30)中国10-12月GDP(11:00)
 ※今回は13:00ではない中国12月小売売上高(11:00)
12月訪日外国人客数(16:00予定)中国12月鉱工業生産(11:00)
2市場信用取引残高(16:00)中国12月都市部固定資産投資(11:00)
独12月消費者物価・改定値(16:00)
閣議、閣議後会見(8:15)ユーロ圏11月経常収支(18:00)
参院予算委集中審議(9:00)イタリア11月経常収支(18:00)
 ※サミット、北朝鮮等の内政・外交議題IEA石油市場月報(18:00)
 ※安倍首相出席英12月消費者物価(18:30)
経団連が春闘の経営側方針発表(14:00)ユーロ12月消費者物価・改定値(19:00)
政府復興推進委員会ユーロ圏11月建設支出(19:00)
日中韓FTA会合(18-19日)ユーロ圏1月ZEW景況感調査(19:00)
独1月ZEW景況感調査(19:00)
5年債入札(12:45)米1月NAHB住宅市場指数(24:00)
米11月対米証券投資(30:00)
(決算)IMF世界経済見通し公表
ブロンコB、ゲンキー、リーバイス、
津田駒、ティムコ、アサヒ陶トルコ中銀政策金利発表(21:00)
ネクスG、安川情報、プロロジスカーニー英中銀総裁講演(21:00)
アジア金融フォーラム(18-19日)
米豪首脳会談
習近平国家主席がサウジアラビア、
 エジプト、イラン歴訪(19-23日)
米国務副長官が訪韓(19-20日)
(決算)
IBM、AMD、ユナイテッドヘルスG
モルスタ、バンカメ、チャールズシュワブ
ネットフリックス
20(水)プログラム売買状況(15:30)NZ10-12月期四半期消費者物価(6:45)
12月コンビニエンスストア売上高(16:00)人民元基準値発表(10:16)
12月半導体製造装置BBレシオ(16:00)独12月生産者物価指数(16:00)
南ア12月消費者物価(17:00)
参院本会議英12月失業率(18:30)
 ※15年度補正予算案成立予定米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
月例経済報告関係閣僚会議米12月住宅着工件数(22:30)
 ※1月月例経済報告米12月建設許可件数(22:30)
黒田日銀総裁、甘利再生相(23日)、米12月消費者物価(22:30)
 塩崎厚労相、河野行革担当相API米週間原油在庫統計
 林経産相らがダボス会議出席
 ※20-23日カナダ銀行政策金利発表(24:00)
スチュワードシップ・コード及びブラジル中銀政策金利発表(31:00)
 コーポレートガバナンス・コードの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
 フォローアップ会議(15:00) ※20-23日
産業・金融・IT融合に関する研究会(16:00) ※日本から黒田日銀総裁、甘利再生相、
 ※いわゆる経産省のフィンテック研究会  林経産相、塩崎厚労相、河野行革担当相
米ロ外相会談
(決算)ルー米財務長官がプエルトリコ訪問
安川電、日鋳造、スーパーツール ※知事らと債務対策協議等
大和オフィスイエメン和平協議(20日or23日)
習近平国家主席がサウジアラビア、
 エジプト、イラン歴訪(19-23日)
米国務副長官が訪韓(19-20日)
EU理事会常駐代表・副代表委員会
ベトナム共産党大会(20-28日)
独30年債入札
(決算)
ゴールドマンサックスG、ノーザントラスト
イーベイ、ザイリンクス
21(木)対外対内証券売買契約等の状況(8:50)人民元基準値発表(10:16)
12月食品スーパー売上高(13:00)人民銀の公開市場操作(10:16)
11月全産業活動指数(13:30)仏1月企業景況感指数(16:45)
12月スーパー売上高(14:00)ユーロ圏12月消費者物価・改定値(19:00)
投資主体別売買動向(15:00)米1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(22:30)
米新規失業保険申請件数(22:30)
自動車損害賠償責任保険審議会(9:00)ユーロ圏1月消費者信頼感・速報値(24:00)
クロンシュナーブル自動車輸入組合EIA米週間原油在庫(24:30)
 理事長会見(10:00)EIA米週間天然ガス在庫(24:30)
スズキ社長会見(10:00)11月北米半導体製造装置BBレシオ(32:00)
東芝不正会計問題の旧経営陣に対する
 損害賠償請求訴訟口頭弁論(10:30)マレーシア中銀政策金利発表(19:00)
スズキの新型小型乗用車発表会(11:00)ECB理事会
健康経営銘柄2016発表会(11:30) ※金融政策発表(21:45)
黒田日銀総裁、甘利再生相(23日)、 ※ドラギECB総裁会見(22:30)
 塩崎厚労相、河野行革担当相世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
 林経産相らがダボス会議出席 ※20-23日
 ※20-23日 ※日本から黒田日銀総裁、甘利再生相、
  林経産相、塩崎厚労相、河野行革担当相
20年債入札(12:45)習近平国家主席がサウジアラビア、
 エジプト、イラン歴訪(19-23日)
(決算)
日本電産、小松ウオル、総合メディ米10年インフレ連動国債入札(27:00)
DNAチップ
(決算)
スターバックス、ベライゾン、シュルンベルジェ
アメックス、トラベラーズ、バンクオブNYメロン
インテューイティブ・サージカル
22(金)11月毎月勤労統計調査・確報値(10:30)人民元基準値発表(10:16)
1月日経製造業PMI・速報値(10:35)仏1月製造業PMI・速報値(17:00)
12月ショッピングセンター売上高(14:00)仏1月サービス業PMI・速報値(17:00)
12月粗鋼生産(15:00)独1月製造業PMI・速報値(17:30)
独1月サービス業PMI・速報値(17:30)
閣議、閣議後会見ユーロ圏1月製造業PMI・速報値(18:00)
16年度予算案を国会提出(予定、25日?)ユーロ圏1月サービス業PMI・速報値(18:00)
安倍首相、施政方針演説(予定、25日?)米12月シカゴ連銀景気指数(22:30)
 ※政府4演説加12月消費者物価(22:30)
黒田日銀総裁、甘利再生相(23日)、米1月マークイット製造業PMI・速報値(23:45)
 塩崎厚労相、河野行革担当相米12月中古住宅販売件数(24:00)
 林経産相らがダボス会議出席米12月CB景気先行指標総合指数(24:00)
 ※20-23日米石油掘削リグ稼働数
金曜ロードショー「魔女の宅急便」放映ドラギECB総裁がダボス会議で討議(16:45)
ワイトマン独連銀総裁講演(17:30)
(決算)クーレECB理事がダボス会議で討議(21:00)
東製鉄、アクシーズ、アジュバン、植松商ECB専門家予測調査発表(18:00)
帝国ホテル、ジャフコ、光世証、阪急リートカンリフ英中銀副総裁講演(21:00)
JIEC、ベクター、モバファク世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
 ※20-23日
 ※日本から黒田日銀総裁、甘利再生相、
  林経産相、塩崎厚労相、河野行革担当相
EU理事会常駐副代表委員会
習近平国家主席がサウジアラビア、
 エジプト、イラン歴訪(19-23日)
(決算)
GE、ハネウェル、現代自動車
23(土)黒田日銀総裁、甘利再生相(23日)、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)
 塩崎厚労相、河野行革担当相 ※20-23日
 林経産相らがダボス会議出席 ※日本から黒田日銀総裁、甘利再生相、
 ※20-23日  林経産相、塩崎厚労相、河野行革担当相
イエメン和平協議(20日or23日)
バイデン米副大統領、トルコ訪問
習近平中国国家主席、イラン訪問
24(日)満月ポルトガル大統領選第1回投票 
沖縄宜野湾市、岩国市各市長選投開票
八王子、駒ケ根、須崎、各市長選投開票

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冒頭でも書いた通り、我が国目線では、
とにかく元安も含め円高が落ち着かないことには、
内外需というWパンチな業績懸念と共に
バリュー面と配当面というWな旨みも味が薄れてしまうので、
円高が落ち着くためには・・・

アベクロの政策と言うアテにならない期待よりも、
海の向こうでの原油・商品、産油国、資源国、新興国、中国といった面々の
利上げによる副作用(アレルギー)の症状が収まるか、
それが後押しとなっている米欧の巻き戻しが収まらないことには、
円高はもちろんのこと、世界的なリスクオフモードも落ち着かず、
市場が織り込みという気が済むま水準までは騒ぎが続くことになるので、
結局は根本原因である米国のサジ加減次第なのでしょうけど、
この流れを食い止めるきっかけとなりそうな今週のイベントはというと・・

巻き戻しと言う目線では、先にも述べた通り、
10月22日以降はドラギナイトがきっかけとなって動いており、
まさにドラギに始まりドラギに終わる動きとなっているだけに、
21日のドラギナイト(ECB)が最も注目と言えます。

現状では12月3日のドラギナイトで追加緩和に動いたばかりですから、
さすがに速水もこみちばりの追いオリーブは無いと思うのですが、
前回が「ドラギ泣いた」の様な結果になってしまっただけに、
何らかのきっかけ材料を捻り出して来る可能性はありますし、
米国と欧州は一昨日にSQを通過したということからも、
大人の都合で巻き戻しの巻き戻しを起こしてもおかしくはないです。

まぁあくまで巻き戻しという目線ですから、
本質の部分である利上げアレルギーの症状回復&緩和という目線では・・・

アレルギー症状の主役でもある原油絡みのイベントとしては、
一昨日に原油安要因ともなったイランの増産懸念が、
明日にも解除されると言われているイランの経済制裁によって、
出尽くしの動きとなるか・・・という期待です。
他にも19日にIEAの石油市場月報、20日のAPI週間原油在庫、
21日のEIA週間石油在庫、22日の米石油掘削リグ稼働数、
地政学面ではアフガン(18日)とイエメンの和平協議(20日or23日)
米露外相会談(20日、主題は北朝鮮ですが)、
そもそも世界的な景気懸念と言う需要側の事情もありますけど・・・
そういう意味では19日のIMF世界経済見通しも注目とは言えます。
(OPECの臨時会合という噂もありますが・・・)

同じく利上げアレルギーな産油国、資源国、新興国絡みのイベントとしては
19日のトルコ、20日のブラジルとカナダ、21日のマレーシアといった
各国中銀の金融政策決定会合にて、資金流出の防衛策が出るかどうかです。
そして冒頭で書いたロシアを始め症状がドイヒーな国々にも注視は必要です。

同じく利上げアレルギーがそもそもの始まりながら、
独自の悪化を続けている中国は、まずは中国市場が落ち着くことですから、
世界の金融市場の常識もへったくれもない買い支え等の手段が、
落ち着くには手っ取り早いのでしょうけど、
イベントとしては、日々の人民元のサジ加減基準値の発表はもちろんですが
明日の住宅価格(これまでの流れならば堅調です・・・謎ですけどね)
そして先週も書いた明日の18日でAIIBの設立総会が終わったところに、
19日にGDPと経済統計が発表されるので、メンツもへったくれもなく、
ドえらいドイヒーな数字を出して来た挙句、買い支えもしまへん・・・
なんてことにならないのかという嫌な予感もしますが、期待と言う面では、
直近では散々中国が騒がれていたので、悪材料出尽くしのきっかけとなれば
という極めて希望的な観測です(笑)

欧州は先に述べたECB理事会がメインイベントですが、
他にも20日のZEW祭、22日のPMI祭とダボス会議でのドラギ講演
24日のポルトガル大統領選挙(反緊縮旋風再燃リスク)といったところです

全ての原因である利上げを行った米国は、
自らが利上げの副作用に見舞われているので(外需製造業が)、
本格化している企業決算がメインイベントですが、
一昨日の低調な小売売上高によって内需懸念も台頭しており、
利上げの裏付けが揺らぎつつもあるだけに、内需企業の決算だけでなく、
今週は内外需両面の経済指標がネタにされそうであり、
特に金融政策に関わるというかFRBの本業である物価面の消費者物価は、
更なる利上げの裏付けが揺らぐのかと言う意味で注目と言えます。

世界的なイベントとしては、先にも述べた19日のIMF世界経済見通し
我が国から黒ちゃん、たけのこの里おじさん(甘利再生相)らが出席し、
ドラギECB総裁等の要人も出席する20-23日のダボス会議です。

そして我が国のイベントとしては、とにかく円高が重石なので、
20日の安川電機と21日の日本電産を皮切りに、
来週から本格化する企業決算がメインイベントですが、
今週の経済指標では明日の12月百貨店売上高
19日の12月訪日外国人客数は中国イベント(GDP等)とも重なる上に
円高での訪日客減少懸念(特に元安で中国から)もあるだけに注目です。
他には同じく19日の爆買いの影響もある12月マンション発売、
20日の12月コンビニ売上高、1月月例経済報告、12月半導体BBレシオ
21日の12月スーパー売上高といったところです。

政策面でのイベントとしては、週を通しての国会や予算案の成立、
19日の経団連の春闘に対する経営側方針発表、
20日のスチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードの
フォローアップ会議、経産省のフィンテック研究会、
22日に予定されている安倍ちゃんを始め閣僚の施政方針演説、
23日のダボス会議でのタケノコの里おじさんのアベノミクス宣伝講演、
他にも細々としたイベントは上記のスケジュールを御参照ください。

黒ちゃんの政策面でのイベントとしては、決算の一発目ピークとも重なる
再来週28-29日の黒光り銀行会合が最も重要ですが、
今週は明日の黒光り銀行支店長会議での黒ちゃん講演、
20日ー23日のダボス会議で講演でもあれば・・・という感じです。
23日には魔女の宅急便というジブリナイトもあるので、
ついでに黒魔術な講演でもしてくれるといいのですが、24日は満月やし・・

そして先週の債券売り・株買いというクジラらしき動きがあれば、
先週の記事で書いたので詳細は割愛しますが、
安倍ちゃんの政策期待というよりも安倍ちゃんの株価死守期待と共に、
黒ちゃんの政策期待と政策効果期待も高まりますけどね。

てな感じなので、以上の通りの今週のイベントがきっかけとなって、
海の向こうの利上げアレルギーによるリスクオフと巻き戻しが落ち着かないと
我が国の重石である円高も落ち着かないですから、
結局は26-27日のイエレンナイト(FOMC)
28-29日の黒光り銀行会合まで落ち着かないのか・・・
それとも国内企業決算の一巡、8月高値の裏、45日前ルールが重なる、
2月中旬まで落ち着かないのか・・・
まさかまさか来期見通しの判明とも重なるベタな5月まで・・・
という展開になり兼ねないので、今週で落ち着くことを願いたいものですが、
今週のイベントでは本格反発となるにはやや力不足な材料であり、
追証売り圧力も多少はありますので、リバウンドに期待する程度でしょう。
だけにリバウンドながらも派手な動きなり、
長めのリバウンドを期待するならば、ドラギナイトをきっかけに、
巻き戻しの巻き戻しが起きることです・・・不健全ですけどね(笑)

まぁとにかく明日としては、一昨日の週末がリスクオフで終えてますので、
厳しいスタートとなるでしょうけど、鬼の居ぬ間(米休場)でもあり、
商いの伴った力技での売りとならなければ、以上の通り、
国内目線ではリバウンド余地はあり(騰落レシオ等も含め)
安倍ちゃんマンの「死守せよ」という命を受けたクジラさん達が潮を噴き、
ついでに講演をする黒ちゃんマンも気の利いた口車でも炸裂すれば、
という鬼の居ぬ間を狙った都合のいい展開も期待できなくはないです。

ただし結局のところは為替次第ですから、明日も動いている中国を始めとする
利上げアレルギーな面々の症状が落ち着いていないことには為替も落ち着かず
都合のいい展開もへったくれもないですけどね・・・

ということで、改めて明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の小難しい市場環境や鬼の居ぬ間狙いな都合のいい展開期待もありますが
シンプルに構えるならば、肝心の元安を含む為替が落ち着かない限り
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて王者の風格で構えていた方は、
以前にも書いてきた通り、すでに撤退しているとは思いますが
再び腰を据えて本格的に参戦するのは、
以上に書いた利上げアレルギーな面々の症状と巻き戻しが落ち着くと共に、
肝心の元安を含む為替が落ち着かない限り、
本格反発とは言えませんので、控えておきましょう。
せいぜいリバウンドの動きがあった際に、
打診程度に参戦するだけに留めておきましょう。
中小型割安狙いの方についても基本的には同様でおます。

新興市場についての全体の相場観としては、
賑わっていたテーマ株の下落も始まっており、地合いの悪さは一目瞭然なので
シンプルにこれまでの続落局面での商いを上回るほどの、
商いを伴った反発が続くまでは警戒モードで構えたまま、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。
今週も追証売りリスクは残ってますからね。

ただし先に述べたような国内外のリスク等は、
新興市場の小売や製造業以外にとって、影響の軽微なリスクとも言えますので
(リーマンショック級のことになれば軽微もヘッタクレもないですけどね)
個別については、イナゴの循環物色が継続しているならば、
くれぐれも気を付けながらですが、勝負するのはアリです。
しつこいようですが見ての通りな地合いですから、
無難なのはその日限りの勝負に留めておくことです。

ちなみに今週は、これまでにも何度か開催されておりますが、
20日に経産省のフィンテック研究会もあったり、
何やら2月以降のIPOの発表観測も囁かれているので、
スパイダーマン(Spiber)やZMP(真偽不明の延期の噂はありますけど)
LINE(ほんまかいな・・・ですけど)等の関連は賑わうかも。


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