不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
メニー売りスマスながらも明日は・・・
メリークリスマス!

私は世間で言うところのぼっちクリスマスですが(笑)
鳥をシバいてやろうと思い(茶をシバく(飲む)と同じ意味合いです)
ケン鳥(ケンタッキー)を控えめに6pほど買ってきましたので、
屁をこいてTVでも観ながら、貪ろうかと思っております。


そんな私のどうでもいいクリスマスイブは置いといて、
本日のクリスマスマーケットはと言うと・・・

ジン黒ベェ♪ ジン黒ベェ♪ 鈴鳴らぬぅ・・・

いやはや・・・メリークリスマスならぬ、メニー売りスマスとなりました。

シンプルに言えば巻き戻しの動きが継続しているだけであり、
それによって原油等の利上げアレルギーは和らいでいるものの、
日欧にとっては巻き戻しが落ち着かないことにはねぇ・・・

そして本日はついに先行指標でもある新興市場が崩れてしまい(特にJQ)
主力大型株についても直近安値割れという先行き不安も募りますが・・・
掉尾の一振という超目先については、都合のいい動きも期待できそうです。

それ(超目先)については後述するとして
御存知の通り、先週の笑ってはいけない黒光り銀行会合において、
本人は黒サンタになったつもりでいたのでしょうけど、
市場目線ではプレゼントの入っている袋(補完措置)がケチ臭いということで
黒サンタやなくて黒サタンやがな!
とばかりに大幅安となってしまったわけですが・・・

クリスマスイブである本日は、黒サタンにとって年内最後の講演であり、
黒サンタとなれる挽回のチャンスでもあったのですが、
これと言ってインパクトのある発言も無く、市場が好感することも無く、
冒頭の歌のような動きとなった次第でおます。

本質的な部分において、ジン黒ベェ~が原因だったのかどうかはともかく、
10月22日と12月3日に動くきっかけとなったドラギえもんと同様、
直近ではジン黒ベェが動くきっかけになっているのは事実でおます。

つまりユルフン大魔王(金融緩和真っ只中)な日欧中銀のイベントが、
きっかけになっているということは、
米国の利上げというある意味では市場への負荷をかけることに対して、
日欧がドーピングを打って負荷を和らげることが必要だったという事であり
実際にドラギえもんとジン黒ベェはドーピングを注入したものの、
不十分だったと言い掛かりを付けられて、
動くきっかけにされているということでしょう。

そんな動きとしては、連日繰り返し書いている通りなのですが、
10月22日のドラギナイトからユーロショートの急速な積み上げが主導し、
ドルロング、円ショートも積み上げながら、
原油、新興国等の利上げ(ドル高)アレルギー症状もシカトして、
商いの伴わない株高となり(我が国では裁定買い残の急速な積み上がりも)、
12月3日のドラギナイトが不十分だとケチを付けたことをきっかけに、
これらのポジションの巻き戻しが始まり、
それまでシカトしていた利上げアレルギー症状も引っ張り出して
巻き戻しを加速させる悪材料として悪用してきたという感じです。

そして12月16日の本丸であるイエレンナイト(FOMC)を迎え、
予定通りに利上げが行われたことで織り込み済等のあく抜けで、
3日から始まっていた巻き戻しが終了するのかとの期待もありましたが、
利上げアレルギー症状は改善されないままでの一時的な落ち着きに留まり、
日程的な大トリとなった先週末(18日)の黒光り銀行会合に対しても、
不十分だったと言い掛かりを付けられて巻き戻しが再燃することになり、
現在に至るということです。

そもそも上記の為替のポジはもちろんのこと、我が国の裁定買い残についても
巻き戻しの始まった3日以降から直近までのポジションを見ても、
急速に積み上がった分(10月22日~12月3日までの分)が
全て巻き戻されたわけではなく、不十分と言わざるを得ないですからね・・・

特に先導したユーロショートは最も不十分であり(15日時点で約20%)、
本丸のドルロングについてもまだ不十分であり(15日時点で約40%)
以上のようなポジではなく、水準的に見ても10月22日の水準までは、
戻し切っていない状況でおます。
ただし円ショートだけは70%とかなり巻き戻しております。

そしてこれまた連日の繰り返しになりますが、
巻き戻しを後押しするリスク要因となっている利上げアレルギーは、
皮肉なことに巻き戻しによるドル安が症状を和らげてくれるので、
主役でもある原油は、昨夜までやや回復を見せておりますが、
産油国、資源国、新興国の悲鳴(資金流出)は鳴り止んだとは言えないです。

そういえば未だに原油はサウジらのシェール潰し論が多いのは何故なのか・・
イランの制裁解除を決めたのは米国であり、
最近は米国自らが原油輸出の解禁を決めたりしており、
そもそも米国は利上げが出来るほどの景気であるのに対して、
サウジを始めとする中東産油国は財政危機に瀕しており、
これらの事実を見ただけでも(他にも理由はありますけど)・・・
少なくともシェール潰しとは思えないのは私だけなのでしょうか(笑)

まぁFOMCを機に原油や新興国がチャンス到来と言ってた私としては、
今のところエラそうには言えませんけどね(笑)
ただし懲りずに原油だけは、足元でショートが特盛つゆだくだけに、
長期とまでは言いませんが、昨夜のサジ加減な米原油在庫を始め、
プーチンの動向等、買戻しのきっかけになるイベントは今後も多いので、
短期的な買戻しの波に乗るチャンスだとは思いますけどね。

やや話が逸れてしまったので元に戻すと、もはや耳にタコでしょうけど、
巻き戻し(ドル安、ユーロ高、円高)の動き、
利上げアレルギーの症状(原油、商品、産油国、資源国等の資金流出)、
これらが収まらいことには、腰の入ったリスクオンにはなりまへん。

が・・・しかし・・・

本日は6月高値の裏を通過したこともありますし、
海の向こうはクリスマスで今夜は半ドン(米国等)や休場(独等)となり、
明日はほぼ休場となる鬼の居ぬ間であり、さらに明日は満月であり、
我が国は権利取り最終売買日でもあるので、話題の節税対策売りも一巡となり
政治面でも本日の16年度予算の閣議決定はほぼシカトされましたが、
26日で政権発足3周年という安倍ちゃんにとってのメンツという面もあり
明日の閣議後の会見でアマリンらが軽口を叩く可能性もあるので、
これらは掉尾の一振という年末高なアノマリーのきっかけになる要素は
十分にあります

さらに先にも述べた通り、円ショートの巻き戻しだけは進んでいるだけに、
鬼の居ぬ間の隙を付いて巻き戻しが収まる可能性も高いと言えます
(同時に円買い先物売り(裁定解消売り)も収まるのでね)

そして明日はイベントとしても国内の注目の経済指標がテンコ盛りなので、
良けりゃ素直に好材料、悪けりゃアベクロサンタへの期待が高まる・・・
という御都合解釈となる可能性もあるだけに・・・

寄り前に発表される消費者物価、消費支出が都合悪解釈とならず、
御都合解釈な反応となれば・・・
掉尾の一振に懸けるのかどうかの判断は週明けに下すとしても、
週跨ぎの勝負については、鬼の居ぬ間(海外休場)ではあるので、
勝負してもいいとは思います。

ちなみに明日の寄り前の経済指標については、
消費者物価は今日の黒ダヌキさんの講演通りであるならば、
デフレ脱却に向かっているような堅調な結果なのでしょうけど、
低調な結果であれば、デフレ脱却の為なら何でもやると強調していたので
黒い政策期待が高まり、消費者物価のリスクは低いと言えますが、
(14時に日銀のインフレ指標も発表されるので)
11月消費支出は、小売の月次等からも国内消費の低迷懸念が燻っているので
低調な結果に対して御都合解釈とはならず、
素直に悪材料視される可能性もあります・・・

しかも本日は消費の盛り上がるクリスマスだというのにこの暖かさ・・・
12月の国内消費は大丈夫かいな・・・という個人的な思いもあります。

そして14時に発表される11月の住宅着工と建設工事受注は、
御存知の通り、杭打ちデータ偽造問題の影響がどれほどなのか・・・
というのが注目であり、特に先行指標である建設工事受注が注目です。

ということで、明日のスタンスについては、結局は何も変わりまへんけど、

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
利上げアレルギー症状と巻き戻しのいずれかが落ち着き
明日の寄り前の経済指標も御都合解釈もしくは無風で通過すれば、
以上の通り、掉尾の一振を招くような日程と鬼の居ぬ間を狙って、
持ち越し勝負をすればいいでしょう。

最もシンプルに言うならば、巻き戻しさえ落ち着いていれば、
持ち越し勝負してもいいでしょうということです。

当然ながら以上が満たされていなければ、その日限りの勝負に留めましょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、
利上げアレルギー症状と巻き戻しのいずれかが落ち着いているのならば、
打診参戦するのもありですが、
本格参戦については、巻き戻しの落ち着きや明日の御都合解釈よりも、
利上げアレルギー症状の落ち着きを優先して動きましょう。

3日以降の下げも大した影響がなく、腰を据えて王者の風格で構えている方は、
巻き戻しの動きと共に商いを伴って直近安値を割らない限り
王者の風格で構えておきましょう。

中小型割安狙いの方についても、腰を据えて勝負する方と同様でおます。

新興市場については、小難しい背景よりもこれまで通りシンプルに構え、
直近の上昇局面での商いを上回る様な下げが連続しない限り、
ベタな年末年始高の様相が継続していると判断し、
長期、短期共に引き続き勝負をしていけばいいのですが・・・

見ての通り、残念ながら商いを伴っての4日続落となりましたので、
商いの伴った反発が継続するまでは、その日限りの勝負に留めておきましょう

ただし新興はテーマも多く、今週はIPO祭もあったりと話題豊富であり
局地的なイナゴの循環物色もあるだけに、個別の動きで見ればいいので、
あくまで新興市場全体のシンプルな動きとして、
以上のような目線で構えておきましょうということです


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コメント

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ひよっしー | URL | 2015-12-25-Fri 13:15 [編集]
人民元の通貨バスケットのウェイト変更、ウエートはドルが26.4%、ユーロが21.4%、円は14.7%

これにより、私見ですが、中国当局がドルから円に外貨準備を調整してる、円買いを行っていると思われます
400兆円の外貨準備なので、恐らく10兆円以上の円買い、ドル売りが行われていると思われます

直近の円高傾向はこれが原因だと思われます
ひよっしーさんへ
マーケット番長 | URL | 2015-12-25-Fri 16:34 [編集]
> 人民元の通貨バスケットのウェイト変更、ウエートはドルが26.4%、ユーロが21.4%、円は14.7%
>
> これにより、私見ですが、中国当局がドルから円に外貨準備を調整してる、円買いを行っていると思われます
> 400兆円の外貨準備なので、恐らく10兆円以上の円買い、ドル売りが行われていると思われます
>
> 直近の円高傾向はこれが原因だと思われます

外貨建てMMFの件も含め、他にも要因は色々と飛び交っておりますので、
おっしゃる通りこれも十分にあり得る話の一つでしょうね。
とりあえず年末と言う相場環境で週明けからどうなるかですね。
シェール潰し
スイーツ男子 | URL | 2015-12-26-Sat 12:23 [編集]
マーケット番長さん、こんにちは。

先程、原油先物のチャートを見ましたが、一時34ドルを割っていたのですね。ここのところ、余り新聞、ニュース等を注意して見ていなかったので知りませんでした。たった、数日に過ぎませんが、これ程までに世の中が動いていた事に驚いています。

さて、最近の原油動向に関しては、私もシェール潰しとは思えません。なぜならば、OPECは、もはや価格統制権を失っており、仮に自分たちが減産をしても非OPECがその分を増産することが考えられるため、シェア維持のためにも減産はできずチキンレースの状態であると思います。

ところで、私が小学生の2年の頃だと思うのですが、担任から近い将来石油がなくなるという話を聞かされたことを憶えております。しかしながら、現在においては、むしろ埋蔵量が増えているということも聞きます。

当時は何のことやら分からなかったのですが、担任は生徒たちに対して物を大切にしようという事を言いたかったみたいです。何故、こんな昔の事を憶えているのかと申しますと、同じクラスにいた者がおもらしをして大変なことになったからです。恥ずかしくて先生にトイレに行きたいことを告げることができなかったために、気の毒にも我慢の限界を超えてしまったようです。

ただ救いは、これが男子であったことと季節が冬(確か、1月か2月だったと思います。)で、直ぐに春休みに入り、学年が上がるに際してクラス替えがあったため、しばらくの間、からかわれただけで済んだことです。

それでは、またよろしくお願い致します。

連投ですいません。
スイーツ男子さんへ
マーケット番長 | URL | 2015-12-26-Sat 13:05 [編集]
> マーケット番長さん、こんにちは。

こんにちは(何回目w)

> 先程、原油先物のチャートを見ましたが、一時34ドルを割っていたのですね。
> ここのところ、余り新聞、ニュース等を注意して見ていなかったので知りませんでした。
> たった、数日に過ぎませんが、これ程までに世の中が動いていた事に驚いています。
>
> さて、最近の原油動向に関しては、私もシェール潰しとは思えません。
> なぜならば、OPECは、もはや価格統制権を失っており、
> 仮に自分たちが減産をしても非OPECがその分を増産することが考えられるため、
> シェア維持のためにも減産はできずチキンレースの状態であると思います。

私としてはシェア論争も正直ピンとこない部分はありますけど、
結局のところ誰が得してるのかという話であり、
それに伴う各国(産油国)の懐事情というシンプルなものだと思うばかりです。

> ところで、私が小学生の2年の頃だと思うのですが、
> 担任から近い将来石油がなくなるという話を聞かされたことを憶えております。
> しかしながら、現在においては、むしろ埋蔵量が増えているということも聞きます。

昔は省エネという言葉が大流行しましたからねw
そして今もまたこの言葉が流行っているということは、
時代が繰り返されているとも言えますね。

> 当時は何のことやら分からなかったのですが、担任は生徒たちに対して物を大切にしようという事を言いたかったみたいです。> 何故、こんな昔の事を憶えているのかと申しますと、同じクラスにいた者がおもらしをして大変なことになったからです。
> 恥ずかしくて先生にトイレに行きたいことを告げることができなかったために、
> 気の毒にも我慢の限界を超えてしまったようです。
>
> ただ救いは、これが男子であったことと季節が冬(確か、1月か2月だったと思います。)で、直ぐに春休みに入り、
> 学年が上がるに際してクラス替えがあったため、しばらくの間、からかわれただけで済んだことです。

昔は「大」に行ったことがバレただけで、良からぬあだ名を付けれらる謎の文化がありましたので、
今の小学校はどうなんでしょうねw
(そういえば隣のクラスに入り辛いという文化もあったような・・・w)

> それでは、またよろしくお願い致します。
>
> 連投ですいません。

いえいえ。
原油価格の下落
スイーツ男子 | URL | 2015-12-29-Tue 07:48 [編集]
マーケット番長さん、おはようございます。また、返信して頂きありがとうございます。

まず、誰得かという視点で見れば、米国だと思います。私は、米国は石油利権を守るため中東に過度(もはや、イスラエルに専念すれば足りる。)に介入せざるを得なかったと思っており、自分たちだけで賄えることになった訳ですのでその足枷が外れたと考えております。

よく、これだけ原油価格が下がるとシェールは採算が取れなくなるので、米国においても原油価格の下落はマイナスであるとの報道を見かけますが、私は、全く逆の見方をしておりまして、米国においては(我が国においても同様です。)、原油価格の下落はこの上なく利益な事でありマイナスの点などないと思います。

なぜならば、米国は、石油で食べている訳ではないので原油価格が低空飛行を続けても困ることは皆無であると見ております。よって、米国は原油輸出を解禁することにより、むしろ米国経済のために原油価格下落の選択(少々妄想かも知れません。)をしたのだと感じています。

それでは、またよろしくお願い致します。
スイーツ男子さんへ
マーケット番長 | URL | 2015-12-29-Tue 08:28 [編集]
> マーケット番長さん、おはようございます。また、返信して頂きありがとうございます。

おはようございます。

> まず、誰得かという視点で見れば、米国だと思います。
> 私は、米国は石油利権を守るため中東に過度(もはや、イスラエルに専念すれば足りる。)に
> 介入せざるを得なかったと思っており、自分たちだけで賄えることになった訳ですのでその足枷が外れたと考えております。

そうなんです。結局は得しているのは米国ということです。

> よく、これだけ原油価格が下がるとシェールは採算が取れなくなるので、
> 米国においても原油価格の下落はマイナスであるとの報道を見かけますが、
> 私は、全く逆の見方をしておりまして、米国においては(我が国においても同様です。)、
> 原油価格の下落はこの上なく利益な事でありマイナスの点などないと思います。
>
> なぜならば、米国は、石油で食べている訳ではないので原油価格が低空飛行を続けても困ることは皆無であると見ております。
> よって、米国は原油輸出を解禁することにより、むしろ米国経済のために
> 原油価格下落の選択(少々妄想かも知れません。)をしたのだと感じています。

原油安はマネーの流動性に関わりますので、金融市場目線では困った話ですけど、
米国内目線ではむしろシェール企業(新興の)あたりは潰れてもいいくらいに思ってると見てます。
そして利上げに向けた地均しと緩やかな利上げの為にというのもあるのでしょう。
何より大統領選が控えてますからねw

> それでは、またよろしくお願い致します。

お願いします。

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