不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
掉尾の一振ならぬ不振の様相な週末を経て・・・
おはようございます。

週末のマーケットは国内外共に大荒れで引けており、
掉尾の一振どころか掉尾の不振にでもなりそうな勢いでおますが、
まずは改めてこれまでの動きの振り返り、現状認識、まとめ、
といった具合に分けて書き進めて参ります。

★起点となった10月22日のドラギナイトからこれまでの動きの振り返り

ここ最近の動きの起点となったのは、
12月の追加金融緩和を示唆した10月22日のドラギナイトであり、
これをきっかけにユーロショートが主導して、
ドルロング、円ショートを急速に積み上げながら、
原油、商品、新興国等の利上げ(ドル高)アレルギーな面々の悲鳴も無視して
商いの伴わない株高祭が続き(我が国では裁定買い残が急増)、
12月3日のドラギナイトリターンズを迎えることに・・・

(チャートを重視する方にとっては9月安値が起点となりますが、
 上記ポジションを急速に積み上げながら
 ある意味で危うい動きとなり始めたのは10月のドラギナイト以降ですから
 直近の起点(節目)となったのは10月22日としております。)
 
そんなドラギナイトリターンズでは10月に示唆した通り、
ドラギ砲(追加金融緩和)をぶっ放したものの
物足らないという解釈(口実)と共に、
急速に積み上がった各ポジの巻き戻しが始まることに・・・

まさに「ドラギに始まりドラギに終わる」という展開となり、
さらにシカトしていた利上げアレルギー症状まで悪材料視することで
巻き戻しを加速させる動きとなり、やはりアレルギー症状の原因は、
米利上げだということで、次なるターニングポイント(焦点)は、
ドラギと同様、12月に利上げを示唆していたイエレンナイト(FOMC)
と言うことで、そこを目指して巻き戻しが加速する動きとなりました。

ここまではベタでわかりやすい動きだったこともあり、
さすがに約10年ぶりの利上げを迎えるわけですから、
FOMCがきっかけとなるベタベタな展開になると見込んでおりましたが、
見ての通り、一日早く巻き戻しからの急反転となり(米は二日前)、
翌日は予定通りに利上げに動いたFOMCを通過しても、
反転基調をキープして引けておりました。

しかしながら米国市場は利上げの翌日から一転する動きとなり、
巻き戻し再燃か・・・との懸念が台頭したところに、
日程的には大トリを務めることになった我らが黒い大魔神が登場・・・

結果は・・・記憶にも新しいでしょうし、一昨日の記事にも書いた通り、
追加金融緩和?ドカーン・・・ん?緩和やなくて補完?アカーン・・・
という狂乱の宴となってしまい、最終的に日本株は大幅安となり、
まさに葉っぱ乗せ乗せ黒ダヌキに化かされる結果に・・・

それを受けた海の向こうでも、我が国と同様、株価は大幅安となってしまい、
為替の動きを含めると、まさに巻き戻しの再燃が加速する動きとなり
原油、新興国等の利上げアレルギーな面々の悲鳴も改めて意識されております
ただし債券は冷静な反応に留まっております。

★現状認識

FOMCを経ても、債券はともかくとして、
そもそも利上げアレルギーな面々の症状は、
原油、その他商品(HY債も含め)については何ら改善されておらず
産油国、資源国、新興国についてもざっと改めて見た限り、
南ア、ブラジル、メキシコ、チリ、コロンビア、中東産油国、
フィリピン、インド、ポーランド、ルーマニア、クロアチアといった、
トリプル安に見舞われている国を始め(ブラジルと南アはCDSもビンビン)、
ロシア、ノルウェー、ウクライナ、カナダ、タイ、シンガポール、
イスラエル、ナイジェリア、アフリカ各国、ブルガリア、ボスニアといった
通貨安、株安に見舞われている国々、その他の新興国も株安か通貨安でおます
(これらの動きは今のところ不本意ながら誤算でありました)

そして肝心の巻き戻しの原因である積み上がっていた各ポジションについても
繰り返し書いて来た通り、12月3日以降の巻き戻しの過程においても、
解消が不十分だと言わざるを得ず、巻き戻しが再燃してもおかしくないです。

ちなみに現時点での各ポジションの巻き戻し状況を見ると・・・
起点となったユーロショートは、10月から12月までの積み上げに対して
確認できる最新状況である12月15日時点で19%しか解消されておらず
ドルロングでも39%ですから、巻き戻しは不十分と言わざるを得ないです
ただし円ショートについては、69%も解消されております。

確かにドル円、ユーロ円、ユーロドル、ドル指数の各チャートを見ると
水準的にはドル円、ユーロ円は、起点となった10月22日の水準に近くまで、
巻き戻したとも言えますし、昨日でもさらに解消されているでしょうけど
ユーロドル、ドル指数は水準的にもまだ不十分ではありますからね。
そういう意味ではユーロ圏は起点となっただけに、
巻き戻しが不十分なだけでなく、何か良からぬリスクがあるとも・・・

そして我が国目線では為替と共に急速に積み上がっていた裁定買い残を見ると、
16日時点で20.81億株なので、10月22日前の16億株まで
もしくは節目の20億株割れ(3兆円割れ)くらいにはならないと、
巻き戻しの余地があると言えますし、以前にも紹介した累計売買代金でも、
巻き戻しが不十分ではありますが、円売りポジも含めて欧米に比べると、
意外と巻き戻しの余地は少ないとも言えますけどね。

★今後に向けたまとめ(条件等)

以上の通り、イベント的には日米欧の大きなヤマ場を越えましたが、
リスク面である利上げアレルギーな面々の症状は未だ改善されておらず、
需給面である巻き戻し自体もまだ不十分と言えますので、
まずはこれらが落ち着かないことには掉尾の一振は期待できず、
それこそ黒田ショックなんて命名されかねない週末の状況でおます(笑)
しかも週末の日米欧の株価は大商いを伴っての株安ですから、
パワー面も加味すると、動きは単なる巻き戻しながらも、
リスクオフ色が強くなっております・・

というのが現時点の素直な見方ではありますが・・・

日米欧の株価は水準的に10月22日水準までは戻しており、
債券はFOMCを経た水準から週末も大して動いていないので、
週末の動きは黒田祭直後と欧米市場のMSQがコラボした、
過剰反応に過ぎない一過性の動きだった・・・という余地は残っております。
我が国目線では先にも述べた通り、円ショートがかなり減少していたり、
NT倍率、騰落レシオは改善しており、世界的には割高でもなく、
足元の業績にも裏付けもあるので(来期ではなくひとまず今期)、
年末の休暇モードとなれば、今週は6月高値の裏でもありますので、
10月22日から12月3日の局面のような、
利上げアレルギーを無視したアホアホ祭となり、
掉尾の一振という展開もあり得なくはないですけど・・・(笑)

まぁ繰り返しになりますけど、アホアホ祭な掉尾の一振となるにしても、
まずは巻き戻しの動きが落ち着くことが必須であり、
当然ながらゴリゴリのリスクオンとなるには、巻き戻しの落ち着きだけでなく
利上げアレルギー症状の落ち着きが必須となります。


ということで、長々と書いて参りましたが、
見ての通り本日の記事の大部分はほぼ書き終えてしまったに等しいので、
これ以降の記事については、
上記の「★今後に向けたまとめ」のきっかけとなりそうな、
今週のイベントはどんなものがあるのか・・・
そしていつもの如く新興市場を含む明日のスタンスは・・・を書くだけです。

とりあえず今週のスケジュールをご覧ください。
-------------------------------------------------------------------
国内海外
20(日)サッカー・クラブW杯決勝、3位決定戦スペイン総選挙
全国高校駅伝ウクライナの対ロシア債務(30億ドル)に対し
 ロシア側が求める返済期限。
 ※返済なければ、国際的仲裁機関に提訴
ギリシャの銀行株空売り禁止措置延長期限
21(月)10月全産業活動指数(13:30)人民元基準値発表(10:16)
12月日銀金融経済月報(14:00)独11月生産者物価(16:00)
11月全国スーパー売上高(14:00)香港11月消費者物価(17:30)
11月コンビニエンスストア売上高(16:00)ギリシア10月経常収支(19:00)
12月独連銀月報(20:00)
2016年度診療報酬改定の最終決着予定ブラジル11月経常収支(21:30)
 ※麻生財務相と塩崎厚労相が会談米11月シカゴ連銀景気指数(22:30)
国立競技場建設計画案の選考結果公表ユーロ圏12月消費者信頼感・速報値(24:00)
産構審情報普及活用小委(13:30)
金融仲介の改善に向けた検討会議(15:30)北京の大気汚染「赤色警報」(19-22日)
月例経済報告関係閣僚閣議(16:35) ※19日午前7時から23日午前0時
 ※閣議後、12月月例経済報告ロシア国防省がトルコに撃墜された
ビロルIEA事務局長会見(17:30) ロシア軍機のフライトレコーダー(ブラック
ラッセル米国務次官補訪日 ボックス)の解析結果を公表
日中韓文化相会議(19-21日)
社民党党首選開票オバマ大統領冬期休暇(18日-1月3日)
東芝が大規模リストラ策発表見通し ※ハワイ・オアフ島
産業革新機構がシャープ支援のための
 投資委員会を開催予定(22日?)
横浜銀行と東日本銀行が臨時株主総会
(IPO)ビジョン、マイネット
(決算)あさひ、SJI
22(火)11月民生用電子機器国内出荷(14:00)人民元基準値発表(10:16)
2市場信用取引残高(16:00)人民銀の公開市場操作(10:16)
独11月GFK消費者信頼感調査(16:00)
閣議、閣議後会見独11月輸出入物価(16:00)
自民党の「歴史を学び未来を考える本部」英11月財政収支(18:00)
 初会合(8:00)ポルトガル10月経常収支(20:30)
スチュワードシップ・コード及び米7-9月期GDP・確報値(22:30)
 コーポレートガバナンス・コードの米7-9月期コアPCEデフレータ・確報値(22:30)
 フォローアップ会議(9:30)米10月FHFA住宅価格指数(23:00)
中村日本建設業連合会会長会見(16:50)米11月中古住宅販売件数(24:00)
産業革新機構がシャープ支援のための米12月リッチモンド連銀製造業指数(24:00)
 外部有識者を含む意思決定機関の会議アルゼンチン7-9月期GDP(28:00)
民主党常任幹事会で次期衆院選のAPI米週間原油在庫統計
 第3次公認発表
トルコ中銀政策金利発表(21:00)
金融庁が新日本監査法人に対し
 行政処分を科す見通し北京の大気汚染「赤色警報」(19-22日)
 ※一部業務停止3カ月、課徴金20億円 ※19日午前7時から23日午前0時
EUが対露経済制裁の延長を正式発表見通し
2年国債入札(12:45) ※18日に合意済
米2016会計年度暫定つなぎ予算案期限
(IPO)ソネット・メディア・ネットワークス
    プロパティエージェントECBの資産購入休止期間入り(22日-1/3)
(9月期決算銘柄株主総会)約35社(決算)
ナイキ、マイクロンテクノロジー、ペイチェックス
(決算)ニトリHD、NaITO
23(水)天皇誕生日人民元基準値発表(10:16)
 ※皇居ライトアップ(23日-1月3日)マレーシア11月消費者物価(13:00)
シンガポール11月消費者物価(14:00)
仏7-9月期GDP・改定値(16:45)
仏11月消費支出(16:45)
英7-9月期経常収支(18:30)
英7-9月期GDP・確報値(18:30)
米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
米11月個人所得(22:30)
米11月個人消費支出(22:30)
米11月コアPCEデフレーター(22:30)
米11月耐久財受注(22:30)
米12月ミシガン大消費者態度指数確報値(24:00)
米11月新築住宅販売件数(24:00)
EIA米週間原油在庫(24:30)
米2年物インフレ連動債入札(25:30)
(休場)エジプト、バーレーン、レバノン
24(木)日銀金融政策決定会合議事要旨(8:50)人民元基準値発表(10:16)
 ※11月18-19日分人民銀の公開市場操作(10:16)
10月毎月勤労統計・確報値(10:30)米新規失業保険申請件数(22:30)
16年1-3月期鋼材需要見通し(13:30)
11月建設機械出荷(12:00)(短縮取引(早引け))
プログラム売買状況(15:30)米(株式・債券・商品)、英、仏、蘭、スペイン
ベルギー、豪、NZ、香港
2016年度予算案の閣議決定見通し
外交記録公開(10:00)(休場)
総合資源エネ調小売事業者独、伊、ギリシャ、フィンランド、スウェーデン
 表示判断基準WG(10:30)スイス、デンマーク、ハンガリー、ポーランド
黒田日銀総裁講演(13:00)ノルウェー、UAE、クウェート、マレーシア
 ※日本経済団体連合会審議員会インドネシア、フィリピン、ブラジル、他
金融審ディスクロージャーWG(14:00)
高浜原発3、4号機差止仮処分の
 異議審決定(14:00)
6/24高値期日
クリスマスイブ
(IPO)ソーシャルワイヤー
    ケイアイスター不動産
(決算)
平和堂、パルコ、ハイデ日高、シーズメン
瑞光、オプトエレクト
25(金)11月消費支出(8:30)人民元基準値発表(10:16)
11月失業率(8:30)米石油掘削リグ稼働数
11月有効求人倍率(8:30)
11月全国消費者物価(8:30)(休場)欧米諸国を始めクリスマスによる休場
12月東京都区部消費者物価(8:30)
11月企業向けサービス価格(8:30)
12月上旬分貿易統計(8:50)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)
日銀「基調的なインフレ率を
 捕捉するための指標」速報(14:00)
気象庁3カ月予報(14:00)
10月景気動向指数・改定値(14:00)
11月新設住宅着工戸数(14:00)
11月建設工事受注(14:00)
11月外食売上高(14:00)
投資主体別売買動向(15:00)
11月自動車大手8社生産・販売・輸出
閣議、閣議後会見
12月期決算 権利付最終売買日
クリスマス
満月(20:11)
(IPO)一蔵、グラフィコ
(株式分割)ジグソー、ALサービス他
(決算)
Jフロント、高島屋、オークワ、大光
ダイユーエイト、セキチュー
ライトオン、タキヒヨ、さが美、ジンズメイト
象印、ナガイレベ、ニイタカ、ミタチ、KTK
WNIウェザー、UCS
26(土)安倍政権発足3年
成田空港の出国ピーク
27(日)那須塩原市長選投開票 中国11月工業利益(10:30)
競馬有馬記念
ハイチ大統領選決選投票

-------------------------------------------------------------------
見ての通り、先週でヤマ場イベントを越えたこともあり
今週は小粒なイベントばかりではありますが、
週末の大荒れな傷跡を残したまま、もしベタな休暇モードに入ってしまうと、
小粒ばかりだからこそ、どれでも動かすきっかけになり得るとは言えます。

とりあえず今週の目線としては、「★今後に向けたまとめ」で書いた通り、
まずは週末の大荒れで加速した巻き戻しの動きが落ち着くことが先決であり、
理想としては巻き戻しの動きを加速させる要因(口実)となっている、
リスク面である原油、銅を始めとする商品、産油国、資源国、新興国といった
利上げ(ドル高)アレルギーな面々の症状が落ち着くことです。

従って、これらが落ち着くきっかけとなる可能性の高いイベントを、
改めてピックアップすると以下の通りでおます。


★巻き戻しが最も不十分とも言えるユーロ圏

 まずは意外と怖いのは本日実施されているスペインの総選挙です。
 ギリシャのチプラス君と仲良しな緊縮反対派のヤサ男政党が優勢らしく、
 遊説中にカチ食らわされたラホイおじさんの与党は敗色が濃厚らしいので、
 世論調査通りに反緊縮派が政権を握ることになると、
 スペインの財政危機再燃だけでなく、他の南欧重債務国においても、
 再び緊縮反対の嵐が吹くことになる可能性も・・・
 だから巻き戻しが不十分なのかも知れませんが、
 スペインを始め南欧なまくら国の債券とCDSは落ち着いてますけどね

 その他のきっかけイベントとしては、
 経済指標では21日のユーロ圏12月消費者信頼感・速報値、
 22日の独11月GFK消費者信頼感調査、
 その他では22日からECBの資産購入休止期間入りとなり、
 24-25日は休場も多く、クリスマスモードですから、
 債券、為替市場を中心に良からぬ影響が起きなければ・・・
 というくらいです(いつものことですけどね)。

★巻き戻しがまだ不十分ながら、本丸のFOMCとMSQを通過した米国
 
 経済指標としては米11月シカゴ連銀景気指数、
 22日のGDP改定値、住宅指標
 23日の11月個人消費&コアPCEデフレータ、耐久財受注、新築住宅、
 24日の新規失業保険といったところです。
 その他のイベントとしては22日のナイキとMテクノロジーの決算。

 リスク面である原油、それに絡むロシアの動向は後述します。

 今週はオバマッチョもワイハーでフラダンスを踊っているように、
 米国市場も24日の短縮取引、25日の休場といったように、
 週末の大荒れもへったくれもなく、クリスマス休暇モードになれば、
 些細なことで動きそうではあります。

 そしてオバマッチョの休暇中にまさか政府機関閉鎖の事態にはならない・・
 とは思いますけど、22日まで延長された財政プロレスの期限もあります。

★リスク要因である利上げアレルギーな原油絡みイベント(ロシア絡みも含む)

 まず原油絡みとしては、為替要因であるドルの動きも重要ですが、
 定番の需給イベントとしては22ー23日の原油在庫、週末のリグ稼働数、
 地政学要因のイベントとしては、ロシアのイベントでもあるのですが、
 22日にロシア政府が、トルコに撃墜されたロシア軍機の、
 ブラックボックスの解析結果を公表します・・・
 もしサジ加減で工作した解析結果となるのか・・・はともかく、
 トルコとの関係が更に悪化することになる可能性もあり、
 しかも22日にはEUの対露経済制裁延長も正式決定となるだけに、
 原油価格引き上げと欧州への牽制の為、
 トルコを口実に欧州と連携していた中東での軍事行動も反故にして、
 独断で激化させる可能性も無きにしもあらずです。
 オバマくんもワイハーでバカンス、欧州各国もクリスマス休暇モードなので
 プーチンにとってはちょうど良いタイミングではありますからね。

 そうなってくると、本日が期限であるウクライナへの取り立てについても
 ウクライナ側が拒否をしているので、これを口実に法的な手段ではなく、
 良からぬ一手を打つ可能性も無きにしもあらずです。

★同じくリスク要因である原油以外の利上げアレルギーな面々(中国含む)

 21日のトリプル安が深刻なブラジルの経常収支、
 23日のロシアとバチバチ状態&プチトリプル安なトルコの金融政策発表、
 27日の得体の知れん中国の工業利益といったところですが、
 何よりも利上げアレルギー症状の変化が最も重要でおます(HY債も含め)。

 中国市場の動きとしては、元安は迷惑極まりないですが、
 中国目線では知ったこっちゃない話なので、落ち着いていると言えます。
 (CDSがやや上昇傾向というくらいです)

★日本

 経済指標としては21日のスーパー&コンビニの11月売上高、
 25日の11月消費支出、黒ちゃんの小さじな一手が正当化されるのか、
 という意味で本業の物価指標である消費者物価、
 日銀自らが発表する「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」速報
 杭打ち問題の影響として11月住宅着工&建設工事受注といったところです

 その他のイベントとしては、週を通しての小売企業決算(週末がメイン)
 IPO祭、国策絡みの会議、24日の16年度予算の閣議決定
 同じく24日には火消し発言でもあるのか?まさか黒サンタに変身?
 という黒ちゃん講演もあります(笑)

 24日から海の向こうがクリスマス真っ只中となり、
 24日前後は6月高値の裏でもあり、
 25日は満月&寄り前には国内の重要な経済指標もあり
 おまけに26日で安倍政権発足3周年でもありますので、
 これらの合わせ技によって動くきっかけとなる可能性はあります。
 結局はアベクロが強引にクリスマスを開催というオチになったりして(笑)


★明日のスタンス

きっかけとなりそうなイベントとしては以上の通りなので、
強いてあげると24~25日の寄り前までのクリスマスがヤマ場と言えますが・・・
冒頭でも書いた通り、繰り返しますと、
まずは週末の大荒れで加速した巻き戻しの動きが落ち着くことが先決であり、
理想としては巻き戻しの動きを加速させる要因(口実)となっている、
リスク面である原油、銅を始めとする商品、産油国、資源国、新興国といった
利上げ(ドル高)アレルギーな面々の症状が落ち着くことです。

従って明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
利上げアレルギー症状も重要ではありますが、超シンプルに構えるならば、
まずはドル安、ユーロ高、円高を中心とする巻き戻しが落ち着かない限り、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
さらにパワー面として、年末モードで商いが細る可能性もあり、
特殊だった週末を含む先週とは比較しがたいですが、
それなりに商いを伴った反発となるまでは慎重に構えた方がいいでしょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、
先決であるドル安、ユーロ高、円高を中心とする巻き戻しが落ち着けば、
打診参戦するのもありですが、本格参戦については、
利上げアレルギー症状の改善と商いの伴った反発となるまでは、
控えておくのが無難と言えます。

3日以降の下げも大した影響がなく、腰を据えて王者の風格で構えている方は、
巻き戻しの動きが加速すると共に、商いを伴って直近安値を割る様であれば
さすがに一旦は撤退した方がいいでしょう。

中小型割安狙いの方についても、腰を据えて勝負する方と同様でおます。

新興市場については、小難しい背景よりもこれまで通りシンプルに構え、
直近の上昇局面での商いを上回る様な下げが連続しない限り、
ベタな年末年始高の様相が継続していると判断し、
長期、短期共に引き続き勝負をしていけばいいです。
ちなみに昨日は商いを伴ってので反落なりましたので、
明日も商いの伴った続落となるようであれば
警戒モードに切り替えた方がいいでしょう。
新興についてはテーマも多く、今週はIPO祭もあったりと話題豊富なので、
個別の動きで見ればいいのですが、新興全体のシンプルな動きとして、
以上のような目線で構えておきましょう。


お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.