不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
FOMCを経て、明日以降は・・・
こんばんはです。

昨夜は今年最大のイベントであるイエレン・ナイト(FOMC)に備え、
もはや備えるもクソも無いのかとは思いましたが
一応、約10年ぶりの利上げですから、やはり記憶に留めようと思い、
22時過ぎから力技で就寝し、3時40分に起床して、
目からビームを放ちながらFOMCを見つめておりました。
(前回の利上げの際の記憶が薄れているので、
 実感としての比較のしようもなかったのでね・・・)

そしてついに迎えた深夜4時・・・
長きに渡る利上げパンチラ状態(地均し)に終止符が打たれ、
政策金利は予想通り、0.25%-0.50%に引き上げられました。
しかもタカやハトもへったくれもなく全員一致で・・・(笑)

挙句の果てに4時30分から会見を行った紫おばさん・・・

hama.png

失礼、紫の服を着たイエレンおばさんは、

yellen3.png

「異常な7年間の終わり」と言い放つ始末・・・

そもそもはアンタの国が引き起こしたリーマンショックのせいで、
薬漬けのジャブジャブ中毒(金融緩和状態)という異常な7年が始まり、
世界中を薬漬けにしたところで、抜け駆けの様にイチ抜けで薬抜きを行い、
これからは負荷を掛けて(利上げして)鍛えながら健康を目指します宣言・・

そして会見では米経済は健康(堅調)なんだとしつこいくらいに力説しながら
一方で今後は前のめりな利上げというタカ派姿勢に傾くのではなく、
ハト姿勢で進むということも繰り返し力説しておりました。
いやはや恐れ入ります。

そういえば会見での質疑応答の際、ワシントンポストの記者から、
「利上げしたことで、またリセッションにならんのか?」と問い掛けられ、
逆キレ気味に反論しておりました・・・意外と鉄の女ではないのかも。

確かに原油、その他商品は利上げ(ドル高)アレルギーを発症し、
それによって産油国、資源国、新興国、中国、HF等においても、
資金流出等のキナ臭い動きが散見され、
地均しに時間を掛けてきた利上げが決定された昨夜のFOMCを経ても、
悪材料出尽くしのような動きにはなっておらず、そもそも米経済にとっても、
ドル高が重石だという懸念が払拭されたわけではないので、
リセッションへの懸念を訊ねられるのも致し方ないです・・・。
おまけに日欧は薬漬けのジャブジャブ中毒真っ只中ですから、
あの米国ですらこれだけの時間を掛けて薬抜きから利上げに至ったのですから
果たして日欧は副作用無く薬抜きが出来るのかという疑問もありますからね

まぁとにかく今は、先のことを過度に心配しても仕方がないので、
利上げアレルギー、FOMC前までの動き、昨夜のFOMCを経た市場の反応
足元の需給環境、明日以降のスケジュール等を加味ながら、
目先の動きを考えるとしましょう。

まずは連日のように繰り返し書いておりますが、
ドラギが12月の追加金融緩和を示唆した10月22日のドラギナイトから、
ユーロショートが主導してのドルロング、円ショートが急速に積み上がり、
国内では裁定買い残を急速に積み上げながら(円売り、先物買い)、
それとともに原油等の利上げ(ドル高)アレルギー症状も無視して、
12月まではリスクオンで行きまひょか~
という日米欧でのアホアホ祭な株高が始まりました。

そして12月3日のドラギナイト(ECB理事会)を迎え
10月に示唆していた通り、ドラギ砲(追加金融緩和)をぶっ放したものの
市場は織り込み済み?物足りん?というこじ付け解釈となり、
動きとしては上記に書いた急速に積み上がったポジションの巻き戻しと共に、
無視されてきた利上げアレルギーがリスクとして巻き戻しを加速させ、
御存知の通り、FOMC前日の15日まで株安の展開となりました。

そんなリスク面である原油、その他商品、産油国、資源国、新興国、
資源関連企業等といった利上げ(ドル高)アレルギーな面々の症状は、
FOMCを経た現在でも、悪材料出尽くしとはなっておらず、
素直にFOMC後のドル高が重石となってアレルギー症状が継続中です。

リスクの主役である原油は、過去最高のショートポジが積み上がっているので
FOMCをきっかけに悪材料出尽くしという口実で買戻しが始まり、
それに触発・・・というか連動して、その他のアレルギーな面々も、
反発に転じると見ていたのですが・・・
今のところ新興国等の株価は反発しておりますが、
通貨安は継続しているので、これらについての見通しは大外れとなりそうです

そして10月22日から急速に積み上がったポジションについては、
3日以降の巻き戻しで全て解消されたのかと言えば、
水準面では株価だけが10月22日水準まで戻したものの、
為替については戻し切っておらず、
ポジション面においても、シカゴIMM通貨先物ポジと裁定買い残を見る限り
10月22日以前の状態には程遠い状況でおます。
ちなみに本日発表された15日時点の裁定買い残は21億株であり、
10月22日以前の16億株はともかくとしても、
節目の20億株すらも割っておりまへん。

従って、12月3日からFOMC前日までの巻き戻しにおいて、
水準的な巻き戻しはともかくとしても、
肝心の10月22日以降から急速に積み上がった為替のポジと裁定買い残は
全て解消されるどころか、大して解消されていないので、
巻き戻しの余地はまだ残っているというのが現実であり、
リスク要因である利上げアレルギーな面々のアレルギー症状も継続中です。

てな感じで、巻き戻しが不十分やがな!
リスク要因の利上げアレルギー症状は継続しとるがな!
とケチを付けてみたものの現実は・・・

株価はFOMCの当日である昨日から反発へと転じ、
FOMCを経た本日は陰線となったものの、
それなりの商い(2.78兆円)を伴った続伸となり、
3日から始まった巻き戻しは終了と言わんばかりだけでなく、
FOMCによってこれまで続いてきた利上げパンチラ状態が払拭され、
これからは年末ラリーやで~と言わんばかりでもあります。

そうなると10月22日から始まったアホアホ祭のように、
利上げアレルギーというリスク面を無視するとともに、
巻き戻しが不十分な各ポジションも無視して、
それこそ今年最高だった水準辺りまでさらに積み上げながら、
ひとまず年末までというアホアホ祭第二弾となり、
終わって見ればそもそも10月からのアホアホ祭第一弾が継続しているだけで
FOMC前日は単なる深押ししただけやった・・・
という解釈になる可能性も無きにしもあらずです。

当然ながら私はそのような展開を想定しておらず、
反発するにしてもベタにFOMCがきっかけになると見ていたので、
今回の反発劇は白目を剥く結果となり、完全に乗り遅れてます・・・(笑)

だけに現在の展開には未だ懐疑的ではありますが、
そうやって疑ってても仕方がないので、
アホアホ祭第二弾?そもそもアホアホ祭の第一弾?が続いているのかどうか、
シンプルに判断するには、ドル高、ユーロ安、円安の基調が継続している限り
利上げアレルギーというリスクを無視したアホアホ祭が続いている・・・
と見ておけばいいでしょう。

あくまでアホになって波に乗るために、小難しい背景を考えず、
最もシンプルに判断すれば・・・ということです。

一方、小難しい背景にも注意を払いながら、慎重に波に乗るのであれば、
アホアホ祭な基調(ドル高、ユーロ安、円安、株高)が続いていようとも、
リスク面である原油、その他商品、産油国、資源国、新興国といった、
利上げ(ドル高)アレルギーな面々のアレルギー症状が継続している限り、
不十分だった巻き戻しがいつ再発してもおかしくないと見て、
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

そして言っても、米国の抜け駆け利上げは、
ドラギと黒ちゃんの追加金融緩和があってこそという面はあるので、
明日の黒銀会合における黒い巨砲(追加金融緩和)への予想は無くとも、
ドラギが動いただけに黒ちゃんが動かなければ、
降って湧いた様な失望を口実にアホアホ祭は止めや!巻き戻しの再開や!
というきっかけになってもおかしくはないです。

来週は6月高値の裏(期日)でもありますし、
明日は裁定買い残にも絡むと言える日経レバニラ炒め、日経Wインポ等の
設定申込受付が再開されたり、明晩は何だかんだ言っても米MSQです。

ちなみに明日が期限だったギリシャの次回支援条件となる改革案の法制化は
無事に議会で可決しており、昨夜が期限だった米財政プロレスについては、
懲りずに22日まで延長となっております。

以上の通り、利上げアレルギーと不十分な巻き戻しリスクが燻っているだけに
明日は黒ダヌキやなくて黒サンタの登場となった方が安心はできますけどね
一応、明日は安倍ちゃん政権が補正予算を閣議決定しますけど・・・
今さらですし・・(来週24日には16年度予算案の閣議決定もあります)。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
明日の昼前後に発表される黒い会合(金融政策決定会合)の結果が、
黒サンタによる黒いクラッカーの発射(追加金融緩和)となれば、
素直に黒サンタのソリに乗って勝負すればいいのですが、
黒サンタの登場とはならず、黒ダヌキ登場よいう不発ならば、
以上の通り、小難しい背景を気にせず最もシンプルに構える方は、
ドル高、ユーロ安、円安の動きが継続している限り、
アホアホ祭が継続していると判断して、勝負すればいいでしょう。
一方、小難しい背景に注意を払いながら慎重に構える方は、
ドル高、ユーロ安、円安の動きが継続している共に、
原油、新興国等の利上げアレルギー症状も収まっているならば、
勝負すればいいでしょう。
当然ながらこれらの条件が満たされていなければ、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて新たに参戦する方についても、
同様の条件で参戦する判断をしてください。

先週で撤退せず、腰を据えて王者の風格で構えている方は、
もはや明日の動き云々というよりも、商いを伴って直近安値を割る様であれば
さすがに一旦は撤退した方がいいでしょう。

中小型割安狙いの方についても、腰を据えて勝負する方と同様でおます。

新興市場については、小難しい背景よりもこれまで通りシンプルに構え、
直近の上昇局面での商いを上回る様な下げが連続しない限り、
ベタな年末年始高の様相が継続していると判断し、
長期、短期共に引き続き勝負をしていけばいいです。
本日は商いを伴いながらの続伸となったので、
今のところはベタな年末年始高が継続中と見ておきましょう

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