不沈艦日記
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アホアホ祭と巻き戻しの振り返りと現状のホジくり返し
こんにちはです。

久し振りにアドレナリンが噴き出る様に、大きく動いた週末の夜でおました。

昨夜だけを見れば、巻き戻しだけでなくゴリゴリのリスクオフへ・・・
とも言えますが、流れとしては巻き戻しが加速しているだけと言えます。

そんな動きの材料(リスク要因)として、
原油安を始めとする商品安、産油国、資源国、新興国での資金流出、
エネルギー関連企業の悲鳴といったところなので、
結局はマネーの流れを変える米金融政策(利上げ)が、
全ての要因だという構図は変わっておりまへん。

もう少し詳しい構図を紐解くと、繰り返し書いている通りではありますが、
現在の動き(巻き戻しの動き)としては・・・

イエレンFRBが12月に利上げを検討と言及したのに続き、
示し合わせたかのように10月22日にドラギえもんが、
12月に秘密道具(追加金融緩和)を使うかも・・・と示唆したことが、
一気に12月までアホになって突っ走るで~相場へのきっかけとなったことで
ユーロショートが主導する形でドルロング、円ショートが急速に積み上がり、
我が国では裁定買い残も急速に積み上げながら、
欧州ではドラギの追加金融緩和を期待した債券高、ユーロ安、株高、
米国では利上げを見込んだ債券安、ドル高、株高、
我が国では黒ちゃんの追加金融緩和期待の債券高、円安、株高となりました。

一方で現在のリスク要因である原油を始めとする商品、
そして産油国、資源国、新興国といった利上げ(ドル高)アレルギーな面々は
当然のごとく日米欧での12月までアホになって突っ走る相場によって、
ドル高が進行していたことで、アレルギー(資金流出)症状は燻ったまま・・
というか治まらないまま現在に至っておりました。

つまり利上げアレルギーは大丈夫なのか・・・
と薄々ヤバいと不安を感じていたからこそ、
商い(パワー)の伴わない株高が続いていたのでしょうけど、
アホアホモードを止めたくない自己都合で気の短い人達が、
パワーはともかく動きとして不安を打ち消そうと、
先に述べたポジションを急速に積み上げながら牽引したという構図です。

そして先に述べた急速に積み上がったポジションまでもが、
そろそろヤバい水準にまで来てるんじゃないのか・・・と囁かれる中で、
12月までのアホアホ祭のきっかけとなったドラギえもんが3日に登場し、
約束通りに秘密道具(追加金融緩和)を繰り出したものの、
不十分だとケチを付けられたかのようになのか、織り込み済みなのか、
とにかく急速に積み上がっていたポジションの巻き戻しが始まり、
まさにドラギに始まりドラギに終わるという動きとなりました。

その後は見ての通り、
リスク要因である利上げアレルギーが材料としてトッピングされながら、
ユーロ高、ドル安、円高、債券高という巻き戻しの動きが継続しており、
アホアホ高だった株価についても、ここ最近は反発の際は薄商い、
下げる際は大商いとなり、商いの伴わないアホアホ高を演じてきた株価は、
パワーで脆く崩されるという動きが続いていたところに、
昨夜はこれらの動きやリスク要因が一気に噴き出し、
巻き戻しが加速したという感じでおます。

以上の通り、10月からのアホアホ祭りと巻き戻しの動きのきっかけは、
ドラギのおっさんではありますが、リスク要因(口実)は原油安をはじめ、
利上げ(ドル高)アレルギーな面々のアレルギー症状ですから
結局のところは米国の利上げ姿勢が、
リスク要因(利上げアレルギー)を悪化させ、巻き戻しを加速させたので、
本丸はイエレンおばさん率いるFRBの米金融政策の行方だということです。

従って利上げの行方を決める15-16日のFOMCがきっかけとなり、
巻き戻しの動きが止まるのか・・・
リスク要因である利上げアレルギー症状が治まるのか・・・
というのが焦点でおます。

現時点での巻き戻しの動きを見ると、
水準的にはアホアホ祭の始まった10月22日前の水準が節目となるので、
動きを主導した為替(ユーロドル、ドル指数、ドル円、ユーロ円)が、
そこまで戻ることで巻き戻しが終了となるのかというのが、
まずは水準としての重要なポイントですが・・・

水準ではなく肝心の量(ポジ)としては、量としてのごく一部ではありますが
本日発表されたシカゴ通貨先物投機筋ポジションを見ると、
8日時点ではありますが、ユーロショート、ドルロング、円ショート共に、
僅かに減少しただけでアホアホ祭の起点となった10月22日前の水準には
遠く及ばない高水準を維持しております・・・
見ての通り、一気に巻き戻しが加速した昨夜を含めた9-11日の間に、
大きく減少しているとは思いますけど、8日時点の状況としては、
巻き戻しが不十分と言わざるを得ない水準でおます。

債券については、
黒ちゃん期待もあり、アホアホ祭どころか巻き戻しにも動じない我が国の債券
本丸の利上げ動向を反映する米短中期債はともかく、
欧州と米長期債については、水準としては10月22日前の水準までは、
まだ巻き戻す余地がありますので、巻き戻しは不十分と言えます。

株価については、
祭と巻き戻しの起点となった欧州は、10月22日前の水準を割り込んでおり
米国と我が国はまだ届いておらず、水準的には巻き戻しが不十分とも言えます
そして我が国については、水準ではなく量の一つでもある裁定買い残は、
巻き戻しの始まる前の水準である22.78億株から、
9日時点では21.77億株という程度にまでしか減っておらず、
高水準を維持しております・・・
昨日はMSQだっただけに大きく減少しているとは思いますが、
現時点では量的にも巻き戻しが不十分と言わざるを得ない状況です。

ということなので、巻き戻しの動きとしては、
現時点でわかる範囲の量としては不十分と言わざるを得ないですが、
水準と言う目線では10月22日前の水準が一つの節目であり、
そこに達することで巻き戻しが終了となるのか・・・
そして時間的には、きっかけイベントとなる本丸の15-16日のFOMCが
巻き戻し終了のきっかけとなるのか・・・ということです。

しかしながらリスク要因である原油を始めとする利上げアレルギーな面々は
昨夜時点ではアレルギー症状がもはや手遅れと言わんばかりの騒ぎであり、
市場の動きとしても巻き戻しの動きによってドル安となったにもかかわらず、
利上げアレルギーな面々の症状が和らぐことなく、
騒ぎの通りに症状が悪化する動きとなっておりますので、
FOMCで利上げに踏み切ることで、すんなりと出尽くしになるのか・・・
という疑念は拭えず・・・

もし出尽くしにならないとなると、中国のリスクも噴き出すことになり、
さらにそもそも利上げアレルギーの本丸であった米株というか米経済も、
これらの悪材料の連鎖(飛び火)によって、アレルギー症状が再燃すると、
巻き戻しだけでは済まなくなり、日欧にも通貨高等を始めリスクが・・・
という最悪のシナリオも考えられるからこそ・・・、
ドラギに続いて黒ちゃんバズーカも必要となってきます。

とにかく昨夜は日米欧の巻き戻しが加速し、
本来ならば日米欧の巻き戻しによるドル安が追い風となるはずの、
利上げアレルギーな面々のアレルギー症状も和らげることがなかったので、
ただのリスクオフの動き(騒ぎ)となってしまいましたが、
週明け以降、アレルギー症状を和らげながら、
日米欧の巻き戻しだけが継続するのであれば、
FOMCが出尽くしのきっかけとなることへの期待もできます。

一方、もはやアレルギー症状が手遅れでっせとなると・・・
利上げを見送る英断でも下さない限り、巻き戻しだけでなく、
ゴリゴリリスクオフへと突入することになり兼ねないです。

昨日も書きましたが、原油絡みのリスクはこれまで悲観一色だったので、
FOMCでの出尽くしも期待できそうですが、
南アや中南米の資源国の動きを見ていると、こねくり回した原油よりも、
まだネタとして鮮度のある他の商品へリスクが移そうとしているのか・・・
同時に産油国ではなく資源国(企業)のリスクへ移そうとしているのか・・・
という悪意(思惑)も感じる動きだけにね。

以上の通り、昨夜は巻き戻しが加速したこともあり、
これまでの巻き戻しの経緯や現状をほじくり返してみましたが、
今のところはゴリゴリのリスクオフとはならず、
巻き戻しだけで終了すると見ているのですが・・・

とりあえず明日の記事で、今後のスケジュール等を加味しながら、
改めて今後の展望について書きますので、本日はこれにて失礼します。

引き続き、良い週末をお過ごしください。

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