不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
依然として巻き戻しは継続中ながらも・・・
こんばんはです。

今日も巻き戻しが継続中・・・
とにかく巻き戻しの動きが終わらないとあきまへん。
以上です(笑)

なんて言ってしまうわけにもいかないので、改めてホジくり返しながら・・・
重箱の隅をつついてみたりしながら・・・書き進めて参ります。

本日発表された「10月」の機械受注ですが、
マイナスだった市場予想を大きく上回る前年比10.3%増となり、
企業側の設備投資動向と一致する様な堅調な結果となったのですが、
かつての恒例解釈のように過去の数字だとか、ブレの大きい指標だということで
すっかりシカトされております。

そもそもこういう解釈が当たり前の指標なので、もはや今さらという話であり
前月分までも低調だーー!と言われながらもシカトされていたので、
特に驚きはない反応とも言えますが、今回は堅調だったにも関わらず、
シカトされたということは、それだけ地合いが悪いというか、
巻き戻しが継続するという意志の表れなのでしょう。
ちなみに引け後に発表された11月工作機械受注は低調でおました。

さて、そんな意志の強い巻き戻しの動きですが、
先週のドラギナイト(ECB理事会)から始まり、
本日も継続していたわけですが、欧米市場とは違って、
我が国は昨日に引き続き薄商いなので(本日の売買代金は2.3兆円)、
ゴリゴリな売りパワーは乏しい状況ではあります。

直近の上昇劇自体が商いを伴わないものだったので、
売りパワーだけが弱いとも言えませんが、
実際に巻き戻しの動きの一つであり、やっとこさ話題になっている裁定買残は
巻き戻しの起点となった3日のドラギナイトを受けた4日以降は、
解消売りを裏付けるように減少しているものの、
3日時点の22.78億株が7日時点で22.20億株に減った程度であり、
下げ幅の割には意外と呑気なペースでの減少となっております。

ただし週明けの7日は反発したというのもありますので、
昨日と本日の下げで更に解消売りが進んでいるとは思いますが、
昨日も本日も薄商いであり、どの程度減少しているのやらという感じでおます。
(明日に発表される8日までの裁定買い残が注目でおます。)

さらに現在はこれまた米欧とは違って、我が国は黒ダヌキの政策期待もあって、
債券が堅調を維持していることもあり、円の巻き戻しの方は限定的ですから、
このまま来週の黒ダヌキ会合まで円の巻き戻しが限定的なままだと、
大した裁定解消売りも誘わず、それこそ今週末のMSQをきっかけに、
裁定解消売りが終了となってもおかしくないですが・・・
(もしかして良い意味でWインバースのインポ(機能不全)が、
 功を奏しているのか・・・なんてこともあるのか(笑))

逆に欧米市場の巻き戻し(ユーロ高ドル安)の動きが更に加速し、
黒ダヌキの睨みで踏ん張り見せていた円が耐えきれず、
ついに巻き戻しが加速することになると、
いわゆる円買い先物売りと共に裁定解消売りが加速することになり、
素直に商いの伴った日本株売りへと様相が変わるでしょうけど・・・

ということもあり、円の巻き戻しが加速しなければ、
意外と平和な巻き戻しの動きが続きそうですが、
これから円の巻き戻しの加速と共に裁定解消売りが加速することになると、
先に述べた通り、7日時点の裁定買い残は大して減少していないだけに、
19000円という私の下値の目安程度では終わらない可能性も・・・

当初は19000円程度で、裁定買い残も一つの節目である20億株割れ、
もしくは3兆円割れとなるのかなぁという目安で見ておりましたが、
今後に控えるきっかけイベントまでの日程的な面を考えると、
ちと心配にはなってきます・・・
本日は日本株の支え役でもある個人の心理までが悪化したかのように、
新興市場が商いを伴っての続落となっているのもありますのでね。

ましてや円の巻き戻しの本格化と共に裁定解消売りも加速することになると、
それこそ裁定買い残の20億株割れ(もしくは3兆円割れ)どころか、
裁定買い残とシカゴIMM通貨先物ポジ(ユーロ売り、ドル買い、円売り)が
急速な積み上がりの起点となった10月のドラギナイト(22日)水準まで
一気に巻き戻すというシナリオも無きにしもあらずとなります。

そうなってくると何より裁定買い残と為替のポジの量が重要ではありますが、
日経平均の水準での目安となると、
ドラギナイト前の10月22日の水準あたり(約18500円)までが、
ひとまず下値の目途となり得ますからね・・・(ドル円では120円近辺)

とりあえず繰り返しになりますけど、本日の時点においては、
黒ダヌキの追加キンタマ期待が根強いことで、我が国の債券は踏ん張っており
おかげで円の巻き戻し自体は限定的に留まっているので、
このままの状態が続くのであれば、
商いを伴っての下値が185000円という展開は回避できそうですけど・・
そして黒ダヌキが追加キンタマ砲をぶっ放すことになれば、
それこそ裁定買い残は、ひとまず今年最高水準(28億株、3.8兆円)まで
積み上げながら(為替のポジも)年末高、下手すりゃベタに5月まで、
アホになれ相場と言う展開も期待できるのですが・・・

だけに・・・

裁定買い残に絡むイベントであるMSQが週末に控えてはいるものの、
現在のマーケットの本丸は米利上げの決まるFOMCであり、
我が国目線での大トリは黒いキンタマ砲も期待されている黒銀会合であり、
これらは為替の巻き戻しに密接な金融政策であることはもちろんのこと、
来週に控えておりますので、それまでは為替の巻き戻しを伴わず、
程よいガス抜きと言えるくらいの巻き戻しが続いた方が、
長い目では好ましいのですがね・・・

そうなれば皮肉なことではありますが、
利上げアレルギーな面々(原油、商品、産油国、資源国、新興国)にとっては
日米欧の巻き戻しの動きであるドル安が追い風ではありますからね・・・

ちなみについでに言わせてもらうというか、しつこいようですが、
原油に対する気持ち悪いくらいの悲観一色モードが今日も継続中です(笑)
何が言いたいのかというのは昨日を含め連日書いている通りです。

そういえば原油安を許さない・・・失礼、ISを許さない激おこプーチン丸は
空爆だけに留まらず、ついには潜水艦からのミサイルまでを発射して、
石油施設・・・いや、ISを攻撃しております。
ロシアルーブルも看過できない水準に迫っているだけに、
今後も中東の地政学リスクを高めるのを厭わないような攻撃が続きそうですが
それでも原油が戻さないようだと、地上軍を派遣しそうな勢いです。
オバマッチョもドヤ顔で執務室から会見したものの、
現実を直視していないと言わんばかりの批判の声も多いようなので、
プーチンに負けじと地上軍の本格投入に踏み切る可能性もあり得ますからね。

まぁとにかく、冒頭で書いた通り、巻き戻しの動きが収まらない限り、
楽観はイチモツ(禁物)モードで構えておきましょう。
円の巻き戻しが加速しないことも祈りつつ・・・

そして超目先である明日を中心として巻き戻しに絡むきっかけイベントとしては
今夜はECBメンバーの講演と3日に決めた追加金融緩和の実施によって、
ドラギマジックの効果が改めて評価されるのか・・・
米国はクリスマス商戦入りしている中での週末の小売売上高の発表を控えて、
コストコの決算が注目であり、利上げへの市場の姿勢を窺う米10年債入札、
原油絡みの需給イベントであるEIAの週間原油在庫もあります。

明日の寄り前には、週明け14日に日銀短観の発表を控える中で、
10-12月期法人企業景気予測調査が発表されるので、
短観への手掛かり材料にはなります。
場中?としては安倍ちゃんマンが16年度税制改正大綱を決定するので、
法人減税等が改めて意識されるようだと、来期業績の嵩増し期待にはなります。

明晩は米国と同様、利上げを窺っている英中銀、
ドラギ砲の後として前科のあるスイス中銀が金融政策決定会合を開催し、
口の軽いくれくれクーレECB理事と毒舌気味なフィン乱ド中銀総裁の講演、
米国ではFRBの利上げ理由でもある雇用関連指標の珍奇失業保険、
米30年債入札、そしてOPEC総会と違う内容になれば笑えるOPEC月報

明後日の週末は、今週の最もでかいイベントであるMSQ、ついでに新月、
といったところであります。

ということで、明日のスタンスとしては、
新興以外はほとんど変わりまへんけど、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、
巻き戻しの動きが収まっているのであれば、勝負すればいいのですが、
引き続き、少なくとも明日だけで収まったとは言えまへんので、
明らかに巻き戻しが収まったような動きにでもならない限り、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
あえて勝負するならば内需・ディフェンシブが無難でしょう。

腰を据えて勝負している方については、同じく以上の通りではありますが、
円の巻き戻しが加速さえしなければ、今のところ大惨事とはならず、
下値は19000円程度と見ており、
そうなれば来週のイベントをきっかけに年末高・・・
はたまたベタに5月まで突っ走る可能性すらも有り得ますので
現在の巻き戻しが良いガス抜きになると捉え、
せめて19000円でも割れない限り、王者の風格で構えておきましょう。
先にも述べた通り、19000円という下値の目途自体が、
怪しい空気になりつつありますけどね・・・
そして現状の巻き戻しすらも許容できない方は一旦撤退して、
FOMC以降に改めて参戦するというのも選択肢でおます。

腰を据えて新たに参戦する方についても同様の見方で動けばいいでしょう。

中小型割安狙いの方については、以上の様な小難しい背景は気にせず、
今のところは狙っている銘柄の個別の動きで判断すればいいでしょう。

新興市場についても、以上の様な小難しい背景を気にするよりも、
シンプルに直近の上昇局面での商いを上回る様な下げが連続しない限り、
ベタな年末年始高の様相が継続していると判断し、
長期、短期共に引き続き勝負をしていけばいいでしょう・・・
と言いたいところですが、個人の良好な需給環境はともかく、
本日の商いを伴った新興市場の続落を見ていると、
個人の心理は悪化しているので、警戒モードで構えた方がいいでしょう。

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コメント

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Wインバース
スイーツ男子 | URL | 2015-12-10-Thu 08:08 [編集]
マーケット番長さん、おはようございます。。

野村のHPを確認しましたが、Wインバースは、連動を目指すと書いてある(小さい字)だけで連動するとは書いてはなかったです。

しかし、図表(大き目)を見ればしっかり連動しております。これに引っかかっている人も多いと思います。

証券会社が補填する訳ではないので、冷静になって考えれば需給によるのですね。

それでは、またよろしくお願い致します。
スイーツ男子さんへ
マーケット番長 | URL | 2015-12-10-Thu 08:37 [編集]
> マーケット番長さん、おはようございます。。

おはようございます。

> 野村のHPを確認しましたが、Wインバースは、連動を目指すと書いてある(小さい字)だけで
> 連動するとは書いてはなかったです。

もちろんその通りですけどw

> しかし、図表(大き目)を見ればしっかり連動しております。これに引っかかっている人も多いと思います。
>
> 証券会社が補填する訳ではないので、冷静になって考えれば需給によるのですね。

最近、問題になっている通りだと思いますが、Wインポ等は他にもありますしね。
ただすべてが・・・となった時がちと怖いですけどw

> それでは、またよろしくお願い致します。

よろしくお願い致します。

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