不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
引き続き巻き戻しの動きを見ながら、儲け狭間の戦いスタンスで
こんばんはです。

なにやらドラギえもんはECB理事会の後、
NYまでタケコプターでひとっ飛びして、改めて追加金融緩和の効果を訴え、
更なる秘密道具も辞さない姿勢を強調したようで、
それで週末のNYも上昇したんだそうです・・・。

そもそも先週のECB理事会はドラギ無イトでの失望ではなく、
追加緩和を決めたのをきっかけとした出尽くし風の巻き戻しに過ぎないので、
「ドラギナイト(ECB理事会)」や「ドラギえもん、ニューヨークへ行く」
の結果をどうこう言うよりも、
シンプルに巻き戻しが止まるのか・・・続くのか・・・
を注視しておけばいいでしょう。

とりあえず週末の米株とシカゴ日経平均先物は、
「ドラギえもん、ニューヨークへ行く」効果なのか、
巻き戻しを喰い止めたような反発となり、
日出る国として週明けを迎えた本日の我が国の株価についても、
その流れを受け継いでの反発となりましたが、
週明けとは言え、売買代金は1.89兆円というペラ商いであり、
大幅安となった先週末のザラバの商い(2.43兆円)には及ばないので、
パワー面で見ても巻き戻しが終了したとは言えない反発でおます。

そして何より、先週のドラギナイトから始まった巻き戻しは、
足元で急速に積み上がっていたユーロショートの巻き戻しが主導し、
それと共にドルロングの巻き戻しも起きており、
それを後押しするようにユーロ圏債券は大幅安となっていることからも、
まずは為替と債券両市場の巻き戻しの動きが収まらないことには、
株価だけが反発しても、巻き戻しが終了したとは到底言えへん。

我が国については、大トリの日程となる17-18日に黒銀会合を控え、
黒ダヌキ(黒田日銀総裁)による追加金玉緩和期待が根強いこともあり、
米欧に比べると債券は堅調を維持していることで、
急速に積み上がっていた円ショートの巻き戻しは今のところ軽微であり、
同じく急速に積み上がっていた裁定買残の解消売りも軽微な様ではありますが、
米欧の為替と債券の巻き戻しが止まらず、今後も続くようだと、
今週末の国内ではMSQも控えているだけに、
いわゆる円買い・先物売りの圧力が強くなります。
今になって裁定買い残の急速な積み上がりが話題にもなり始めてますのでね。

ということもあり、本日の日本株は反発となったものの、
ヒョロコイ商いでの反発というパワー面だけでなく、
巻き戻しの動き自体が収まったとまでは言えませんので、
まだまだ楽観はイチモツ・・・失礼、禁物でおます。

そして昨日の記事でも書いた通り、先週の4大ナイトを経て、
来週は本丸の米利上げが決まるFOMCや大トリの黒銀会合を控えており、
今週は狭間・・・まさに「儲け狭間の戦い」とも言えるくらい、
きっかけイベントとしては、巻き戻しの起点となったユーロ圏、本丸の米国共に
インパクトに乏しい一週間ですから、
いくら国内でアベクロマンボの政策期待が高まるイベントが多いとはいえ、
巻き戻しもへったくれも無く、上値を追う展開は難しそうですが・・・。

せめてシンプルに商いでも膨らんでくれるなり、
もしくは原油を始めとする商品、産油国、資源国、新興国といった(中国も)、
利上げ(ドル高)アレルギーな面々が、
皮肉ながらユーロ高ドル安を含む巻き戻しの動きによって、
アレルギー症状が和らぎ、それを都合よく解釈して、
米国主導で反発するなりしないことにはね・・・
今のところアレルギーな面々の主役である原油は、
OPEC総会直後と言うのもあって、本日は40ドル割れで推移しているので、
御都合解釈となるのはFOMC以降となりそうな動きですが・・・

ということなので、繰り返しになりますが、
今週は「儲け狭間の戦い」な一週間なので期待は出来ませんけど、
巻き戻しの動きを変化させるかもしれない、目先のきっかけイベントとしては

今夜はユーロ圏財務相会合、FRB自らが発表する米11月LMCI、
FOMC戦隊イエレンジャーの一員であるセントルイス連銀総裁の講演、

明日はプラス成長への上方修正が期待されている7-9月期GDP改定値、
10月国際収支、小売の11月月次が前年割れの小売企業が続出する中で、
本当に天候要因なのか、単に国内の消費マインドが冷え込んでいるのか、
まさかの国内消費の穴埋め役である訪日外国人が減少しているのか・・・
という切り分けの手掛かり材料として、明日の11月景気ウォッチャー調査は
注目しております(日本株との相関性も高い指標なので)。

同じく明日のザラバには中国の11月貿易収支が発表されるので、
いつも通り、輸入輸出ともに数量が注目でおます。

明晩としてはEU財務相会合、悪けりゃドラギえもんの追加緩和期待が高まる
ユーロ圏の7-9月期GDP改定値、たまに材料視される米JOLT労働調査、
原油安の歯止め材料となるのかというAPI米週間原油在庫、
利上げ姿勢を裏付ける結果となるのかという米3年債入札です。

明後日の寄り前としては、好悪の観測が渦巻く設備投資動向として注目であり
来週14日の日銀短観を前にしても注目である10月機械受注、
といったところが、目先のきっかけになり得るイベントでおます。

なにやら先ほど始まったユーロ圏市場は、
債券、為替共に巻き戻しからの反発の動きも見られ、
各国の株価も大幅反発での週明けとなっておりますが・・・
まぁ継続は力なりですから、せめて今夜の米国も含め明日も継続しないとね。

以上の通りなので、明日のスタンスとしては特に変更は無く、
引き続き巻き戻しの動きを見ながらというシンプルに構えておきましょう。

持ち越し短期勝負の方については、繰り返しになりますが、
巻き戻しの動きが落ち着いているのであれば、勝負すればいいのですが、
巻き戻しの動きが収まらない限り、その日限りの勝負に留めておきましょう。
あえて勝負するならば内需・ディフェンシブが無難でしょう。

腰を据えて勝負している方については、同じく以上の通りではありますが、
巻き戻しが加速しない限り、ひとまず王者の風格で構えておきましょう。
巻き戻しが加速しても、今のところ大惨事とはならず、
下値は19000円程度と見ており、
そうなれば上記に書いた来週のイベントをきっかけに年末高・・・
はたまたベタに5月まで突っ走る可能性すらも有り得ますので
現在の巻き戻しが良いガス抜きになるといいうことになります。
それも許容できない方は一旦撤退するのも選択肢でおます。

腰を据えて新たに参戦する方についても同様の見方で動けばいいでしょう。

中小型割安狙いの方については、以上の様な小難しい背景は気にせず、
狙っている銘柄の個別の動きで判断すればいいでしょう。

新興市場についても、以上の様な小難しい背景を気にするよりも、
シンプルに直近の上昇局面での商いを上回る様な下げが連続しない限り、
ベタな年末年始高の様相が継続していると判断し、
長期、短期共に引き続き勝負をしていけばいいでしょう。
個人の需給環境はまだまだ良いと言えますのでね。
ちなみに本日も主力大型株とは違い、新興市場は商いの伴った反発であり、
パワー面でも基調に変わりはないです。


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