不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
雇用統計ナイト、油ギッシュナイトを経ての週末。
こんにちは。

一昨日のドラギナイト、イエレンナイトに続き、
昨日は雇用統計ナイト、油ギッシュナイト(OPEC総会)が開催され、
忙しい一週間の締めくくりとなりました。

まず雇用統計はイエレンナイトでの強気な利上げ姿勢からも、
例のごとくイエレンおばさんは結果を知ってるやろ!
と言わんばかりの堅調な結果となりました(質面ではイマイチですけどね)。
その前に発表されていたISM指数は悪いながらも雇用指数だけは堅調であり
雇用統計の前哨戦であるADP雇用リポート、ついでに新規失業保険も含め、
雇用関連指標は堅調な結果が続いておりましたので、
イエレンおばさんの知ってるやろ疑惑以外の部分でも、
昨夜の雇用統計が堅調な結果になるだろうという状況ではありましたけど・・

そして油ギッシュナイトの方は、残念ながら減産とはならず現状維持となり、
むしろ実質的な象さん(増産)ともいわれるようなパオーンな結果に・・・
象さんだけに。

以上の結果を受けて、
ドラギナイトから一夜明けとなるユーロ圏市場は、
ユーロは小幅安となったものの、
依然としてドラギナイトを受けての大幅な債券安が維持されており、
株価も商いはやや低下したものの続落となっており、
巻き戻しが終了したとは言えない状況でおます。
南欧のゴロツキ重債務国のCDSも上昇中でおます。

昨夜の米国市場については、
米株がそこそこの商いを伴っての大幅反発、債券とドルは小幅な反発、
VIXは大幅低下しております。

原油については油ギッシュナイト(OPEC総会)の結果直後というのもあり、
さすがに売られておりますが、銅を始めとする他の商品については、
ドルがやや反発したものの、昨夜の大幅なドル安を帳消しするには程遠く、
小幅反発に留まっていることもあり、上昇しております(金も上昇中)。
やはり個人的には利上げのタイミング(今回のヤマ場?FOMC?)で
悲観一色からの悪材料出尽くしとなると見ておりますすが・・・
(原油については、プーチンの思惑で地政学リスクも高まりそうですしね)

そんな原油を始めとする商品と同じ利上げ(ドル高)アレルギーな面々である
産油国、資源国、新興国については、昨夜は株安となったものの、
先に述べた通り、ドル安基調が継続しているので、通貨安は落ち着いており、
南欧重債務国とは違って、CDSも落ち着いております。

中国については、相変わらず疑惑満載テンコ盛りの国ではありますが、
変態独裁政権ということもあり、真の姿は誰にもわからず、
想像するしかないだけに、過度に悪い方向へと想像するとキリがないので、
市場の動きを見て判断するしかないでしょう。
現時点では週末にかけて上海株がやや軟調ではありましたが、
債券、人民元、SHIBOR、CDSは特に混乱もありまへんので、
中央経済工作会議が中旬に控えていることもあり、
政策期待が継続していると見ておけばいいでしょう。

そして我が国については、欧米に釣られてやや債券安となっておりますが
黒ちゃんの政策期待が根強いこともあって、小幅安に留まっていることで、
海の向こうでのユーロ高、ドル安という巻き戻し基調な割には、
過度な円高には見舞われておらず、昨日の日本株は大幅安となったものの、
商いは膨らんでおりまへん。
昨夜のシカゴ日経平均先物に至っては、
昨日の下げを帳消しにしたわけでは無いですが、
米株の大幅反発と共に19710円で帰って来ております。

以上の通りなので、一昨日のドラギナイトをきっかけに、
足元で積み上がっていたユーロショート、ドルロングの巻き戻しが始まり、
我が国目線では急速に積みがっていた円ショートの巻き戻しと共に、
同じく急速に積み上がっていた裁定買い残の解消売りが始まり、
いわゆる円買い先物売りとなりましたが、
一昨日に商いを伴わない株安となっていた米株と日本株は、
帳消しには至っていないものの大幅に反発して帰って来ており、
巻き戻しは終了?と思わせるような週末の動きとなっております。

が、しかし・・・

震源地となったユーロ圏は、昨夜も巻き戻しが継続しており、
何よりも為替の巻き戻しについては、終了には程遠い小幅なものであり、
債券についても同様であり、ユーロ圏の大幅な債券安という状況に変わりなく、
為替の巻き戻しが終了したと言うには程遠い状況でおます。

本日発表された1日時点のシカゴIMM通貨先物ポジションを見ても、
ドルロング、円ショートはやや減少しているものの、
ユーロショートは相変わらず積み上がっている状況であることからも、
とにかく震源地でもあるユーロの巻き戻しが収まらないことには・・・
という状況です。

救いとしては、巻き戻しの動きが続くことでドル安となれば、
原油を始めとする商品、産油国、資源国、新興国といった(中国も)、
利上げ(ドル高)アレルギーな火薬庫な面々にとっては、
アレルギー症状が緩和されるという恩恵があり、
そして米株にとっても恩恵にはなりますので、昨夜の様に米株高が続くことで、
巻き戻しの動きを無視するという展開もあり得なくは無いですけど・・・

我が国は利上げに向かう米国とは違い、ユルフン(金融緩和)真っ只中なので、
ユーロ圏と同様、巻き戻しの動きに見舞われるのではという懸念はありますが
先にも述べた通り、ユーロ圏はドラギナイトが終わったのに対して、
我が国は黒ダヌキ会合が大トリに控えていることで、
追加金玉緩和期待が継続しているので、債券が踏ん張りを見せている限り、
円買い・先物売りが起きないという見方が出来なくもないですけど・・・
安倍ちゃんの政策期待もありますからね。

というように、日米は都合の良い解釈となる可能性もありますが、
少なくとも昨夜の状況だけでは、巻き戻しが終わったとは到底言えまへんので、
まだまだ楽観できる状況ではない週末だったと言えます。

とりあえず来週以降の展望については、今後のスケジュール等も加味しながら
明日の記事で改めて書きますので、本日はこれにて失礼します。

引き続き、良い週末をお過ごしください。

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