不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週は巻き戻しリスクへの警戒ビームを強めながら・・・
こんにちはです・・・そしてお久しぶりです。

この時期は恒例のド田舎へ帰るついでに、ウロついておりましたので、
予約投稿以外では一週間ぶりのまともな更新となります。

(昨日は予約投稿をするのをウッカリ忘れてしまい、
 毎日更新すると決めている私としては不本意ながら、
 お休みとなってしまいました・・・)

そういえばウロついていて感じたのですが、
中国人を中心としたインバウンドな人達は、こんな山奥(田舎)に・・・
というところにまで足を伸ばしており、
しかも毎年訪れる僻地にある温泉宿でも(中国語や英語の案内もない宿)、
女将さん曰く、来年3月まで中国やマレーシアから予約が入っているそうで、
インバウンド効果恐るべしです(笑)

そして勝手な推測ではありますが、リピーターの中国人(訪日客)にとっては、
もはやベタな日本の観光地を訪れることは自慢にもならず、
日本通を気取るにはド田舎を訪れなければならないという感じなおでしょうか。
ちなみにそんな日本通?な中国人たちは、対外的な視線にも敏感なのか、
バカデカい声で騒いでるわけでもなく、マナーも悪いわけでもないので、
意外と日本にとっていいお客さんに育ちつつあるのかなとも思ったり・・・

そんなこんなで、衰え知らずなインバウンド効果を感じつつも、
ド田舎過ぎる地域に滞在していた為に相場を見ることもなく、
すっかり浦島太郎状態ではありますが、
自身へのリハビリも兼ねて先週の振り返りをしておきます。

まず海の向こうについては・・・、

米国は債券が短中期債安、長期債高、ドル高という、
リアルな利上げに向けた動きとなりながらも、
米株は週を通して薄商いながらも崩れずに横ばいで踏ん張っております。
利上げを控えての感謝祭のある週だったということもあり、
様子見の小動きといった感じでもあります。
(今週はイエレンおばさんのしゃべくりと雇用統計もありますからね)

欧州は今週3日に控えるドラ銀(ECB)理事会に向けて、
追加金融緩和期待を示すように債券は堅調、ユーロ安進行となっており、
それを追い風に株価も週を通して堅調に推移しております。

原油を始めとする商品については、米国が利上げに向けた動きとなる一方、
原油、金、銅はリーマンショック後の安値が視野に入る5年ぶりの安値であり
その他の商品も同様であり、CRB指数に至ってはすでに割り込んでおり、
いわゆる利上げ(ドル高)アレルギー症状を発症しております。

原油はやや底堅い動きも見られるので、その他の商品も含め、
米国の利上げと共に出尽くし&底打ちの動きとなればいいのですが・・・

産油国、資源国、新興国についても、
原油を始めとする商品の利上げ(ドル高)アレルギー症状に加え、
自身の利上げアレルギー症状(資金流出)も発症しております。

ただしほとんどの産油国、資源国、新興国は通貨安ながらも、
以前(8月前後)の様にトリプル安真っ只中となっているのは、
中東産油国、コロンビア、チリくらいなので、
(ペルー、ブラジル、南ア、印、ベトナムもなりつつはある・・・)
原油を始めとする商品と同様、
米国の利上げと共に出尽くし&底打ちの動きとなればいいのですが・・・
逆に言えばチャンス到来とも言えますけどね。

 (今週は2-3日にイエレンおばさんのしゃべくり、3日にECB理事会、
  4日には雇用統計、OPEC総会がありますけど・・・詳細は後述します)

ちなみに中東以外のテロ当事国の中では(仏、ベルギー、露、トルコ)
トルコだけがやや資金流出の動きが見られるという感じです(債券は堅調)

中国については、週末に当局の規制強化懸念等もあり、
上海株が急落しておりますが、債券、人民元、SHIBOR、CDSは、
落ち着いておりますので、明日以降の動き次第と言えます。
明日はIMF理事会で人民元のSDR採用が正式決定されたり(予定)、
明後日はPMIも発表されます・・・

そして我が国についてですが、債券は市場の観測はともかくとして、
動きとしては黒ダヌキの追加金玉緩和期待とも言える堅調を維持しており、
為替についても先週はやや円高に傾いたものの、債券が堅調を維持していたり、
ゴリゴリのドル高基調というのもあり、株売りを招く程には至っておりまへん。

そんな売りを招かなっかた日本株については、
黒ダヌキの追加金玉緩和期待だけでなく、安倍ちゃんの政策期待もあり、
海の向こうについても、原油を始めとする商品、中東産油国、資源国、新興国が
利上げ(ドル高)アレルギー症状の再発やテロ懸念が見られるものの、
米国、欧州共に落ち着いていることもあり、
日経平均、TOPIXは週間ではほぼ横ばいとなっており、
薄商いながらも崩れることなく踏ん張っております。
(我が国だけCDSが不気味に上昇中というのもありますけど・・・。)
新興市場、東証2部については、商いを伴っての堅調な動きとなっており、
ベタな年末年始高の様相が継続しております。

以上の通り、原油を始めとする商品、中東産油国、資源国、新興国は、
利上げ(ドル高)アレルギー症状の再発が見られたり、
世界的なテロ懸念の燻りがわずかに見られるものの、
米国は利上げに踏み切るまで崩れそうにない動きが継続しており
欧州はドラ銀の追加金融緩和期待な動き、
我が国は黒銀(日銀)の追加金融緩和期待と安倍ちゃんの政策期待な動き、
これらの動きが維持している一週間だったと言えます。

ただし・・・別世界な我が国の新興市場、東証2部はともかくとして、
シカゴIMM通貨先物ポジは、最新状況(24日時点)は明日発表されますが
17日時点の状況と足元の為替の動きを見ている限り、
円売りポジは減少してそうですが、ドルロング、ユーロショートは共に
今年最高水準近くまでさらに増加してそうですから、
依然としてドル安、ユーロ高への巻き戻しは、
いつ起きてもおかしくはない水準ではあるので、
おのずと円高への巻き戻しもいつ起きてもおかしくはないという状況です。

従って円高への巻き戻しが起きることになると、
裁定買い残は今年最高水準である5月の約3.8兆円には及ばないものの
25日時点で約3.6兆円(22.4億株)にまで膨らんでいるので、
裁定解消売りが始まり、いわゆる円買い・先物売りが、
いつ起きてもおかしくないと言えます。
(先物の手口を見ても、変化も出つつありますしね)

果たして・・・本丸である米利上げに踏み切る15-16日のFOMCまで、
巻き戻しは起きずに突っ走るのか・・・
それともイエレンおばさんのしゃべくり(2-3日)、ECB理事会(3日)、
雇用統計(4日)、OPEC総会(4日)などなど、
盛りだくさんな今週にも前倒しで巻き戻しが起きるのか・・・
ドラギが3日にぶっ放すことで出尽くしとならなければ、
15-16日まで突っ走りそうですけど
そうならなくとも我が国だけは来週11日のMSQまで、
別世界な動きとなるのか・・・(14日は日銀短観も発表されます)
まさかまさかの次回の黒銀会合(17-18日)まで・・・(笑)
ちなみに米MSQは18日です。

と言うように、テロだけは警戒しようにも予想のしようもなく、
負うべきリスクとして受け止めるしかないのですが、
需給的には巻き戻しがいつ起きてもおかしくない状況ではあります・・・

こうして考えると、需給的な巻き戻しが起きるまでに、
資源国、資源関連企業が破綻しないのかというリスクも無いわけではないので、
巻き戻しが起きた方が、資源絡みの破たんリスクも軽減するだけに、
息の長い相場へのガス抜きという面も含めて、
早めに(今週)巻き戻しが起きた方が好ましいと言えなくもないですけど・・
そうなれば15-16日のFOMC、17-18日の黒銀会合、
18日米MSQをきっかけに年末高・・・いやベタに5月まで・・・
という高望みも出来なくも無いですからね・・・(笑)

まぁ高望みという勝手な希望的観測はともかくとして、
とにかくいつも通り、スケジュール等を見ながら、
目先である今週の巻き戻しリスクを含めた展望を占って参りますので、
まずは今週のスケジュールからご覧ください。
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国内海外
30(月)10月鉱工業生産(8:50)人民元基準値発表(10:16)
10月商業動態統計(8:50)独10月小売売上高(16:00)
10月自動車生産(13:00)ポーランド7-9月期GDP(18:00)
10月新設住宅着工戸数(14:00)ポルトガル7-9月期GDP・改定値(19:00)
10月建設工事受注(14:00)南ア10月財政収支(21:00)
インド7-9月期GDP(21:00)
安倍首相が仏とルクセンブルグを訪問独11月消費者物価・速報値(22:00)
 ※テロ対策等での日仏首脳会談ベルギー7-9月期GDP・改定値(23:00)
 ※29日-12月2日まで米11月ミルウォーキー購買部協会景気指数(23:00)
 ※30日からのCOP21に出席米11月シカゴ購買部協会景気指数(23:45)
日EU、EPA事務レベル協議(30日-4日)米10月中古住宅販売仮契約(24:00)
総合資源エネ調原子力事業環境整備米11月ダラス連銀製造活動(24:30)
 検討専門WG(9:00)シカゴIMM通貨先物ポジション(11/24時点分)
 ※核燃料サイクル政策の見直しを議論
黒田日銀総裁講演(10:00)米サイバーマンデー
中小企業等の金融円滑化に関する米ブラックフライデーの売上速報
 意見交換会(12:00) ※29日に発表済かも
黒田日銀総裁会見(13:45)
IMF理事会
(IPO)いちごホテルリート投資法人 ※人民元のSDR採用案を討議
国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)
(決算)ACCESS、トリケミカル ※11/30-12/11
米中首脳会談
米印首脳会談
エジプト総選挙第2ブロック決選投票
 ※11/30-12/2
(休場)フィリピン
1(火)7-9月期法人企業統計調査(8:50)豪10月住宅建設許可件数(9:30)
11月日経PMI製造業確報値(10:35)中国11月製造業PMI(10:00)
11月自動車販売台数(14:00)中国11月非製造業PMI(10:00)
11月大手百貨店売上高人民元基準値発表(10:16)
2市場信用取引残高(16:00)人民銀の公開市場操作(10:16)
中国11月財新製造業PMI(10:45)
閣議、閣議後会見中国11月財新サービス業PMI(10:45) ※3日?
安倍首相が仏とルクセンブルグを訪問スイス7-9月期GDP(15:45)
 ※日・ルクセンブルク首脳会談仏11月製造業PMI・確報値(17:50)
 ※29日-12月2日まで独11月失業率(17:55)
 ※30日からのCOP21に出席独11月製造業PMI・確報値(17:55)
衆院国土交通委員会理事懇談会(16:00)ユーロ圏11月製造業PMI・確報値(18:00)
ユーキャン新語・流行語大賞発表(17:00)ユーロ圏10月失業率(19:00)
イタリア7-9月期GDP・改定値(19:00)
10年国債入札(12:45)ブラジル7-9月期GDP(20:00)
加7-9月期GDP(22:30)
(決算)伊藤園、ゼネパッカー米11月マークイット製造業PMI・確報値(23:45)
米10月建設支出(24:00)
米11月ISM製造業景況指数(24:00)
米11月新車販売台数(30:00)
API米週間原油在庫統計
豪州準備銀行政策金利発表(12:30)
インド準備銀行政策金利発表(14:30)
カーニー英中銀総裁会見(18:00)
 ※英中銀が国内大手7行及び住宅金融組合
  に対するストレステスト結果発表
シカゴ連銀エバンス総裁講演(26:45)
 ※ハト派、投票権有
米サイバーマンデーの売上速報?
2(水)11月マネタリーベース(8:50)韓10月国際収支(8:00)
日銀「基調的なインフレ率を豪7-9月期GDP(9:30)
 捕捉するための指標」詳報(14:00)人民元基準値発表(10:16)
プログラム売買状況(15:30)ユーロ圏11月消費者物価・速報値(19:00)
ユーロ圏11月生産者物価(19:00)
岩田日銀副総裁挨拶(10:30)米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
岩田日銀副総裁会見(14:00)米11月ADP雇用統計(22:15)
沖縄県知事の辺野古埋立承認の米3Q非農業部門労働生産性改定値(22:30)
 取り消しは違法だと国が訴えた米3Q単位労働コスト改定値(22:30)
 訴訟の第1回口頭弁論(14:00)EIA米週間原油在庫(24:30)
電気料金審査専門会合(17:00)ベージュブック(28:00)
安倍首相が仏とルクセンブルグを訪問
 ※29日-12月2日までスティーブンス豪中銀総裁講演(8:30)
 ※30日からのCOP21に出席ブレイナードFRB理事講演(10:00)
谷垣幹事長と井上公明幹事長が訪中 ※ハト派、投票権有
 ※2-5日ポーランド中銀政策金利発表(19:10)
アトランタ連銀ロックハート総裁講演(22:10)
ファストリ11月国内ユニクロ売上高発表 ※ハト派、投票権有
                    (15:00)イエレンFRB議長挨拶(22:30)
タルーロFRB理事講演(23:00)
(決算)楽天地、ダイサン、ナガノ東 ※中間派、投票権有
カナダ中銀政策金利発表(24:00)
イエレンFRB議長講演(26:25)
SF連銀ウイリアムズ総裁講演(29:40)
 ※中間派、投票権有
欧州議会本会議(ブリュッセル)
エジプト総選挙終了
国際サッカー連盟(FIFA)理事会(2-3日)
(決算)アメリカンイーグル
(休場)UAE
3(木)対外対内証券売買契約等の状況(8:50)韓国7-9月期GDP・改定値(8:00)
11月日経サービス業PMI(10:35)豪10月貿易収支(9:30)
投資主体別売買動向(15:00)人民元基準値発表(10:16)
人民銀の公開市場操作(10:16)
参院にてマンション杭打偽装工事問題で中国11月財新サービス業PMI(10:45) ※1日?
 閉会中審査(13:00)トルコ11月消費者物価(17:00)
木内日銀審議委員講演(15:30)仏11月サービス業PMI・確報値(17:50)
独11月サービス業PMI・確報値(17:55)
はやぶさ2が地球に最接近し軌道変更ユーロ圏11月サービス業PMI・確報値(18:00)
ユーロ圏10月小売売上高(19:00)
(IPO)インベスターズクラウド米11月チャレンジャー人員削減数(21:30)
米新規失業保険申請件数(22:30)
(決算)米11月マークイットサービス業PMI確報値(23:45)
三井ハイテ、不二電機、アルチザ米10月製造業受注(24:00)
ピープル、スリープロ、アマガサ米11月ISM非製造業景況指数(24:00)
綜合HD
ECB理事会
 ※金融政策発表(21:45)
 ※ドラギECB総裁会見(22:30)
クリーブランド連銀メスター総裁講演(22:40)
 ※タカ派、投票権なし
イエレンFRB議長議会証言(24:00)
 ※米上下両院合同経済委員会にて
フィッシャーFRB副議長が講演(27:10)
デンマークEUの司法内務協力に
 関する国民投票
(決算)ダラー・ゼネラル、アバクロ
(休場)UAE
4(金)10月毎月勤労統計調査(10:30)豪10月小売売上高(9:30)
11月車名別自動車販売(11:00)人民元基準値発表(10:16)
11月消費動向調査(14:00)フィンランド7-9月期GDP・改定値(16:00)
独10月製造業受注(16:00)
閣議、閣議後会見独連銀景気予測(16:30)
トリチウム水タスクフォース(13:00)スイス11月消費者物価(17:15)
金融トラブル連絡調整協議会(14:00)米11月雇用統計(22:30)
日中与党交流協議会米10月貿易収支(22:30)
 ※谷垣幹事長と井上公明幹事長出席米石油掘削リグ稼働数
シカゴIMM通貨先物ポジション(12/1時点分)
(IPO)鎌倉新書
OPEC定例総会(ウィーン)
(決算) ※5年間の戦略計画の承認は次回理事会に
HIS、ロックフィール、モロゾフ、  先送りされる見通し
鳥貴族、山岡家、ティーライフ、ビスコ伊中銀総裁講演(22:30)
トップカルチャ、日東網、クリムゾンフィラデルフィア連銀ハーカー総裁講演(24:15)
ポールHD、アイル、ユークスドラギECB総裁講演(25:45)
NY連銀ダドリー総裁講演(25:45)
 ※ハト派、投票権有
セントルイス連銀ブラード総裁講演(29:45)
 ※タカ派、投票権なし
ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁講演(30:00)
 ※ハト派、投票権なし
5(土)
6(日)池田、宿毛、南国、津久見市長選投開票ベネズエラ国会議員選挙

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以上の通り、今週は月初恒例の雇用統計(4日)を始めとする、
米経済指標テンコ盛りウィークであるだけでなく、
イエレンおばさんのしゃべくり(2-3日)、ECB理事会(3日)、
OPEC総会(4日)も控えております。

他にも海の向こうのユーロ圏ではECB理事会を前に、
明日は独の消費者物価(小売売上高も)、1日はユーロ圏各国のPMI確報値、
2日はユーロ圏消費者物価、ECB理事会翌日の4日にはドラギのしゃべくり、
中国では明日の市場の動きはもちろんのこと、明晩にはIMF理事会にて、
人民元のSDR採用が決定される予定であり、1日にはPMI祭も控えており
米国では4日の雇用統計週を以外にもISM製造業(1日)、
ADP雇用&単位労働コスト指数&ベージュブック(2日)、
ISM非製造業&新規失業保険&チャレンジャー人員削減数、製造業受注(3日)
貿易収支(4日)といったような週を通してのテンコ盛り経済指標だけでなく、
同じく週を通してFOMCメンバーの講演もテンコ盛りであり、
さらに明日はサイバーマンデーに加え、ブラックマンデーの出足速報の織り込み
原油絡みではOPEC総会だけでなく、恒例の週間原油在庫(2日)、
リグ稼働数(4日)もあり、資源絡みでもある豪準備銀会合(1日)・・・

まぁとにかく、今週の海の向こうは、
動くきっかけになってもおかしくないイベントが特盛つゆだくでおます。

そして我が国でも、明日は鉱工業生産&黒ダヌキのしゃべくり、
1日は法人企業統計調査&10年債入札、
2日は口の軽い岩田日銀副総裁のしゃべくり、ユニクロの11月月次、
3日は孤立無援の意固地な木内のおっさんのしゃべくり
4日は実質賃金が注目の毎月勤労統計といったように盛り沢山でおます。

密かに気掛かりなものとしては、杭打ちデータ偽装問題絡みとして、
明日に発表される問題発覚後が含まれる10月の住宅着工&建設許可件数が
10月マンション発売件数と同様、影響は軽微なのか注目であり、
3日には吊し上げとなってワイドショーが喜びそうな、
この問題での閉会中審査が参院で開かれます。

新興市場としては、明日(REIT)、3日、4日にIPOがあります。

てな感じなので、国内外ともにイベントが特盛つゆだくですが、
冒頭で書いた巻き戻しリスクを考えると・・・

米利上げ(ドル)の行方に関わるイエレンおばさんのしゃべくり(2-3日)
雇用統計の前哨戦となるADP雇用とFOMCの叩き台となるベージュブック
リスクオフ要因である原油絡みの週間原油在庫、これらの重なる2日、
利上げの行方を占う最大材料である4日の雇用統計、
ECBの追加金融緩和の行方を占うユーロ圏消費者物価(2日)、
追加金融緩和の有無が判明するECB理事会(3日)
その後のドラギおじさんのしゃべくり(4日)
といったところなので、海の向こうは2-4日が、
最も巻き戻しのきっかけになるリスクが高いと言えます。

ドラギが3日に追加金融緩和をぶっ放すことが、
出尽くしとならずに素直に好感されれば、巻き戻しもへったくれもなく、
それこそ15-16日のFOMCまでアホアホモードが続きそうですが・・・
そういう意味では、FOMCを前に雇用統計等での巻き戻しを防ぐために、
ドラギが動き、FOMC後に黒ちゃんも動くことで、
米利上げのショックを挟み撃ちで和らげようという連携が決まっている・・・
という気もしますけどね。日程的にもね・・・

しかしながらドラギ砲が好感されることにならなければ、
2-3日が巻き戻しのきっかけになる可能性が高くなりますので、
我が国では指数寄与度の最も高いユニクロの売上高が発表されるのが2日だけに
結果が堅調であろうと関係なく、海の向こうの巻き戻しによる円高と共に、
ユニクロも使った裁定買い残の解消売りのきっかけになる可能性が高いので、
ドラギ砲の反応次第ではありますが、
国内も含めて2-4日が巻き戻しが本格化するリスクが高いと言えます。
つまり週後半ということであり、厳密に言えば2日の引け後からでおます。

とは言え・・・
明日以降はブラックマンデーとサイバーマンデーの出足の結果次第でもあり
(店舗販売はイマイチながらネット販売は好調と言うニュースは出てますが)
週明けの中国も不穏ではありますし、1日には中国のPMI祭、
英国ではストレステスト結果、米国ではISM製造業もあるし・・・
じゃあいつやねん!っちゅう話になりますけどね(笑)

とにかく今週は週後半の2-4日が巻き戻しリスクは最も高いながらも、
週を通して巻き戻しへの警戒モードを強めて構えおくのが無難であり、
シンプルにドル安、ユーロ高、円高、米債券高、日欧債券安、
日米欧の商いの伴った株安(先物売り)、
といった巻き戻しの動きさえ現れなければ、
原油、商品、新興国で多少の米利上げアレルギーな動きがあろうとも、
アホになるというスタンスで構えておけばいいとは思いますけどね。

ということで、今週のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
巻き戻しの動きが現れなければ、勝負をすればいいのですが、
2日の引け後以降が要警戒期間入りなので、
2日以降に関しては、その日限りの勝負に留めておきましょう。
4日以降はドラギ砲の効果を見てからです。

腰を据えて勝負している方については、同じく以上の通りではありますが、
商いを伴ったゴリゴリの巻き戻しの動きにでもならない限り、
少なくともドラギ砲の効果を見てから動いても遅くはないでしょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、巻き戻しの動きが現れなければ、
参戦すればいいのですが、ドラギ砲の効果も空しく、
商いを伴ったゴリゴリの巻き戻しの動きになれば撤退するというリスクだけは
覚悟の上で参戦しましょう。
中小型割安狙いの方については、さほど気にする必要もなさそうですが、
一応、腰を据えて新たに参戦する方と同様のスタンスで構えておきましょう。

新興市場についても、以上の様なリスクを気にするよりも、
シンプルに直近の上昇局面での商いを上回る様な下げが連続しない限り、
少なくともベタな年末年始高の様相が継続していると判断し、
長期、短期共に引き続き勝負をしていけばいいでしょう。

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| | 2015-11-29-Sun 20:40 [編集]
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スイーツ男子さんへ
マーケット番長 | URL | 2015-11-30-Mon 00:08 [編集]
こんばんは。

おかげさまで肩の具合はかなり回復しました。
お気遣いありがとうございます。

巻き戻しについては、あくまで私の見解ですし、
そもそも正解はありませんので、スイーツ男子さんなりの見方でいいと思います。
そして巻き戻しが起きたとしても、大惨事にはなりそうにないですけどねw
だけに適度なガス抜きがあった方が好ましいかとは思います。


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