不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
政策期待特盛つゆだくな今週も・・・
こんにちは。

昨日は私のお気に入りである三浦隆司とミゲール・コットが敗退・・・
今回は両者共に負けることも覚悟していたとは言え、意気消沈でおます・・・

一方、大阪ダブル選挙は、ほっとひと安心な橋下維新の勝利となり、
しかも投票率が住民投票よりも低いという組織票が物を言わせられる中で、
圧勝だったということは、さすがに大阪の人達も反維新側に対して、
呆れ果てていたのでしょうかね(笑)

それにしても共産党と手を組んでまで戦った大阪の自民党に対して、
小泉ジュニアは応援演説を拒否するという賢明な判断を下したものの、
イシバカボンや谷ガキの使い、右に反り返っている稲バウアー姉さん達は、
応援演説に駆けつけていたり、かと言って、
安倍ちゃんマンとガースー(菅官房長官)は都構想を支持していたり・・・
まぁとにかく、今回の大阪ダブル選挙で、
与党の中の構図も改めて見えたりもしましたが、
チーム安倍ちゃんマンの中枢は盤石なのかなとも思ったり・・・

さてさて、今週のマーケットですが、
需給面での巻き戻しリスク、原油(商品)、新興国といった、
利上げアレルギーを抱える面々のアレルギー症状再発リスク、
中東の緊迫化を含むテロ懸念リスク、これらの継続的なリスクを抱えながらも
イエレン・オブ・ジョイトイ(イエレンFRB議長)が利上げに動く、
ドラギえもん(ドラギECB総裁)が追加金融緩和に動く、
これらを受けて黒ダヌキ(黒田日銀)が後出し追加金玉緩和に動くかも?
といった12月までは、アホになって行きまひょか~と言わんばかりの流れが、
現在も継続中でおます。(本日は先物が20000円にタッチしております)

そんな中、昨日の記事でアップしたスケジュールを見ればわかる通り・・

今週の国内については・・・
安倍ちゃんマンによる政策期待の高まるイベントが特盛つゆだくです。

先週時点で税制面における法人減税の期待が高まっているだけでなく、
株式での相続ネタも飛び出している中で、
今週は24日に経済財政諮問会議、25日にTPP政策大綱を決定、
26日は1億総活躍社会を実現させるための緊急対策を取りまとめ、
経団連側が経済界として賃上げに取り組む方針を伝える予定等の官民対話、
27日は連合中央委員会で春闘での要求条件の方針決定、
経済財政諮問会議では25-26日の対策や補正予算の基本指針を取りまとめ、
他にも政策期待絡みとしては、24日のスチュワードシップ・コード及び
コーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議、
総合科学技術・イノベーション会議、リニア試験走行、H2Aロケット打上げ
27日の閣議では東京五輪開催に向けた政府の基本方針案を閣議決定、
といった具合に政策期待の特盛つゆだく状態だけでなく、
税制面での下支え期待(来期業績の嵩上げ期待にもなる)
足踏みも懸念されていた賃金面についても追い風が吹きますので、
否が応にも政策期待は高まるし、百歩譲って出尽くしになったとしても、
少なくとも26日までは政策期待が続きそうですけどねぇ。
一応、26日は満月であり、27日は消費支出、消費者物価を始めとする、
国内経済指標もありますので・・・(一方で月末のお化粧もありますけどね)

海の向こうについては・・・、米国は満月の26日に感謝祭、
週末にブラックフライデー(売上速報は例年、日曜~月曜日の早朝あたり)
週明けにサイバーマンデーを控えていることもあり、
消費関連のGDP改定値(個人消費のウエイトが7割なので)や個人消費支出、
小売企業決算が注目され、12月に動くであろう利上げへの裏付けとして、
雇用&住宅指標、米債入札といったところが注目イベントではあります。

欧州はテロに対するリスクや過敏な反応もある中、
マーケットとしては今夜のPMI祭、24日の独IFO指数、
26日独GFK指数といった重要な経済指標もありますが、先にも述べた通り、
12月4日のECB理事会での追加金融緩和期待が高まっている状況であり、
悪けりゃ期待が高まるだけという御都合解釈モードとなりそうなので、
どちらかと言えば週を通して講演を行うECBメンバーの発言の方が、
材料性は高いと言えます。

中国は米利上げへの動きの影響や銅の軟調さ等を見ればわかる通り、
誰しもが認める景気失速懸念はあるものの、
如何せん変態独裁政権による情報隠蔽と問答無用な政策期待が下支えしており、
今週は本日から始まる株式信用買いの証拠金率引き上げの影響が、
やや心配ではありましたが、大した下げもなく週明けを終えているので、
今週の注目イベントとしては週末の中国工業利益といったところです。

原油(商品)及び新興国については、今週のイベントというよりも、
米国の利上げに向けた動き(米債券安・ドル高)に対し
原油安(商品安)、通貨安といったアレルギー症状が悪化するかどうかです。
先週末を含む現時点の動きとしては、
これまでアレルギー症状の先頭を走っていたブラジル等の新興国は、
直近では意外と踏ん張りを見せているのですが、
中東産油国、フィリピン、インド、ポーランド、カナダ、チリ、コロンビア、
といったところはアレルギー症状の悪化が目立ちつつあり、
原油は底堅さを窺えるものの、依然として低調なままであり、
銅を始めとするその他資源(商品)は安値を更新中のものも散見され、
アレルギー症状が改善しているとは言えまへん。

ちなみに原油については、
毎週恒例の週間原油在庫、リグ稼働数等の需給イベントも重要ですが、
今週は先日の仏テロを受けて、米仏露が首脳会談を行うだけでなく、
米国は有志連合65カ国の駐米大使を招いてIS及びテロ対策の協議を行い、
中東がさらに緊迫化するという地政学リスクも高まる可能性はありますので、
皮肉なことではありますが、原油にとっては追い風となりそうではあります。

(最近のこういった一連の動きだけでなく、米・イラクの供給過剰状態、
 サウジの財政悪化、米国は利上げが視野に入るほどの景気ということからも
 以前にも言いましたけど、サウジのシェールガス潰し説って・・・
 なんやねんっちゅう話です(笑)
 やはり米国によるロシア潰し、IS潰し・・・と言う名のものとに、
 利上げに向かうための地均し(物価面での時間稼ぎ)やったのでしょうね。
 ただし現状は、原油価格という意味では効果があったと言えますが、
 政治的にはロシアの思惑通りになりつつありますけどね・・・)

そんな原油にとって追い風な動きについては、
マーケットにとっても利上げアレルギー症状の緩和となる反面、
中東の地政学的リスクの高まりとテロのリスクが高まることにはなりますので
米仏露の首脳会談を始めとする今週のテロ絡みイベントを経て、
ISへの軍事行動の激化へのきっかけとなる可能性だけは、
頭に入れておきましょう。

以上の通りなので・・・
原油安(商品安)、新興国の通貨安を始めとする資金流出といった、
利上げアレルギー症状の悪化、中東の緊迫化を始めとするテロリスク、
というリスクが高まろうとも・・・
以上のような今週のイベントをきっかけに、需給面での巻き戻しが始まらず、
我が国は政策期待な基調(債券高・円安)、
欧州も政策期待な基調(債券高・ユーロ安)、
中国も政策期待な基調(とりあえず株高)、
米国も利上げができる堅調な景気という都合の良い基調(債券安・ドル高)、
これらが崩れない限り、12月まではアホになれな動きが続きそうです。

ちなみに需給面での巻き戻しリスクについては、
一昨日発表された17日時点の円売りポジはさらに増加しており、
8月18日以来の水準にまで達しております。
22日のドラギのお言葉以来、先導していたとも言えるユーロショートは
6月の水準にほぼ並ぶまで積み上がっておりますが、
ここにきてドルロングが先導するかのように、8月11日の水準も突破し
3月の水準まで急速にピッチを上げて積み上がっておりますので、
当初は本丸の米国よりも、意外とドラギに始まりドラギに終わるのかと思い、
12月4日のECB理事会が巻き戻しのきっかけイベントになるかと
警戒しておりましたが、結局はベタに本丸のFOMCが、
巻き戻しのきっかけイベントになるのか・・・という動きではあります。
いやいや・・・4日がECB理事会、5日が雇用統計ですから、
まずは5日がというか4-5日が要注意という心構えはしておきましょう。

そしてもう一つの巻き戻しリスクである裁定買い残についても、
今年最高水準の24.32億株(3.8兆円)までは余地があるものの、
18日時点で21.85億株という3.5兆円間近にまで積み上がっており、
遅かれ早かれ同じく急速に積み上がっている円売りポジと共に、
円買い先物売りの巻き戻しが起きるのは間違いないですから・・・

巻き戻しは12月4日のECB理事会&OPEC総会→5日の雇用統計が、
きっかけになるのか(2-3日にはイエレンの議会証言もあります)・・・
11日の満月&MSQなのか(一応、米暫定予算の期限でもあります)・・・
本丸の15-16日のFOMCでの利上げなのか・・・
後出しジャンケンとなる17-18日の黒い銀行会合なのか・・・
それとも先に述べた今週のイベントをきっかけに巻き戻しが起きるのか・・・

今週に起きれば、2-3日のイエレンの議会証言、
4日のECB理事会、OPEC総会、5日の雇用統計までの、
ちょうどいいガス抜きになってええんじゃないか・・・とも思いますけどね。

いずれにせよ今週に巻き戻しが起きたとすれば、
深刻な事態とはならず、ちょうどいいガス抜きでは終わりそうであり、
それこそ年末高に向けてという視点では好ましいとも言えますし、
巻き戻しの程度にはよりますけど、ベタに5月までという流れすらも、
見えてきそうですけどね(笑)

まぁとにかく繰り返しになりますが、
先に述べた日欧中の政策期待な動きと米国の御都合解釈な動き、
これらの基調が継続している限り、利上げアレルギー症状が悪化しようと、
テロ絡みのリスクが燻っていようともアホアホモードでしょうから、
巻き戻しは12月以降と見ておりますが、巻き戻しの動きの兆しとしては、
為替を含む海の向こうの動きと国内の株と債券の動きはもちろんのこと、
日々の盛る盛るスタコラサッサンレーらの手口と共に、
裁定買い残の増減についても目を配っておきましょう。

ということで、今週のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、利上アレルギー症状、巻き戻しの兆し、
テロ絡みリのスクを横睨みしながらも、以上に書いた通りなので、
欧中の政策期待な動きと米国の御都合解釈な動きの基調が崩れず、
国内での政策期待な動き(債券高、円安等)の基調が継続している限りは、
12月まではアホアホモードという姿勢で構え、
下げれば押し目を拾うくらいで勝負すればいいでしょう。

腰を据えて構えている方についても同様なので、
12月までアホになれなれモードというか、
余程の巻き戻しの嵐が起きない限りは、王者の風格で構えておきましょう。
腰を据えて新たに参戦する方についても同様なので、
12月までアホになれなれ目線でならば参戦すればいいでしょう。

新興市場については、商いの伴った資金流入の動きは継続しており
ベタな年末年始高な動きが本格化しておりますので、
シンプルにこれまでの商い上回るようなパワーでの下落が連続しない限りは、
短期でも長期でも勝負すればいいでしょう。

中小型割安銘柄で腰を据えて勝負する方については、
余程の巻き戻しの嵐が起きない限りは、
決算発表も一巡したので、個別のタイミングで参戦すればいいでしょう。
くれぐれも来期目線はお忘れなく。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。



スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.