不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
テロの影響が限定的であろうとも・・・
こんばんはです。

先週12日から突入したヤマ場と共に、国内外で巻き戻しが始まったところに、
週末の米国市場が引けた後に追い討ちのように仏で同時多発テロまでが発生し、
悪材料の連鎖が懸念される中、日出る国として先頭で週明けを迎えることに・・

しかしながら寄り前に発表された7-9月期GDPは、
定義上のリセッション入りとなる2期連続のマイナス成長となったものの、
先進国でリセッション入りはお前ところだけやがな!(フィンランドもやけど)
といった悪材料の連鎖というほどにはならず、
売買代金2.03兆円という薄商いの中、下値の堅い動きとなり、
日経は1.04%安、TOPIXは0.9%安ながら
終わって見れば8日連続の陽線引け・・・

ひとまずテロと低調だった7-9月期GDPに対して、
リスクオフな動きにはなりまへんでしたが、
GDPについては、足を引っ張っていた個人消費と輸出がプラスに転じ、
回復の兆しも見られるという解釈も出来ますし、
悪けりゃ黒ちゃんだけでなく、安倍ちゃんの政策期待が高まるというのもあり、
どうにでも御都合解釈することは出来ますが、
テロについては、911を始めとする過去の例も引き合いに出され、
影響は限定的と言わんばかりですが、
市場の巻き戻しが始まったばかりの所で発生しただけに、
今夜の欧米市場の反応とG20後の各国の出方を見極めないことには、
まだ楽観視するのは早計だと言えます・・・

そしてもしテロが悪材料視されなくとも、
何より巻き戻し自体は12日から加速しておりましたので、
今日で巻き戻しが終わったのかと言えば・・・
日本株は8日連続陽線を始めとする下値の堅さはあるものの、
海の向こう・・・特に米国市場はとてもやないけど、
今日で巻き戻しが終わりとは思えず(週末には米SQというのもありますしね)、
万が一、終わったとしても、本丸の利上げの行方に絡んで、
利上げアレルギーな面々(原油及び商品、新興国、資源国)の、
アレルギー症状が収まる(織り込まれた)とは言えまへんからね・・・

下値の堅さを見せる我が国についても、
海の向こうを無視して、明日以降、別世界の強さを見せるのかと言えば・・・
足元で急速に積み上がったドルロング、ユーロショート、
円ショートの巻き戻しも大きい上に、
裁定買い残もヤマ場入りとなった12日時点で久し振りにというか、
6月以来の水準にまで急速に積み上がっており(19.3億株、約2.96兆円)
13日のSQでかなり解消されていようとも、
為替の動きを見ていると、円買い先物売りの動きは限定的とも言えるだけに
国内の巻き戻し自体も不十分のように窺えますからね・・・

一方、そもそも裁定買い残、為替のポジ自体は、
今年最高の5月水準から見ればまだまだ低水準なので、
巻き戻し自体が起きておらず、現在の動きは単なる一服であり、
今後も今年5月水準まで積み上げながら、国内はアベクロの政策期待、
海の向こうはドラギとイエレンの示唆する12月までは突っ走る・・・
というシナリオも否定はできないですけど、現時点の動きを見る限りでは、
テロの影響は今後の動き次第ながらも、
巻き戻しの動き自体は、海の向こうを見る限り終わったとは言えまへんので、
いくら話題のモルモルスタスタが盛る盛ると支えていようとも、
あまりアテにはしないほうがいいでしょう。

とりあえずテロの影響については、今夜以降の動きを見極めるしかないですけど、
それ以外のきっかけイベントについては、
海の向こうでは今夜、ドラギの講演があり、
わざわざ火に油を注ぐようなことも言わないでしょうから
支援材料にはなるかもしれませんが、それ以外ではNY連銀製造業があるものの
テロの行方に比べるとインパクトは低いでしょう。

明晩についてはユーロ圏のZEW祭、米国では消費者物価、鉱工業生産、
NAHB住宅市場指数、FOMCメンバーの講演といった、
巻き戻しの本丸である米利上げ絡みのイベントだけでなく、
月末からのクリスマス商戦を控えて、先週末に低調だった米小売売上高、
百貨店企業の低調な決算に続き、ウォルマー等の小売企業決算はどうなのか・・
というのもあり、テロの影響が限定的で終わろうとも、
そもそもの巻き戻し自体が加速する可能性は十分にあります。

我が国については、ほとんど市場で意識されておりませんが、
個人的には何気に気掛かりな10月首都圏マンション発売が明日に発表されます。
理由は昨日も書いた通りです。
そして明日は黒ちゃんの政策期待への熱を測るとも言える5年債入札、
明後日は引け後に国内の再注目経済指標と化している訪日外国人客数が発表され
APEC首脳会議と共にTPP首脳会議も開催されます。

以上の通り、テロの影響については、
過去の例からも過度に心配する必要はなくとも、現時点では未だ不透明であり、
テロ発生前である12日から始まった巻き戻しの動きについては、
まだ終わったとは言えない動きであり、万が一、終わったとしても、
本丸である米利上げに絡むアレルギー症状の方は回復したと言えまへんので・・

テロの影響や行方は見極めるしかないですから、
市場の動きはシンプルに捉え、今夜の海の向こうについては、
米債券安・ドル高という利上げ観測な動きに対して利上げアレルギーな面々が、
米株高、原油高(商品高、金玉は下落)となり、
新興国・資源国では通貨安を始めとする資金流出の動きが見られず、
ユーロ圏はユーロ安・債券高という政策期待な動きと共に株高となり、
(中国はとりあえず政策期待な株高)
我が国もユーロ圏と同様、債券高・円安という政策期待な動きと共に、
株高となれば、巻き戻し自体の終わりの始まりと受け止めるのもありですが・・

以上のような動きとならなければ、
テロの影響が限定的であろうとも、少々株価が反発して帰って来ようとも、
慎重な構えを維持しておいた方がいいでしょう。
せめて明日、明後日という連続した動きにでもならないとアテにならないです

(ちなみに現在(19時)の欧州市場と我が国の先物は堅調ですけどね)

ということなので、明日のスタンスについては、
特に変更は無いですけど、以上の記事に合わせて改めて書きますと・・・

短期での持ち越し勝負の方は、シンプルに市場を捉え、
以上の通り、巻き戻しが終わったと言える動きとならない限り、
今夜の海の向こうを経て、少々株価が反発して帰って来ようとも、
明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。
せっかく12日からのヤマ場入りでの巻き戻し対する準備をしてきたのですから、
まだ明日は無謀なアタックを控えておいた方がいいでしょう。

腰を据えて構えている方については、以上の通りなので、
引き続き、海の向こうの動きを見極めてから動けばいいでしょう
動くにしても明後日以降ということです。
腰を据えて新たに参戦する方についても同様でおます。

新興市場については、主力大型株以上に下値の堅さは見られたものの、
以上の通りなので、短期であろうと腰を据えようとも、
せめて商いの伴った上昇が続かない限りは(今日も商いはパッとせず・・・)、
引き続き、その日限りの勝負に留めておきましょう


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