不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週はとにかく明日でおますが・・・
おはようございます。

16日に発表予定だったマンション市場動向(首都圏マンション発売)が、
理由はわかりまへんけど、17日に変更になってるんですけど・・・

今回は杭打ち問題が発覚して以降を含む10月分の発表だけに、
急速に悪化したことで集計に時間が掛かったのか、まさか改ざん・・・ではなく
訂正でもしているのか・・・
正直、どういう計算(集計)方法なのかも知らないので、
影響そのものが何月分から反映されるのかもわかりまへんけど、
少なくともマンションを買おうと思っている人にとっては、
未だ全容が掴めない状況ですから、事の顛末を見極めてから買おう・・・
という心理は働くでしょうからね。

 (土建屋の棟梁をやっている友人の言っていた通り、旭化成建材だけでなく、
  他社にも波及しつつあり、杭打ち問題以外にも波及しつつあります。
  ただ・・・友人曰く、建替ラッシュとなれば忙しくなると、
  ほくそ笑みながら不謹慎なことも言っておりましたが・・・(笑)
  そして個人的には、長年の間、問題も起きずにしっかりと建っている
  中古物件が評価される時代が来ればいいのにとも思ってますけどね)
  
いやはや・・・16日には7-9月期のGDPも発表され、
最近は最も注目度高い国内指標と化している訪日外国人客数が18日に発表され、
7-9月期GDPの低迷要因の一つでもある輸出減について、
9月は回復の兆しも見られる中、19日発表の10月貿易収支はどないでっか?
という注目度も高まっているだけに、GDPやマンション発売だけでなく、
何気に国内のマクロ環境を見極める上で注目度の高いイベントが続きます。

ただしGDPと貿易収支については、悪けりゃアベクロの政策期待が高まる・・
という御都合解釈となる可能性はありますけど、
マンション発売は不正が原因であり、訪日外国人客数は中国を始め、
海の向こうの景気と言う要素が強いだけに(もちろん円安効果もありますけど)、
政策期待が高まるという御都合解釈にはならない可能性があります・・・

というような懸念も頭をよぎる中、先週は12日からのヤマ場入りと共に
巻き戻しが始まり、国内外ともに巻き戻しのまま週末の取引を終えたところに
パリでの痛ましい同時多発テロが発生したことで、
単なる需給的な巻き戻しによる一服だけでなく、
リスクオフへと突入しそうな空気も充満しております・・・
テロ発生前の時点で、すでに世界的な債券高・株安の動きもありましたので、
テロがあろうがなかろうがリスクオフとなった可能性も否定はできませんが、
とにかくテロが追い打ち材料となる可能性はあります。

ただしかつての例も見ればわかる通り、テロ自体の市場への影響としては、
911テロですら一時的だった上に、直近でもロシア航空の撃墜、
トルコで約100名の犠牲者を出した爆破テロにおいても、
市場はシカトするどころか日米欧の株価だけでなく、
トルコの株価まで上昇する始末でした・・・

 (ロシアは事件直後にテロを否定して時間を稼いだり、
  トルコは中東でありがちなテロと見なされた可能性もあり、
  今回の仏でのテロとは報じられ方自体も違いますので、
  一概には言えない部分があるのも事実であり、
  仏を始めとする対テロ姿勢を打ち出している各国の出方次第とも言えます
  本日と明日がG20首脳会議でもありますからね・・・)

とにかく週明けの市場におけるテロに対する見方を過度に悲観する必要は無く、
冷静に見極める必要がありますけど、繰り返しになりますが、
そもそも巻き戻しが12日から本格化していた上に、
テロ発生前の時点でリスクオフな動きも一部には見られていただけに、
過去とは違う(一時的ではない)テロへの受け止めになる可能性もあり、
さらに先に述べた国内イベントに対しても、政策期待という御都合解釈とならず
悪材料の連鎖と受け止められる可能性もあります・・・

以上の通り、テロについては想定も準備もへったくれもありませんが、
12日以降からの巻き戻しに対して準備が出来ていたことは、
結果的には正解だったと言えますので、週明けについては、
海の向こうも含めて、冷静に市場の反応を見極めることからですね。

ということで、昨日書いた週末状況と以上に書いたことを踏まえつつ、
今週のスケジュールも加味しながら、改めて今週の展望を占って参りますので、
まずはスケジュールからご覧ください。
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国内海外
16(月)7-9月期GDP・速報値(8:50)豪10月新車販売台数(9:30)
9月産業機械受注(11:00)人民元基準値発表(10:16)
タイ7-9月期GDP(11:30)
G20首脳会議(15-16日)トルコ10月財政収支(18:00)
 ※会期中に日露首脳会談ユーロ圏10月消費者物価・改定値(19:00)
岸田外相がフィリピン訪問(15-17日)11月独連銀月報(20:00)
尖閣諸島近海などで海自と米軍による米11月NY連銀製造業景気指数(22:30)
 大規模な合同軍事演習
携帯電話料金・提供条件に関するG20首脳会議(15-16日)
 有識者会合 米英仏独伊による五カ国首脳会談
金融審決済業務等の高度化に関するWG プーチン大統領が英、伊、サウジと首脳会談
                     (10:00) 会期中に日露首脳会談も
基礎杭工事問題に関するAPEC閣僚会議(16-17日)
 対策委員会第2回会合(19:00)EU外相理事会(16-17日)
コンスタンシオECB副総裁講演(18:30)
国土交通省が旭化成建材から受けたドラギECB総裁講演(19:15)
 報告書に書いてある不正物件名をクーレECB理事講演(25:00)
 各県へ連絡予定ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演(26:15)
野球プレミア12 準々決勝シカゴIMM通貨先物ポジション(11/10時点分)
(決算)中国が株式信用買いの証拠金率を23日に
マイクロニクス、サハダイヤ、レアジョブ 50→100%にすることを先週末に決定
アップル、東北化学、JRE、積ハSIレジ人民元のSDR採用を30日のIMF理事会で
 正式決定する予定だとIMFが先週末に発表
(決算)アジレント、サムスン電子
(休場)メキシコ、コロンビア
17(火)10月首都圏新規マンション発売(13:00)豪準備銀金融政策会合議事要旨(9:30)
 ※木村不動産協会理事長会見人民元基準値発表(10:16)
 ※16日発表から変更・・・人民銀の公開市場操作(10:16)
2市場信用取引残高(16:00)欧州10月新車販売台数(16:00)
ノルウェー7-9月期GDP(18:00)
閣議、閣議後会見英10月消費者物価(18:30)
「地域しごと創生会議」の初会合独11月ZEW景況感調査(19:00)
安倍首相がG20首脳会議から帰国ユーロ圏11月ZEW景況感調査(19:00)
岸田外相がフィリピン訪問(15-17日)米10月消費者物価(22:30)
石井国交相が訪米(17-20日)米10月鉱工業生産(23:15)
 ※18日に国連本部で開かれる米11月NAHB住宅市場指数(24:00)
  「水と災害に関する特別会合」に出席米9月対米証券投資(30:00)
API米週間原油在庫統計
TPP農水分野の対策素案の取り纏め
 ※20日とも・・・ケニア中銀政策金利発表(9:00)
 ※25日発表の政策大綱に反映インドネシア中銀政策金利発表(15:00)
ラウテンシュレーガーECB理事講演(18:00)
5年債入札(12:45)ハンガリー中銀政策金利発表(22:00)
 ドンブレト独連銀理事講演(23:15)
MSCIが日本郵政とゆうちょ銀をパウエルFRB理事講演(26:35)
 引けで組入 ※TOPIXは12/29に ※中間派、投票権有
タルーロFRB理事講演(29:30)
サッカーW杯アジア2次予選 ※中間派、投票権有
 カンボジア×日本
ロサンゼルス国際自動車ショー(17-29日)
(決算)CSSHDAPEC閣僚会議(16-17日)
APEC CEOサミット(16-18日)
EU外相理事会(16-17日)
(決算)
ウォル マート、ホームデポ、TJX
アーバンアウトフィッターズ
18(水)プログラム売買状況(15:30)人民元基準値発表(10:16)
10月訪日外国人客数(16:00)中国10月住宅価格(10:30)
マレーシア10月消費者物価(13:00)
日銀金融政策決定会合・1日目南ア10月消費者物価(17:00)
安倍首相がAPEC首脳会議とユーロ圏9月建設支出(19:00)
 ASEAN首脳会議出席のためチリ7-9月期GDP(20:30)
 フィリピン、マレーシア訪問米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
APEC首脳会議でTPP首脳会合米10月住宅着工件数(22:30)
金融グループをめぐる制度の米10月建設許可件数(22:30)
 在り方に関するWG(10:00)EIA米週間原油在庫(24:30)
FOMC議事要旨 ※10/27-28分(28:00)
高速道路の暫定2車線区間の車線数を
 増やす手続きを簡素化する政令をAPEC首脳会議(18-19日)
 公布、施行TPP首脳会議
拡大ASEAN国防相会合(18-19日)
日銀が被災時等対応の訓練目的の為、ロサンゼルス国際自動車ショー(17-29日)
 資金供給オペを実施。ECB政策理事会(金融政策発表無し)
 ※14時に通告し、期日は19日まで国連「水と災害に関する特別会合」
 ※石井国交相が出席
(決算)東京海上、MS&AD、損保JPNKロシア・アンチ・ドーピング機関が
 WADAへ情報提供予定
メルシュECB理事講演(17:00)
ブロードベント英中銀副総裁講演(18:00)
NY連銀ダドリー総裁講演(22:00)
 ※ハト派、投票権有
アトランタ連銀ロックハート総裁講演(22:00)
 ※ハト派、投票権有
クリーブランド連銀メスター総裁講演(22:00)
 ※タカ派、投票権なし
クーン・ベルギー中銀総裁講演(23:35)
ユンケル欧州委員会委員長講演(24:00)
ダラス連銀カプラン総裁講演(26:00)
ラウテンシュレーガーECB理事講演(27:30)
独10年債入札
(決算)
ターゲット、ロウズ、セールスフォースドットコム
(休場)フィリピン
19(木)10月貿易統計(8:50)人民元基準値発表(10:16)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)人民銀の公開市場操作(10:16)
9月全産業活動指数(13:30)ユーロ圏9月経常収支(18:00)
10月粗鋼生産速報(14:00)イタリア9月経常収支(18:30)
10月民生用電子機器国内出荷(14:00)ポルトガル9月経常収支(19:50)
10月全国百貨店売上高(14:30)ECB理事会議事要旨 ※10/22分 (21:30)
10月工作機械受注・確報値(15:00)米新規失業保険申請件数(22:30)
投資主体別売買動向(15:00)米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(24:00)
10月日本半導体製造装置BBレシオ(16:00)米10月景気先行指標総合指数(24:00)
10月北米半導体製造装置BBレシオ(32:00)
日銀金融政策決定会合・2日目
 ※金融政策発表(昼前後)日米首脳会談
 ※黒田日銀総裁会見(15:30)APEC首脳会議(18-19日)
日米首脳会談拡大ASEAN国防相会合(18-19日)
企業会計審会計部会(10:00)ロサンゼルス国際自動車ショー(17-29日)
産業・金融・IT融合に関する研究会(16:00)ワイトマン独連銀総裁講演(17:00)
クーレECB理事講演(17:00)
ボジョレーヌーボー解禁日プラートECB理事講演(17:30)
南アフリカ準備銀政策金利発表(22:00)
(IPO)ロゼッタ、あんしん保証 ダラス連銀カプラン総裁講演(23:30)
アトランタ連銀ロックハート総裁講演(26:30)
 ※ハト派、投票権有
フィッシャーFRB副議長講演(30:45)
英30年債入札、仏10年債入札
米10年インフレ連動国債入札(27:00)
(決算)ギャップ
(休場)フィリピン
20(金)10月食品スーパー売上高(13:00)人民元基準値発表(10:16)
11月日銀金融経済月報(14:00)独10月生産者物価(16:00)
10月コンビニエンスストア売上高(16:00)ギリシャ9月経常収支(19:00)
加10月消費者物価(22:30)
閣議、閣議後会見メキシコ7-9月期GDP(23:00)
黒田日銀総裁が貨幣博物館の(16:00)ユーロ圏11月消費者信頼感・速報値(24:00)
 リニューアルオープンに際して挨拶カンサスシティ連銀11月製造業指数(25:00)
米石油掘削リグ稼働数
TPP農水分野等の国内総合対策取纏めシカゴIMM通貨先物ポジション(11/3時点分)
 ※25日発表の政策大綱に反映
与党税制調査会が法人税改革など、ドラギECB総裁講演(17:00)
 軽減税率以外の税制改正に関するクーレECB理事講演(17:15)
 本格審議を開始予定プラートECB理事講演(19:00)
ワイトマン独連銀総裁講演(19:15)
三連休前(23日休場)コンスタンシオECB副総裁講演(22:00)
セントルイス連銀ブラード総裁講演(23:00)
(IPO)ベルシステム24ホールディングス ※タカ派、投票権なし
ロサンゼルス国際自動車ショー(17-29日)
野球プレミア12 準決勝
米SQ
(決算)ベストバイ、ダラーツリー、アバクロ
(休場)ブラジル、メキシコ
21(土)日銀貨幣博物館がリニューアルオープンASEAN首脳会議(19-21日)
ASEAN関連首脳会議(21-22日)
ボクシングWBCスーパーフェザー級ASEANプラス3(日中韓)
 タイトルマッチ(ラスベガス)エジプト総選挙第2ラウンド投票(21-23日)
 三浦隆司×フランシスコ・バルガス米国州議会選挙(ルイジアナ州)
野球プレミア12 決勝&3位決定戦ロサンゼルス国際自動車ショー(17-29日)
SF連銀ウイリアムズ総裁講演(27:00)
 ※中間派、投票権有
22(日)大阪府知事選、大阪市長選投開票ASEAN関連首脳会議(21-22日)
ロサンゼルス国際自動車ショー(17-29日)
アルゼンチン大統領決選投票
エジプト総選挙第2ラウンド投票(21-23日)
中央アフリカ大統領選挙決選投票

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以上の通りなので、繰り返しになりますが、
まずは市場に織り込まれていない仏同時多発テロに対して、
週明けの国内外の市場が、先週末まで継続していた巻き戻しと相まって、
どのように反応するのかを見極める必要があります。

しかも仏の今後の出方が分かっていないだけでなく、
G20が今日と明日の2日間に渡って開催され、そこには米露の2巨頭も出席し
まさかの共闘になろうが、物別れになって米露が別々に動こうが、
新たな国が軍事行動を起こすことになろうが、NATOが動こうが、
仏単独で動こうが・・・騒ぎが大きくなることは間違いないですからね。
ましてや新たにテロが起きた日にゃあ・・・

従って週明けとなる明日は、我が国のGDPの結果がどうなろうとも、
とにかく見極める必要があり、短期勝負の方はその日限りの勝負に留め、
腰を据えて勝負する(している)方は、明日の国内だけでなく、
明晩の海の向こうの動きも見極めてから動くしかないのですが、
そう言ってしまうと話が終わってしまうので、改めて掘り下げると・・・

海の向こうとしては、織り込まれていない仏の同時多発テロを受けて、
世界的な株安・債券高を中心とするシンプルなリスクオフとなるのか、
米債券安・ドル高という米利上げ観測な動きに対して、米株安を始め、
原油安(商品安)、新興国・資源国の通貨安を始めとする資金流出といった、
利上げアレルギー症状(動き)の悪化を口実にした、
為替を始めとする(急速に積み上がったドル買い、ユーロ売りポジ)
需給的な巻き戻しが継続するのかというのが、市場の動きとしての焦点であり、
イベント的にはテロに対する仏を始めとする各国の対応が(G20を含め)、
どうなるのかがまずは最重要なのですが、その他のイベントとしては・・・

まず中国は明日の動向が注目です。
先週末に当局が株式信用買いの証拠金率を50→100%への引き上げを
23日から実施すると発表しており、最近は信用買い残が減ったとは言え、
ご存知の通り、借金してまで信用取引に興じる国ですからね・・・
一方でIMFが先週末に人民元のSDR採用を30日のIMF理事会にて、
正式決定する予定だと発表しているので(迷惑極まりないけど)
中国国内のウンコをまき散らすことが出来るという解釈も出来なくもないので、
5中全会以降から高まっている政策期待とも相まって、
どこまで支えることが出来るのか・・・まずは週明けが注目でおます。
18日には中国10月住宅価格の発表もありますが、
これは信じるか信じないかあなた次第ですが、足元は回復基調です(笑)

ユーロ圏については我が国と同様、金融緩和真っ只中なので、
米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)による通貨安が追い風ですが、
足元で急速に積み上がったユーロ売りポジの巻き戻しが、
12日以降のヤマ場入りから加速しておりますので、
まずは織り込まれていないユーロ圏の一国である仏でのテロと相まって、
週明けの市場がどう反応するのかが最需要なのですが、
明日はドラギのおっさんの講演があり、さすがに仏でのテロを受けて、
わざわざ火に油となるようなことは言及しないでしょうから、
いかに12月に向けた政策期待を高めることができるのかが注目です。
その発言に説得力を持たせるという意味では、
明日のユーロ圏CPI・改定値も重要であり、インフレが加速されていると、
説得力が薄れますけど・・・ま、大丈夫でしょう。
明後日以降のイベントとしては、明後日のZEW祭、
18日以降はやたらと登場するECBメンバーの講演、
週末に再び降臨するドラギのおっさん講演といったところです。

そして忘れてはならないのが、今回のテロを受けて、
シリア難民の受入れについて再び紛糾することになるだけならまだしも、
まさか容疑者が難民に混じって入国したテロリストだったということになると、
難民を受け入れている各国へのテロ発生リスクの疑心暗鬼が高まります・・・
密かに燻りを見せているポルトガルの政情不安についても要注意でおます。
(ポルトガルの債券利回りとCDSは上昇中でおます)

本丸の米国については先に述べた通り、利上げを口実として、
足元で急速に積み上がったドル買いポジを始めとする需給面での巻き戻しが、
継続するのか、それともテロと相まっての単なるリスクオフとなるのか・・・、
まずは週明けの動きが焦点ですが、その他のイベントとしては、
明日は米11月NY連銀製造業景気指数、17日は鉱工業生産だけでなく、
利上げスタンスの説得力の裏付けとなる米CPI、
18日の住宅指標とFOMC議事録、19日の雇用指標、CB指数とフィリー指数
週を通してはFOMCメンバーの講演(フィッシャーFRB副議長は19日)
先週の低調な小売売上高と低調な百貨店企業決算によって、
11月末からのクリスマス商戦を含む米消費への懸念という意味で、
17日以降の米ウォルマート(17日)を始めとする米小売企業決算、
といったところが今週の注目イベントでおます。

原油(商品)については、毎週恒例の原油在庫、リグ稼働数が、
需給面での定番イベントですが、米国の利上げに絡むドルの動き(為替要因)、
そして今回の仏テロを受けての中東の緊張が高まるという地政学要因、
といったところが今週の注目イベントですが、
米欧と同様、まずは週明けの動きでおます。

新興国については、米利上げアレルギーの症状が悪化するのか、
原油及び商品が利上げアレルギー等での軟調地合いが続くのか次第なので、
結果的に週明けは、テロ受けた米国市場、原油(商品)次第でおます。

世界的なイベントとしては、先にも述べた本日と明日のG20首脳会議であり、
そこでテロに対する姿勢(行動)をどう打ち出すのか、
そもそも警戒されていた資本規制が決定されるのかというのもあります
(しつこいようですが資本規制は今さらですが、やや話題ではなっているので)
18日以降については、APEC首脳会議、ASEAN首脳会議があり、
TPP首脳会議もあります。
とにかく今週は各国のTOPが顔を合わせる会議が多いので、
テロに対する動きが加速することも含め、きっかけになる可能性があります。

そして我が国ですが、ユーロ圏と同様、金融緩和真っ只中なので、
米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)による通貨安が追い風ですが、
12日以降のヤマ場入りによって、海の向こう(ほぼ米国)の巻き戻しと共に、
足元で急速に積み上がっていた円売りポジと裁定買い残の巻き戻しが起きており
(年初来の最高水準から見れば低水準ですけどね)
まずは織り込まれていないテロの影響と相まって、
週明けの市場がどう反応するのかがまずは最需要なのですが、
今週の国内の経済指標は冒頭で書いた通りなので、
悪材料の連鎖となる可能性もあります・・・

ただし今週は18-19日に日銀金融政策決定会合を控えており、
本来ならば動くとしてもECB理事会とFOMCを受ける形となる12月、
という見方がある程度でしたが、テロと巻き戻しが相まってリスクオフとなると
さすがに黒ちゃんが動くのでは・・・という期待が高まる可能性もあり、
安倍ちゃんについても20日にTPP対策の取り纏めを始め、
25日には政策大綱も発表するので、アベクロによるダブルでの政策期待が、
巻き戻しもしくはリスクオフな動きに対しての下支えとなる可能性はあります。
ちなみに企業業績についても決算発表が一巡した先週末時点では、
EPSがわずかながらも上昇はしておりますので、下支え要因ではありますしね
ついでに明日のGDPが予想を上回る好結果であれば更なる下支えですけど・・

以上の通り、国内目線だけで見れば、Wでの政策期待による、
御都合解釈な下支えや堅調な企業業績もあるので、
当初想定していた一服程度で終わるとうことも期待はできるのですが、
海の向こう・・・特に米国の巻き戻しが収まるなり、
米利上げアレルギーが収まらないことには、国内要因だけでは心許ない上に、
週末には市場に織り込まれていない仏同時多発テロまでが発生しているので、
やはり今週は週明けの市場の反応次第と言わざるを得ないです。

今のところは懲りずに単なる一服程度で終わり(最悪19000円くらい)、
年末高という見方に変わりはないですけど・・・とにかく今週は明日です。

ということなので、明日のスタンスについては、繰り返しになりますけど・・・

短期での持ち越し勝負の方は、明日の寄り前に発表される7-9月期GDPが
好感される結果になろうとも、明晩の海の向こうがテロを織り込んでいるのか、
影響自体が軽微なのか、そもそもの巻き戻しが続いているのか、
リスクオフな動きに転じてしまっているのか・・・
せめて明晩の海の向こうの動きまでを見極めるまではわかりませんので、
明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。
せっかく12日からのヤマ場入りでの巻き戻し対する準備をしてきたのですから、
明日は無謀なアタックを控えておきましょう。

腰を据えて構えている方については、以上の通りなので、
まずは明晩の海の向こうの動きまでを見極めてから動けばいいでしょう。
腰を据えて新たに参戦する方についても同様でおます。

新興市場についても、短期であろうと腰を据えようとも、
明日に関してだけは、その日限りの勝負に留めておきましょう

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