不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ひとまず今夜のアメ公次第でおます
こんばんはです。

昨日から目先のヤマ場入りとなり、昨夜の海の向こうではドル安とったので、
米利上げ観測が和らいだのか・・・とも思わされましたが、
肝心の米債は横ばいのまま債券安基調を維持しているので、
利上げ観測が和らいだという動きとは言えず、
結局は直近で急速に積み上がったドル買いポジが、
ヤマ場入りをきっかけに巻き戻しているだけとも言えますので、
そうなると大人の都合でしばらくは続きそうではありますけど・・・

いっそのことドル安と共に米債券高となってくれれば、
利上げ先送り観測という都合のいい解釈もできたのですが、
昨夜はイエレンおばさんの講演は金融政策への言及はなかったものの、
フィッシャー副議長を始めとする講演を行ったFOMCメンバーの大半が、
改めて年内の利上げ観測という強気姿勢を示したこともあり、
昨夜はドル安ながらも米債券安基調を維持する利上げ観測な動きとなったことで、
米株は大幅安、原油安(その他の資源を含む商品安)となり、
利上げのアレルギー症状が再発しております。

しかしながら新興国・資源国については、
米債の利上げ観測な動きよりも、シンプルにドル安を好感したのか、
通貨安を始めとするアレルギー症状は悪化しておらず
米株や原油(商品)よりも落ち着いておりました。
だけに・・・単なるドルの巻き戻しという気がしなくもないけど。

とりあえず米国、原油(商品)、新興国・資源国については、
今夜の米小売売上高の結果・・・というよりは解釈次第でしょうけど、
昨夜のイエレンおばさんとゆかいな仲間たちの講演を聞いていると、
相変わらず大半のメンバーが年内の利上げという強気姿勢を示しており、
先日の議会証言にて雇用統計の結果を知っていたと言わんばかりに、
強気発言をしたイエレンおばさんと同じなのかどうかはわかりまへんけど、
今夜の小売売上高が堅調な結果だというのを知っているのか?
と言わんばかりではあります・・・(笑)

そして怪しげな空気通りに堅調な結果となって、更に利上げ観測が高まることで、
再びドル高となれば、日欧には通貨安という恩恵にはなりますが、
米株、原油(商品)、新興国・資源国がアレルギー症状を悪化させるのか・・・
それとも昨日のように利上げ観測な動き(米債券安)が進もうとも、
直近で急速に積み上がったドル買いポジの巻き戻しが続くのであれば、
アレルギー症状も和らぐのかも知れませんが・・・

日本にとっては同時に足元で急速に積み上がった円売りポジの巻き戻しが起こり
(ユーロ売りの巻き戻しも)
SQの通過と共にこれまた急速に積み上がった裁定買い残の巻き戻しと共に、
円買い・先物売りが続きそうではあります・・・

ただしシカゴIMMの通貨先物ポジと裁定買い残は、
8月の堀北ショック前水準まで急速に積み上がったものの
共に年初来の最高水準から見れば(5月頃)遠く及ばないので、
足元で急速に積み上がっていようとも、
8月の堀北ショック前水準が節目でもなんでもなく、
年初来の最高水準まで積み上げながら、
12月まで突っ走るという可能性もありますけどね・・・

と言うのも、本日の日本株と我が国の債券の動き(債券高キープ)だけでなく、
引け後の先物と海の向こう、そして為替の動きを見ていると、
日本株は19000円近辺までの押しもなく、今日だけの一服なのか?
と言わんばかりの踏ん張りを見せております。
先ほど発表された独を始めとするユーロ圏各国GDPの結果を受けても、
ユーロ圏各国の市場だけでなく、為替市場にもこれといった反応はないです。

そもそもユーロ圏各国は、指標が悪けりゃ政策期待が高まるだけですから、
我が国も週明けの7-9月GDPが悪かろうともユーロ圏と同様、
金融政策(追加緩和)期待が高まるという解釈となる可能性はあります。
さらに来週には18-19日に黒光銀行の金融政策決定会合も控えてますし、
安倍ちゃんも一億ソースカツ丼(総活躍)絡みの政策だけでなく、
TPP関連対策、補正予算等についても打ち出すとの観測が高まっており
金融政策だけのユーロ圏よりも政策期待と言う部分では多岐に渡っているので、
先進国の中で2期連続でマイナス成長とはけしからん!
という受け止めにならなければ、政策期待が高まることになりそうです。
(当然ながらGDPが好結果であれば、素直に好材料です。)

以上はあくまで国内目線なので、結局は海の向こう次第であり、
同じ変態金融緩和真っ只中のユーロ圏はともかくとして、
原油(商品)、新興国・資源国(中国も)の利上げアレルギー症状、
そして本丸である米国市場の動き次第でしょうから、
先にも述べた通り、今夜の米小売売上高の結果・・・というよりも、
結果を受けての米国市場、原油(商品)、新興国・資源国の動き次第によって、
週明けの我が国の7-9月期GDPの結果に対する解釈も決まりそうですし、
巻き戻しによる(日本は円買い・先物売り)一服相場が続くのか
それとも一服が本日だけだったのかどうかも見えてくるでしょう。

くれぐれも昨日から突入した16日までのヤマ場において、
一服でもないゴリゴリのリスクオフにだけはならんことを祈るばかりです。

ただし12月の利上げ局面までだけでなく、利上げ局面以降、
さらに年明け以降のことも考えると、今の内に一服(巻き戻し)をした方が
需給的にも軽くなり、息の長い相場が続くんですけどね・・・
一応、今のところ利上げ決定以降は、ドル安の嵐が襲うのでは・・・
という警戒感も持っているだけね。

まぁとにかく今夜の海の向こうの動きを待つばかりです。

良い週末をお過ごしください。


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コメント

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こんばんはです!
しんパパ | URL | 2015-11-14-Sat 06:44 [編集]
お久しぶりです。番長様!!
いつもいつも読んでいます。
アメ公が厳しい感じですが…やはり19000円辺りまで見ないといけないですかね?
年末年始の20000円越えはあると思いますか?これからもアドバイス色々お願い致します^_^
しんパパさんへ
マーケット番長 | URL | 2015-11-14-Sat 12:56 [編集]
> お久しぶりです。番長様!!

お久しぶりですw
暴落すると参上するしんパパさんですねw

> いつもいつも読んでいます。

ありがとうございます。

> アメ公が厳しい感じですが…やはり19000円辺りまで見ないといけないですかね?
> 年末年始の20000円越えはあると思いますか?これからもアドバイス色々お願い致します^_^

ただでさえ巻き戻しの最中だったのに、テロまで起きてしまい、
ゴリゴリのリスクオフになる可能性もありますので、
19000円は十分あり得そうですし、それ以下もあり得るかも・・・
とか言いながら強気な見方も変わっていないので、
年末には期待もしておりますが、とにかく今の時点では
まだ精査できていないので、いつも通り改めて明日の記事で書きますので
そちらを参照してください。

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